戯言ニュース

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唯「私もう子供じゃないよ」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:24:40.83 ID:y/R8vfrl0
唯「だから頭なでるのやめて」

和「えっ……」




2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:27:54.71 ID:ukC+DxKcO
俺「えっ……」



3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:29:08.13 ID:QcpFJWs+O
俺「えっ・・・」



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ブログパーツ 唯「私もう子供じゃないよ」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:29:59.36 ID:y/R8vfrl0
唯「部活始めてから、私だってしっかりしてきたでしょ」

和「ごめん……嫌だったのね」

唯「い、嫌っていうか……えっと」

犬「キャンキャンキャン!」

和「うわ!(相変わらず警備熱心だな、ここの犬は)」

唯「和ちゃんにほえたな!わんわんわん!」

犬「キャンキャンキャン!」

唯「わんわんわん!」

和「……」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:35:55.32 ID:y/R8vfrl0
和「ゆ、唯……もういいから行くよ」

唯「まだ勝ってないよ!」

犬「キャンキャンキャン!」

唯「わんわんわん!」

和「唯の勝ちよ。私が判定したわ」

唯「和ちゃんは身内じゃん!それは犬に不利だよ!」

和(変な所で頑固な……)

犬「キャンキャンキャン!」

唯「わんわんわん!」

和(どちらかが倒れるまでやる気かしら)




7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:44:46.86 ID:y/R8vfrl0
和「唯、もういいから勝たせてあげなさい」

犬「キャンキャンキャン!」

唯「わんわんわん!」

和「……いい加減にしないとメッよ」

唯「うぅ~……分かったよ」

和「いい子ね」ナデナデ

唯「……」

和(あっ、しまったつい癖で)

犬「キャンキャンキャン!」




8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:49:58.89 ID:y/R8vfrl0
唯「まいっか~、目はつぶらだもんね。行こう和ちゃん」

和「うん……(あれ?平気なのかな?)」

唯「へへっ、腕組んでもい~い?」

和「あら?ちゃんと許可を求めるなんて珍しいわね」

唯「もう大人ですから!」ギュッ

和(でも返事は待たないのね)

唯「えへへっ、和ちゃんポカポカする~」

和「ふふっ、唯もね」

唯「そういえばさあ~」

和「ん?」




9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:57:55.23 ID:y/R8vfrl0
唯「私、和ちゃんのコバンザメって言われてたよね~」

和「中学の時ね」

唯「おもしろかったな~」

和「そうかしら」

唯「そうだよ~」

和「そうかも知れないわね」

唯「でも女同士は結婚できないのにね!」

和「そうね」

唯「……」




11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:05:53.66 ID:y/R8vfrl0
和「ゆ、唯?(何で急にむくれてるんだろう?)」

唯「……」

和「ねえどっか寄ってく?たまには奢るわよ」

唯「……いらなーい」

和「どうしたの?遠慮しなくてもいいのよ」

唯「いいもん」

和「何よ唯らしくないわね」

唯「……私らしさって?」

和「え?」




12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:12:01.31 ID:y/R8vfrl0
唯「和ちゃんは何にも分かってないよ、私の事なんて」

和「唯……(頬っぺた押したい)」

唯「部活に入ったのに、全然観にも来てくれないしさ」

和「そりゃ私だってそれなりに忙しいのよ」

唯「前はこうじゃなかったのに」

和「そんな事ないわ。私はいつだって唯を一番に思ってる」

唯「ふえっ?」

和「あっ……もう!変な事言わせないでよ!」カァッ

唯「そう、そうなんだ~」ニコニコ




15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:18:13.26 ID:y/R8vfrl0
和「うるさいわね。あんまり調子に乗らないでよ」

唯「照れなくてもいいのに~ぃ、このこの~」

和「しょうがない子ね」

唯「私もね、和ちゃんがいないと生きていけないよ!」

和「それだと何かダメな人みたいだけど……」

唯「うん私、和ちゃんがいなきゃダメなんだ!」

和「そこまで言うと清々しいわね」

唯「そうでしょ~」

和「決して褒めてないから」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:25:33.60 ID:y/R8vfrl0
唯「じゃ、コンビニ寄ってこ~」

和「コンビニ?」

唯「和ちゃん奢ってくれるんでしょ?」

和「突然機嫌良くなったと思ったら……」

唯「忘れたとは言わせないよ~」

和「ふぅ……ちゃっかりしてるわね」

唯「えへへ~」

和「えい」プニッ

唯「にゃにするにょほ~?」

和(かわいい……)



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:32:07.70 ID:y/R8vfrl0
コンビニ

唯「和ちゃ~ん、うすしお買ってー」

和「ポテチか。私はフレンチサラダにしよっと」

唯「え~、ポテチはうすしおが一番じゃん~」

和「でも味物足りなくない?」

唯「分かってないね」

和「む?」

唯「うすしおが一番素材を活かしてるんだよ」

和「ほう。通っぽい意見ね」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:37:54.82 ID:y/R8vfrl0
唯「和ちゃんウチ来ない?食べ比べようよ~」

和「えっ、今から?」

唯「実はそっちも好きだし」

和「じゃあもう一つ買ってあげるわよ」

唯「それはルール違反です」

和「ええっ」

唯「生徒会なのにルール破るんですか?」

和「分かったわよ……分からないけど」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:42:31.51 ID:y/R8vfrl0
平沢家

唯「うい~、おかえり!」

和「ただいまでしょ唯」

憂「おかえりお姉ちゃん!いらっしゃい和さん!」

和「ごめんなさいね。突然押し掛けちゃって」

憂「とんでもない、和さんはいつでもウェルカムですよ~」

和「ありがとう憂」

唯「私もウェルカムだよ~」

和「唯が引っ張ってきたんでしょ」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:49:54.71 ID:y/R8vfrl0
憂「泊まっていかれるんですよね?」

和「ええ。明日休みだし家にも連絡したわ」

唯「今日は一日中、和ちゃんに甘えるよ」グリグリ

和「はいはい」

憂(あんなに和さんの胸に顔を埋める、お姉ちゃんかわいい!)

憂「じゃあ私、すぐご飯作っちゃいますね」

和「あ、私にも何か手伝わせて」

憂「えっ?でも和さんはお客さんだから……」

唯「そうだよ~、私に耳掻きとかして~」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:57:23.60 ID:y/R8vfrl0
和「唯は宿題やってなさい。後で見てあげるわ」

唯「あうっ……和ちゃんのいぢわる……」

和「今日は何を作るの憂?」

憂「アジのムニエルを……」

和「あっ、安~い!特売やってたんだ!」

憂「分かります?卸値価格って感じですよねこれって!」

和「角のスーパー?あそこはたまに思い切った事するのよね」

憂「そうなんですよ~、油断なりませんよね」

唯「……」




28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:03:29.40 ID:y/R8vfrl0
和「じゃあ私このアジをさばくわ」

憂「助かります」

和「~♪」

憂「わぁ、上手ですねえ!さすが和さん!」

和「これでもお姉さんだからね」

憂「というか和さんって、私達よりずっと大人って感じがします」

和「……それは何だか嬉しくないわね」

憂「あっ、もちろんいい意味でですよ!いい意味で!」

唯「ね、ねえ~……」




30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:08:57.42 ID:y/R8vfrl0
憂「どうしたのお姉ちゃん?」

唯「私もお手伝いするよ~」

和「台所に三人もいたら狭いわよ。大人しく勉強してなさい」

唯「和ちゃんには聞いてないもん!」

憂「わ、私もその方がいいと思うな……」

唯「うい~……」

和「気持ちだけもらっておくわ唯」

唯「わ、分かったよ~」

憂(大人しく言う事を聞く、お姉ちゃんかわいい!)



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:14:45.95 ID:y/R8vfrl0
和「思えば憂って、いつも一人で家事やってるのよね」

憂「えっ?はい」

和「大変よね、学校もあるのに」

憂「私、家事好きですから別に」

和「偉いっ!」ナデナデ

憂「のっ、和さん!?」

和「あっ、ごめんなさいつい。唯にも注意されたんだけど」

憂「いえ私は別に……」ドキドキ




32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:19:49.60 ID:y/R8vfrl0
和「憂みたいな妹がいて、唯は幸せ者よね」

憂「お姉ちゃんみたいな姉がいて、私も幸せですよ」

和「ふふっ、確かに唯といると意味も無く幸せになれるわね」

憂「あの……和さんに褒められたのは嬉しかったです」

和「な、何だか改まって言われると照れるかな……」

憂「そ、そうですね……」

和「あ~、もう!姉妹揃ってかわいいなあ!」ギューッ

憂「……」カァー

唯(うう……和ちゃんったら憂ばっかり……)



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:24:59.40 ID:y/R8vfrl0
……

唯「ごちそうさま!今日は特別においしかったよ~!」

憂「和さんが手伝ってくれたおかげだね」

唯「それに和ちゃんが一緒だったからだよ~」

和「その言葉、私も二人にお返しするわ」

唯「えへへ~、和ちゃ~ん」ガバッ

和「じゃあ勉強するわよ」

唯「ええ~!」グリグリ

和「ダメよ甘えたって」




35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:30:06.55 ID:y/R8vfrl0
憂「あ、あの~、私もいいですか?」

和「あら憂が?いいわよ」

憂「わ~い!和さ~ん!」ガバッ

和「ちょ憂!?(勉強じゃなかったの!?)」

唯「あっ!ずるうい~!」グリグリ

憂「だって私だってたまには甘えたいんだもん」グリグリ

唯「だったら私に甘えなよ~」グリグリ

憂「今は和さんがいいの」グリグリ

和「……いい加減にしなさい」




37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:37:11.45 ID:y/R8vfrl0
……

唯「えへへ~、和ちゃんと一緒に寝るの久し振りだね!」

和「そうね嬉しいわ」

唯「あっ、私の方が嬉しいんだから~」ギュウッ

和「はいはい(今日はホントに随分甘えるわね唯)」

憂「あのう……」ガチャ

和「んっ?」

唯「うい~?どうしたの?」グリグリ

憂「私もお姉ちゃん達と一緒に、寝てもいいかな……」




39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:42:40.22 ID:y/R8vfrl0
唯「そっか一人じゃ寂しいよね~、おいで」

和「ふふっ、やっぱり仲がいいわねあなた達」

憂「ありがとうお姉ちゃん」

唯「じゃあ憂には私のベッド貸すね」

和「えっ、唯が私の方に来るの?」

唯「だってベッドで二人じゃ落ちるかも」

和「そうかな?」

唯「そしたら和ちゃん下敷きに」

和「それは困るわ……」




41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:49:11.33 ID:y/R8vfrl0
憂「何だかごめんなさい」

唯「謝る事ないよ~(和ちゃんと一緒の布団♪)」

憂「そうだ、私が和さんと寝るよ」

和「私と?」

唯「なっ、そんなのダメだよ!」

憂「ダメ?」

唯「一人が寂しいなら、憂にはギー太を貸すよ」

憂「それは遠慮するね……」




42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:54:17.51 ID:y/R8vfrl0
唯「じゃあ大人しくベッド行きなよ~」

憂「分かったよ……あの和さん」

和「なに?」

憂「和さんの手を握っててもいいですか?」

和「ええ……別に構わないけど」

憂「良かった~!えへへっ!」

唯(憂ったら……和ちゃんは私の友達なのに)




45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 03:00:28.62 ID:y/R8vfrl0
唯(でもおかげで堂々と、和ちゃんお触りタイムだよ~)

和「……唯、あんまり変な所触ったらメッよ」

唯「え?何?聞こえない」モゾモゾ

和「ゆ、い」ギュウッ

唯「い、いたた……(ちぇっ、和ちゃんのケチンボ!)」

和「大人しく寝なさい」ポンポン

唯「うん(でも和ちゃんに密着してるだけで、凄く安心する)」

和「唯……いい子ね」

唯(……幸せ~)



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 18:53:38.10 ID:y/R8vfrl0
それから数日後

和「……」ボー

澪「ちょっと和、聞いてるのか?」

和「あっ、澪ごめんなさい……何?」

澪「もういいよ……最近上の空だけど大丈夫?」

和「そ、そうかしら」

澪「唯とクラス離れたのが、まだショックなのか?」

和「ほんの少しね」

澪「まあ、気持ちは分かるよ」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:00:36.44 ID:y/R8vfrl0
和「軽音部での唯はどう?しっかりやってる?」

澪「うん。たまに律とつるんでさぼるけど」

和「しょうがないわねあの子は」

澪「それでさ、和って夢とかってある?」

和「ああ、そういえばそんな話をしていたのね」

澪「言いたくないならいいけど」

和「夢か、あるわよ」

澪「へえ~、何々~?」




90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:06:15.44 ID:y/R8vfrl0
和「唯の花嫁姿を見る事」

澪「……」

和「あれっ?おかしい?」

澪「おかしいだろそれは……親じゃあるまいし……」

和「でも唯が無事に育ってくれたら感無量だわ」

澪「笑う所かそれは」

和「だから軽音部には感謝してるのよ。あの子変わったし」

澪(親は親でも親バカすぎる……)



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:16:05.34 ID:y/R8vfrl0
……

憂「和さ~ん!」

和「あら憂、どうしたの?」

憂「クッキー作ったんですけど、貰ってくれますか?」

和「わざわざ私に?」

憂「和さんにはいつもお世話になってますので」

和「ありがとう。高校には慣れた?」

憂「はい何とか。和さんが勉強を教えてくれたおかげです」

和「そういう気遣いというか、相変わらずね憂は」



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:21:55.77 ID:y/R8vfrl0
憂「でも本当の事ですよ~」

和「そう?じゃあ感謝の気持ちを早速一枚いただくわね」

憂「あっ、ど、どうぞ」

和「ん、おいしいわ。オレンジピール入ってるの好きなんだ私」

憂「はい知ってます」

和「へえ~、私の好みに合わせてくれたんだ。感心ね」

憂「あの、良くやったって頭なでてくれますか?」

和「ええ?」




94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:29:05.24 ID:y/R8vfrl0
憂「ダ、ダメですか?」

和「お安い御用よ」ナデナデ

憂「ありがとうございます」

和「こう言っちゃなんだけど、結構甘えんぼよね」

憂「のっ、和さんの前だけですよ!」カァッ

和「ふふっ、そういう事にしておくわ」

憂「あー、和さんってたま~にいじわるですよね」

和「憂をかわいがってるのよ、これは」

憂「そういう事にしておきます。えへへっ」




97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:35:18.43 ID:y/R8vfrl0
放課後

律「うしっ!今日の練習終わりぃ~!」

澪「唯、今日は絶好調だったな」

梓「唯先輩良かったです」

唯「へっへ~!これが実力ですよ!」

律「なあ私も調子良かったろ、澪~?」

澪「あー、そうだな」

律「ちゃんと目を見て言えよ、このう」グググ

澪「や、め、ろ」グググ

紬(澪律も絶好調ね)ニコニコ




98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:41:37.05 ID:y/R8vfrl0
澪「いい加減にしろ!」ゴッ

律「いってぇ~……容赦ねーなあ澪は」

澪「しつこいんだよお前は!」

唯「あははっ!りっちゃんよわー!」

律「何だと?お前には負けないぞ唯~!」

唯「こわーい!ムギちゃん助けて!」

紬「りっちゃん暴力はダメよ」

律「ほら、ムギも言ってるよ暴力はダメって」

澪「ホントしつこいなお前……」




99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:48:11.36 ID:y/R8vfrl0
律「だって痛かったんだもんマジで」

澪「ああ……悪かったって」

律「まあいいよ。今日は本屋寄るからさ、澪付き合ってよ」

澪「ふぅん別にいいけど……また漫画か?」

律「漫画のどこがいけないんだよ。なあ唯~?」

唯「そういうの偏見って言うんだよね~」

律「ね~」

澪「わ、悪かったよ……」

梓「澪先輩は悪くないです」




102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:55:26.97 ID:y/R8vfrl0
律「何だよ、梓はまた澪の味方か~?」

紬「ホント梓ちゃんは澪ちゃんを慕ってるよね」ニコニコ

梓「いやらしい言い方はやめて欲しいですね」

澪「気をつかわせちゃったかな……」

梓「か、勘違いしないでください。客観的にそう判断したまでです」

澪「いつもの事だから気にしてないぞ。ありがとう梓」ニコッ

梓「澪先輩……」ポー

唯「あずにゃんは優しいんだねえ」スリスリ

梓「横から抱きつかないでください唯先輩」




105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:31:01.08 ID:y/R8vfrl0
……

和「さわ子先生、今お帰りですか?」

さわ子「あら和ちゃんも?一緒に帰る?」

和「よろしいんですか?」

さわ子「そんなかしこまらないでよ」

和「普通だと思いますけど……」

さわ子「私の素をさらけ出せる、数少ない生徒の一人でしょ」

和「クリスマスのあれは、忘れようと思ったんですが」

さわ子「ん~、さすが優等生的な考えね」




107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:36:11.68 ID:y/R8vfrl0
さわ子「でも落第よ。先生に構ってね」

和「そ、そうですか……」

さわ子「しかし和ちゃんはしっかりしてるわよね」

和「ありがとうございます」

さわ子「ホントなめてんのかって位、しっかりしてるわよね」

和「……」

さわ子「強くてニューゲームでも、和ちゃんになれる自信はないわ」ビッ

和(そんなキリっとした顔で親指立てられても……)



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:43:31.48 ID:y/R8vfrl0
和「でも先生も大変ですよね」

さわ子「何が?」

和「吹奏楽部と軽音部の顧問、掛け持ちしてるでしょう?」

さわ子「ああ……別にそんなでもないわよ」

和「そうなんですか?」

さわ子「軽音部は澪ちゃん達に任せっきりというか」

和「えっ?それで大丈夫なんですか?」

さわ子「澪ちゃんとムギちゃんはしっかりしてるから安心よ」

和「いやそうかも知れませんけど……」




110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:48:27.96 ID:y/R8vfrl0
さわ子「もちろん何もしてない訳じゃないわよ」

和「そ、そりゃそうですよね」

さわ子「例えば顧問として、衣装作りには余念がないわ」

和「それ自分の趣味なんじゃ……」

さわ子「はぁ……でも見せる相手がいないのよね」

和「……」

さわ子「ああ、圧倒的に出会いが足りない」

和「え、えっと、先生は綺麗ですからその……」




113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:55:07.90 ID:y/R8vfrl0
さわ子「どこかに私の面倒、見てくれる男はいないかしらね?」

和「面倒って……」

さわ子「家事もやってくれる憂ちゃんみたいな感じの~」

和「そういうのを男の人に求めるのはどうかと」

さわ子「この際、女の子でもいっか。和ちゃん私の嫁にならない?」

和「お断りします……」

さわ子「ノリ悪いわね~」

和「先生の場合、冗談が本気になりかねません」



115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:00:13.86 ID:y/R8vfrl0
さわ子「まあ確かに、和ちゃんならありっちゃありなのよね」ギュウッ

和「あの……光栄ですけど困ります」カァッ

さわ子「そうね。でもあ~、落ち着くわ~」

和(そりゃ、さわ子先生ならまんざらでもないけど……)

さわ子「和ちゃんって癒し系かも」

和(いい歳した女性に甘えられるって、どうなんだろ)

さわ子「ねえ和ちゃんからも抱きしめてよ」

和「はいはい……」ギュッ

さわ子「あっ、何だろう……お母さん?」

和「勘弁してください」



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:23:20.81 ID:y/R8vfrl0
平沢家

憂「カレー出来たよ~」

唯「ご飯よそいました。憂の分も」

憂「ありがとうお姉ちゃん」

唯「じゃあいただきます……うまい!」

憂「えへへっ、良かったぁ~」

唯「……で、でも、ちょ~っと辛いかも」

憂「あれっ、本当だ……」

唯「うぅっ……鼻が抗議デモ起こしてるよぉ~」




124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:30:18.15 ID:y/R8vfrl0
憂(張り切って本格的なの作ろうとしたのが仇に……)

唯「……」パクパク

憂「ご、ごめんねお姉ちゃん……作り直すから」

唯「大丈夫、癖になってきた」

憂「あんまり無理しない方が……」

唯「これ位の辛さに耐えられない様じゃ、また和ちゃんに子供扱いされるよ」

憂「和さんに……そうだねお姉ちゃん食べよう!」

唯「えへへ~、これで私も大人……ごほっ!ごほごほっ!」

憂「おっ、お姉ちゃん!?水!はい水!」




126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:47:28.80 ID:y/R8vfrl0
翌日

律「よう唯!おはようさん!」ポンッ

唯「あ~、りっちゃ~、お~は~……」

律「何だその幽霊みたいな挨拶は」

唯「そうかな……」

律「そうだぞ。朝から不快だ」

紬「どうしたの唯ちゃん?」

唯「最近、和ちゃん分が足りないんだよ」

律「和ちゃん分だと~?」



128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:54:57.70 ID:y/R8vfrl0
唯「和ちゃん分とは、和ちゃんとお話したりすると貰える養分です」

紬「それはつまり、りっちゃんの澪ちゃん分みたいなものね?」

唯「はい……私は和ちゃんに栄養を貰って育つ草なのです」

律「おい、それだとまるで私も澪に依存してるみたいじゃないか」

紬「うふふ、じゃありっちゃんは澪ちゃんがいなくなっても平気?」

律「あっ、当たり前だろ~……」

唯「いつも一緒だから気がつかないだけだよ、りっちゃんは」

紬「澪ちゃんいなくなったらって想像してみて?辛いでしょ?」

律「……」ガーン




132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:02:36.33 ID:y/R8vfrl0
唯「ぷくくっ、りっちゃん泣きそうじゃん」

律「もうっ!分かったよ唯の気持ちは!」

紬(りっちゃんかわいい)ハァハァ

律「でも言っとくけど、私は澪のオマケじゃねーぞ!」

唯「今はそんな事より和ちゃんだよ」

律「あ、ああ……そか」

紬「放課後、会う約束とかしたらどうかしら?」

唯「あう~……でも和ちゃん生徒会で忙しいだろうし」

紬「大丈夫よ。唯ちゃんの為ならきっと時間を作ってくれる」



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:08:44.36 ID:VYvnJl+aO
かわいいのぅかわいいのぅ



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:09:00.32 ID:y/R8vfrl0
唯「うん!ありがとうムギちゃん!私メールしてみるね!」

紬「頑張って唯ちゃん!」

唯「あっ!返事来た!」

紬「どうだったの?」

唯「やった!OKだって!」

律「こんなにあっさり済むなら初めからそうしろよ」

紬「すごい!良かったね唯ちゃん!」

唯「えへへっ!ムギちゃんのおかげだよ!」ガバッ

紬「うふふ、私は何もしてないよ~」ニコニコ

律「いやホントに大袈裟だって」



136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:15:43.97 ID:y/R8vfrl0
昼休み

梓(へへっ、あんパンゲット~♪)

澪「あれっ?梓もパンなの?」

梓「み、澪先輩っ!」

澪「偶然だね」

梓「は、はい偶然ですね!」カァッ

澪「そうだ良かったらさ、お昼一緒に食べない?」

梓「澪先輩と!?」

澪「あっ、何か約束あった?」

梓「ないないないです!」ブンブンブン



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:24:03.84 ID:y/R8vfrl0
澪「じゃあ私の教室に来てくれるか?」

梓「はっ、はい!(上級生の教室に行くってドキドキ!)」

澪「そうだ和も紹介するぞ」

梓「和……先輩ですか?」

澪「ああ。唯の幼馴染で私と同じクラスの子なんだ」

梓「そうですか(唯先輩の幼馴染……律先輩みたいな感じだろうか?)」

澪「言っておくけど唯と違って、凄くしっかりしてる人だぞ」

梓「それはそれは……(何だか緊張してきた)」



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:31:29.34 ID:y/R8vfrl0
和「澪おかえり……そちらは?」

澪「軽音部の後輩なんだけど、購買部で偶然会ってさ」

梓「初めまして!中野梓と申します!」

和「あらご丁寧に。私は真鍋和、よろしくね」

澪「私が昼食に誘ったんだ。たまにはいいだろ?」

和「いいわよ。澪から噂は聞いているわ」

梓「どうもです!図々しくもやって参りました!」

和「ふふっ、まじめな子って聞いてたけど、おもしろいのね」

梓「はいっ!(落ち着いてて大人っぽい人だな~)」



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:39:53.31 ID:y/R8vfrl0
和「梓ちゃんはギター凄く上手なんだってね」

梓「あ、あのそんな……(まだまだです私なんか)」ゴニョゴニョ

和「でしょ澪?」

澪「そうなんだ。後輩だけど私達に教えられる程だよ」

梓「からかわないでください澪先輩!」カァッ

澪「謙遜しなくたっていいんだぞ」

和「かわいいわね。澪が気に入る訳だわ」

梓「えっ?」




143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:47:42.86 ID:y/R8vfrl0
澪「おい和!本人の前でそういう事はだな!」カァー

和「いいじゃない照れなくても」

梓(澪先輩が私の事を……)ポー

澪「だって恥ずかしくなるだろ!もう!」

和「怒った?ほら卵焼きあげるから許して」

澪「もう……かなわないな和には」

梓(あ、あの澪先輩が甘えてる……!?)

和「そういえば唯とも仲がいいのよね」




146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:57:50.43 ID:y/R8vfrl0
梓「仲がいいと言うか、懐かれてると言うか」

和「ふふっ、大体想像つくわ」

梓「昔からああいう人なんですか?」

和「そうね……でも憎めないでしょ?」

梓「そりゃあ……」

澪「梓は唯の演奏に惹かれて、入部決めたんだもんな」

梓「ま、まあそうですけど」

和「へえ~、唯も凄いのねえ」




148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 23:08:01.28 ID:y/R8vfrl0
梓「でもだらしない所は尊敬出来ないです」

和「ハッキリ言うわね」

梓「あっ、し、失礼しました先輩に対して……」

和「ううん、梓ちゃんのそういう所いいと思うな」

梓「そそ、そうですか?」ポッ

澪「和も気に入ってくれると思ってたよ」

和「これからも唯共々よろしく頼むわね、梓ちゃん」

梓「はい!和先輩っ!(澪先輩もいいけど、和先輩も素敵だな~)」



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 23:47:59.03 ID:y/R8vfrl0
放課後

唯「ムギちゃんのお茶おいし~♪」ニマニマ

紬「ありがとう唯ちゃん」

梓「唯先輩なんか今日は、いつも以上にご機嫌ですね」

律「この後、唯は和ちゃん分とやらを補給出来るらしい」

梓「和ちゃん分?」

唯「和ちゃんと二人っきりで、お茶する約束したんだ~」

律「あー、和ちゃんというのは唯の幼馴染で……」

梓「知ってますよ。お昼ご一緒したので」

唯「えっ、何で?」



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 23:56:37.59 ID:y/R8vfrl0
澪「私がお昼に、梓を誘ったんだ」

梓「澪先輩と購買部でバッタリ会いまして」

唯「ふ~ん……それでどうだったの?」

梓「外見は凛々しいけど、独特の包容力があると言うか」

律「私みたいなタイプだよなぁ~」

澪「……」ゴッ

律「いひゃい」

梓「……一緒にいて落ち着く人ですね」

唯「私の事、何か言ってなかった?」



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:02:04.04 ID:FFq3l+910
梓「あ、凄く気に掛けてましたよ唯先輩の事は」

唯「ホント?」

梓「本当ですよ~、何だか羨ましいですね」

唯「そ、そう?えへへ……」

澪「というか和は、唯を溺愛してるよな~」

紬「詳しく」

梓(ムギ先輩の目の色が変わった)

澪「この前も和に将来の夢を聞いたんだ。何て答えたと思う?」

律「ん~……ICPOとかか?」



156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:09:11.21 ID:FFq3l+910
澪「唯の花嫁姿が見たいって言ったんだ」

唯「……」

律「そ、そいつあ……」

梓「え?冗談ですよね?」

澪「いやマジです」

紬「素晴らしいです」キラキラキラ

律「おー、おー、愛されちゃってるなあ唯!」バシバシ

唯「……別に嬉しくないよ」




160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:15:29.11 ID:FFq3l+910
律「何だぁ?照れてんのかこいつ~?」

唯「私、結婚したいだなんて思ってないし」

澪「だからって、そんな不機嫌になる事はないだろ」

紬「そうよ、唯ちゃんをそれだけ大事に思ってるんだから」

梓「唯先輩は戸惑ってるだけですよ」

律「でもま~、確かにびっくりしたな~」

唯(私の望んでない事を願われても、迷惑なだけだよ)

さわ子「ハァーイ!みんな元気~!?」ガチャリ




161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:21:06.84 ID:FFq3l+910
律「何ださわちゃん今頃」

さわ子「何よう冷たいのね?折角遊びに来てやったのに」

澪「ここは遊ぶ所じゃありません」

さわ子「もしかして紅茶も冷たい?」

紬「今温めますね~」

律「あんまり甘やかすなよムギ」

さわ子「流石ムギちゃんモノが違った」

律「どうだまいったか」

さわ子「うむ。嫁に欲しいぞ」




164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:27:46.42 ID:FFq3l+910
律「ダメだムギはやらん。他を当たれ」

紬「あら?うふふ……」

さわ子「それが過疎地の農村かって位、嫁不足なのよ」

澪「ていうか嫁でいいんですか?」

さわ子「面倒見のいい子ならOK」

律「面倒を見させる気かい」

澪「何という不純な動機……」

唯「あははっ、さわちゃんは欲望に忠実だねぇ~」

さわ子「唯ちゃんに言われると、何か釈然としないわ」



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:35:05.43 ID:FFq3l+910
梓「あの……そろそろ練習しませんか?」

さわ子「もう梓ちゃん!家にいる時位ゆっくりさせてよ~」

律「おいおい、たまには家族サービスもしなきゃダメだぞー」

さわ子「え~、いやーんめんどっちぃ~」

唯「じゃあ私は、肩をお揉みしますね」

さわ子「あ~、唯ちゃんいい子ね。よしよし~」

唯「お任せあれ」フニュッ

さわ子「ひゃっ、コラッ!どこ触ってるの!」



167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:42:02.63 ID:FFq3l+910
律「どうだ唯?巨乳の秘密は掴めそうか?」

唯「ダメですりっちゃん隊員。もうちょっと探りを入れてみます」

さわ子「ちょっ、くすぐったいってぇ!きゃははっ!」

紬「うふふふ」ニコニコ

梓「うう……こんなぬるぬるな空気、耐えられないです……」

澪「こらえるんだ梓」

律「あー、もう終わりにするって……ほら唯~」

唯「うん、りっちゃん分かったよ~」



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:51:18.00 ID:FFq3l+910
律「さわちゃん私ら、そろそろ練習するからさ」

さわ子「えぇ~!りっちゃんらしくないよそんなの!」

律「残念ながらやる時はやる、それが私なのよん」

澪「観念して、たまには顧問らしく指導してください」

さわ子「ちぇーっ!しゃ~ねぇなあ……」

紬「まあまあ、お茶をどうぞ」

さわ子「むふっ!ありがとうムギちゃ~ん!」

梓「唯先輩、スタンバイみたいですよ」

唯「ちょっと待ってぇ~」



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:57:23.65 ID:FFq3l+910
校門前

和(遅いなぁ、唯……生徒会早く切り上げたのに)

唯「和ちゃ~ん!」

和「唯!」

唯「わ~い!」ガバッ

和「ととっ、突然危ないわよ」


律「おお……何だかすげえー」

澪「受け止める和も慣れたものだ」

梓「唯先輩、私の時より格段に激しいです……」

紬「準備OKなの」●REC




171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:58:47.76 ID:xO9AIHdCO
ムギさんが本気出してきました



173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:01:48.16 ID:FFq3l+910
唯「ああこれこれ。心のふるさとって感じだよ~」グリグリ

和「唯、抱きつくのはいいけどこれじゃ動けないってば」

唯「もうちょっと~」グリグリ

和「しょうがない子ね」ナデナデ


律「何か幼稚園の送り迎えの光景っぽいなぁ~」

澪「しかし不思議と違和感がないのが何とも」

梓(私も澪先輩に頭なでてもらいたい……)ドキドキ

紬「ナチュラルでほのかな甘味、まるで上質のチョコレートね」




174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:08:00.40 ID:FFq3l+910
唯「えへへ~」

和「あっ、ごめん……頭なでられるの嫌だったっけ」

唯「ううん!嬉しいよ……この前はどうしちゃったのかな?」

和「ふふっ、じゃあ遠慮なく」ナデナデ


律「なあ澪、たまには私もお前に甘えても……」

澪「あ、ああ、ちょっとだけならいいぞ」

梓「ずっ、ずるいですー!律先輩ばっかり!」

紬「これならいくらでもおかわりいけちゃうよぅ」ハァハァ



179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:16:44.64 ID:FFq3l+910
モスバ

唯「ねえ和ちゃん。澪ちゃんに聞いたんだけど」

和「なあに?」

唯「私の花嫁姿が見たいんだって?」

和「うん。唯が幸せになってくれたら私は嬉しいのよ」

唯「どうだろ結婚とか恋愛とか……私には出来そうにないや」

和「やる前から諦めてどうするの?」

唯「そういうのが当たり前に出来なきゃ、ダメなのかなぁ」

和「そうね……唯は普通の人が出来ない事をすれば」

唯「っていうか、普通の事が出来ないだけなんだけどね」




180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:22:55.61 ID:FFq3l+910
和「いいわよ。唯は唯だもの」

唯「えへへっ、やだなぁ私愚痴ばっかりじゃん」

和「ホントにね。どうしたのよ?」

唯「私も和ちゃんみたいに、何でも出来ればな~」

和「買いかぶらないでよ」

唯「だって、だってさ~……」

和「唯にしか出来ない事だってあるでしょ?」

唯「うん……欲張りなのかもね私」

和「ふふっ、何よそれ」



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:29:24.28 ID:FFq3l+910
唯「こんな話したら、もっと説教されるかと思った」

和「え?私ってそんなに説教臭い?」

唯「たま~にね」

和「だとしたら唯のせいよ。いつもだらしないんだから」

唯「あっ、ひどーい!」

和「反省なさい」

唯「でも和ちゃんなら嫌じゃないや」

和「ゆ~い」ツン

唯「えへへ~」



224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:01:40.99 ID:FFq3l+910
平沢家

唯「うーいー!たてじま~!」

和「それは阪神でしょ」

憂「おかえりお姉……和さん!?」

和「こんばんは」

唯「憂にも和ちゃん分をと思って」

和「何訳の分からない事を言ってるの唯」

憂「ありがとうお姉ちゃん!」ガバッ

和「ちょ、ちょっと憂!?」



225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:09:44.51 ID:FFq3l+910
憂「泊まっていかれるんですか?」

和「いやそれは流石にちょっと……平日だし」

憂「残念……」シュン

和「ほら、お土産あるから。ハンバーガー」

憂「どうもありがとうございます……」

唯「少し上がって行きなよ和ちゃん」

和「遅いから帰るわ。憂の顔も見れたし」

唯「いいじゃんちょっと位~」

憂「和さん……」




227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:19:10.79 ID:FFq3l+910
和「わ、分かったわよ」

唯「わ~い!和ちゃん大好き!」ギュウッ

和「……ホントにちょっとだけだからね?」

憂「私も和さん大好き!」グリグリ

和「こらこら、調子いいわね二人とも」

唯「それじゃ和ちゃんの為に、ギー太弾きます!」

憂「いよっ!お姉ちゃん日本一!」

和「あはは……それは楽しみね」




231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:38:21.84 ID:FFq3l+910
翌日

紬「真鍋和さん」

和「あら、あなたは確か軽音部の……」

紬「琴吹紬です。愛称でムギと呼ばれています」

和「ええ……それで何か?」

紬「ムギと呼んでください」

和「ムギ?」

紬「はい!私も和ちゃんって呼んでもいいですか!?」

和「構わないけど」

紬「うふふっ、和ちゃん!」




234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:46:01.62 ID:FFq3l+910
和「で、私にこんな手紙をよこした意図を教えてくれるかしら?」

紬「和ちゃんなら日常でしょ、こんな手紙位」

和「からかってるなら帰るわよ」

紬「からかってなんか。女の子同士って変ですか?」

和「……個人の自由だと思うわよ」

紬「じゃあ私とお付き合いを」

和「残念だけど学業に専念したいので。ごめんなさい」

紬「うふふ……なら、女の子同士に抵抗はない訳ね」

和「……ムギさん、あなたの狙いが分からないわ」



236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:53:28.74 ID:FFq3l+910
紬「私の望みは至ってシンプル」

和「回りくどいわね、早く言いなさい」

紬「和ちゃんは唯ちゃんと付き合うべきよ」

和「はい?」

紬「それってとっても素晴らしい事なの」

和「何か勘違いしていらっしゃる様だけど」

紬「和ちゃん、正式に付き合えば唯ちゃんとキスしたり出来るのよ」

和「私と唯はそこまでベタベタした関係じゃないわ」

紬「いえ○○○○……○○○o○○で○○まで可能ですって!?」

和「あの……ムギさん?」




237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:04:54.19 ID:FFq3l+910
紬「し、失礼……意識の向こう側にダイブしかけちゃって」

和「良く分からないけど破廉恥だわ」

紬「本質的には綺麗な百合を求めているの。本当よ?」

和「あなたってもしかして変態?」

紬「はぅっ!」キュンッ

和「ど、どうしたの?」

紬「……もっと言って……」

和「えっ」

紬「もっと私を罵ってくださいお姉様っ!」

和「……」




238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:11:59.99 ID:iy5cCi7s0
紬様っ!紬様っ!



239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:15:29.46 ID:FFq3l+910
紬「し、失礼……また意識の向こう側に」

和「もう分かったから」

紬「は、恥ずかしい……」

和「むしろ喜んでる様に見えるけど」

紬「和ちゃんって言葉責めが上手なのね……」

和「いやそんなプレイした覚えはないから」

紬「じゃあ天性の才能かしら」

和「そろそろ帰るわね」



242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:27:57.08 ID:FFq3l+910
紬「待って和ちゃん!」

和「もう授業始まるから」

紬「さっき私が言った事、ちゃんと考えておいて欲しいの!」

和「ムギ……どうしてそこまで」

紬「だって唯ちゃんが苦しそうに見えたから」

和「唯が?」

紬「唯ちゃんは和ちゃんと、もっと深い繋がりを求めてると思うの」

和「どうしてそんな事をあなたが」

紬「ただの勘だけど……良く当たるのよ」



244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:35:56.07 ID:FFq3l+910
和「私にはムギが、おもしろがってる様にしか見えないけど」

紬「うふふっ、それは否定しないよ♪」

和「心配しなくても私と唯の絆は、そんなにヤワじゃないから」

紬「あらあら、それってもしかすると……」

和「ムギ?」

紬「……はっ!?」

和(また飛びかけたわね……)

紬「や、やだ私ったら……うふふふ」

和(妄想は自由だと思うけど、私はターゲットにしないで欲しいわ)




246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:03:39.86 ID:FFq3l+910
昼休み

唯「やっほー!」

和「あ……唯」

澪「何だ珍しいな。和に用事か?」

唯「いや~、特に別にと言う訳じゃないんですが」

和「まあ、ここ空いてるから座りなさい」

唯「えへへ~、和ちゃんありがと~」

澪「単に私達と飯が食いたかっただけか」

唯「ムギちゃんが遊び行ってこいって言うからさ~」

和「ふぅん(お節介な……違うか興味本位ね)」



248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:09:37.29 ID:FFq3l+910
唯「あっ、和ちゃんのお弁当おいしそうだなぁ……」

和「そんな物欲しそうにしなくてもあげるわよ」

唯「あははっ、いやぁ~、悪いね?」

澪「その唯の厚かましさは見習いたいな」

唯「照れるな~、そのミートボールちょうだい」

和「はい」

唯「わ~い」パクッ

澪(ナ、ナチュラルに間接キスだと!?)




249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:17:20.31 ID:FFq3l+910
唯「おいし~!和ちゃん天才~!」ガバッ

和「そのミートボールは出来合いだけどね」

唯「ゆで方がいいよ!」グリグリ

和「どういう褒め方よ」

澪(そして流れるように抱擁、さらに胸グリグリだと!?)

和「澪どうしたの?さっきから黙っちゃって」

唯「澪ちゃん赤くなってるけど熱でもあるの?」

澪「お、お前らなぁ……いや何でもない」



251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:23:59.20 ID:FFq3l+910
和「今日、軽音部は練習するの?」

唯「するよ~、やる気になれば」

澪「コラッ、唯!練習は絶対やるぞ!」

和「そう……少し見学してもいいかしらね?」

唯「えっ、和ちゃん来るの!?」

和「たまになら多少の融通は利くわ」

澪「和が来るんじゃ唯もやる気出るな」

唯「出てきました!」

和「ふふっ、楽しみにしてるわ」




255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:08:19.63 ID:FFq3l+910
放課後

和「失礼するわ」ガチャリ

唯「あっ、の、和ちゃんもう来たの?」

和「言ったでしょ」

律「あいにく今は、ティータイム中でありまして~」

澪「やるぞ律!グズグズするな!」グイッ

律「ああん」

梓「スタンバイOKです」

紬「私もがんばろっと!うふふ!」




256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:14:30.24 ID:FFq3l+910
唯「うぅ~……緊張してきたよ……」

律「ウソこけ!」

唯「り、りっちゃんと違って私は繊細なんだよ」

律「ウソこけ!」

澪「珍しいな。でも唯は少し緊張した方が」

和「大丈夫よ唯なら」

唯「うん!和ちゃん任せてよ!」

律「やっぱり緊張なんかしてね~じゃねえか!」

梓(むしろ私があがってます……)



257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:26:20.73 ID:FFq3l+910
律「1、2、3、4~、1、2、3-!」カッカッカッ

~♪~♪~♪

唯「ふぅ……どうでしたか和ちゃん!」

和「みんな、凄く良かったわよ!」パチパチパチ

澪「確かにみんな良かった」

律「まあ客がいるのといないのとでは」

紬「気合の入り方が違うよね!」

律「そ、そうそう!」

梓「みなさんはやっぱり凄いです!」




260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:34:18.58 ID:FFq3l+910
律「ははっ、梓、ライブはもっと凄いんだぞ~!」

澪「こら律!調子に乗るな!」ポカッ

律「あいて~」

梓「あっ、でも凄く楽しみです私!」

唯「あずにゃんはかわいいねえ~」

和「じゃあ私そろそろ……」

澪「えっ、もう行くのか和?」

律「もう一曲、聴いていけよ~」

和「ありがとう。でもこれ以上空けるのはマズいのよ」



261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:40:55.42 ID:FFq3l+910
澪「そうか……」

唯「和ちゃん!私、少し送って行くよ!」

和「え?でも唯も練習中だし」

澪「いいからいいから」

律「唯、送ってやれ」

唯「えへへっ、ありがとう澪ちゃんりっちゃん」

和「そう。じゃあお言葉に甘えましょうか」

梓「本当に仲がいいですね」

紬「うふふ、そうよね~」



264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:55:53.70 ID:FFq3l+910
……

和「ねえ唯、カッコよかったわよ」

唯「へへ~、そうでしょ?」

和「ライブの時もそうだったけど、輝いていたというか……」

唯「て、照れるな~」

和「もう一人前ね唯も」

唯「そっ、そんな事ないよ、私はまだまだ子供だよ!」

和「ひねくれなくったっていいじゃない」

唯「ダメダメ!まだまだ和ちゃんに育てて貰わないと!」

和「あの……同い年よね私達?」




265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 19:04:56.91 ID:FFq3l+910
唯「あれ?そうだったっけ……」

和「こら、人を年増みたいにしないの」

唯「へへ~、冗談だってば~」

和「まあ子供だって自覚しただけ、大人になったのかもね」

唯「私と和ちゃんはね、ず~っと一緒なんだから」

和「心配しなくても、唯が望む限りは一緒にいてあげるわよ」

唯「……そんなのやだ」

和「唯?」

唯「どんな時でも一緒だよ!」


おしまい




271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 19:14:27.24 ID:ja7ed7OYO
お疲れ様



285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:00:18.42 ID:iy5cCi7s0

和のかわいさがやっと分かったわ



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この記事へのコメント
ただひたすらなごむわ
2009/11/13(金) 00:34:58 | No.3800 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
和と言うだけに?
2009/11/13(金) 01:13:59 | No.3802 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
和ちゃん!和ちゃん!
2009/11/13(金) 01:40:47 | No.3803 | 戯言ヴぃp | #NkOZRVVI[ 編集]
このいじらしい距離感がたまらない…乙いい百合
2009/11/13(金) 11:04:31 | No.3812 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
すべての百合は和へ通ずる
2009/11/14(土) 00:57:30 | No.3814 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
今迄に見たけいおん百合系の中では是が一番好きやも知れぬ。
2009/11/15(日) 01:19:58 | No.3822 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
今迄に見たけいおん百合系の中では此が一番好きやも知れぬ。
2009/11/15(日) 01:20:24 | No.3823 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
和は俺の嫁
2009/11/15(日) 11:38:55 | No.3827 | 戯言ヴぃp | #JnoDGgPo[ 編集]
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2009/11/16(月) 02:34:40 | No.3831 | | #[ 編集]
ここまでわちゃんに対する愛情が深いSSは初めて見た
2010/07/13(火) 14:38:05 | No.6764 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
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