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律「恋がしたい」
487 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 00:47:04.26 ID:7GMOc9bP0


月曜日


和「(この世界を満喫するなんて言ったけど・・・)」

和「(満喫できるわけがないのよね・・・)」

唯「和ちゃん、ちゃんと話聞いてた?」

和「え、ごめんなさい、もう一回してくれるかしら?」

唯「だからー、あずにゃんがねー?」

・・・

・・・

和「(このままじゃ、私はただの唯のお守りじゃない)」

唯「~だったんだ!」

和「あら、唯も少しは先輩になってきたのかしらね?」

和「(あずにゃん、あずにゃんって・・・唯は梓ちゃんのことがよっぽど好きなのね・・・)」

唯「えへへ~♪」




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律「恋がしたい」 後
ブログパーツ 律「恋がしたい」
488 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 00:52:34.75 ID:7GMOc9bP0

和「今日は部活がなくて残念だったわね」

唯「えー?なんで?」

和「梓ちゃんと会えないじゃない」

唯「でも部活がなかったから和ちゃんと帰れるんだよ?」

和「ま、それもそうね」

唯「うん!和ちゃんと帰るの久々だから嬉しいよ」

和「そう、よかったわね(こうやって色んな子に思わせぶりな態度をとっているのね、この子は)」



489 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 00:53:39.21 ID:7GMOc9bP0

唯「えへへー♪」ギュー

和「腕組んでると歩きにくくない?」

唯「全然!」

和「あっそう(無意識にやってるから性質悪いわね・・・)」

唯「そうだ!今日家においでよ!」

和「え?そんな・・・いいの?」

唯「もちろん!」

和「ご迷惑じゃないかしら」

唯「大丈夫!憂しかいないから!」

和「・・・じゃあお言葉に甘えようかしら」

唯「やったー!」バンザーイ



~~~~~~~~~~~~~~~~~




491 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 01:26:31.39 ID:7GMOc9bP0


唯「ただいまー!」

憂「お帰り、お姉ちゃん!」

和「お邪魔します」

憂「和さん!どうぞ上がってください」スリッパスリッパ

和「ありがとう」ヌギヌギハキハキ

唯「私、部屋片付けてくる!」

和「汚いのね・・・」

唯「うん!すっごく!」

和「・・・いってらっしゃい」

唯「いってきまーす」トントン



492 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 01:27:15.23 ID:7GMOc9bP0

憂「どうぞ、リビングでお待ち下さい」ガチャ

和「えぇ、そうさせてもらうわ」

憂「今お飲み物もってきますねー」

和「ありがとう」

・・・

・・・

憂「お待たせしました」コト

和「あれ、憂ちゃんの分は?」

憂「え?」

和「少し話でもしましょう?」

憂「うーんと・・・はい!じゃあ失礼します♪」

和「憂ちゃん、学校は慣れた?」

憂「はい!毎日がとっても充実してます!」




493 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 01:29:27.27 ID:7GMOc9bP0

和「憂ちゃんは梓ちゃんと同じクラスだったわよね?」

憂「はい、私達、席も近いんですよー」

和「あら、それはすごい偶然ね」

憂「そうなんですよー♪休み時間はいつもお姉ちゃん達の話で盛り上がってます」

和「あら、楽しそうね。気になってたんだけど、梓ちゃんはやっぱり唯のことが好きなのよね?」

憂「はい、そうなんですよ。ただ、お姉ちゃんってば鈍感だから、なかなか進展しないみたいですね」

和「あははは。・・・唯には、好きな人がいるのかしら」

憂「いますよー」

和「!?」

憂「そんなビックリしなくても・・・」

和「誰!?」

憂「えー梓ちゃんですよ、そりゃ」



494 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 01:30:08.17 ID:7GMOc9bP0

和「・・・唯って、とことん罪作りな女ね」

憂「はい、私もそう思います」

和「唯は自分の気持ちには気付いていないのかしら?」

憂「それがわからないんですよね・・・。気付いているような、いないような」

和「難しいわねー」

憂「はい。私も梓ちゃんとお姉ちゃんの気持ちが通じ合うにはまだ時間がかかると思います」

憂「でも、きっと通じ合うと思いますよ!」

和「そうね・・・。見ててやきもきするでしょう?」

憂「えぇwそれはもうwでも、ここで誰かが横やり入れるのはよくないと思うんですよね」

憂「私は気持ちが通じ合うまでの過程ってすごい大切だと思ってますから」

憂「だから、いつまででも見守って行こうと思っています」

和「なるほどね。憂ちゃんを見てると、どっちがお姉さんかわからなくなる時があるわ・・・」

憂「あはは、それは言わない約束ですよ?」クスクス



497 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 01:36:35.92 ID:7GMOc9bP0


和「でも、そうしたら・・・唯と梓ちゃんがくっついたら、憂ちゃんは寂しいんじゃない?」

憂「それは・・・確かに寂しいですけど・・・。お姉ちゃんや梓ちゃんに会えなくなる
わけじゃありませんし、和さんが思っている程深刻ではありませんよ?」

和「そう、私はてっきり・・・」

憂「私がお姉ちゃんのことを、そういう意味で好きだと?」

和「えぇ、失礼だったかしら」

憂「まさか」クスクス

憂「誤解されそうなコミュニケーションとってるのは事実ですから」クスクス

和「憂ちゃんは?」

憂「はい?」

和「・・・憂ちゃんは、その好きな人とかいないのかしら?」

憂「・・・いますよ」

和「・・・!」




499 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 01:40:28.24 ID:7GMOc9bP0

和「そうなの・・・」

憂「でも、私はその人とは結ばれないんです」

和「フラれちゃったの?」

憂「いいえ、告白は・・・していません」

和「そっか・・・」

憂「色々と事情があって、私はその人と結ばれてはいけないんです」

和「・・・(憂ちゃんまで澪みたいなこと言って・・・)」

和「ねえ、それってどういう」

ガチャ!

唯「お待たせ!ごめんね、遅くなっちゃって」

和「唯!・・・いいのよ、今ね、憂ちゃんとお話してたの」



500 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 01:41:25.78 ID:7GMOc9bP0

憂「お姉ちゃん、いつ友達を呼んでもいいようにお部屋は綺麗にしておこう?」

唯「うん、そうだね。今度からはお部屋が綺麗なときに友達を呼ぶようにするよ」

和「微妙に意味が伝わってないわね・・・」

憂「お姉ちゃんかわいいからいいんです」

唯「いいんです!」

和「こらっ」

憂「あはは」クスクス

唯「それじゃ、私達は部屋にいるね?」

憂「うん、後でお菓子とお茶持ってくね」

唯「ありがとっ。和ちゃん、いこっか」トントン

和「それじゃ、またね。憂ちゃん」トントン

憂「ごゆっくり~♪」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~




505 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 01:58:14.75 ID:7GMOc9bP0

その日の夜~わの部屋~

和「・・・」チラッ

和「・・・(今日は、澪から電話来なさそうね)」

和「(今頃、律とよろしくやってるのかしら。・・・なんてね)」

和「(私の心は早くも折れそうなんだけどな・・・)」

和「(そうよね・・・この世界は『柵(しがらみ)のない世界』)」

和「(私達の思い通りになる世界ってワケじゃないのよね・・・)」

和「(律と澪は元々お互いが好きだったから、この世界で付き合えたわけだし)」

和「(元の世界で何にもなかった私達が結ばれるわけ、ないのよね・・・)」

和「(どうしたものかしら・・・)」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



506 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 02:10:13.38 ID:7GMOc9bP0



唯の部屋


唯「(はあ。気付いてないフリもここまで来ると・・・。傍から見たら重症だよね、私)」

唯「(でも・・・私があずにゃんと付き合っちゃったら・・・和ちゃんはどうなるんだろう?)」

唯「(だって、和ちゃんも私のこと・・・///)」

唯「(私が欲張りなのがいけないんだよね・・・)」

唯「(友達も大切だけど、好きな人とも一緒にいたいって、ずるいのかな?)」

唯「(明日、あずにゃんに和ちゃんが遊びに来たって言ったら、どんな顔するんだろう)」

唯「(やっぱり嫌な顔されるかな・・・)」

唯「(でも、私は・・・みんなと仲良くしていたいよ)」

唯「(和ちゃんは好き。大切な親友。あずにゃんも好き。でも・・・和ちゃんの好きとは違う)」

唯「(はっきり態度で示さないと駄目かな?・・・でも、怖いよ)」

唯「(我が侭でごめん、二人とも)」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



507 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 02:11:14.54 ID:7GMOc9bP0


憂の部屋


憂「(私の好きな人、か・・・)」

憂「(和さんがそんなこと聞いてくるなんて思ってなかった)」

憂「(叶わない恋だから早く切り替えたいんだけどなぁ・・・)」

憂「(当分無理なんだろうなぁ・・・)」

憂「(駄目だよ!そんな考え方してるからいけないんだよ!)」

憂「(他の事を考えよう。例えば、お姉ちゃんと梓ちゃんがどうやったら付き合えるか)」

憂「(さっき和さんには『気付いているのか、いないのかわからない』なんて言ったけど)」

憂「(お姉ちゃん、きっと気付いてる。自分の気持ちにも、梓ちゃんの気持ちにも)」

憂「(和さんの気持ちにも・・・ね)」

憂「(梓ちゃんはお姉ちゃんの気持ちには、きっと気付いてない)」



509 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 02:20:05.94 ID:7GMOc9bP0

憂「(気持ちを伝えることには積極的でも、結局梓ちゃんも鈍感なんだよね・・・)」

憂「(だから、私達は・・・みんな、身動きがとれない)」

憂「(見守る、なんて言っちゃったけど。このままで良いのかな)」

憂「(せめてお姉ちゃんと梓ちゃんには幸せになって欲しいな)」

憂「(でも、こんなこと誰にも相談できないよね・・・)」

憂「(和さんに言ったら、また迷惑かけちゃう・・・)」

憂「(誰か、恋愛経験豊富で、お姉ちゃん達を知ってる人・・・)」

憂「あ!」

憂「一人だけ、いた・・・!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




510 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 02:27:34.34 ID:7GMOc9bP0

2年の教室


和「おはよう」

律「おう、おはよ!」

澪「おはよう、和」

和「朝から見せ付けてくれるわね、あんたら」

律「へ?そ、そんなんじゃねぇよっ///」

澪「そうだぞ!///」

和「わかった、わかったから。律、澪の膝の上から降りなさい」

律「ちぇー」スクッ

和「(あなた達、この土日で何があったの!?)」ボソボソ




511 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 02:28:15.70 ID:7GMOc9bP0

澪「(何もないよ?ただ、これからしばらくはキャピキャピするって決めたんだ)」ボソボソ

和「」

澪「(ち、ちがっ・・・私じゃなくて律が言い出したんだぞ!?)」ボソボソ

和「(うん、わかった、わかったから)」ボソボソ

律「お前らさっきから何コソコソ話してるんだよー?」ソワソワ

澪「い、いや、なんでもないぞ!」

和「そう、なんでもないわっ」

律「ふーん?まっいいけどっ」プイッ

澪「律ーごめんってばー」ナデナデ

和「こいつら・・・!」イラッ

和「(羨ましくなんて、ないっ・・・!)」グスン


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




512 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 02:28:56.06 ID:7GMOc9bP0

1年の教室


憂「おはよう、梓ちゃん」

梓「憂、おはよう」

憂「ねえ梓ちゃん?」

梓「ん?」

憂「律先輩の連絡先、知ってる?」

梓「へ?律先輩?知ってるけど・・・」

憂「お願い!教えて!」

梓「っへ!?・・・いや、いいけど」

憂「あ、でも勝手に教えたらまずいと思うから」



513 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 02:29:42.69 ID:7GMOc9bP0
梓「ちょっとw大丈夫だよ。寧ろ憂っていままで律先輩の連絡先知らなかったんだね?」

憂「うん・・・昨日ケータイ見たら、名前が入ってなかった」

梓「w自分でも知ってるって思ってたんだ?w」

憂「そうそうwよく会う人だから勘違いしちゃってて」クスクス

梓「じゃあ連絡先、メールで送っとくね」

憂「うん。出来れば、メールアドレスと電話番号、両方教えて?」

梓「・・・いいけど」

憂「うん?」

梓「もしかして・・・憂って律先輩のこと・・・」

憂「いや、それはない」キッパリ

梓「うわ、律先輩かわいそう」

憂「もちろん、いい人だなって思うけど・・・。そんなんじゃないよ?」

梓「そっかw」ピッ

憂「・・・あ、来た来た。ありがとうっ」ピロロン♪


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




518 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 02:38:30.24 ID:7GMOc9bP0



お昼~澪・和の教室~


澪「あのさ」モグモグ

和「何?」パクパク

澪「この間電話で『この世界を満喫する』って言ってただろ?」ペロペロ

和「えぇ、言ってわね」ゴックン

澪「何をするつもりなんだ?」モゴモゴ

和「あなたと一緒よ。私も自分の気持ちに素直になろうかなって、そう思ったのよ」モグモグ

澪「相手は?」モグモグ

和「・・・言わないと駄目?」モグモグ

澪「うん」

和「相手はね・・・」




524 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:08:55.24 ID:7GMOc9bP0


澪「うん・・・!」ワクワク

和「内緒よ」

澪「な、なんで!?」

和「なんとなく。それより」

澪「なに?」

和「随分と進展したじゃない。私の心配も杞憂だったようね」

澪「そ、そんな///」

澪「でも、このまま上手くやっていけそうな気がする」

和「それはよかったわね(ヤバイ、これはノロケ話のコースね、避けないと)」

澪「そうなんだよ~律ったら~・・・」ノロケノロケ

和「(回避できなかった、だと・・・!)」


~~~~~~~~~~~~~~~~




526 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:11:39.17 ID:7GMOc9bP0

律・ムギ・唯の教室


律「なあ、私と澪の話をしていいか?」モグモグ

唯「へ?何?」モグモグ

ムギ「なぁに?(あまり、聞きたくないかも)」

律「私達、付き合うことになったんだ」

ムギ「・・・!」

唯「え!?本当に!?」

律「ああ」

唯「・・・おめでとう!!」

律「おう、サンキュー!」

ムギ「私からも、おめでとう、りっちゃん」

律「うん、ムギもサンキューな」

ムギ「・・・幸せになってね」

律「?おうっ!」



528 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:14:26.27 ID:7GMOc9bP0

律「まっ、もう既に幸せなんだけどなっ///」

ムギ「・・・」

唯「すごいね!でも・・・澪ちゃんとは絶対にすぐに別れたりしないでね!」

律「ぬお!?縁起でもないこと言うなぁ!」ペシッ

唯「あたぁ!」

テンテロテーン♪

律「あれ、メールだ」

ムギ「澪ちゃんから?」

律「いや、違うな・・・」

ムギ「和ちゃん?」

律「ううん、着信音からして、違う人だな・・・どれどれ?」



529 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:15:08.40 ID:7GMOc9bP0

唯「浮気だ!りっちゃん、なんてことを!」メッ!

律「ちげーし!」メッ!ジャネーヨ!

唯「浮気相手は誰だ!」

律「・・・お前の妹だな」

唯「憂!?何してんの!?」

ムギ「!?」

律「いや、だから浮気じゃねーっての!」

クラスメート1「田井中さん・・・また違う女・・・?」ボソボソ

クラスメート2「しかも浮気してるらしいよ・・・」ボソボソ

律「ちげーし!」



~~~~~~~~~~~~~~~~



533 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:30:42.96 ID:7GMOc9bP0

放課後!


律「んで、どうしたの?」

憂「すみません、呼び出しちゃって」

律「悪いけど、私には澪っていう正妻が」

憂「いえ。違います」キッパリ

律「ちょっとした冗談なのに・・・」ションボリ

憂「・・・相談したいことがあるんです」

律「私に?珍しいね」

憂「え?」

律「私、口軽そうに見えるのか、あまり相談受けたりしないんだ」



534 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:31:26.09 ID:7GMOc9bP0

憂「あー、っぽいですね」

律「こらー!」

憂「す、すみません!つい・・・(本音が・・・)」

律「全くっ」プンスカ

憂「ちょっと話が長くなっちゃいそうなんですが・・・」

律「うーん、そうだな。澪に知られるとマズいか?」

憂「うーん、わかりません」

律「ってことは、微妙なんだな・・・」

憂「はい」

律「今日は澪が家に来る予定だったんだ。だから、憂ちゃんがよければ家で、と思ったんだけど」

憂「なるほど・・・って、え?」



535 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:32:20.62 ID:7GMOc9bP0

律「ん?」

憂「あれ・・・?ちょっと前から、なんていうか・・・こんなこと言ったら失礼ですけど」

律「いいよ、言って?」

憂「ケンカでもしているのかと思ってました・・・」

律「あ、そっか。・・・実はね、私達付き合うことになったんだ」

憂「え!?」

律「そんなびっくりすることかぁ?」

憂「いいえ、おめでとうございます!」

律「おう♪」

憂「んー、でもそうすると澪先輩に内緒で会うっていうのもマズイですよね?」

律「マズくはないけど・・・できれば避けたいかな」

憂「そうですね・・・じゃあ、よろしければ律先輩のお家にお邪魔させていただけますか?」

律「おう!全然いいぜ!」



536 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:33:02.12 ID:7GMOc9bP0

憂「それじゃ、放課後伺いますね」

律「あ!もしよかったら、今日は憂ちゃんも部活に来ない?待ってる間、暇だろ?」

憂「・・・気持ちは嬉しいんですけど、他の人に律さんの家に行くことを知られたくないので・・・」

律「え!?私の家にくることって恥ずかしいことっ!?」

憂「ち、違いますよ!その、相談事っていうのが、お姉ちゃんと梓ちゃんのことなんですよ」

律「ああーなるほど」

憂「なので、他の人には、あまり知られたくないんです・・・すみません」

律「ううん、いいよ。そういうことなら・・・そうだな、6時に私の家に来てくれ」



537 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:33:43.74 ID:7GMOc9bP0

憂「わかりました。じゃあ、どこかで時間を潰してから伺いますね」

律「家に帰らないの?」

憂「お姉ちゃんに見つかるとまたややこしくなるので、念のため」

律「なるほど、なんか深刻そうだなー」

憂「大した問題じゃないですよ、そんなに構えないでください」タハハ

律「そ、そうか?・・・それじゃ、またあとでな」

憂「はい」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~



539 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:41:24.84 ID:7GMOc9bP0


憂「・・・(律さん達、もうそろそろかな?)」

澪「おーい!」

憂「澪さん!」フリフリ

律「ごめん、待ったか?」

憂「はい、ものすごく」

律「」ズーン

憂「冗談ですよ」クスクス

澪「いいぞ、憂ちゃん、もっといじってやれっ」

律「うわーん!」

律「・・・って、こんなとこじゃなんだ。部屋に行こうぜ」ガチャ



540 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 03:42:13.99 ID:7GMOc9bP0

憂「お邪魔しまーす・・・」

澪「お邪魔します」

律「今日はまだ誰も帰ってきてないみたいだな」

澪「そうか///」

律「(今日憂ちゃんが来てくれてよかったかも)」トントンギットン

澪「(二人きりだったら・・・絶対微妙な雰囲気になってたな・・・)」トントンギットン

憂「(三段目の階段、変な音が鳴る・・・?)」トントンギットン



律「適当にしててくれ。なんか持ってくる」ガチャ

澪「うん」

憂「お構いなくー」


~~~~~~~~~~~~~~



546 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 05:21:24.17 ID:7GMOc9bP0


律「んで、どうしたんだ?」

憂「先輩達は・・・梓ちゃんとお姉ちゃん、どう思いますか?」

澪「どうって?」

憂「だから、その・・・」

律「うーん、正直、もどかしいな」

憂「!!」

憂「やっぱり、そうですよね」

憂「私・・・お姉ちゃんに幸せになって欲しいんです」

律「幸せに・・・か。憂ちゃんの中では、どうなったら唯が幸せになってるってことになるんだ?」

憂「お姉ちゃんが、好きな人と付き合えて、友達とも一緒にいられたら、それが幸せだと思います」

律「うーん、具体的に言うと?」




566 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:11:47.50 ID:7GMOc9bP0

憂「恐らく、お姉ちゃんは梓ちゃんの気持ちに気付いています。そして、お姉ちゃんも梓ちゃんが好きです。
でも、みんなの前ではそれに気付かないフリをしているんです」

律「唯、梓のこと好きだったのか・・・!?・・・ってことは、澪病か」

澪「誰が病気だ」ゴチンッ

律「いだっ」

澪「でも、意外だな。唯が自分の気持ちに気付かないフリだなんて」

律「でも、澪とはちょっと違うな。澪は自分でも自分の気持ちに目を背けていたけど、
唯の場合は自分の気持ちにはちゃんと気付いてる。みんなの前で気付いてないように振舞っているだけだ」

憂「これは私の想像ですが・・・お姉ちゃんは和さんのことを考えているんだと思います」

憂「和さんはお姉ちゃんのことが好きだから・・・。梓ちゃんと付き合ったら今までの関係が壊れてしまうかもしれない」

憂「梓ちゃんと付き合っても、梓ちゃんが親友の和さんを快く思わないかもしれない」

憂「お姉ちゃんは、きっとこんな風に考えているんだと思います」



568 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:14:14.61 ID:7GMOc9bP0

律「うーん、あの能天気な唯がそこまで考えるか?」

澪「こらっ」

律「あ、ごめん。そういう意味じゃなくてさ、そんな状況でも唯ならもっとプラスに考えるんじゃないか?」

憂「私も最初はそう思っていました。でも、梓ちゃんも和さんも、お姉ちゃんの中ではとても大きな存在だから・・・」

澪「いや、有り得るな。みんな仲良く、が唯のモットーみたいなところ、あるだろ?」

律「ああ、確かに」

澪「それが崩れるかもしれないんだ。きっと怖いよ」

澪「もちろん、その可能性に最初は気付かなかったと思う。梓と付き合って和との関係が崩れたり、梓が和に嫉妬する可能性に」

憂「はい、私もそう思います。でも、この間梓ちゃんと話してて、気になることを聞いちゃったんです」

律「なんて?」

憂「『最近、唯先輩が和先輩の話をしなくなった』って・・・」

律「・・・」

憂「『和先輩の話を聞いているときそっけない態度取っちゃったから、それが原因かもしれない』とも言ってました」



569 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:15:46.36 ID:7GMOc9bP0

澪「それって・・・」

憂「はい。恐らく、梓ちゃんのリアクションでお姉ちゃんはその可能性に気付いたんだと思います」

律「・・・やっぱ、そうなるよな」

憂「はい。和さんは今までそんなことをしてきたとは思えませんし・・・」

澪「確かに、和ならもうちょっと大人な対応をするかもしれないな」

憂「さらに、梓ちゃんはあくまで『唯先輩を振り向かせる!』と考えています」

律「もう唯は梓のこと、好きなのに?」

憂「はい、その気持ちに気付いていません。もちろん、お姉ちゃんも隠しているから
気付かなくても不思議ではないんですけど・・・」

澪「梓も鈍感だな」

憂「はい・・・。さらに和さんはお姉ちゃんの気持ちに気付いています」

澪「・・・なんか、複雑だな」



570 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:16:51.97 ID:7GMOc9bP0

律「つまり、和も唯も3人の気持ちに気付いていて、梓だけが唯の気持ちに気付いていないってこと?」

憂「そうですね。まず、この状況では梓ちゃんからモーションをかけてもあまり意味はありません」

憂「和さんは身を引いているようで、お姉ちゃんの気持ちが自分に向くようにするつもりはないみたいです」

憂「さらに、お姉ちゃんは二人ともと仲良くしていたい想いから、ずっと気持ちを隠しています」

憂「・・・どうしたら、いいですか・・・?」ウルウル

律「!?・・・憂ちゃんっ・・・!」

憂「私、ずっと一人で考えてたけど・・・どうしても答えが出なくて・・・
でもお姉ちゃんに幸せになって欲しくて・・・苦しくて・・・」ポロポロ

澪「憂ちゃん・・・」

律「・・・」

憂「だから、経験豊富な律さんに相談させてもらったんです・・・」ポロポロ

律「経験豊富って・・・そんなんじゃないけど・・・でも、なんとかしようぜ」

憂「律さん・・・」



574 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:36:29.40 ID:7GMOc9bP0

澪「そうだな、なんとかしよう・・・!それがみんなのためだよ」

律「全く、こんなにお姉ちゃん想いの妹に、唯は何をさせているんだっ」

澪「そういえば、話は変わっちゃうんだけど・・・」

憂「はい?」

澪「憂ちゃんは、その、好きな人とかいないのか?」

憂「・・・」

澪「ああごめん!言いたくなかったらいいんだ!忘れてくれ」

憂「いいえ、ちょっと思い出してて」

律「何を?」

憂「昨日、和さんにも同じこと聞かれたなーと思って」

澪「和に?」




575 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:37:12.41 ID:7GMOc9bP0

憂「はい、昨日うちに遊びにきたんです」

澪「そうだったのか」

律「それで、憂ちゃんの好きな人って誰なの?」

憂「・・・私の恋は、叶わないからいいんです」

澪「そんな・・・!」

律「そんなの、悲しすぎるぜ・・・!」

憂「・・・私の気持ちなんて、お姉ちゃんのことに比べたらどうでもいいと
思ってたから黙ってたんですが・・・厳密に言うと、さっきの話はお姉ちゃんと
梓ちゃんと和さんの、3人の話じゃないんです」

律「えと、どういうこと?」

憂「・・・私、和さんが好きなんです」

律澪「・・・!」




576 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:40:38.67 ID:7GMOc9bP0

律「・・・知らなかった。えと、いつから?」

憂「ずっと昔からです。いつからかなんて、そんなの忘れちゃいました」タハハ

澪「そうだったのか・・・でも、憂ちゃんは、いいの?」

憂「私の気持ちは、いいんです・・・」

憂「ただ、お姉ちゃんに幸せになって欲しいんですけど・・・でも、私は和さんが好きだから。
和さんがお姉ちゃんのことしか見ていないのが辛くて・・・」

憂「それに、梓ちゃんとお姉ちゃんが付き合うと、和さんは傷つくじゃないですか。
そのことを考えると、また辛くて・・・頭の中がぐちゃぐちゃになっちゃって・・・」グスッグスッ

律「あーもう、わかったから泣くなよぅ・・・」ギュッ

澪「・・・そんな状況、誰だって頭の中ぐちゃぐちゃになるよ」ナデナデ

憂「う・・・うぁぁぁん・・・!」ポロポロ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




577 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:43:22.72 ID:7GMOc9bP0

夜~律の家の前~


澪「結局あれから・・・これといって、いい対策は思いつかなかったな・・・」

律「ごめんな、憂ちゃん」

憂「いいえ、とんでもないですっ!・・・お話聞いていただいただけでも、少し楽になりましたから」

澪「そっか、それはよかった」

律「憂ちゃんはなんでも抱え込み過ぎだと思うぜ?」

澪「そうそう。それと、唯もな」

憂「ごめんなさい・・・」

澪「ああ謝らなくていいんだって!」

律「なんていうか、もうちょっと私達を頼ってくれよ」

澪「誰も憂ちゃんのことを『唯の妹』だなんて思ってない。
ちゃんと憂ちゃんは憂ちゃんとして、一人の友達として考えてるんだぞ?」



578 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:44:03.85 ID:7GMOc9bP0

律「そうだぜ。溜め込まないで、辛くなったらまた話を聞かせてくれよ?」

憂「はいっ、ありがとうございますっ・・・!」

澪「とりあえず、今日の件に関しては、もうちょっと考えさせてくれ」

律「澪が和から、さり気なく本心聞き出せれば、またちょっと変わってくるかもな?」

澪「うーん、そうは言ってもな・・・」

憂「すみません・・・」

律「だから謝るなって」ペシッ

憂「いた」

澪「律!こらっ!」ゲシッ!

律「いてぇ!!蹴るとか・・・!」

憂「あははは」クスクス



579 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:45:06.18 ID:7GMOc9bP0

澪「お前が憂ちゃんを叩くからだぞっ」

律「そんな強くたたいてないじゃんかー。澪と違って」

澪「うん?」

律「なんでもないです」

憂「・・・それじゃ、私は帰りますね」クスクス

律「おう、もう暗いから気をつけてな」

憂「はい。お邪魔しました。今日は、本当にありがとうございました」ペコッ

澪「いいって。おやすみ」

憂「はい、おやすみなさい」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



581 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:54:23.56 ID:7GMOc9bP0



夜~澪の部屋~


澪「(・・・憂ちゃん、辛そうだったな)」

澪「(そりゃそうか・・・。)」

ティティティルルンボーボーボー♪

澪「(!この着信音は・・・)」

澪「和だ!」

ピッ

澪「もしもし?」

和「澪、今平気?」




582 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 15:55:30.78 ID:7GMOc9bP0


澪「もちろん!」

和「ちょ、なんか気合入ってるわね・・・」

澪「えっと、まあな!」

和「ちょっと、律の性格がうつって来たんじゃないの?」

澪「それはないから安心してくれ」

和「そ、そう?」

澪「それで、えっと、どうしたんだ?」

和「ああ、そうだったわ。ちょっと澪に協力して欲しいことがあるの」

澪「?なんだ?(唯とくっつくために手を貸して欲しいってことか?)」

和「梓ちゃんと唯、くっつけるわよ」

澪「」




583 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:07:54.59 ID:7GMOc9bP0

澪「な、なんで」

和「なんでって、あの二人、両想いなのよ?憂ちゃんは『見守る』なんて言ってたけど、
それじゃ私が困るのよ」

澪「待って、話が見えない」

和「だから、憂ちゃんには唯のことばかりじゃなくて、自分のことも考えて欲しいの」

澪「でも、和はそれでいいのか?」

和「へ?なんでよ」

澪「いや、和は唯のことが好きだろ?そんなことしたら和が」

和「ちょっと待って、誰が唯のこと好きだって?」

澪「」




584 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:32:09.52 ID:7GMOc9bP0


澪「ま、まさか・・・」

和「私は唯のことをそういう目で見たことは一度もないわ」

澪「」

澪「」

澪「」

和「ちょっと、もしもし?もしもーし?」

澪「ん、ああごめん。ちょっと意識が・・・」

和「何言ってるのよ」

澪「えっと、ええと?」

和「だから、唯と梓ちゃんをくっつけるの」

和「唯の考えてることは大体わかるわ。私と梓ちゃんを天秤にかけて悩んでると思う。
友達を取るか、恋人を取るか、ってね」




585 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:32:51.26 ID:7GMOc9bP0

澪「う、うん・・・」

和「梓ちゃんも、もしかしたら私のことを快く思っていなくて、それも原因の一つかも」

澪「いや、もう仰る通りだと思います・・・」

和「何よ、変な喋り方して」

澪「いや、和はお見通しなんだなーと思って」

和「これくらい当たり前よ。何年幼馴染やってると思ってるの?」ハー

澪「でもすごいよ」

和「とにかく、唯達をなんとかしないといけないの。そうじゃないと憂ちゃんが・・・」

澪「憂ちゃんがって、さっきも言ってたよな。『憂ちゃんには自分のことも考えてほしい』って」

和「そうよ、唯の件が落ち着かないと憂ちゃんは自分の恋愛どころじゃないんだから」

澪「・・・もしかして・・・和の好きな人って・・・」

和「・・・ばれちゃ仕方がないわね、憂ちゃんよ」

澪「」




586 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:33:39.45 ID:7GMOc9bP0

澪「(憂ちゃん、私達は大前提を間違っていたみたいだよ・・・)」

和「ちょっと、もしもし?」

澪「あ、はい」

和「そういうことだから、唯達をどうにかしましょう」

和「もちろん、憂ちゃんが私を好きになってくれるかどうかはわからないけど・・・」

澪「(いや、もう好きだよ)」

和「それでも、今の問題を片付けないと、憂ちゃんは自分のことを考えてはくれないわ」

澪「そ、そうか」

澪「あのさ、言いにくいんだけど・・・」

和「なに?」

澪「唯は『和は唯のことが好き』って思ってるみたいだぞ?(というか私達みんながそう思ってたぞ?)」

和「は?」

澪「いや、は?じゃなくて、そうなんだって」




587 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:34:20.21 ID:7GMOc9bP0

和「どこでそんな勘違いさせたのかしら・・・」

澪「・・・和も案外あれなんだな」

和「今あまりよくないこと言ったでしょう?」

澪「ごめんなさい」

和「確かに唯とは仲がいいわ。でも、それとこれはとは別よ」

和「寧ろ、唯をダシに憂ちゃんに会いに行ったりもしたわ」

澪「多分、そういうのが積み重なって勘違いさせたんじゃないか?」

和「それは・・・誤解を解かないとね」

澪「うん。唯は『自分が梓と付き合ったら和が可哀想』とか
『友達の関係が壊れちゃう』なんて考えてるみたいだぞ」

和「え」

和「そうなの?唯がそう言ってたの?」

澪「ううん、憂ちゃんがそう言ってたんだ」

和「・・・え、いつ憂ちゃんと話したの?」




588 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:35:00.86 ID:7GMOc9bP0

澪「今日、さっき、律の家で」

和「ずるい・・・!」

澪「・・・なんか、ごめん」

澪「でも、よかったよ」

和「なんで?」

澪「だって、和は唯のこと好きってワケじゃないんだろ?」

和「ええ」キッパリ

澪「憂ちゃんは、三角関係をどうしたらいいかって、悩んでたからさ」

和「そうなの・・・」

澪「思ったよりも簡単に解決しそうだ(憂ちゃんの話は黙ってた方がいいな)」

和「じゃあまず、唯と話して誤解を解くことが先決かしら」

澪「ああ、そうだな」

和「・・・そうしたら、明日放課後唯の家に行ってくるわ」




589 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:35:42.70 ID:7GMOc9bP0

澪「ああ、それがいいかも」

和「全く・・・唯ったら変な勘違いして・・・」

澪「和、多分、唯は悪くない」

和「誰も悪いとは言ってないわよ?」

澪「私達みんなが和が唯が好きなんだって、思ってた」

和「・・・そう」

澪「ホントにポーカーフェイスなんだな、和って。すごいよ」

和「だって、私の気持ちがバレちゃったら、それこそ関係が壊れちゃうじゃない」

和「言ったでしょ?満喫するって。ウジウジしてる暇があるなら、駄目元でも行動を起こすべきだと決心したの」

澪「そっか・・・。じゃあ、明日唯と話をするんだな?」




590 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:36:24.08 ID:7GMOc9bP0

和「ええ。憂ちゃんにいつまでも心配かけてられないし、いつまでこの世界にいられるかわからないし」

澪「そうだな、早い方がいい」

和「それじゃ、また明日ね」

澪「うん、おやすみ」ピッ





澪「(なんだってー!?)」ボフッ

澪「(これって、上手く行く流れじゃないのか?)」

澪「(・・・憂ちゃん・・・よかったな)」

澪「(今日はぐっすり寝れそうだ・・・)」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




592 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:41:59.85 ID:7GMOc9bP0

帰り道


唯「あれ!?和ちゃん!?」

和「お疲れ様、唯」

唯「こんな時間まで、どうしたの?」

和「今日は生徒会の仕事が長引いちゃったのよ」

唯「そうなんだ!じゃあ一緒に帰ろうよ!」

和「ええ。行きましょう」

唯「えへへ~♪」

和「ねえ、唯?」

唯「うん?」




593 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:42:46.59 ID:7GMOc9bP0

和「今日、唯の家に行ってもいいかしら?」

唯「え・・・?」

和「(ホントだわ、唯は勘違いしてるみたい)」

唯「(和ちゃんから家に来たいなんて、珍しいかも。いつもとなんか雰囲気が違うし・・・まさか、告白!?)」

唯「(どうしよう・・・)」

和「何よ、都合が悪いの?(この子、また変な事考えてるわね?)」

唯「えっと、その」

和「安心しなさい、私、あなたに告白したりしないわよ」クスクス




594 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 16:43:31.61 ID:7GMOc9bP0

唯「ほえ!?」

和「冗談よ」クスクス

唯「そそ、そっかぁ!うん、全然大丈夫だよっ♪」

和「(分りやすい子ね・・・)」

和「そう、よかった。今日は部屋キレイなの?」

唯「うん!すぐに部屋に入れるよ!」

和「そう、それはよかったわ(じゃあ今日は憂ちゃんとお話できないのね・・・)」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



611 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:03:03.27 ID:7GMOc9bP0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



唯「たっだいま~♪」

憂「お姉ちゃん!お帰り!」

和「お邪魔するわ」

憂「和さんも、お帰りなさい」

和「あら、おかえりだなんて。嬉しいこと言ってくれるのね?」

憂「あっいえ///間違えました・・・///いらっしゃい・・・でした///」

和「いいのよ、からかってるわけじゃないわ」クスクス

憂「・・・///」カアアア

憂「あ、あの。スリッパです、どうぞ」

和「ありがとう」スリッパスリッパ



612 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:03:43.89 ID:7GMOc9bP0

唯「それじゃ、私達は部屋に行ってるね~」

憂「うん、あとでお茶持ってくね」

和「それじゃあね、憂ちゃん」

憂「はい、ごゆっくり」



唯「ふいー」ガチャ

和「あら、本当に片付いているのね。感心感心」バタン

唯「えっへん!」ブイッ

和「これならいつでも彼女を家に呼べるわね?」

唯「ほえ!?」

和「今日ね、実は・・・」



613 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:04:24.55 ID:7GMOc9bP0

唯「待ってよ、和ちゃん!」

和「・・・いいえ、待たないわ」

唯「・・・!」

和「唯・・・」

唯「止めて・・・!」

和「「私、唯のこと・・・」

唯「・・・!!」

和「親友だと思ってるわ」

唯「」

唯「へ?」

和「だから、親友だと思ってるんだってば」

唯「うーんと、うん」




614 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:05:05.01 ID:7GMOc9bP0

和「わかる?私は唯に恋愛感情を抱いてないの」

唯「え!?!?」

和「何よ」

唯「それはそれでなんかちょっと寂しい!」

和「あんまり我が侭言ってると叩くわよ?」ニコッ

唯「あう、ごめん・・・。でも、本当に?」

和「ええ」

唯「私とあずにゃんのこと、気使ってるんじゃない?」

和「まさか」

唯「私・・・ずっと、和ちゃんは私のことが好きなんだと思ってて・・・!それで・・・!」

和「わかってるわ。誤解させてごめんなさい」

唯「和ちゃんは・・・私があずにゃんと付き合ったら・・・」

和「もちろん、祝福するわ」

唯「・・・!」



615 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:07:34.84 ID:7GMOc9bP0

和「私もね、出来るだけ早く二人にくっついてもらいたいのよ」

唯「そうなの?」

和「ええ。唯のことが落ち着かないと、憂ちゃんは自分のこと考えられないから」

唯「憂?・・・って、もしかして!」

和「そうよ。そういうこと」

唯「なーんだ!私、ずっと勘違いしてたよ」

和「でしょうね」

憂「失礼しまーす」ガチャ

和「あら、憂ちゃん、ありがとう」

唯「わーいお煎餅だぁ」ルンタン

憂「はい、どうぞ」



616 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:11:33.81 ID:7GMOc9bP0

唯「・・・和ちゃん?」

和「何よ」

唯「お互い頑張ろうねっ!」

和「え?ええ、まさかあんたにそんなこと言われるとは思ってなかったわ」

唯「えへへー///」

憂「何の話してたんですか?」

和「勉強の話y」

唯「私達の話だよ」

和「ちょ」

唯「私、これからあずにゃんのところ行って来る」




617 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:16:27.22 ID:7GMOc9bP0


和「え?」

憂「お姉ちゃん、明日にしたら?もうこんな時間だよ?」

唯「今日言わないと、駄目なんだ。なんとなくだけど」

唯「和ちゃん、憂、心配かけてごめんね。・・・もう、大丈夫だから」ダッ

和「ちょ、ちょっと、唯」

唯「行って来ます!」バタンッ

和「嘘でしょ・・・?」

憂「えっと・・・何があったんですか?」

和「・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



618 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:17:15.42 ID:7GMOc9bP0

唯「(私・・・いままで何してたんだろう・・・?)」タッタッタッ

唯「(あずにゃんは・・・いっつも真っ直ぐ私に気持ちをぶつけてくれて・・・)」タッタッタッ

唯「(私はそれを上手くはぐらかすことばかり考えて・・・)」タッタッタッ

唯「(和ちゃんにも、憂にも心配かけて・・・)」タッタッタッ

唯「(・・・そういえば、憂って、誰のことが好きなんだろう?)」タッタッタッ

唯「(でも、なんでだろう。和ちゃんの恋は・・・上手くいく気がするや)」タッタッタッ

唯「あ、そうだ!」タッタッタッ

唯「どこだっけ・・・」ゴソゴソ

唯「家に置いてきちゃったかも・・・」ゴソゴソ

唯「・・・!」ゴソゴソ

唯「あった!」カパッ

唯「・・・」プルルルルル・・・




619 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:21:51.13 ID:7GMOc9bP0

梓「はい?」

唯「あずにゃん!」タッタッタッ

梓「え!?い、今からですか!?///」

唯「うん、どうしても、今日、伝えたいことが、あるんだ!」タッタッタッ

梓「せ、先輩今どこにいるんですか?」

唯「住所は・・・わかんない!」タッタッタッ

梓「」

唯「でも、もうすぐ、あずにゃんの家に、着くよ!」タッタッタッ

梓「走ってるんですか?息、切れてません?」

唯「う、ん!ちょっと、走ってる、かな!」タッタッタッ




620 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:22:34.90 ID:7GMOc9bP0

梓「遅くなっても構いませんから、そんなに急がなくてもいいですy」

唯「ごめんね、あずにゃん、それは出来ないよ」

梓「え?」

唯「1秒でも早く、あずにゃんに会いたいんだ・・・!」タッタッタッ

梓「そう、ですか・・・///」

唯「うん!」タッタッタッ

梓「じゃあ、玄関の鍵開けておきますよ。今日は家に誰もいないので」

唯「!ありがとう、あずにゃん!」タッタッタッ

梓「いいえ、気をつけてくださいね?」ガチャ




623 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:25:13.83 ID:7GMOc9bP0
あ、ここら辺で適当に阿部真央のコトバをBGMで流しておいて



624 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:43:04.51 ID:7GMOc9bP0


梓「今、鍵開けましたから」

唯「うん」バタン

唯「あずにゃん・・・こんばんは」ピッ

梓「・・・先輩///」

唯「ちょっと、疲れ、ちゃった、かなー」ゼエハア

梓「すごい汗・・・ずっと走ってきてくれたんですか?」

唯「うん!」

唯「・・・ごめんね・・・あずにゃん」

梓「せ、先輩・・・?」



625 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:47:33.75 ID:7GMOc9bP0

唯「もう、我慢できないや」ギュッ

梓「へ!?・・・え!?///」

唯「あずにゃん、あったかい・・・」

梓「ちょ、っちょっと、先輩!?///」

唯「ねえ、あずにゃん?」

唯「私ね、あずにゃんのことが、好き」

唯「大好き」

梓「・・・!」

唯「いままで、ずっと・・・言えなくてごめん」

梓「せん、ぱい・・・」




626 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:48:29.47 ID:7GMOc9bP0

唯「私ね、好きなものがたくさんあるんだ」

唯「大事なものが、たくさんあるんだ・・・」

唯「その内のどれかを手放すことなんて出来なくて・・・」

唯「ずっとウジウジ悩んでた」

梓「先輩・・・」

唯「でもね、私の大切な人達もね、私の事をすごく大切に想ってくれてて・・・
手放すとか、そういうのじゃなくて、私達はちゃんと繋がってるんだって気付いたの」

梓「・・・先輩、私、先輩のそういうところも、全部好きですよ」ギュッ

唯「ありがとう。あずにゃんは大好きだけど・・・和ちゃんのことも、大好きなんだ、もちろん友達として」

梓「わかってますよ・・・この間は、そっけない態度取っちゃってすみません」

唯「ううん、あずにゃんの気持ち考えないで、ごめんね?」



627 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 18:49:57.32 ID:7GMOc9bP0

梓「いいえ、これからは、もっと唯先輩の話、聞かせてください」

唯「あずにゃん・・・?」

梓「もっともっと、和先輩に負けないくらい、唯先輩のこと、知りたいです」

唯「うん!ごめんね、どっちも大好きなんて・・・」

梓「でも、和先輩のことは、友達として、ですよね?」

唯「もちろん!」

梓「じゃあ・・・愛してるって・・・言ってください///」

唯「え///」

梓「和先輩のことは、愛しては、いないですよね?」

唯「う、うん!そういう意味で好きなのはあずにゃんだけだよ!」



628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/06(日) 19:00:49.36 ID:21ROTtUN0
                ,. x= '".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: `ヽ、    ,.x='": : : : : : /: : : : : : :ヽ : : : : : : : :`丶、
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          , へ:.:.:.:.:.:.i.:.:.:.:i.:.:.:|.:.:.:::ヘ;:::::::.:.:.ヽ::::::.:.:.|.:///: :ヾ / /: : : : : : :i :i::::::. : : : : : : :',: : : :ハ: : : : : :ハ
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       ,':.:.i.:.:|.:.:.:.::|.:.:.:| / V:.|.:.:.:.:::| ..     ',:.::| 〉:'ハ:/ :| :んヾ.      V.:i、   ',:::j : : : :.:::::i.: : : : :i:::: : : ::i: : :l
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        |:.:.:.:i.:.:',:.:.:.:::l.:.:|  .,,_ヽ V::|   .ん.゚::ol j'|:.:| : : /:j   `-'      `とミ;、 ハ: : : ::::::::|: ハ: /::::::: :.l::::|: :.|:ハ
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        j:.::::::|',:.:|:.:ヽ;.::'.{ イiて.゚::ハ`;       ,,,,,  |:.:.l/.::::l             `v_rノ〃: : : : :::::::::|-.、:::i::::::::|: :|/.: : :|`‐-`-
      ,':.::::::i. Vi.:.:.:::ヽ. ヘ`ヽ:::,ソ          |:i:.:|: :::::ヘ       '''    〃x-‐――-...、ソ.::::|::::::::|: :| : : : |
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630 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 19:02:00.33 ID:7GMOc9bP0

梓「じゃあ・・・目を見て、ちゃんと言ってください」パッ

唯「・・・愛してるよ、あずにゃん」

梓「////////」カアアアアア

唯「あずにゃんったら、顔真っ赤だよ?」アハハハ

梓「う、うぅぅ///」

唯「ねえあずにゃん」

梓「は、はい?///」

唯「あずにゃんも、言って?」

梓「!?」

梓「え、えっと///」



631 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 19:04:20.42 ID:7GMOc9bP0

唯「あれ?あずにゃんは、私のこと愛してないの?」ウルウル

梓「そそ、そんなことないです!」

唯「本当?じゃあ、言って?」ニコッ

梓「(なんか、上手く遊ばれてる気が・・・)ううぅぅ///」

梓「(ま、いっか・・・///)唯先輩、その、愛してます」

唯「えへへ///もう一回言って?」

梓「えっ///・・・愛してます」

唯「へへー///ねえ、もう一回いtt」




633 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 19:05:04.05 ID:7GMOc9bP0

梓「もう、言いません!///」

唯「ちぇー」

梓「もうっ」クスクス

梓「先輩、もう帰っちゃいますか?」

唯「え?」

梓「よかったら、ちょっと上がっていきませんか?」

唯「・・・そういえば、玄関でこんな話しちゃって、ごめんね」

梓「いいんですよ、さ。上がってください」

唯「うん、お邪魔しま~す♪」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



646 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:12:43.28 ID:7GMOc9bP0

和「あのね、私、唯に言ったのよ」

憂「言ったって・・・?」

和「私は唯のことは親友だと思ってるわって」

憂「」

憂「はい?」

和「ほら、唯ったら勘違いしてたじゃない?『私は唯のことが好き』って」

憂「え!?」

和「ビックリよね?私も昨日、澪に聞いて驚いたわ」

憂「いえ、そっちじゃなくて!」

和「へ?」

憂「和さんは、お姉ちゃんのことが好きなんじゃなかったんですか!?」

和「え?違うわよ」

憂「」




647 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:13:23.81 ID:7GMOc9bP0

和「あ、そうだったわね。みんなそう思ってるんだったわね」

憂「えっと・・・」

和「まあとにかく。それを伝えたら、唯ったら走って梓ちゃんの家に向かったのよ」

憂「なるほど・・・」

和「あの二人は、きっと、もう放っておいても大丈夫だわ」

憂「そう、ですね・・・」

和「だから、憂ちゃんは・・・自分のこと、考えて」

憂「へ?///」

和「前に言ってたじゃない?『事情があって、その人とは結ばれてはいけない』って」

憂「はい・・・」

和「あれって、どういうこと?」

憂「・・・私、お姉ちゃんの大切なもの、奪っちゃうかもしれないんです・・・」

和「?」



648 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:14:07.50 ID:7GMOc9bP0

憂「私・・・和さんが好き、なんです」

和「」

和「」

和「」

和「え?」

憂「ごめんなさい、こんな形で言うべきじゃないのはわかっているんですけど・・・」

和「いえいえ、それは全然構わないわ。それより、憂ちゃん、私のことが好きなの?」

憂「はい///」

和「あのね」

憂「はい」

和「私も、憂ちゃんのことが・・・」

憂「・・・え?」

和「好き、なのよ」

憂「うそ・・・こんなことって・・・!」



649 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:14:54.28 ID:7GMOc9bP0

和「憂ちゃん、憂ちゃんは私が唯の親友だから、だから、私とは付き合えないの?」

憂「・・・そう、考えてました。それに和さんはお姉ちゃんのことが好きだと思ってたし・・・」

和「・・・なんでみんなそんな勘違いしてたのかしら」

憂「だって、お姉ちゃんと和さん、仲いいじゃないですかっ」

和「私がよく唯の家に来るのは、あなたに会いたかったからっていうのもあるのよ?」

憂「!///・・・知らなかったです///」

和「ねえ、あなたもそろそろ自分のことを、自分の幸せを考えてもいいんじゃないかしら?」

憂「・・・」




651 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:15:40.81 ID:7GMOc9bP0

和「もちろん、待って欲しいならいつまでだって待つわ」

和「でもね、もう・・・いいと思うの」

憂「和さん・・・」

和「憂ちゃん、もう一回言うわね」

憂「はい」

和「好きよ」

憂「///」

憂「私も、好きです///」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



652 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:17:18.07 ID:7GMOc9bP0


唯「あーずーにゃん!」スリスリ

梓「先輩・・・///」

唯「ねえ、こっちむいて?」

梓「?」クルッ

チュッ

唯「えへへ、しちゃった♪」

梓「/////////」

梓「せ、先輩、何///」

唯「あずにゃん、私ね、あずにゃんともっとこういうこと、したいよ」

梓「へ?///」

唯「イヤ?」

梓「大歓迎です」キリッ



654 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:18:15.03 ID:7GMOc9bP0

唯「えへへ~♪やったぁ♪」プチプチ

梓「え、え、え?」

唯「どうしたの?」

梓「なんで脱がせるんですか///」

唯「もっとしたいって言ったら、いいよって言ってくれたよね?」シュン

梓「確かに言いましたけど・・・今ですか!?」

唯「うん、駄目?」

梓「駄目、じゃないですけど・・・」

唯「あ、そっか、ごめんね。私汗臭いよね?」クンクン

梓「(いや、そういう問題じゃ・・・)臭くないですよ、先輩の匂いがします・・・///」

唯「なんか、恥ずかしいね///」



655 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:18:56.25 ID:7GMOc9bP0

梓「先輩、やっぱりこういうことは、また今度にしませんか?」

唯「あずにゃん?」

梓「なんていうか、今はこの余韻に浸っていたいって言うか・・・」

唯「うん、わかったよ。あずにゃんがしたくなったら、いつでも言ってね?」

梓「はい・・・先輩、もう帰っちゃいますか?」

唯「うーん、もうちょっといようかな?」

梓「いいんですか?」

唯「うん、和ちゃんと憂にも、時間が必要だと思うし」

梓「えーと、どういう状況なんですか?」

唯「私の口から言って良いのかなぁ・・・?」

梓「・・・気になります」ムー



656 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:19:48.83 ID:7GMOc9bP0

唯「えっと・・・和ちゃんは憂が好きなんだ」

梓「」

梓「」

梓「はい?」

唯「びっくりでしょ?私、てっきり、和ちゃんは私のことが好きなんだと思ってて・・・」

梓「私もそうだと思ってました・・・」

梓「でも・・・上手く行きそうですね」

唯「あずにゃんもそう思う?」

梓「はい。だって、憂も和さんのこと、好きじゃないですか。両想いなら話は早いですよ」

唯「え!?憂って、そうだったの?」

梓「・・・一緒に暮らしてて気付かなかったんですか・・・」



657 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 20:21:09.50 ID:7GMOc9bP0

唯「知らなかった・・・」

梓「和さんの話をするときの憂は・・・そりゃあもう可愛いですよ?」

唯「浮気だっ」プンスカ

梓「そんなんじゃないですってw」

唯「でも・・・そっかぁ。あずにゃん?」

梓「はい?」

唯「やっぱり、今日、泊まってっていい?」

梓「全然いいですよ♪」

唯「やった♪じゃあ憂にメールしよーっと♪」

ピッピッピ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




668 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:44:26.38 ID:7GMOc9bP0



憂「・・・///」

和「・・・///」

憂「和さん、その・・・」

和「えっと・・・なに?」

憂「本当に、私なんかでいいんですか?」

和「憂でいいんじゃないの、憂ちゃんがいいの。憂ちゃんじゃないと嫌よ」

憂「///」

和「そろそろ、帰ったほうがいいかしら」

憂「・・・嫌です」

和「え?」

憂「せめて、お姉ちゃんが帰ってくるまで、一緒にいてください」



669 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:45:06.80 ID:7GMOc9bP0

和「もう、しょうがない子ね」クスクス

トゥルストゥーン♪

憂「お姉ちゃんからメールだ」

和「え?なんて?」

おかげさまであずにゃんと付き合うことになりました!
今日はあずにゃんの家に泊まるから、和ちゃんにはゆっくり
してもらってね!

憂「」

和「よかったわ。全く、一時はどうなることかと思ったけど・・・」

憂「よかった・・・本当に、よかった・・・」ポロポロ

和「憂ちゃん、こっちおいで?」

憂「はい・・・」スリスリ

和「本当に、よかったわね」ギュッ



670 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:45:47.45 ID:7GMOc9bP0

憂「はい・・・!」

和「で、『唯が帰ってくるまで一緒にいる』って話だったと思うけど・・・」

憂「・・・///」

和「私は、泊まってもいいのかしら?」

憂「お姉ちゃんが帰ってこないなら、そういうことになりますね」ニコッ

和「(まずい、憂ちゃん可愛すぎるわ)///」

憂「あの、変なこと言っていいですか?」

和「なに?」

憂「名前・・・呼び捨てにしてもらえますか?」

和「・・・うーん、条件があるわ」

憂「なんですか?」

和「敬語、やめてくれたら、いいわよ」



671 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:46:28.05 ID:7GMOc9bP0

憂「わ、わかったよ」

和「きごきないわねー?」

憂「そんな急には無理です、じゃなくて無理だよ」

和「あはは」クスクス

憂「ねえ・・・名前、呼んでよ」

和「憂」

憂「///なんか、恥ずかしいね・・・///」

和「その内慣れるわよ」

憂「私ね、和さんに」

和「ちょっと待って、私も呼び捨てにして欲しいな?」

憂「うう///わかったよ///私ね、ずっと和にこうやって呼んで欲しかったんだ」

和「呼び捨てで?」

憂「うん///」




672 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:47:09.52 ID:7GMOc9bP0


和「そう・・・私も、和さんじゃなくてもっと親しげに呼んでほしかったわよ?」

憂「そっか・・・。なんか、『ちゃん』とか『さん』とか、敬語とか・・・距離を感じるよね」

和「そうそう。唯達はどうするのかしら・・・?」

憂「あの二人は・・・変わらないと思うな。なんとなくだけど」

和「確かに、私もそんな気がするわ」

憂「あ、お姉ちゃんにメールの返信しないと・・・!」

和「あ、すっかり忘れてたわね・・・」

憂「うう、ごめんね、お姉ちゃん」

和「そのメールの返信が終わったら一緒にお風呂・・・」

憂「その前に、まずお夕飯食べよう?///」

和「あ、そうね///そういえば、まだ食べてないんだっけ?」

憂「うん。腕によりをかけるからね!」

和「楽しみにしてるわ」クスクス


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



673 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:47:49.10 ID:7GMOc9bP0

次の日


唯「おはよー!」

和「あら、おはよう」

梓「おはようございます」

憂「お姉ちゃんおはよう♪」

唯「なんか、通学路で憂に会うって新鮮だね!」

梓「確かに、そうかもしれませんね」

和「それよりも、二人とも。おめでとう」

唯「う、うん///ありがとう」

梓「ありがとうございます///」

唯「憂達も、おめでとう♪」

憂「う、うん///」



674 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:49:32.92 ID:7GMOc9bP0

律「おーっす!」

澪「おはよー」

律「って、あれ?これって・・・?」

澪「・・・なんか、あれ?」

唯「聞いてりっちゃん!澪ちゃん!」

律澪「ん?」

唯「私達、付き合うことになりました!」エッヘン!

律澪「!?」

律「マジで!?」

和「そうそう、私たちも付き合うことになったの」

律「」

律「どうなってんだ?」




675 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:52:07.03 ID:7GMOc9bP0

澪「す、すごいな・・・w」

唯「みんな幸せ♪嬉しいね!」

紬「おはよう」

一同「!?」

律「(おい、どうすんだよ)」

澪「(どうするって・・・)」

唯「ムギちゃん聞いて!私達、付き合うことになったの!」

紬「本当に!?」




677 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 21:52:47.40 ID:7GMOc9bP0

唯「うん♪」

紬「おめでとう♪」

和「私たちもね」

紬「うそっ!?」

和「本当よ」

紬「おめでとう!!」

和「ありがとう」

紬「みんな、よかったわね」ニコッ

唯「うん、ありがとう♪」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



682 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 22:22:01.87 ID:7GMOc9bP0



昼休み~音楽室~


紬「はぁ・・・」

紬「(唯ちゃん達も結ばれたみたいで、本当によかった・・・)」

紬「(それに引き換え、私は・・・)」

紬「(こうなるって・・・わかってたはずなのにな・・・)」

紬「(みんな、私に気を使わないでくれるといいんだけど・・・)」

紬「(私がこんな状態だったら、それも無理よね)」

紬「(お昼に、こんなところに逃げてきて・・・何やってるんだろう・・・)」

紬「はぁ・・・」

さわ子「なーに溜息なんかついてるのよ?」

紬「さわ子先生!?」



683 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 22:22:42.60 ID:7GMOc9bP0

さわ子「そんなにビックリしなくたっていいじゃない?」

紬「えと、あの、すみません・・・」

さわ子「安心しなさい、あなただってにだって、そのうちいい出会いがあるわよ」

紬「・・・何があったのかはお見通し、なんですね?」

さわ子「ええ、そりゃもう♪・・・年の功ってやつかしら・・・」フフフ・・・

紬「あはは」クスクス

さわ子「なんてね。さっきたまたま廊下であの子達とすれ違って、それでなんとなくわかっちゃったのよ」

紬「そうでしたか・・・」

さわ子「大丈夫!失恋したのはあなただけじゃないわ!」

紬「へ?先生も?」

さわ子「ええ。私の好きな人は、他に好きな人がいるみたいなのよ」

紬「そうだったんですか・・・」

さわ子「でも私は諦めの悪い女だからね、ずっと待ってようと思うの」

紬「先生は・・・強いですね」

さわ子「告白してるワケじゃないし、その人が私の気持ちに気付くかどうかすら、わからないんだけどね」



684 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 22:23:25.60 ID:7GMOc9bP0

紬「・・・」

さわ子「だからね、その子が、せめて卒業するまでくらいは、黙って待っていようと思ってるのよ」

紬「・・・!この学校の生徒なんですか・・・!?」

さわ子「ええ。それで、誕生日に花束持って告白しに行っちゃおうかしら、なんてね」クスクス

紬「先生って、案外キザなんですね」クスクス

さわ子「あら、そういうのは肝心よ?」

紬「そうかも、しれませんね」クスクス

さわ子「・・・ところで、ムギちゃん?」

紬「はい?」

さわ子「・・・あなたの誕生日は、いつかしら?」

紬「・・・!?」

紬「私の誕生日は・・・///」カアアアア



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



685 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 22:24:05.85 ID:7GMOc9bP0
なんかムギのやっつけになっちゃった\(^0^)/



686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/06(日) 22:35:23.27 ID:WEt8UieyO
希望ないよりずっと良い



687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/06(日) 22:40:05.49 ID:heGGgZM70
同意



688 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/06(日) 22:41:21.07 ID:X40/yMB+0
>>685
ムギも紗和子が好きなの?



689 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 22:44:59.57 ID:7GMOc9bP0
>>688
まだ好きじゃない。
意識するレベルかな。
そこまで書いてられないから、ここで補足しちゃうけど、この後、ゆっくり時間をかけて好きになっていくと思うよ。



699 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:41:22.41 ID:7GMOc9bP0
帰り道


律「そんじゃなー!」

唯「りっちゃんばいばーい!」

澪「ムギも、また明日な」

紬「うん、また明日」

梓「お疲れ様でした」

律「あれ、今日も唯と一緒に帰るのか?」コノコノッ

梓「べっ別にいいじゃないですか!///」

唯「ちょっとりっちゃん、あずにゃんにいじわるしないでよー?」

律「へっへーんだ。このこのー」グリグリ

澪「やめろっ!」ガスッ

律「・・・痛い」ウルウル

紬「それじゃあね」

唯「うん!またねー!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




700 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:42:04.46 ID:7GMOc9bP0

澪の家


澪「(この世界に来てから・・・しばらく経ったよな)」

澪「(そろそろ、元の世界に戻ることを考えないと・・・)」

澪「(・・・本当は戻りたくないけど・・・)」

澪「(そういうわけにもいかないよな)」

ティティンルルーン♪

澪「和だ!」

ピッ

澪「もしもし?」

和「今大丈夫?」

澪「うん、平気だ」




701 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:42:44.89 ID:7GMOc9bP0

和「あの、そろそろ・・・」

澪「わかってる、元の世界に戻る方法だよな?」

和「えぇ。名残惜しいけど・・・このままだといけないと思うわ」

澪「そう、だな」

和「といっても、これといっていい方法は思いつかないんだけどね」

澪「明日、学校で話し合わないか?」

和「そうね、私も何か考えておくわ」

澪「ああ、おやすみ」

和「おやすみなさい」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



702 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:43:48.37 ID:7GMOc9bP0


朝 教室にて


澪「おはよう」

和「おはよう」

澪「昨日の件なんだけど・・・」

和「何か思いついた?」

澪「ああ、思いついたっていうよりも、気になった、かな」

和「何?」

澪「あのさ、私達、この世界にくる直前って何してたんだ?」

和「あ」

和「言われてみれば・・・何してたのかしらね?」

澪「私の場合・・・多分、この世界の始まりは部室。気付いたら部室でみんなとお茶してたんだ」

和「私は・・・確か生徒会室ね」

澪「じゃあ、ここに来る前は?」



703 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:44:28.99 ID:7GMOc9bP0

和「・・・多分だけど・・・生徒会室だったと思う」

澪「私は、やっぱり部室だったような気がするんだ」

和「何か、関係がありそうね」

澪「確か、律が話を切り出したんだ・・・」

和「なんて?」

澪「『恋がしたい』って」

和「・・・!?」

澪「その後で、『どっかにいい女いないかなー』なんて言い出したんだ」

澪「その前までは、普通に私達の世界だった、ような気がする」

和「っていうことは、そのコトバが鍵になっていたのかしら?」

澪「・・・わからない・・・あるいは・・・」




704 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:45:09.51 ID:7GMOc9bP0

律「おーい、澪ー!」

澪「って律!?」

律「なんだよーそんなに驚くなよ」ポリポリ

澪「えっと、どうしたんだ?」

律「へ?いや、澪昨日風邪で休んだじゃん?」

澪「」

澪「へ?」

律「だから、元気なのかなーって思ってこっち来たんだよ」

和「これって・・・」

澪「もしかして・・・」




705 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:45:49.86 ID:7GMOc9bP0

律「なんだよさっきから。私、変なこと言ってるか??」

澪「いいや、そんなことないよ。体はもう平気だ。ありがとう、律」


キーンコーンカーンコーン


律「やべっ予鈴だ・・・!そんじゃ、二人とも、またな!」ダッ

澪「・・・どういうことだ?」

和「これって、元の世界に戻ってきてるってことじゃない・・・?」

澪「そう、なるよな?」

和「でも・・・どうして?」

澪「・・・みんな、恋が出来たから?」

和「・・・やっぱり、そうなるわよね?」

澪「でも・・・いきなり過ぎるよ・・・!」

和「澪、悲しんでいる場合じゃないわ」

澪「え?」



706 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:46:30.43 ID:7GMOc9bP0

和「このまま、私達は放課後を迎えると・・・」

澪「・・・?なんだよ」

和「また、律が『恋がしたい』って言い出すわ」

澪「・・・!!」

和「変えないと。今日という二回目の時間を・・・!」

澪「でも、どうやって・・・」

和「恋をしていれば・・・恋がしたいなんて、言い出さないと思うわよ?」

澪「えっと、つまり・・・」

和「そう。あなたの出番よ、澪」

澪「やっぱり、そうなるよな・・・」

和「もう、逃げないんでしょ?」

澪「・・・ああ!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



707 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:47:24.79 ID:7GMOc9bP0

律「(・・・あれ、メールだ)」

律「(澪から?なんだろ)」

律「(体育館裏・・・!?私、ついにボコボコにされるのか・・・!?)」

律「(冗談はおいといて。了解・・・っと)」

律「(それにしても、なんだろう・・・?)」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



708 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:48:05.35 ID:7GMOc9bP0

放課後!


元の世界、あっちの世界。
色んなことがあった。
でも、それはこっちの世界ではリセットされているだろう。
私と律とムギ。唯と梓。和と憂ちゃん。
全部、この世界では未来のこと。

私は・・・律が好きだ。
あの世界に行って、それに気付いた。
きっと、みんなが気付いてないだけで、あっちの世界のみんなと気持ちのベクトルは変わらないはず。

本当のことを言うと、あの世界にもっといたかった。
戻る方法を突き止めても、戻るタイミングは自分達で見計らいたかった。
こんな突然戻されるとは・・・思ってなかった。

でも、あの世界にいつまでも縋っているわけにはいかない。
過ごした時間を、意味のないものにしたくない。

どこで過ごすか、じゃない。
環境を言い訳に、私は今まで逃げてきたんだ。

どんな風に過ごすか。大切なのは、そこ。




709 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:48:45.75 ID:7GMOc9bP0

ザクッザクッザクッ・・・


律「よっ!」

澪「律・・・!」

律「で、話ってなんだ?」

澪「律、私・・・」


私達が変われば。


澪「律のことが、好きなんだ」


世界は変えられる。






fin.




710 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/06(日) 23:49:36.63 ID:7GMOc9bP0
終わり。


なんかぐだぐだになっちゃったけど、これで終わり。

ノープランで書くのはよくないな、うん。



713 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/06(日) 23:55:17.54 ID:heGGgZM70

元の世界も百合百合になればいい
と百合厨の俺が申しております



720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/07(月) 00:06:19.23 ID:dJeBcn+D0
よかったぜ乙!



728 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/07(月) 00:36:09.88 ID:fjaY0Djp0

やっと終わったなwwwww



729 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/07(月) 00:41:12.98 ID:7AVWawnkO
澪が告白した後の流れをもう少しだけ読みたいのだが・・・



746 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/07(月) 02:29:04.83 ID:YItBPlis0

律「えっと・・・なんだって?」

澪「だから、好きなんだよ。律、お前のことが」

律「澪・・・本気で、言ってるのか?」

澪「ああ」

律「マジ?」

澪「マジもマジ。大マジだ」

律「・・・私達は、女同士なんだぞ?」

澪「それもわかってる」

律「だったら・・・!」

澪「それでも・・・どうしてもお前じゃなきゃ駄目なんだよ、律」

律「・・・そっか」

律「少し・・・考えさせてくれないか?」

澪「ああ」


~~~~~~~~~~~~~~~




747 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/07(月) 02:29:45.27 ID:YItBPlis0

夜~律の家~


律「(澪が、私のこと好きだったなんて・・・)」

律「(っていうか、澪が告白なんてな・・・)」

律「(柄じゃないこと、してくれんじゃん)」

律「(普通、こういう場合私から・・・って、何考えてるんだ、私は)」

律「(澪、なんかいつもと違ったな・・・)」

律「(なんていうか、一皮向けたというか、成長したというか・・・)」

律「(でも・・・わかってるぜ、澪)」




748 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/07(月) 02:30:25.72 ID:YItBPlis0

律「(お前だって、怖かったんだよな?勇気、振り絞ったんだよな?)」

律「(友達じゃない関係・・・恋人、か・・・)」

律「(そもそも私、澪とキスとかできるのか?)」

モンモン

律「(・・・駄目だ。容易に想像できる・・・)」

律「(もっと、こう・・・レベルの高い恋人同士のコミュニケーションは・・・)」

律「///」

律「何考えてんだ、私///」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



749 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/07(月) 02:31:06.24 ID:YItBPlis0

次の日~部活の帰り道~


律「なあ、澪?」

澪「なんだ?」

律「昨日の返事なんだけど・・・」

澪「ああ・・・!どうだ?」

律「・・・友達からってのは、どうかな?」

澪「いや、今も友達だろっ(あっちの世界で全く同じツッコミをお前にされたよっ)」

律「えっと・・・そうじゃなくて、付き合うのを前提とした友達っていうのかな」

澪「つまり?」

律「私、澪の気持ちに応えられるか、わからない。でも、できるなら、応えたい」

澪「それが、答えじゃないのか?」

律「へ?///」



750 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/07(月) 02:31:47.35 ID:YItBPlis0

澪「だから、その気持ちで十分だってこと」

律「そ、そうか?」

澪「うん。なあ、律。私が律にキスしたら、その・・・イヤか?///」

律「それが・・・全く嫌じゃないんだな、これが」

澪「!!」

澪「じゃあ、そうだな・・・。例えば、唯とキスできるか?」

律「・・・」

律「したいとは思わないけど、されるくらいなら有りかも知れない」

澪「(駄目だこいつ・・・!元々遊び人の素質あったんじゃないのか!?)・・・そっか」

律「って、何言わせるんだよ!」




751 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/07(月) 02:32:28.71 ID:YItBPlis0

澪「あ、ああ、ごめん」

律「とにかく!」

澪「?」

律「・・・これから、よろしくな?」ギュッ

澪「(また、手・・・///)・・・ああ!」ギュッ


澪「ああ、そうだ、律」

律「うん?なんだ?」

澪「浮気したら・・・わかってるな?」

律「し、しねーし!」

澪「わかってるならいいんだけど」

律「澪こそ、あんま可愛いとこ、他のヤツに見せるなよ?///」

澪「(律、かわいい///)・・・わかってるってば」




752 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/07(月) 02:33:13.79 ID:YItBPlis0


夕暮れ、歩き慣れた道、律の横顔。
私の中の『当たり前』が、今日は全て違って見えた。
何処かから漂ってくる夕飯の匂い。

澪「(この家の夕飯は・・・焼き魚かな?)」

いつか嗅いだ筈のその匂いが、鈍色の記憶を連れてくる。
二人の少女、二つの影。
それは紛れもなく、幼い頃の私と律だった。
そう、色褪せた古い記憶の中にも律はいた。

律「おい、澪?どうしたんだよ、ニヤニヤして」

声を掛けられて、ふと視界に色が戻る。
あの日と変わらない律の体温。
手を繋いでいる私達の影は、一つだった。



753 名前:1 ◆JrjnfdJ.hc :2009/12/07(月) 02:33:57.93 ID:YItBPlis0

澪「・・・なんでもないよ」クスクス

律「なんだよー!何にもないなら笑うなよー」

澪「律」

律「なんだよ」


チュッ


律「~~~!!////」カアアアア


世界は変えられる。


澪「好き。・・・大好き」


今も、変わり続けている。






Fin.




755 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/07(月) 02:36:59.65 ID:Hu44Mexj0
乙!思わずニヤけた

この元の世界も百合色に染まってしまえばいい



757 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/07(月) 02:39:28.37 ID:dJeBcn+D0
お疲れさまー
いい締め方だな
向こうの世界でももちろん律と澪は幸せになってるだろうしな



758 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/07(月) 02:45:33.93 ID:eOii1vp1O
乙!
元の世界も最高だな



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この記事へのコメント
百合好きじゃなかったんだが…
何かに目覚めてしまいそうだ
2009/12/22(火) 01:40:36 | No.4134 |    | #-[ 編集]
それなりに面白かったけど、
一々BGMとかが気持ち悪かった
2009/12/22(火) 02:50:26 | No.4135 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
けいおんSSで氾濫してる百合物にしては読ませるじゃないか
面白かった

でもせっかく良い終わり方したのに
澪の告白後は蛇足じゃないのw
2009/12/22(火) 03:49:53 | No.4136 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
BGMは確かに興醒め
気持ちが悪い
2009/12/22(火) 16:38:25 | No.4139 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
澪×律成立でムギちゃん大勝利だな
2009/12/23(水) 04:26:10 | No.4141 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
ムギのくだりが特に感動した


和と憂がタメ口って不思議な感覚だな
2009/12/23(水) 04:33:03 | No.4142 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
泣いた・・・目覚めそうだ
2009/12/28(月) 02:58:33 | No.4182 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
憂と和のタメ口は萌えた。

あぁ。。よかった。
2009/12/29(火) 01:53:50 | No.4188 | USHI | #-[ 編集]
終わりってなったとこで続きを希望する奴ってなんなの…きれいな終わり方だったのに
2009/12/30(水) 02:33:07 | No.4196 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
いや、続きもきれいに終わってるだろ
2010/01/05(火) 03:08:35 | No.4232 |   | #-[ 編集]
恋愛ものはいいね!
百合はいいね!
2010/08/28(土) 13:19:02 | No.7320 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
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