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律「この苦しみをどうすりゃいい…?」
435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 15:43:20.12 ID:5XSj4a8LO
翌朝、音楽室

梓(昨日は…ほとんど眠れなかったな…ギター弾いて気を紛らわそう)

ガチャ

唯「あれ、あずにゃん…」

梓「あ、先輩…こんな朝からどうしたんですか?…律先輩は一緒じゃないんですか?」

唯「うん、ちょっとね」



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律「この苦しみをどうすりゃいい…?」 前半
ブログパーツ 律「この苦しみをどうすりゃいい…?」
436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 15:47:14.60 ID:5XSj4a8LO
梓(先輩元気ないな…何かあったのかな…?)

唯「実はね、私…りっちゃんとケンカしちゃったの」

梓「え…」

唯「色々あったんだけど…私りっちゃんにひどいこと言っちゃったんだ」

梓「そ…そうなんですか」

梓(これって…もしかしてチャンスなのかな…)



438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 15:50:45.17 ID:5XSj4a8LO
梓(チャンス?なんの?)

梓(そんなの決まってる…唯先輩と律先輩を引き離して…そして…)

唯「あずにゃん?」

梓「は、はい…それで…唯先輩はどうするつもりなんですか?」

唯「もちろん謝るよ?謝って…また好きって言うの」

梓「そ…そうですか…」



439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 15:55:30.08 ID:5XSj4a8LO
梓(何してるの?今なら唯先輩を律先輩と引き離せる…)

梓(でもダメだよ…二人はすごく仲が良くて…お互いを必要としてて…)

梓(なにきれいごと言ってるの?唯先輩は大事な人なんでしょ?みすみす律先輩に奪われていいの?)

梓(で、でも…)

梓(奪われたなら…奪えばいい…だってそれが私の正直な気持ちなんだから…)



441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:02:16.78 ID:5XSj4a8LO
唯「よし決めた!今からりっちゃんに謝りに行くよ!」

梓「別れちゃえばいいじゃないですか」

唯「へ?」

梓「何があったかはよく知らないですけど…
 付き合い始めて1日も経たないうちにケンカするなんて、唯先輩は律先輩と合わないんですよ」

唯「な…なに言ってるのあずにゃん?」

梓「律先輩は多分、そこまで唯先輩のこと、好きじゃないんですよ…だからケンカしちゃうんです」



443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:06:54.18 ID:5XSj4a8LO
唯「そ、そんなことないよあずにゃん!だってりっちゃんは…」

梓「そうなんです!だから別れてください!」

唯「ち…違うよあずにゃん…だって、だって私たちは…」

梓「私たちは…なんですか?」

唯「好きだよって言い合ったり…き、キスだってしたんだから…」

梓「……!」



444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:12:31.79 ID:5XSj4a8LO
梓(そんなことまでしてたんだ…や、やっぱり私には…
 いやでも…弱気になっちゃダメだ…だったら…)

梓「私、律先輩よりも、もっと唯先輩のことが好きな人を知ってるんです」

唯「え…だ、誰?」

梓「それは…」

ギュッ

唯「なっ…ちょ、あずにゃん?」

梓「私…です」



447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:19:50.19 ID:5XSj4a8LO
唯「だっ…ダメだよあずにゃん!私…りっちゃんと付き合ってるんだから…」

梓「前は…唯先輩から抱きついてきてくれたじゃないですか」

唯「今は…今はダメなんだよ!私はりっちゃんのことが…」

梓「そう…ですか…だったら…」

チュッ…

唯「!!」



451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:25:21.66 ID:5XSj4a8LO
唯「んっ…あずにゃん!な…なにするの!?」

梓「えへへ…私…唯先輩とキスしちゃいました…」

唯「わ…私、りっちゃんのことが好きなんだよ!?あずにゃんとなんて…そんな…」

梓「そんなの…関係ないです…私は…私は唯先輩のことが大好きなんです!」

ガバッ

唯「きゃっ…あ…あずにゃ…」



455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:30:58.27 ID:5XSj4a8LO
教室

律「なあムギ、唯知らないか?」

紬「唯ちゃんなら、音楽室行くって…昨日何かあったの?なんか元気なかったけど」

律「ああ…ちょっとな…まあ、ちゃんと解決してくるよ」

紬「そう…ならいいけど」

律(そうだよ…ちゃんと謝ろう!そんで、今日は手作り弁当を食わせてやろう!)



456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:31:41.43 ID:inCD70dM0
あ・・・ああ・・・



463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:37:51.75 ID:5XSj4a8LO
律(しかし…なんて言って入るか…)

律(いやーごめん唯!ホント悪かったよ!…なんか軽いな)

律(唯!悪かった!好きなだけ殴ってくれ!…どこのスポ根だ)

律「ま…とにかくなるようになれだ!…ん?なんの声だ?唯か?」

ガチャ



466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:42:15.92 ID:5XSj4a8LO
唯「んっ…あっ…あず…あずにゃ…や…やめ…ハァ…ハァ…」

梓「先輩…私の…私のことだけ…見て…?お願い…」

唯「やっ…やだ…あず…やっ…」

律「お…おま…おまえら…な、なに…なにやってんだよ!!!」



468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:46:04.88 ID:5XSj4a8LO
梓「律先輩…見てわからないですか?キスして…体触ってるだけです」

律「だけって…梓、お前…なに考えてんだよ!!」

梓「私は…唯先輩のことが好きだから…だからしてるんです」

律「な…なんだよそれ…ゆ、唯!大丈夫か?」

唯「り…りっちゃ…こ、来ないで!」

律「ゆ、唯…?」



471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 16:56:12.78 ID:5XSj4a8LO
唯「わ…私…私…うぅ…う…」

梓「律先輩…嫌われちゃいましたね」

律「梓…お前…」

キーンコーン…

梓「あ…授業始まっちゃいますね…じゃあ私行きます」

律「ちょっとま…」

梓「あ、あと私…唯先輩は絶対に渡しませんから」

律「あ、梓…」



473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:02:07.62 ID:5XSj4a8LO
唯「うっ…うえ…うええ…」

律「ゆ、唯…梓としてたこと…べ、別に怒ってないから…だから…」

唯「だ…ダメ…ダメだよ…私…私…」

律「ゆ…唯…」

唯「わ…私…りっちゃんのこと好きだって…言ったのに…あ、あずにゃんと…あ、あ…あんな…」

律(わ、私…どうすれば…)



475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:10:26.32 ID:5XSj4a8LO
唯「……」

澪「なあ律、唯のヤツどうしたんだ?ずっとふさぎこんだままだぞ」

律「……わからない」

澪「わからないって…」

紬「二人とも…一体どうしちゃったの?」



476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:15:24.87 ID:5XSj4a8LO
放課後

憂「じゃあね梓ちゃん!また明日!」

梓「うん…あ、憂?」

憂「なに?」

梓「唯先輩と律先輩…もうすぐ別れちゃうかも」

憂「え?それ、どういう…」

梓「じゃあね憂!これから部活だから!」

憂「う、うん…」



480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:23:18.52 ID:5XSj4a8LO
澪「唯のヤツ…部活来ないな…」

紬「ねえりっちゃん、ホントに何があったの?話してよ」

律「…梓に聞けば分かるだろ」

澪「梓?何か知ってるのか?」

梓「はい…実は私、唯先輩とキスしたんです」

澪「は…?」

紬「な、何言ってるの?梓ちゃん」



483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:29:36.09 ID:ELyqBENYO
これは澪が1番怒りそうだな



487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:32:25.55 ID:5XSj4a8LO
梓「唯先輩のくちびる、とても柔らかくて、顔真っ赤にしてて…可愛かったですよ?」

律「……」

澪「あ…梓?唯は律のことが好きなんだぞ?お前だってわかってるだろ?」

梓「わかってますよ?だからキスしたんです。あ、それだけじゃなくて、胸とかも触ったんですよ?
唯先輩、触る度にぴくってして…ホントに可愛か…」

バシッ!



491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:40:35.35 ID:5XSj4a8LO
澪「む…ムギ?」

律「ムギ…」

紬「梓ちゃん…りっちゃんに謝りなさい!」

梓「な…なにするんですか?私、何か間違ったことしましたか?」

紬「ええ…梓ちゃんは間違ってるわ」

梓「な…なにを間違えてるっていうんですか?好きな人にキスするのって間違いなんですか?」



495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:45:06.88 ID:5XSj4a8LO
紬「唯ちゃんが誰とも付き合っていなくて…
 誰も好きな人がいなければ…間違いじゃないかもしれないわ…でもね梓ちゃん」

梓「な…なんですか」

紬「今の唯ちゃんとりっちゃんは恋人なの…お互いを想い合っているの…
 なのに、その邪魔をするのは間違ってる」

梓「……っ」



498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:53:19.42 ID:5XSj4a8LO
梓「だ…だって…そうするしか…唯先輩は私のことを見てくれないんだもん…」

紬「梓ちゃん、唯ちゃんだってね?最初からりっちゃんに恋してたわけじゃないの…」

梓「え…?」

紬「色々悩んで、行動して…それでやっと唯ちゃんと通じ合えたの…」

梓「……」

紬「梓ちゃんは無理矢理キスしただけじゃない…それは唯ちゃんを傷つけるだけよ?」



500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 17:55:54.22 ID:X6fI9wKq0
梓「この苦しみをry



502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:01:23.11 ID:5XSj4a8LO
梓「じゃあ…どうすればいいの…?」

紬「好きなら、ちゃんと言えばいいのよ!でも、その前にりっちゃんと唯ちゃんに謝らなきゃね」

梓「…り、律先輩…す…」

律「梓、その前に言っときたいことがあるんだけどさ…あと澪とムギにも」

澪「なんだよ律」

紬「なに?」

律「私…やっぱり唯と別れるわ」



503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:02:05.76 ID:/MHj6vWX0
!?



504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:03:38.65 ID:+7PQh4CbO
! ?



505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:04:01.19 ID:FITLG8YLO
なん…だと…



507 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:05:22.35 ID:rteVtpv9O
ザワ…ザワ……



509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:07:40.13 ID:5XSj4a8LO
澪「い、今さら何言ってんだよ!」

紬「そうよりっちゃん!」

梓「わ…私が悪いんです!唯先輩にもちゃんと謝りますから…」

律「いや、そうじゃなくてさ…なんていうか、ダルくなったんだよね」

澪「…は?」

律「なんつうか…いちいちこういうことも起こっちゃうし…
 そもそも私らしくもないだろ?恋愛とか」

紬「りっちゃん…」

澪「……」



517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:13:45.10 ID:5XSj4a8LO
律「だからこれで終わり!終ー了!
 梓、唯に告白したかったらどんどんしろよな?」

梓「え…そ、そんな…」

澪「…じゃあ律、唯の気持ちはどうなるんだ?」

紬「そうよ!唯ちゃんはりっちゃんのこと好きだって言ってたじゃない!」

律「そ、それは…あ、あいつも案外、わかったよりっちゃん!とか言っちゃうんじゃないかな?」

紬「りっちゃん…」



519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:19:39.55 ID:5XSj4a8LO
澪「…そうか」

紬「み、澪ちゃん?」

澪「お前は本当にそれでいいんだな?」

律「いいよ?じゃあ唯に言ってくるわ」

澪「いや、私が言ってくる」

律「え?で、でも」

澪「恋愛、ダルくなったんだろ?じゃあ別れるって言うのもダルいんだよな」

律「う…」



522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:24:50.67 ID:5XSj4a8LO
律「…あ、ああ!そうだな!ダルいわ!じゃあ頼む!」

澪「わかった…ムギ、梓も…一緒に行こう」

紬「で、でも…」

梓「先輩…私…」

澪「いいんだよ、律が決めたことだ…じゃあな律、行ってくる」

律「お、おお!」

澪「…律」

律「なんだ?」

澪「お前…バカだよ」

バタン

律「……」



525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:30:10.47 ID:5XSj4a8LO
律「なんだよ澪…バカって!ひどいヤツだなあ!」

律「……」

律「ど…ドラムやるかな!ストレス発散!」

ドダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダン!

律「はぁ…はぁ…つ、疲れる…最近、練習に身が入ってなかったからなあ…」



530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:36:24.01 ID:5XSj4a8LO
(りっちゃんのドラム、すごく元気で楽しかったよ!私りっちゃんのドラム大好き!)

律「唯……」

律(しょうがないだろ…梓は唯のことが好きで…澪やムギにだって色々迷惑かけちゃうし…)

律「だから…だから…」

律(諦めるのか…?唯のことを…?今さら?)

律「くそっ…どうすりゃいいんだよ…この苦しみをどうすりゃいい…?」



533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:41:21.41 ID:5XSj4a8LO
教室

唯「……」

澪「唯…」

紬「ずっとこうしてたのね…」

梓「唯先輩…私…あんなことしてすみませんでした!」

唯「……」

梓「先輩?」

澪「おい…唯?」



539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:46:31.02 ID:5XSj4a8LO
唯「ぐー…」

澪「ね、寝てる…」

紬「唯ちゃんったら…」

梓「唯先輩…ごめんなさい」

唯「う~ん…りっちゃあん…大好き…だよ…」

澪「……」

紬「唯ちゃん…やっぱり…」

梓「やっぱり私、律先輩には勝てないです…」



543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:53:54.47 ID:5XSj4a8LO
澪「唯、起きろ、唯?」

唯「むにゃむにゃ…あ、澪ちゃん…ムギちゃん…あずにゃん…」

梓「先輩!私、本当にすみませんでした!私、唯先輩の気持ちも考えないで…」

唯「あずにゃ~ん…いいんだよもう…」

梓「先輩…」

紬「唯ちゃん…」

澪「唯、お前の気持ちを聞きたいんだけど、いいか?」



545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 18:59:19.84 ID:5XSj4a8LO
澪「お前、今まで通りに律と付き合いたいか?」

唯「……」

紬「どうなの?唯ちゃん」

唯「私はもちろんりっちゃんともっと一緒にいたいよ?
 でも…りっちゃんはきっと怒ってるよ…だから、私はりっちゃんとお別れする」

澪(唯まで…そういう方法をとるのか…)



551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 19:08:25.01 ID:5XSj4a8LO
梓「そ、それは私のせいなんです!律先輩は怒ってません!」

紬「そうよ唯ちゃん!りっちゃんは…」

唯「皆は悪くない…でも、私やっぱりりっちゃんと一緒にはいられないよ…
 私がこんなんじゃ、りっちゃんが辛い時とか悲しい時、支えてあげられないから」

澪「唯…」

澪(律…お前はやっぱりバカだよ…こんな唯が…そんな軽くお前を諦めるわけないだろ…)



552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 19:16:17.23 ID:5XSj4a8LO
澪「…唯、実は律も…お前と別れたいって言ってるんだ」

紬「澪ちゃん!?」

梓「澪先輩…」

唯「そう…なんだ…あはは…やっぱり…」

澪「それを私たちが伝えに来たんだけどな…気が変わった。やっぱり律に直接言わせるよ」

唯「え?でも」

澪「唯、私たちはあいつをここに呼ぶから…待っててくれないか?」

唯「う、うん…」



555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 19:24:24.82 ID:5XSj4a8LO
律「…なんだよ」

澪『もしもし律か?急に気が変わった。やっぱり自分で言え』

律「は?な、なんだよそれ…」

澪『何でもいい。とにかく唯が待ってる。教室に行けよ?じゃあ私たちは帰る』

律「ま、待てよ澪!」

澪『あと…お前はバカだけど絶対人を幸せにできるバカだ。だから…もう逃げるなよ』

律「お…おい…なんだよ…それ…」



557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 19:29:56.85 ID:5XSj4a8LO
律(どうしよう…でも、やっぱり…怖いんだよ…唯に、どんな顔して会えば…)

律「…ごめん唯、みんな…私はやっぱり弱いんだ…」

律「唯にはメールでいいよな…結局、伝えることは同じだし…
 唯だって、今さら私になんて…」

律(さよなら、私の恋…短い間だったけど、楽しかった…)



561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 19:38:15.89 ID:5XSj4a8LO
バタン!

さわ子「あああああああちぃ!ムギちゃん!アイスティー!」

律「さっ…さわちゃん!?」

さわ子「あら…?皆は?お菓子は?アイスティーは?」

律「今日はもう皆帰ったよ…お菓子もなし」

さわ子「そんなぁ~…また…?あ、ところでりっちゃん、一人でなにしてんの?」

律「べ…別に」



562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 19:42:04.40 ID:5XSj4a8LO
さわ子「あ、そういえばりっちゃん、聞いたわよぉ~?唯ちゃんと付き合ってるんですって?」

律「…もう別れるよ。今からメールするんだ」

さわ子「え?嘘!なんで!?」

律「だってさ…間違いなんだよ…私たちが付き合うのは」

さわ子「どうして?」



565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 19:48:46.79 ID:5XSj4a8LO
律「だってあいつ…ボーッとしてて、優しくて、あったかくて、手が小さくて柔らかくて…」

さわ子「りっちゃん…」

律「いい匂いがして、くちびるが柔らかくて、いつも笑いかけてくれて…私、そんな唯なんかもう…」

さわ子「……」

律「もう…もう…」

さわ子「私は帰るわね?りっちゃん」

律「……」

さわ子「…あとは頑張んなさいよ?」

律「……」



571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 19:57:26.15 ID:5XSj4a8LO
唯(りっちゃん、ホントに来るのかなあ…もう暗くなってきた…)

唯「もう帰ろう…帰って…りっちゃんのことももう忘れよう…」

唯(憂、今日もアイス用意してくれたかな…)

唯「ばいばい…りっちゃん…」



574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:01:25.22 ID:5XSj4a8LO
ドンッ!ギュッ!ゴン!

唯「いっ…いたい!だ、誰?」

律「ゆ…唯…」

唯「りっちゃん…?もう、いきなり抱きつかないでよ?」

律「わ、私…お前に言うことがあって来たんだ」

唯「…お別れ…するんだよね?りっちゃん」

律「……」



576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:06:35.25 ID:5XSj4a8LO
唯「私…やっぱりりっちゃんを幸せにはできないんだよ…
 二人でいて私が幸せでも、りっちゃんは幸せになれないんだよ」

律「……」

唯「だから…お別れしていつもの軽音部の仲間に戻ろう?友達に戻ろう?りっちゃん」

律「ああ…そうだな…別れよう」



580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:13:13.16 ID:5XSj4a8LO
唯「じゃ、じゃあ…もう離して?」

律「離さない」

唯「え?ど、どうして?もうお別れするんでしょ?」

律「確かに別れる。そんで、もう一回告白させてくれ」

唯「え…りっちゃん、だから私と一緒にいてもりっちゃんは…」

律「なあ、唯?」



586 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:19:21.55 ID:5XSj4a8LO
律「唯はさ、二人でいても幸せになれないって言ったけど…それは違うんだよ」

唯「え…?」

律「私は…お前のことが大好きなんだよ。一日中顔を見てても飽きないくらいに」

唯「で、でも」

律「だから私は…お前がそばにいてくれるだけで、それだけで幸せなんだ」

唯「り…りっちゃん…」



594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:25:36.11 ID:5XSj4a8LO
唯「だ…だけど…それでもりっちゃんが辛い時とか悲しい時は絶対くるよ…
 その時にりっちゃんを支えてあげる自信、私にはないよ…」

律「唯?私、もしそういう時が来ても、全体重支えてもらおうだなんて思ってないぞ?」

唯「え…?」

律「辛い時とか悲しい時は…二人で一緒に支え合えばいいんだ。
 今は無理でも、そうなれるように一緒に強くなろうぜ?」

唯「り…りっちゃん…」



596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:29:42.43 ID:FITLG8YLO
なんというイケメン



599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:32:22.29 ID:5XSj4a8LO
律「だから…改めて言うな?」

唯「ま、待ってりっちゃん…今度は私もちゃんと言う…」

律「ああ、でも私から言わせてくれないか?どうしても先に言いたいんだ」

唯「う…うん。どうぞ」

律「唯、大好きだ。これからはどんなことがあっても、絶対離さない。
 だから…私の恋人になってくれ」



602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:38:36.59 ID:5XSj4a8LO
唯「あ、ありがとうりっちゃん…」

律「ああ、次は唯の番だぞ?」

唯「り…りっちゃん…あ、あのね…?私、ふらふらしちゃうこともあるけど…」

律「うん」

唯「絶対、絶対絶対りっちゃんのことを好きでいるから…
 私と、ずっと一緒にいてくだひゃい」

律「プッ…肝心なとこで噛むなよ…」

唯「あ…しまった…」



604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:39:48.21 ID:+7PQh4CbO
りっちゃん惚れる



612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 20:48:36.91 ID:5XSj4a8LO
律「改めてよろしくな、唯」

唯「うん。よろしくね、りっちゃん」

律「じゃあ…」

唯「り、りっちゃん、でも私…」

律「梓とキスしたこと、まだ気にしてるのか?大丈夫だよ。
 私は気にしてないし、あれは事故みたいなもんだろ?
 今はただ、幸せなキスをすればいいんだよ」

唯「りっちゃん…ありがとう。私りっちゃんのこと、大好き」

律「私も唯のこと、大好きだよ」

チュ…



617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:00:41.22 ID:5XSj4a8LO
律「…なあ唯」

唯「なに?りっちゃん」

律「お前は…梓に体とか触られて…嫌だったのか?」

唯「…あずにゃんだから嫌だってわけじゃなくて…
 あの時の私とあずにゃんは、気持ちが通じてなかったから…」

律「私にされるのは…嫌か?」

唯「嫌じゃ…ないよ?今の私とりっちゃんは…同じ気持ちだと思うから」



619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:06:39.05 ID:5XSj4a8LO
律「私は…唯のことをもっと知りたい…唯の温かさを知りたい…いいか?唯」

唯「うん…いいよ。私も、りっちゃんのことをもっと知りたいから」

律「ありがとう…唯」

唯「うん…私こそありがとう。りっちゃん」



629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:16:17.51 ID:5XSj4a8LO
律「唯…?大丈夫か…?」

唯「うん…ちょっと肌寒いけど…りっちゃん、すごくあったかいよ?」

律「そ、そうか?…唯の胸も…すごくあったかい…」

唯「りっちゃん、くすぐったいよ…スリスリしないで?」

律「へへースリスリー♪」

唯「きゃはは…もうりっちゃんたらぁ!」



639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:23:29.01 ID:5XSj4a8LO
コツコツ…

律「あ…誰かくる…早く帰るぞ唯!」

唯「う、うん!あ、服着なきゃ…」

コツコツ…

律「あーヤバい、じゃあ走るぞ唯!」

唯「ふええ、疲れるう…」



641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:25:26.22 ID:5XSj4a8LO
唯「ただいまー憂」

憂「おかえり!お姉ちゃん遅かったね…あのね?今日梓ちゃんが変なこと言ってたんだけど…」

唯「それなら大丈夫だよ憂♪全部大丈夫…うう、お腹空いちゃった!ご飯にしてー」

憂「うん!」

憂(少し気になるけど…お姉ちゃん、幸せそうだからいいよね)



645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:30:30.01 ID:5XSj4a8LO
律「たっだいまー」

聡「姉ちゃん!今日おやつにホットケーキ作るって言ってたのはどうなったんだよ!」

律「あ…忘れてた…」

聡「まあいいよ…もう夕飯だし」

律「いや!作ってやる!今の私は機嫌がいいからな!」

聡「いやいいって!ていうかニヤニヤすんなよ気持ちわりい!」



646 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:34:23.73 ID:5XSj4a8LO
翌日

梓(昨日はあれからどうなったんだろう…唯先輩と律先輩、大丈夫かな…)

ガチャ

梓「こんにち…」

ガバッ

唯「あずにゃああん!今日もかわいい~」

梓「な、な、な…」



648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:39:33.27 ID:5XSj4a8LO
澪「あ、おっす梓」

紬「こんにちは梓ちゃん!」

梓「ちょ、ちょっと…どういうことですか一体!」

律「ふふ…私と唯の絆は揺るがないからな…梓が入り込む余地はない!
 だから別にくっついても問題なし!」

唯「あ~ずにゃ~ん~私のことをそこまで好きだったなんて~」

梓「や、やっぱり離れてください!暑苦しいです!」



652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:43:25.38 ID:5XSj4a8LO
澪「ま、そういうことだし…ちゃんと仲直りできたみたいだから」

紬「これで一件落着ね!」

梓「そ…そうですね…」

唯「りっちゃ~ん、あずにゃんがいじめる~」

律「よし、私が作ったホットケーキを食べて元気出せ!」ガサゴソ



657 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:51:43.21 ID:5XSj4a8LO
律「ほれ唯、あーん♪」

唯「あーん…もぐもぐ…うまい!」

律「お、そうか?じゃあまだまだ食べろ!」

澪「おーい二人とも!練習するぞ!」

唯「あ、わかった…りっちゃん、手をつないでいこ!」

律「いや、2、3メートルだけどな…けどまあ、いいぞ!」

ギュッ

律(唯…大好きだからな…この手は絶対に、離さないからな…)


おわり



660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:53:01.61 ID:7bAvRpaq0

完膚なきまでに乙




663 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:53:51.06 ID:Mnez2CJu0
よかった乙



670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 21:56:01.62 ID:W1vzKIZFO
>>1
最後は it's a beautiful day な結末か!




687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 22:23:09.26 ID:zDHYboIN0

りっちゃんかわいい




709 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 00:47:39.21 ID:6318ECuu0
>>1の書く唯律がもっと読みたい



711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 00:57:42.76 ID:dP0vEEIiO
>>1です
まだ残ってたか


>>709
もう大きな動きは考えてないから番外編みたいな感じになっちゃうけど…それでもよければ…



716 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:10:02.03 ID:dP0vEEIiO
澪「おい律、合宿のことだけど!行きたいところ早く決めないとだぞ?」

律「あ…色々あって忘れてたな…唯、行きたいとこあるか?」

唯「うーん…やっぱり海!」

律「海か!水着姿…悪くないな!」

梓「あの、くれぐれも練習するんですからね?」

澪「じゃあ海でいいか…ムギ、また別荘頼めるか?」

紬「もちろん!今年も楽しそうね♪」



717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:16:55.95 ID:dP0vEEIiO
律「水着かあ…まじまじと見たことはなかったから、楽しみだぜ唯~」

唯「うん!私もりっちゃんと楽しみたいよ!」

律「ゆ、ゆい~かわいいなぁもう!」

梓「相変わらずバカップルですねえ」

紬「でもそこがいいのよ!」

澪「はは…まともに練習できるのかな…」



720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:22:34.62 ID:dP0vEEIiO
当日

律「ここが別荘か…なんか、また一段と…」

唯「すごいねえ…」

紬「ごめんなさい、だいたい中くらいの大きさなんだけど…」

澪「これで中くらい!?」

梓「…ムギ先輩にとっての大きい別荘ってどんなレベルなんですか?」

さわ子「ホントよね!どんなボンボンよ!」



722 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:26:10.20 ID:dP0vEEIiO
律「て、さわちゃん!?誰が誘ったんだよ!?」

さわ子「あら誘う気なかったの?ひどいわりっちゃん!」

唯「さわちゃん誘ったの私だよ?」

律「な、なんで…」

唯「だって大勢の方が楽しいじゃん!」

律「そ、そりゃ…まあ…」

律(唯のバカ…人数が増えたら、その分唯と二人きりになるチャンスが減るじゃないか…)



724 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:31:58.60 ID:dP0vEEIiO
澪「えっと部屋は二人部屋か…割り振りどうする?」

律「当然私と唯は一緒の部屋な!」

紬「まぁ…りっちゃんたら大胆ね!」

梓「律先輩、フケツです…」

律「べ、別に変な意味はないぞ!」

さわ子「あら…ホントにそうかしら…?」



725 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:37:28.14 ID:dP0vEEIiO
律「ど…どういう意味だよ?」

さわ子「放課後の教室…二人だけの花園…裸の…」

ガツン!

さわ子「うぐ……」

律「わ、忘れろさわちゃん!」

唯「ありゃ、あの時のはさわちゃんだったんだね」

澪「なんだ?なんの話だ?」

梓「なんかヒワイです律先輩…」

紬「まさかそこまで進んでるなんて…ゴクリ」



726 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:41:21.34 ID:dP0vEEIiO
唯「じゃあ気を取り直して、海に行こうか!」

律「あ、ああ!行こう行こう!」

澪「練習…行っても聞かないよな…」

梓「やっぱりこうなるんですね…」



727 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:47:44.60 ID:dP0vEEIiO
律「なあ澪、私の水着、似合ってるか?」

澪「似合ってるんじゃないか?若干キワドイ気がするが」

律「だ、だって唯に見てもらいたいから…キワドイ方が喜んでくれるかと…」

澪「はいはい…」

唯「りっちゃーん!みんな!お待たせ!」



729 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 01:54:57.82 ID:dP0vEEIiO
律「ゆ…ゆい…」

唯「えへへ…トロピカルな感じでしょ!」

澪「へえ、唯らしくていいんじゃないか?」

紬「りっちゃんのために選んだのよね?」

唯「う、うん…りっちゃん、似合う?」

律「そ…そりゃ…超絶似合ってるよ!ものすごくかわいい…」

律(ていうか私のために選んだとか…お前は私を殺す気か…)



730 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 02:00:06.29 ID:dP0vEEIiO
唯「えへへ、ありがとう!りっちゃんもかわいいよ!」

律「あ…ありがとう唯!じゃあ遊ぶか!」

唯「うん!」

梓「あ、あの唯先輩!」

唯「へ?なに?」

梓「私の水着はどうですか?似合いますか?」

律「な!あ、梓!?」



732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 02:07:43.08 ID:dP0vEEIiO
唯「うん!あずにゃんもかわいいよ?」

梓「ほ、ホントですか?ありがとうございます!」

律「お、おい梓、どういうつもりだよ!?」

梓「安心してください律先輩、深い意味はありません」

律「く…」

律(唯め…私以外に軽々しくかわいいとか言うなよ…)



734 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 02:13:50.64 ID:dP0vEEIiO
唯「ムギちゃんいっくよー!そーれ!」ポーン

紬「わー♪」

梓「先輩どこ投げてるんですか!」

律「……」

澪「どうした律、せっかくの海なのに唯と遊ばないのか?」

律「なあ澪…唯は私に何を求めてるのかな…?」



735 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 02:21:01.76 ID:dP0vEEIiO
澪「なにって…」

律「あいつが私を好きなのはわかってるんだけど…なにかいまいち熱い情熱を感じないんだよ」

さわ子「倦怠期ね!」

澪「先生!またいきなり出た!」

律「け、倦怠期って!?」

さわ子「きっと唯ちゃんはりっちゃんといるのが当たり前になったから、
 刺激を感じなくなっちゃったのよ!」



740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 02:34:06.69 ID:dP0vEEIiO
律「じゃ、じゃあどうすりゃいいんだ?」

さわ子「ああいう子は多少強引じゃなきゃダメなのよ!りっちゃん、もっとアクティブに!」

律「アクティブか…よしわかった!」

澪「もう勝手にやってろ…」



741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 02:42:09.22 ID:dP0vEEIiO
律「なあ唯!」

唯「なあにりっちゃん?」

律「お、オイル塗ってやるから来いよ!」

唯「えーいいよー遊びたいし!」

梓「そうですよ律先輩…それに下心丸出しです」

律「しっ下心…」



742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 02:48:22.07 ID:dP0vEEIiO


律(結局…唯とほとんど遊べなかったな…せっかく海に来たのに)

澪「律、今日のドラム、リズムぴったり合ってたぞ!調子よかったな!」

律「あはは…そうかい」

紬「じゃあお夕飯にしましょう?」

梓「あ、じゃあ皆で用意しましょう!」

唯「わーい!頑張ろう皆!」

律(唯…私といるより皆で過ごしたほうが楽しいのか…?)



744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 02:57:12.10 ID:dP0vEEIiO
律「私ちょっと散歩してくる、すぐ帰るから」

澪「あ…ちょっとり…」

バタン

律「……ふう」


律(唯と付き合い始めて、そこそこ経つのに…唯は前とそんなに変わらないんだよなあ)



746 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 03:03:21.03 ID:dP0vEEIiO
律(そりゃ一緒にいる時間は増えたけど…好きだよ、とかあまり言わないし、
 き、キスもなんだかんだあれからしてないし…)

律「け、倦怠期…唯のヤツこのままじゃ梓に傾いちゃったりして…そ、そんなの嫌だ…」

唯「何が嫌なの?りっちゃん」

律「うわ!!ゆ、唯!?」



748 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 03:09:50.79 ID:dP0vEEIiO
唯「えへーりっちゃんの後を追いかけてきちゃったー」

律「な、なんだ…もしかして私のことを心配して…?」

唯「あ、澪ちゃんが行けって言ってたからだよ?」

律「そ…そうか」

律(唯…嘘でも心配してきたって言ってくれよう…)

唯「あ、でもね?」



750 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 03:17:55.08 ID:dP0vEEIiO
唯「私、なかなかりっちゃんと二人になれなかったから…今とってもうれしいよ?」

律「ゆ…唯…!」

唯「あ、ねえりっちゃん、私さ、りっちゃんと一緒にいれてうれしいんだけど…」

律「な、なんだ?」

唯「…最近、あんまり恋人っぽいことしてないよね…」

律「唯…お前…」



752 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 03:24:41.70 ID:dP0vEEIiO
律「じゃ…じゃあもっとしよう!恋人らしいこと!」

唯「え…いいの?」

律「当たり前だ!ま、まずはなにやるんだ!?」

唯「でも…私がやりたいことやったら濡れちゃうよ…」

律「ぬ…ぬ…ぬれ…」

律(唯…お前は一体なにをするつもりなんだ…)



754 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 03:31:24.45 ID:dP0vEEIiO
唯「やっぱり海で恋人がやることときたら浅瀬で水かけ合いだよね!」

バシャバシャ

律「あはは…確かにな…あはは…」

律(まあ恋人らしいっちゃ恋人らしいか…唯も楽しそうだし…)

律「よっしゃ!おらおら!」バシャバシャバシャバシャ!

唯「りっちゃん冷たいよー!あはははは!」



755 名前:名無しにかわりまして、VIPがお送りします:2009/07/15(水) 03:36:01.85 ID:ZMIwKOmoO
そうだよね唯が濡れるとか濡れないとか
知ってるわけないよね
あは、あはは…



756 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 03:36:46.88 ID:dP0vEEIiO
唯「ふう…そろそろ帰ろっか!夕飯も出来てるよ!」

律「ああ…そうだな」

律(もう終わりか…短かったな…)

唯「あ…そうだりっちゃん?」

律「ん?なんだ唯」

唯「久しぶりに…ちゅー!」

律「なっ…」



757 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 03:42:23.95 ID:dP0vEEIiO
唯「えへへ…りっちゃんのくちびる、相変わらず柔らかくっておいしい!」

律「な…な…い、いきなりすぎるぞ唯!もう一回だ!」

唯「えー♪どーしよっかなー?」

律「こら待て唯!もっとゆっくりじゃなきゃよく味わえないだろ!」

律(唯のヤツ…今日はとことん恋人やってやるからな!)



793 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 14:29:31.72 ID:dP0vEEIiO
唯「ごめんみんな!遊んでたら遅くなっちゃった」

澪「どうだ律、二人きりで楽しめたか?」

律「澪…まあな…」

紬「さあ、夕飯にしましょう!」

唯「わーい!」

梓「ゆ、唯先輩、このスープ私が作ったんですけど…どうぞ!」



794 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 14:35:14.50 ID:dP0vEEIiO
唯「あ、ありがとあずにゃ…」

律「唯!今日は私が食べさせてやるからな!ほれあーん!」

梓「な、なんですか律先輩…」

唯「い、いいよりっちゃん…私赤ちゃんじゃないんだから」

律「いいから!あーん!」

唯「あ、あーん…おいしい」

律「ホントか!よかったぜ!」

梓「だ、だから作ったのは私です!」



796 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 14:43:35.44 ID:dP0vEEIiO
唯「私ばっかり食べさせてもらうのは悪いよ!りっちゃんもあーんして?」

律「あ、あーん…ぱく…うまいぜ!」

唯「よかった!はいもう一口!」

澪「なんか恋人というよりホントに赤ちゃんの面倒見てるみたいだな…」

紬「そうねえ…もうお腹いっぱい…うふふ…」

梓「え、もうですか?」

さわ子「赤ちゃんプレイってヤツね…モグモグ」



797 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 14:54:43.65 ID:dP0vEEIiO
澪「じゃあみんなで風呂入るか…」

律「唯!か、体洗いっこしような!」

唯「うんいいよ?」

梓「唯先輩!私も背中流してあげます!」

律「梓!お前さっきから…」

梓「いいじゃないですか!後輩が先輩の背中を流すのって変ですか!?」

律「へ、変じゃないけど…」



799 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 15:05:59.17 ID:dP0vEEIiO
風呂場

律「唯!じゃあ背中を…!」

唯「どうしたのりっちゃん?」

律(ゆ、唯の裸…ま、まずい…)

律「や…やっぱり…梓が流してやれ…」

梓「え、いいんですか?じゃあ唯先輩、洗いましょう」

唯「う、うん…」



800 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 15:14:20.58 ID:dP0vEEIiO
澪「どうしたんだ律、前は普通だったのに」

律「だ、だって…変に意識しちゃって素肌なんて触れないんだよ…!それに」

律(あ…あの時のことを思い出しちゃってとてもじゃないけど直視できねえ…)

澪「それに?」

律「な、なんでもない!」

紬「りっちゃんかわいい♪」

さわ子「まったくウブねえ…あ、そうだ…」



802 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 15:20:34.47 ID:dP0vEEIiO
梓「先輩、力加減大丈夫ですか?」

唯「うん、気持ちいいよ?」

梓(先輩の肌、すべすべで気持ちいいなあ…)

さわ子「あ~ず~さ~ちゃ~ん?」

梓「なっ…なんですか先生!」

さわ子「唯ちゃんとがった~い!」ドンッ

梓「あ、わ、きゃっ…」



803 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 15:27:32.05 ID:dP0vEEIiO
ピトッ

梓「ひゃっ!」

唯「あ、あずにゃん!?」

梓「す、すいませ…」

律「あ…!」

さわ子「うふふ~りっちゃんに見せつけ…」ガツン!

澪「先生…湯船に浮いてろ!」



805 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 15:38:04.36 ID:dP0vEEIiO
梓(せ、先輩の背中に…む、む…)

唯「あずにゃん、重いよう…」

梓「ご、ごごごめんなさい!」

唯「でもあずにゃん柔らかくって気持ちよかったあ~」

梓「そっ…そうですか?あはは…」

律「……」ガク

澪「あーまた…」



806 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 15:45:50.26 ID:dP0vEEIiO
律「……」

澪「なあ律、あれは事故みたいなもんだし…」

紬「唯ちゃんだって深くは考えてないわよ!」

律「そ…そうかな…」

さわ子「でもわかんないわよ~?唯ちゃんだって梓ちゃんの感触を忘れられずに…」ガツン!

澪「ちょっと黙っててください!」

律「そ…そんなあ…」



808 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 15:56:58.07 ID:dP0vEEIiO
律(梓も前に唯のこと好きとか言ってたし…
 強引に押したら唯だって万が一ってことも…)

唯「はーお風呂気持ちよかった!」

梓「さっぱりしましたね」

澪「な、なあ唯、さっきのことなんだけど…」

律「私もう寝る…」

紬「え、りっちゃんもう寝るの?」



809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:09:17.55 ID:dP0vEEIiO
唯「りっちゃんまだ遊ぼうよう」

律「いやいいよ…なんか体調悪いし」

唯「そうなの?じゃあおやすみ…」

梓「唯先輩トランプやりましょう!」

唯「あ、うん!しちならべやろう!」

律(唯…お前は私のことホントに好きなのか?)



811 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:15:20.46 ID:dP0vEEIiO
律「はー…」

律(もっとラブラブな展開期待してたのになあ…かえって不安になっただけじゃん…)

律「唯が帰ってこないうちに寝よう…」

ガチャ

唯「…りっちゃん?」

律(唯…?)



813 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:21:15.07 ID:dP0vEEIiO
律「…なんだよ、梓たちとトランプやるんじゃなかったのか?」

唯「そう思ったんだけど、りっちゃんがいないとなんか寂しいから…私も寝ることにしたの」

律(唯…)

律「な、なあ唯?風呂入ってるときにさ、その…梓がくっついたとき…どう思ったんだ?」

唯「えっと…あずにゃんすべすべで柔らかくって気持ちよかったよ~?」

律「そうなのか…」



815 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:28:32.01 ID:dP0vEEIiO
律「ほ、ホントにそれだけか?」

唯「それだけって?」

律「だ、だから…梓ともっといたいとか、梓がかわいいなあとか…」

唯「あずにゃんはかわいいけど?」

律「だ、だから!私じゃなくて梓のほうを好きになったんじゃないかってことだよ!」



817 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:36:35.66 ID:dP0vEEIiO
唯「あずにゃんはかわいいし好きだけど…りっちゃんのこと好きだよ?」

律「なあ唯…私に言う好きって、梓に言ってる好きとどう違うんだ?」

唯「うーん…そうだなあ…うーん…」

律「唯、答えてくれよ…」

唯「うーん…あーもうわかんないや!とにかく私はりっちゃんのこと大好きなの!」



818 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:46:00.86 ID:dP0vEEIiO
律「…唯、好きって言ってくれるのはうれしいけど…私、不安なんだよ…」

唯「りっちゃん…不安って?」

律「お前、二人きりのときは恋人みたいなんだけど…
 みんなの前じゃ前とほとんど変わらないじゃないか…
 私のこと、もっと気にしてくれたっていいだろ…?」

唯「りっちゃん…」



822 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:53:16.71 ID:dP0vEEIiO
律「私はこんなにお前のことが好きでこんなにお前のこと気にしてるのに…
 お前はいつも能天気じゃないか…だ、だから…私、不安なんだよ…お前はホントは…」

唯「りっちゃん!そんなことないよ!私はりっちゃんのこと好きだよ!」

律「で、でも…」

唯「私はりっちゃんのこといつも考えてるよ?
 でも私がボーッとしたり黙りこんじゃったら、それは私らしくないでしょ?」

律「う…」



823 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:54:41.25 ID:g3tT1fCH0
なんかりっちゃんのが女の子だな



824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 17:00:49.97 ID:dP0vEEIiO
唯「りっちゃんが好きになってくれた私は、いつも笑ってる私だと思うから…
 だから私はいつも通りの私でいるようにしてるんだよ!」

律「唯…そうだったのか…」

唯「だから大丈夫だよ…私、りっちゃんのこと大好きだから!」

律「ゆ、唯…私も大好きだ!うええ…」



828 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 17:10:58.76 ID:dP0vEEIiO
唯「もーりっちゃん泣かないの!」

律「う、うん…な、なあ唯…一緒に寝ても、いいか?」

唯「うん!いいよ」

律「へへ、じゃあ寝るか…グス」

唯「よしよし…りっちゃん、もう泣いたらダメだよ?」

律「唯、ありがとうな…」ギュッ

唯「うん!もう、りっちゃんは甘えんぼさんなんだから…」

律「えへへ…唯?私今、すごく幸せだ…おやすみ」

唯「私も幸せだよ?おやすみりっちゃん…」



829 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 17:22:56.83 ID:dP0vEEIiO
澪「…やっぱりこの二人は大丈夫みたいだな」

紬「とっても幸せそうな顔してるわね」

梓「そうですね…」

さわ子「梓ちゃん、私が一緒に寝てあげましょうかあ?」

梓「え、遠慮します…」

唯「りっちゃん…むにゃむにゃ」

律「唯ぃ…」



861 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:57:06.15 ID:dP0vEEIiO
ピピピピピピピピピピ

律(ん…朝か…そういや今日唯と寝てたんだっけ…また抱きしめてやろう…)

ギュッ

紬「あっりっちゃんそんな…」

ガバッ

律「む、むむむむムギ!?な、なんで!?」

紬「実は昨日、皆で一緒に寝ようってことになって…」

律「…なんとなく言い出しっぺは分かる」



863 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:03:24.21 ID:dP0vEEIiO
唯「うぅ~苦しいよう~…」

さわ子「唯ちゃ~ん…この服似合うわよ~グフフ」

律「さ、さわちゃん!唯から離れろ~!」

さわ子「…あらりっちゃん、おはよう…唯ちゃん寝取っちゃった♪」

律「ね、寝取るな!」

梓「あ、私も唯先輩と寝ればよかったかも」

澪「これ以上ややこしくしないでくれ梓…」



870 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:46:15.68 ID:dP0vEEIiO
律「合宿はまだ1日あるし、唯、今日こそ思う存分遊ぼうな!」

唯「うん!」

澪「いや練習も思う存分やるぞ?」

紬「まあまあ…いいじゃない澪ちゃん」

梓「いや、やっぱり練習頑張るべきです!」

さわ子「梓ちゃん…焼きもち焼かないでも、私が遊んであげるから平気よ?」

梓「絶対嫌です!」



871 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:54:38.64 ID:dP0vEEIiO
澪「今日は練習が先だ!律、二人で先に行って準備するぞ」

律「えー遊びたーい」

唯「私もー!」

澪「い・い・か・ら!行くぞ律!」

ズルズル

律「うわーん!やだー!あーそーぶー!」

唯「引きずられるりっちゃんもかわいいよ!」

律「え、そうか?じゃあ」

澪「ええい重い!歩け!」

紬「あの二人も、やっぱり仲いいわねえ♪」

唯「うん…幼なじみだもんね!」



873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:04:53.86 ID:Ai1xGuocO
澪「でも律、唯と上手くいってるみたいでよかったよ」

律「ああ…これも澪のおかげだよ」

澪「え、私の?」

律「お前が私の背中を押してくれなかったら、私は唯のこと諦めてた…ありがとな」

澪「な、なに言ってんだバカ律!ムギや皆のおかげだろ?」

律「はは…まあな、でも、澪のおかげであることは間違いじゃないだろ?」

澪「う…」



876 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:11:51.66 ID:Ai1xGuocO
律「あ、澪照れてるな!?」

澪「て、照れてない!」

律「さーどうだかなー?私には分かるんだぞ!」

澪「もう…なあ律」

律「ん?なんだよ」

澪「もし…私が律のこと、諦めてないって言ったらどうする?」



880 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:18:01.51 ID:Ai1xGuocO
律「は?なに言って…」

澪「私、今でも律のこと好きなんだ…唯じゃなくて私と恋人になってくれないか?」

律「な、ななななに言ってんだ澪!私には唯が…」

澪「ぷっ!なに慌ててるんだよ!冗談に決まってるだろ?」

律「んなあ…」

澪「私はお前と唯の応援するって決めたんだぞ?今さら好きだなんて言うわけないだろ!」

律「こ…このお…」



882 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:27:34.27 ID:Ai1xGuocO
律「澪!怒るぞー!」

澪「人をバカにした仕返しだよ!やーい!」

律「きー!」

ガチャ

紬「遅くなっちゃってごめんなさい…さ、練習しましょう!…なにしてるの?」

律「ひどいんだよムギ!澪のヤツがさあ」

澪「だまされるお前が悪い!」

梓「あれ?唯先輩はどうしたんですか?さっき先に行くって言ってたんですけど…」



885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:52:19.85 ID:Ai1xGuocO
律「え…まさか…」

澪「唯のやつ…さっきの聞いてたんじゃ…?」

さわ子「お届けものでーす」

唯「……」

律「ゆ、唯!なんでさわちゃんにくっついてるんだ?」

唯「なんでもない…」

澪「ほっ…また変なことになるかと思ったよ」

紬「なんだ、つまらないわねえ…」

梓「む、ムギ先輩…?」



889 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:02:51.38 ID:Ai1xGuocO
律「唯、さっきのは冗談だからな?」

澪「私、二人のこと応援してるから…嘘じゃないぞ?」

唯「…うん!わかってるよ!」

唯(でも…りっちゃん、澪ちゃんが好きって言った時、赤くなってた…なんか心配だよ…)

唯(そうだ…!)

唯「りっちゃん!」

律「なんだ?」



892 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:10:04.80 ID:Ai1xGuocO
唯「後で私とまた…」

澪「おーい!始めるぞ!」

律「あ!…ごめん唯、また後でな!さ、練習頑張ろう!」

唯「う、うん…」

唯(二人で夜に海で遊ぼうって言おうと思ったのに…まあ、後でもいいよね)



896 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:16:49.54 ID:Ai1xGuocO
ジャーン!

梓「ふう…たくさん練習できましたね!」

澪「久しぶりに気持ちよかったな!じゃあお昼食べて海で遊ぶか!」

紬「わあい♪」

唯「あ、りっちゃんあのね…」

律「ああう…腹減ったあ…唯、メシにしようぜ?また食わせてやるよ!」

唯「う、うん…」



898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:27:58.28 ID:Ai1xGuocO
唯(さっきは言えなかったな…今度こそ…)

唯「り、りっちゃ…」

律「みーおー!昨日は突っ込まなかったけど、ずいぶんエロい水着だなあ~?」

澪「な!ど、どこがエロいんだ!お前の方がよっぽど…」

紬「私としては、どっちも魅力的よ!」

梓「そ、そうなんですか?」

唯「うぅ…」



900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:37:01.14 ID:Ai1xGuocO
律「へへ…ずいぶんやらしい体してまんなぁ澪ちゃん…」

澪「な…なんで成金社長みたいな口調なんだ…」

律「ここか?ここが感じるんやろ?口は嫌がってても、体は正直やでぇ~!」

澪「り…りつ!あっ…ははは…や、やめ…きゃははははは!」

紬「ハァハァ…ふ、二人ともお昼なのに…だ、大胆!」

梓「ムギ先輩!なに想像してんですか!ただ脇をくすぐってるだけです!」

唯「……」



903 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:48:48.88 ID:Ai1xGuocO
律「こ~ちょこちょこちょ!こ~ちょこちょこちょこちょ!
さあ、もっと声出すんや!もっとかわいい声で泣かんかい!」

澪「あっ…きゃははははは!や…やめろ!きゃはははははは!」

紬「うふふ…ふ、ふふふ…」

梓「い、いい加減にしてください二人とも!あとムギ先輩!
 というか律先輩、唯先輩放っといていいんですか?」

律「あ!そうだ!唯~!」

澪「はぁ…はぁ…り、律…許さないぞ…」

紬「あらあら…うふふ…」



906 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:53:31.98 ID:Ai1xGuocO
律「唯~!放っといてごめんな~?」

ギュー

唯「う…うん!あ、あのねりっちゃん?」

律「ん?なんだ?」

唯「今日の夜…なんだけど…その…」

律「夜…?ああ、わかってるよ唯!」



907 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:58:42.80 ID:Ai1xGuocO
唯「ほ…ホントに?」

律「ああ、当たり前だろ?忘れる訳ないじゃないか」

唯「りっちゃん…」

律「皆で花火やるんだよな!」

唯「えっ…」

律「唯、こないだの合宿のときも楽しそうだったもんな!
 今回はムギに頼んで、花火いっぱい用意したんだぞ!」

唯「ち…ちが…」



908 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:06:33.67 ID:Ai1xGuocO
律「あ、ロケット花火で澪のヤツびっくりさせてやるか!あいつ飛び上がるぞー?」

唯「ち…違うよりっちゃん…」

律「え、じゃあねずみ花火とか?あいつ地味にびっくりするかもな!」

唯「違うんだよりっちゃん!!」

律「ゆ…唯?」



917 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:18:10.14 ID:Ai1xGuocO
唯「な、なんでりっちゃんはそうなの?私、りっちゃんと二人きりで遊びたいのに…」

律「え?だってもう昨日二人で遊んだだろ?あ、じゃあ今日また一緒に風呂に…」

唯「違うよ…私は…もっとりっちゃんと思い出作りたいのに…
 りっちゃんは、澪ちゃんとばっかり…」

律「澪とはふざけてるだけだって!ただ純粋に遊んでるんだよ」



918 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:25:19.53 ID:Ai1xGuocO
唯「りっちゃん…私…」

律「なんだ唯?早く遊ぼうぜ?」

唯「りっちゃんと澪ちゃんが一緒にいるの…すごく、やなの」

律「え?どういうことだ?」

唯「よ、よく分かんないけど…とにかくやなの!りっちゃんは私とだけ一緒にいてよ!」

律「そんなわけにいかないだろ?なあ唯、私はお前のこと好きだからさ…分かるだろ?」



920 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:33:23.31 ID:Ai1xGuocO
唯「やなの!私、澪ちゃんにも皆にもりっちゃんを取られたくないの!」

律「おい、大丈夫だよ唯、誰も私を取らないから…私、お前の近くにいるからさ」

唯「じゃ、じゃあ…誰とも話さないでよ…誰にも笑わないでよ!私だけに笑ってよ!」

律「唯!お前おかしいぞ!何がそんな気に入らないんだよ!」



923 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:42:53.37 ID:Ai1xGuocO
唯「だ、だってりっちゃんは…私の恋人だもん!私のものなんだもん!」

律「それは違うだろ!私はお前の恋人だけど、皆だって友達なんだ!」

唯「も…もういいよ!私別荘に帰る!りっちゃんは澪ちゃんと遊んでればいいじゃん!」

律「唯!なんなんだよお前!私ずっとお前に好きって言ってるじゃないか!なのになんでだよ!」

唯「りっちゃん…じゃあ聞くけど」



924 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:50:55.66 ID:Ai1xGuocO
律「な…なんだよ」

唯「ど…どうして…皆と話すときは…あ、あんなに…うっ…ら、楽そうなの?」

律「は?」

唯「わ、私といると…うっ…そ、そんなに疲れるの?うぅ…私と話すと…そ、そんなに疲れるの…?」

律「違うって!お前と話すときは緊張するから…」

唯「私は…り、りっちゃんと…澪ちゃんみたいにもっと仲良くなりたいのに…
 どうしてなれないの…?分かんないよう…」



926 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:53:25.05 ID:bK0phP4n0
唯・・・



928 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:58:29.96 ID:Ai1xGuocO
澪「おい、さっきから何騒いでるんだ?またケンカか?」

唯「み…澪ちゃん…」

澪「ど、どうした唯?なんで泣いてるんだ!」

唯「ごめん…私、先に戻ってるから…た、楽しんできてね?」

澪「おい!唯!…律、今度はなに言ったんだよ!」

律「な、なにも言ってねーよ…」



929 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:04:32.07 ID:Ai1xGuocO
澪「なにも言わないで泣くわけないだろ!とにかく追いかけろ!」

律「…やだ」

澪「は?」

律「あいつ、甘えてんだよ…私が皆と仲良くするのが気に入らないみたいで…
 ああすれば私が構ってやると思ってるんだ」

澪「おい、お前唯の恋人なんじゃないのか?」

律「恋人だし、あいつのこと好きだけど…
 だからっていちいち要求に応じてちゃ、あいつのためにならないだろ!」



930 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:09:59.74 ID:Ai1xGuocO
澪「でも…」

律「あずさー!」

梓「はい?」

律「うおおおおりゃあああああ!殺人タックル!」

ドカッ!バッシャーン

梓「きゃあああああああ!」

律「どうだ!効いたか?」

梓「い、痛い…何するんですかもう!」

律「へへー!ムギも一緒にボール遊びするぞ!澪も来いよ!」

紬「おー!」

澪「律……」



931 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:14:26.05 ID:Ai1xGuocO
別荘

唯「……」チラッ

唯「……」チラッ

唯「誰も来ない…」

唯「やっぱり皆今頃…う…う…わ、私抜きで…うえ…え…」

唯(でも…私、やっぱりりっちゃんが皆に笑いかけてるの、見てられないよ…)

ガチャ

唯「り…りっちゃん?」



933 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:18:19.63 ID:Ai1xGuocO
さわ子「あ、唯ちゃん…いたの?」

唯「なんださわちゃんか…」

さわ子「なんだとはなによ!私まだ寝るから起こさないでね?若いもんとは違うのよ…」

唯「うん…おやすみ」

バタン

唯「……」



935 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:25:15.67 ID:Ai1xGuocO
唯(私…汚い子だ…りっちゃんのこと一人占めしたいからって…澪ちゃんたちに悪口言った…)

唯「うぅ…」

唯(大切な友達なのに…悪口言った…りっちゃんにも…)

唯「うっ…うぅ…」

唯(こんな私だもん…りっちゃん、一緒にいても気をつかうに決まってる…)

唯「うぇえ…」

唯(澪ちゃんなら…そんな気を使わなくたって平気だもんね…一緒にいて楽しいはずだよ…)

唯「うええぇぇぇん…りっちゃん…りっちゃ…ごめんね…」



937 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:32:12.97 ID:Ai1xGuocO
唯(じゃあ…じゃあ私はどうすればいいの…?謝ればいいの?
 でも…謝って、それで私は納得できるの…?)

唯「できないよ…できるわけない…」

唯(じゃあ…じゃあ…何事もなかったみたいにすればいいの…?)

唯「そんなの…最低だよ…」

唯(なら方法は…一つしかないよ…)

唯「……」



941 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:37:07.00 ID:Ai1xGuocO
夕方

律「なあ澪……」

澪「ん?」

律「私ってもしかして最悪な女か?」

澪「少なくとも…恋人が泣いてるのに後追わないヤツは最悪だな」

律「うう…なんであの時追わなかったんだぁ…」



943 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:41:13.67 ID:Ai1xGuocO
澪「嘆いてないで謝れ!なにがあったかは知らないけど」

律「わ、わかったよ…」

律(とにかく…もう一度話し合うしかないな!あとはキスでもしとけばなんとかなるだろ!)

ガチャ

律「ただいま!唯?」

梓「しーんとしてますね…」

紬「唯ちゃん?さわ子先生?」



944 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:44:37.30 ID:Ai1xGuocO
さわ子「みんなぁ…」

律「さわちゃん!どした?唯はどこだ?」

さわ子「そ、それが…私が寝てる間に…これ…」

澪「な、なになに…『私は先に帰ります。皆すみませんでした』…な、なんだよこれ…」

紬「唯ちゃん…」

律「そんな…唯…」



946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 03:49:20.42 ID:Ai1xGuocO
律「あいつ…ホントバカだな!」

梓「え?」

紬「りっちゃん…」

律「一人で勝手に拗ねて挙げ句の果てに帰るとか…あーあ、しらけるなあホント」

澪「……」

律「もう知らねえ!あいつのことは放っといて夕飯にしよう!帰ったら説教だ!」

紬「で…でも…」

梓「律先輩…」



960 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 08:49:21.75 ID:Ai1xGuocO
澪「律、お前…」

律「わかってるよ…私はあいつの恋人だ…でも」

澪「でも?」

律「唯…私にどうしてほしいんだよ…ただ甘えてるだけじゃないか…
 友達と話すなって言われても…そんなの無理だよ…」

澪「…お前、わかってるんじゃないか」

律「え…?」

澪「あいつはただ、お前に甘えたいだけなんじゃないのか?」



962 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:00:31.98 ID:Ai1xGuocO
澪「とにかく、唯を連れ戻さなきゃな…携帯に掛けてみよう」

律(甘えたい?だってあいつはいつも私に甘えて…)

律「……」

紬「りっちゃん?」

律(いや…待てよ?今まであいつのこと気にしたり、いじけたりしてたのは私じゃないか…
 あいつはそのたびに私のことを慰めて…甘えてなんかなかった…)

澪「…ダメだ、電源切ってる。皆、急いで探しに行こう…ムギ、電車の時間まであとどれくらいだ?」

紬「あ、あと20分…」

澪「よし行こう!」

律「……」



964 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:09:54.43 ID:Ai1xGuocO
唯(りっちゃん…私、やっぱり一緒にいられない…
 大好きなのに、その気持ちをコントロールできないんだ…だから…)

唯「ふう…電車まだかなあ…」

唯(りっちゃん…今頃澪ちゃんたちと遊んでるのかなあ…
 …私には見せてくれない顔で)

唯「……」



966 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:14:37.90 ID:Ai1xGuocO
唯(帰ったら…恋人みたいな友達になろう。別れるわけじゃないし、
 りっちゃんもそれならわかってくれるよね)

唯「私たちもう…恋するなんて無理なんだよ、りっちゃん」

澪「そんなことないぞ、唯」

紬「そうよ?」

梓「そうです!」

唯「み、みんな…どうして?」



969 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:19:49.99 ID:Ai1xGuocO
唯(あ…またこの気持ちだ…やだな…)

澪「唯、お前なら大丈夫だって。きっと律のことを支えられるから」

紬「そうよ!だって二人ともあんなに楽しそうだったじゃない!」
梓「やっぱり、唯先輩と律先輩は…お似合いです」

唯「やめてよ…私、もういいの、もうりっちゃんと恋するの辛いの」



971 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:26:36.23 ID:Ai1xGuocO
澪「なんでだ?」

唯「だって…だって…私、わかったの…りっちゃんは澪ちゃんといた方が楽しいって」

澪「え?そんなこと…」

唯「澪ちゃんはりっちゃんの幼なじみだし、なにも気を使わなくていいんだよ…
 だから、りっちゃんはあんな顔を澪ちゃんに向けるんだよ!」

澪「唯…」

唯「私、もういやなの!りっちゃんが澪ちゃんや他のみんなと話してるの見るの!
 なんか…胸がぐちゃぐちゃになって…泣きたくなるの…っ」



972 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:38:33.94 ID:Ai1xGuocO
澪「唯、私もな?律と友達になったばかりのころ、あいつが他の人と話すの見るの嫌だったんだ」

唯「……」

澪「前から律と仲良かったヤツに律を取られるんじゃないかってすごく不安だったから」

唯「……」

澪「でも…あいつはな、皆を元気にするヤツなんだ。一人だけじゃなく、皆を」

唯「……」

澪「はっきり言うけど…私は律に友達として、いつまでも笑いかけてもらいたい」



973 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:45:43.62 ID:Ai1xGuocO
澪「それは多分ムギや梓も、他の友達も同じだと思う」

紬「うん。私もよ、唯ちゃん」

梓「私も…です」

唯「じゃあ…どうすればいいの?私はこの辛さをどうすればいいの?」

澪「私にはわからない。ただ私たちは友達として律と付き合っていきたいから…
 私たちの気持ちも、唯にわかってほしい」

唯「うぅ…」

唯(澪ちゃんたちの気持ち…なんとなくわかる…でも、でも、私…)



975 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:50:09.21 ID:Ai1xGuocO
律「結局駅まで来てしまった…」

律(色々悩んだけど…やっぱり謝ろう…唯は強いヤツだし、きっとわかってくれるよな!)

律「あ、皆いるな?おー…い…?」

律(唯?な、なんで泣いてるんだ?なんでそんな辛そうなんだ?ていうか…)

律「唯って…あんなに小さかったっけ…?」



977 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 09:55:10.52 ID:Ai1xGuocO
律(私が抱きついてる時の唯は…すごく大きくて強い気がしたのに…あんなに小さいのか…?)

律「唯、唯…」

律(抱き締めてやらなきゃ、お前はこのまま消えちまうんじゃないか…?)

律「唯…」

律(だって…だってそんなに弱々しいお前は見たことないんだ…唯…唯…)

律「ゆ…唯ー!!」



979 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:00:00.91 ID:Ai1xGuocO
唯「り…りっちゃん…」

ガバッ

律「お…お前…う…うぅ…うおおおおお…」

唯「……」

澪「遅いぞ律…ムギ、梓、先に戻ってよう」

紬「うん…もうちょっと見たいけどね」

梓「な、何言ってるんですか…グス」



980 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:05:33.85 ID:Ai1xGuocO
律「唯、ごめ…」

唯「…りっちゃん、もう私に抱きついたりしちゃ…ダメだよ」

律「な、なんで!」

唯「私は…嫌な子なの…澪ちゃんたちからりっちゃんを一人占めしようとした…嫌な子なの」

律「そ…そんなことあるかよ!」

唯「そうだよ…だからもう…」

律(ど…どうする…?こんなとき、なんて言えばいいんだ…?わ、わかんねえ…)

律「あ…そうだ」



981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:11:01.68 ID:Ai1xGuocO
律「ほれ!」

唯「な、なにしてるの?」

律「私から抱きついたらダメなんだろ?だったらお前からならいいんだよな」

唯「だ、ダメだってりっちゃん!私は…嫌な子なの…澪ちゃんみたいにはなれない…」

律「バカ!お前がなんで澪みたいになる必要があるんだよ!」

唯「え…」

律「私は唯が大好きなんだ!澪じゃなくてお前が大好きなんだよ!だからそのままでいいんだ!」

唯「う…で…でも…うぅ…うぇ…」



983 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:16:23.05 ID:Ai1xGuocO
律「あと!もっと私に甘えろ!おもいっきり私に甘えろ!私たちは恋人なんだから!」

唯「り…りっちゃ…い、いい…の?」

律「ほらこい!」

唯「うっ…う…うええぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!りっちゃああああああん!」

ドンッ!

律「お、重い…」

唯「私…ごめんなさああい…うええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

律「まったく…最初からもっと甘えろよな?」

唯「うう…り、りっちゃん…」

律「ん?」

唯「私…澪ちゃんたちの気持ちわかったの…だから、もうりっちゃん、話しても平気…だよ」

律「…おう…ありがとう」



985 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:21:25.24 ID:Ai1xGuocO
唯「あ、あと…昨日ゆっくりできなかったから…ちゅーしよう?」

律「ま、まったく…唯はしょうがないなあ…ど、どうしてもっていうならいいぞ?」

唯「ありがと…りっちゃん、大好き…いや、大好きじゃ足りないから…あ、そうだ」

律「ん?なんだ」

唯「りっちゃん、愛してるよ!」

律「あ………?」


チュッ



990 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:30:52.89 ID:Ai1xGuocO
唯「えへへ…私、もう大丈夫だよ!」

律「あ…あ…あい…あいし…あ…へ…へへへへへへ…」

唯「りっちゃん?」

律「も…もう…唯!帰るぞ!皆が待ってる!」

唯「うん!また手、つないで行こう!」

律「当たり前だ!あと唯!」

唯「なあに?」

律「私も愛してるぞ!」

唯「うん!私もりっちゃんのこと、愛してる!」

律「もう一回言ってくれ!」

唯「私、りっちゃんのこと、世界で一番愛してる!」

律「私もだ唯!ありがとう!愛してるぞー!」

おわり



991 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:31:52.91 ID:Ai1xGuocO
ギリギリ終わった!

皆さん長々と読んでくれてありがとうございました!




992 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:34:39.00 ID:/sVDta290
乙!
面白かった




997 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:37:48.96 ID:m1J7ciLg0
乙!
実によかった




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この記事へのコメント
唯律とは……
古いがいいもんだった
2010/06/28(月) 21:21:44 | No.6345 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
だから律はいらないって
2010/06/28(月) 22:00:55 | No.6346 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
さわちゃん…
2010/06/28(月) 23:32:33 | No.6347 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
スレタイからユニコーンの大迷惑を連想した。
2010/06/28(月) 23:45:40 | No.6348 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
この澪は応援したい、男前澪だな。

澪律じゃないとHTT崩壊しそうな気が…。
2010/06/29(火) 00:09:49 | No.6350 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
ぉもしろかった
2010/06/29(火) 04:42:57 | No.6352 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
わざわざ律唯ssに来てまで律澪主張すんなよ
2010/06/29(火) 09:00:10 | No.6355 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
面白かったです 乙                     
2010/06/29(火) 14:42:06 | No.6357 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
さわ子と梓○ね
SSはかなりおもしろかった
2010/06/29(火) 23:33:06 | No.6362 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
同じネタを短いSSでループさせちゃあかんやろ
つまらん
2010/07/16(金) 21:02:41 | No.6832 | 戯言ヴぃp | #cRy4jAvc[ 編集]
ちょっと泣いてしまった。
良かったよ、乙。
2010/08/23(月) 19:26:00 | No.7206 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
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