戯言ニュース

ほとんどVIPのまとめ。

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唯「澪ちゃんと結婚しました」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:35:39.63 ID:kfQL7w7p0
二日酔いと戦いながら、書いてみる。



2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:36:26.81 ID:kfQL7w7p0
ボクは平沢 唯。

現在、大学時代に知り合った女性「秋山 澪(現:平沢 澪)」と結婚し一緒に住んでいる。
ボクには憂という1つ下の妹がいるのだが、なかなか結婚を許してくれなくて大変だった。

「2年程つきあっている女性がいて、今度結婚することにしたんだ…」

…と伝えたとたん、憂は突然台所から包丁を持ち出してきた。




3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:36:48.27 ID:L6z939SR0
梓「なん…だと…」



ブログパーツ 唯「澪ちゃんと結婚しました」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:40:51.14 ID:kfQL7w7p0
ボクは数箇所切られて流血、それで憂がシラフに戻ってくれてよかった。
本当は良い子なんだ…ただ、人よりもちょっと私に愛情を持ちすぎているだけ。

その後、しばらく口を聞いてくれなかったり、
料理にバッタ(イナゴじゃない)を入れられたりだの多々嫌がらせされたけど、
澪ちゃんを紹介した途端、それはピタリと止んだ。
彼女は女性からも告白を何度か受けた経歴を持つほどの「べっぴん!」さんなんだから。
今思うとあの時の憂、なんだか ぽーっ…としてたっけ。

澪「唯、お弁当!今日も頑張って作ったんだぞ!」フンッ

唯「澪ちゃん、いつもありがとう!」

澪「なぁ…
  私たちは夫婦なんだから、いいかげん"ちゃん付け"はやめてくれよ…」

唯「うん、ごめんね澪ちゃん。 あっ…
  う~ん、でもやっぱり澪ちゃんは澪ちゃんだよ!」

澪「朝から…恥ずかしいっ」

唯「それじゃ、行ってきま~す」バタン




7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:46:47.70 ID:9KW274dW0
ダレトク?
俺得?



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:53:00.54 ID:kfQL7w7p0

うとうと…

うとうと… ハッ!

律「お~い、昼ごはん前だっていうのに寝るなよ、だ・ん・な・様♪」

唯「は…はれっ?なんでりっちゃんがここにいるの?」

この男っぽい性格の女性は"田井中 律"さん、僕は"りっちゃん"って呼んでる。
澪ちゃんの幼馴染であり、ガードマンとも言える存在。
彼女のガードをくぐりぬけるのはとても大変だったけれども、今となっては良いお友達。
たまに3人で遊びに行ったりもしている。




10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 10:13:51.67 ID:kfQL7w7p0
律「営業で近くの会社に寄ったついでに、唯のマヌケ面を見にきたんだ。
  しっかしまぁ…澪とは仲良くやっているか?」

唯「うん、毎日らぶらぶだよ!」

律「そりゃよかった、私の幼馴染だからな…何かあったらタダじゃおかないぞー!」

唯「はは…りっちゃん怖いよ」

結婚した今でも澪ちゃんのことを心配してくれる、とても優しい人です。



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 10:21:40.38 ID:kfQL7w7p0
ヴヴヴヴ… ヴヴヴヴ…

唯「あっ、噂をすれば澪ちゃんからメールだ」

律「おーおー、昼間っから熱いねぇ♪」

ピッ
澪『今晩、何食べたい?』

メルメル
唯「 『とんかつ!』 …と、送信!」

ヴヴヴヴ… ヴヴヴヴ…

ピッ
澪『え?それだけ?』

唯「あちゃー・・・・またやっちゃった、メール送りなおさないと」




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 11:27:07.11 ID:kfQL7w7p0
律「どうしたんだ?食べたい物を間違えたか… 
  まさか、"澪を食べたい"なんて送るんじゃないだろーな にひひ♪」

唯「ちがっ!ちがうよ…
  あ、なんだかんだでお昼になるよ?りっちゃん会社戻らないと…」

律「あ、やっば… んじゃ唯、またこんどな!」

楽しい時間っていうのは、あっという間に過ぎちゃうんだなぁ。
昼休みにメール返しておかなくちゃ…えーと、メール件数は「20件」、珍しく少ないな。
内容は「まだ?」とか「何しているの?」とか、他愛も無いものばかりだけど、
僕のことを想ってくれてのことなんだろうな。




19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 11:44:16.30 ID:kfQL7w7p0
さて、晩ごはんのメール返そうっと。

カチカチカチカチ…
唯『とんかつ!…と、ホカホカで白いごはん、
  あとは大根とにんじんのあったか~い味噌汁かな?
  たまには澪ちゃんが漬けた漬物も食べてみたい。
  キャベツの浅漬け食べたいよー
  これからお昼ご飯!今日のお弁当も美味しそう♪
  いつもありがと、愛してる澪ちゃん v』

あとは写メ添付…と。

カシャッ




23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 12:33:57.78 ID:kfQL7w7p0

唯「ふぃぃぃ… 疲れたぁ…」

コツリ…と、私の目の前に置かれた飴玉。
いつものあの子だ。

梓「平沢先輩、お疲れ様ですっ!
  うわぁ…この写真の方、奥さんですか…?とてもキレイな方ですね」

唯「おー、あずにゃんおつかれぇー…ふふっ、自慢の妻なんだー。
  あずにゃんも惚れちゃった?」

梓「わっばっ… そんなことあるわけないじゃないですか!
  人妻ですし、第一女同士なんですよ!」

唯「あはは、あずにゃんて正直だねー…真っ赤だよ」

彼女は自分の顔を確認するかのように、ぺちぺちと手を頬に当てる。
僕がニヤニヤしていることに気づいた彼女は、ハッと我に返り怒り顔になった。

梓「そんなこと言う人には、お菓子あげません!」

唯「あずにゃん、ごめんよー・・・
  っと、遊んでいる場合じゃなかった、今日は20時に帰るって約束してたんだった。
  それじゃ、あずにゃん お先ね!」

梓「お疲れ様でーす」




25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 12:57:17.23 ID:kfQL7w7p0
コロコロと飴玉を頬張り、電車に揺られながらの帰り道。
19時40分…これじゃ20時過ぎちゃうな、澪ちゃんに連絡しておかないと。

カチカチカチ
唯『澪ちゃんごめん、会社出るの遅くなっちゃった。
  うちに着くの10分くらい遅れるかも(汗)』

ヴヴヴヴ… ヴヴヴヴ…

メールを送ったその数秒後、澪ちゃんからの返信はあった。
内容は記号含めた"ホント?"とたった4文字のメール。
予想通りの返信に、僕は周囲の目を気にすることなく路線図を撮影して送り、
澪ちゃんの返信内容を確認しホッと胸をなでおろした。

澪『うん、了解~♪ 寄り道せずに帰るんだぞ(ニコニコ』

唯「ふわ… ねむ…」

眠気覚ましもかねて、あずにゃんからもらった飴玉をもう1つ頬張った。
黒飴もなかなかイけるもんだね。




28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 13:12:54.47 ID:kfQL7w7p0
唯「やっほ~、ただいまー」

澪「おかえり、唯…  ん?
  外で何か食べてきた?少し甘い匂いがする…」

あずにゃんから貰った飴の香りを嗅ぎつけ、ツンとしたツリ目で僕を睨み付ける。
上目遣いで見られるのが、これほど怖いと思ったことはない。

唯「あっ… そうだ、今日りっちゃんが来てね飴もらったんだー」

澪「ホント?」

唯「うん、澪ちゃんにウソなんてつけないよ。
  なんなら、りっちゃんに電話で確認してみてもいいよ??
  …って、もうかけてる…。」

澪「うん、うん… あ、そうだったんだー。
  律、忙しいところゴメンな、それじゃまた今度3人で遊びに行こう!」

ガチャ

澪「唯、ごめん…疑っちゃって。 グスッ… ホントにごめん…」

唯「ううん、大丈夫だよ…よしよし。
  晩御飯冷めちゃわないうちに、早く食べよう!
  ずっと楽しみにしていたんだよね」
  (りっちゃん、話あわせてくれたんだ…助かったぁ…)




30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 13:44:06.44 ID:kfQL7w7p0
ザザーッ・・・ カチャカチャ・・・

食事を済ませ僕は食器洗いを始めた。
いつも家事を担ってもらっているんだから、これくらいはしないとね。
少し主婦気分になって、"うんたん♪うんたん♪"と鼻歌を歌っていたら嫌な視線を感じた。

冷たく、嫌な汗が背筋を伝っているのがわかる。

澪「ねぇ…この子だぁれ?」

明らかにいつもよりも低いトーンで問いかけられる…怖くて振り向けない。
振り向いたら何かが終わる気がする。

澪「ふ~ん、"まなべ のどか"って読むのかな?
  知的溢れる上品な名前な人みたいだけど…誰?
  "今度一緒に飲みに行こうよ、美味しい店見つけたよ!"って書いてあるんだけど…どういうこと?」

ザーッ… ザザーッ…
ただ水道から流れ出る水の音だけが響く台所。

こういう時の澪ちゃんの表情は怖い…というよりも、何をされるかわからない。
ゆっくりゆっくり慎重に振り向くと、澪は僕の携帯電話を示しながらゆらりとたたずんでいた。

澪「答えられないの?」




37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 14:19:36.82 ID:kfQL7w7p0
雰囲気が尋常じゃない、澪ちゃんの周りの空気はどす黒く淀み、歪んでいるように見える。
僕は心を落ち着け、口を開いた。

唯「澪ちゃん…それ、"まなべ かず"君のことだよ。
  僕たちの結婚式にも来てくれたじゃない?」

真実を知った澪ちゃんは、瞳に光を宿し顔を紅潮させた。

澪「あ…わたしったら、またやっちゃった」

唯「あはは、澪ちゃんはおっちょこちょいだなぁ」

携帯電話のチェックは澪ちゃんの日課なんだけど、携帯電話のチェックなんかして楽しいのかな?
うーん、わからない。

唯「それじゃ、洗い物終わったらお風呂入るから、澪ちゃん先に入って」

澪「う… その、今日は…」

唯「どうしたの?」

澪「えと…久しぶりに一緒に入らないか?」

唯(恥ずかしがっている澪ちゃん…やっぱりかわいい)



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 14:45:40.98 ID:kfQL7w7p0

ざっぱーん…

風呂は命の洗濯とか誰かが言っていたけど、ホントにそうなんだなぁ。

ガラッ

澪ちゃんが入ってきた…
モデルさんのようにスラッと長く細い脚、ガラス細工を思わせる。
アンダーヘアーは手入れしており、キチンと整っている。
そして、スリムな肢体に実った乳房は張りがあり、湯気でしっとりとしている。
梅雨の時期に取れる桃という表現がピッタリだ。

澪「な…なんだよ、そんなじっくり見て…恥ずかしい」

唯「えー、だって澪ちゃんが一緒に入ろうって言ってきたんじゃない」

両腕で体の部位を隠す澪の姿は「ヴィーナスの誕生」を髣髴とさせた。




43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 15:01:39.35 ID:kfQL7w7p0

僕たちは風呂から上がり、床についた。
ふかふかのベッドに疲労を預けるに連れ、徐々にまぶたが閉じていく。

澪「ねぇ、唯… 寝る前にいつものしてほしいな」

唯「あ、そうだったね」

僕の1日は澪ちゃんが寝付くまで「愛している」とささやくことで終わる…
彼女が寝付く頃には「ている愛し」となったりもして…ふぁ、ねむ。

澪ちゃんも寝付いたみたいだし、僕も寝るとしよう…





53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 15:32:29.83 ID:kfQL7w7p0

律「おいーっす!!唯、元気かー!?」

唯「ほへ?りっちゃんどうしたの?」

律「寝ぼけているのか??
  今日は納品日だろ…まったく、取引相手に挨拶無しとはトンデモナイぜ」

唯「あはは、そうだそうだ…すっかり忘れていたよ」

律「ところで、今晩飲みに行かないか?」

唯「あー…うん、ちょっと待ってね、澪ちゃんに連絡する」

カチカチカチ
唯「 『今晩りっちゃんと飲んでから帰るから、晩御飯はいらない(ゴメン』…送信っと。」


Boy Meets Girl♪ ソーレゾレノー アフレルオモイニキラメキトー♪
シュンカンヲーミツケテル ホシフルーヨノデアイガアルヨニ…♪

律「旦那様は大変だな にひひ♪
  …あれ?私の携帯電話が鳴ってる…唯、ちょっとゴメンな」
  (澪からだ…なんだろう?)

澪『今日、唯と飲みに行くってホント?』

律「…」
  (まぁ、いつものことか。返信しておこう…。)




56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 15:56:03.43 ID:kfQL7w7p0
梓「田井中さん、いつも納品ありがとうございます!」

唯「よかったら、あずにゃんも今晩飲む?」

梓「え?いいんですか?」

律「あはは、飲みの人数が多い方が楽しくていいっ!」

梓「ごちそうさまです♪」

唯「あはは、あずにゃんはちゃっかりしているなぁ…ゴチになりやす♪」

ゴスンッ!

律「…おい、私は中野さんにしか奢らないぞ?」

唯「いたたたっ…冗談だよ」

律「それじゃ、19時にいつもの焼き鳥屋に集合な!」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 16:03:36.57 ID:kfQL7w7p0
定時過ぎ、僕はあずにゃんを連れて集合場所へ向かった。
定時きっかりの退社なんて、とても久しぶりだ。

焼き鳥屋に到着した時、既にテーブルは大量の串焼きで埋まっていた。
りっちゃんが早めに到着して注文していたのかな??

律「ぷっはぁ~!うめーっ!」

注文どころか、既に始まっていた。

梓「田井中さん、早すぎですよっ!」

律「まぁまぁ、気にしない気にしない♪」

唯「そうそう、いつもこんな感じだから。
  それよりも、あずにゃん飲み物頼もうよー 僕は生中!」

梓「えと、私は・・・ファジーネーブりゅ」

律「あはは、もう酔っちゃったか?お・こ・ちゃ・まw」

梓「もう酔っているのは田井中さんですよっ!」

りっちゃんとあずにゃん、意外に相性いいかもね。



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 16:06:43.50 ID:3IGaksct0
律と梓は女なの?
だとしたら不倫フラグか



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 16:33:25.64 ID:kfQL7w7p0
律「でさー、唯の名前まんまのアーティストが"ギー太に首ったけ"っていう歌を出していてさー…」

ヴヴヴヴ… ヴヴヴ…

梓「平沢先輩、また奥さんからですか?」

唯「そうなんだ、5分間隔で写メ送らないとスネちゃうんだよねー」

梓「先輩、愛されてますね♪」

律「そうなんだよなぁ、澪は彼氏を想いすぎるっていうくらい
  澪の前カレのときも結構大変だったらしいぜー…
  …っと、ゴメン…ここだけの話にしといてくれ」
  (その彼氏が自殺したこと話しそうになった…あっぶな!)

唯「へー、そうだったんだぁ…でも僕は平気だよ、澪ちゃんを愛しているもんっ!」

律「わ…バカ!声がデカいって、周りのお客さん見てるだろ…」

ヴヴヴヴ… ヴヴヴ…

澪『隣に座っている女…誰?』



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 16:34:45.90 ID:AoJSTya70
!?



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 17:02:45.76 ID:kfQL7w7p0
壁に貼ってあるメニューを撮ったつもりだったのに、あずにゃんが入っていた…。
しかも、アングルだけで席配置まで把握しているみたいだし、もうちょっと確認してから送ればよかった。

唯「りっちゃんどうしよう…澪ちゃん怒っているかも」

律「ん~?…あっちゃー…唯、ちょっと電話借りるわ」

prrr… prrr…

澪「唯…今どこにいるの?」

律「おーっす!澪、元気かーっ!?」

澪「り…律!?どうしたんだ、いきなり…」

律「ごめんなー、二人だけで飲むつもりだったんだけど、ウチの新人を紹介したくて連れてきちゃったんだよ。
  ウチの会社と唯の会社って取引あるからさ、顔を覚えてもらいたくてね…ごめんなっ!」

澪「あ…あぁ、そうだったんだ…私ったら、またつまらぬ誤解をしてしまったようだ。
  律、心配かけさせちゃってごめんな。それじゃ…またね。」

ピッ

律「はい、ミッションコンプリート!」

唯「りっちゃんすごい…」




64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 17:12:22.90 ID:9KW274dW0
ハイスペックだな
口裏合わせせずに、飴の事をフォローしてたし。



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 17:25:58.99 ID:kfQL7w7p0
梓「にゃうぅん… もうのめまひぇん…」

唯「あずにゃん大丈夫?」

律「あー、ファジーネーブル1杯でつぶれちゃったか…ほんとアルコール弱いんだな」

梓「Zzzz…」

律「唯、とりあえずおぶって、私の家に運んでおこう」

唯「そうだね、さすがにウチに連れて行くと大変なことになりそうだし。
  よっこいしょ… あずにゃん軽くて楽だぁ」

律「にひひ、唯ちゅぁ~ん、ズボンにテントができてるよ?」

りっちゃんの言葉に反応し、
僕は慌てて下を確認したが… 息子は勃っていなかった。

律「ひっかかった!ひっかかった!」

唯「まったく、それじゃ…お会計よろしくねー…」




69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 17:48:43.11 ID:kfQL7w7p0

さわこ「男がなんだっていうのよぉぉぉ!バッキャロー!」

店主「オバさん、もうそれくらいにしときな…」

さわこ「誰がオバさんらってぇぇっ!?」

店主「おい、誰かそいつをつまみ出せ」

さわこ「何か特別なおつまみあるの!?」ぱぁぁぁっ

店主「…」




70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 17:52:18.29 ID:kfQL7w7p0
僕はあずにゃんを背負い、りっちゃんの家に向かっている。
しかし徒歩はキツい…かといって、タクシー呼ぶような距離でもないし。

でも、意外に徒歩も悪くない。

背中にあずにゃんの胸が当たっているのがわかる。
見た目は子供っぽく起伏が乏しい体つきなのに、密着して初めて彼女が"女"であることを認識した。
くーくーと聞こえる声は子供っぽいが、耳に当たる暖かい吐息の音がなんとも艶っぽい。

律「おぉ~い、唯…置いていくなよー」

唯「りっちゃん、ごめーん…支払いは家についたらでいいかな?」

律「大丈夫、払わなかったら澪に有ること無いこと話すから」

唯「あはは、それは簡便して欲しいかなw」


唯「ふぃ、ようやく着いた… どっこいしょっと。それじゃ、りっちゃん…あとよろしくねー。
  代金はテーブルに置いといたよ」

りっちゃんはあずにゃんの分の布団を敷いてくれている、なんというか一人暮らしでもしっかりしている…
…て言おうとしたけど撤回!…パンツとかブラジャーとかその辺にぶん投げてあるわ、空き缶は転がっているわで
寝室以外は汚い、いずれゴキブリでも沸くんじゃないかな?




74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 18:47:27.51 ID:kfQL7w7p0
唯「それじゃ、今度は澪ちゃんと3人で飲もうねー」

僕が玄関から出ようとしたそのとき、律儀にもりっちゃんは見送りに来てくれた。

律「うん…そうだな…」

いつものようなテンションではなく、少し寂しげに声をかけてくる。
何かあったのかな??

律「なぁ、唯… 私と寝てみないか?」

唯「えっ!?」

りっちゃんの意外なセリフで僕の心臓は激しく脈を打ち始めた。
それは、寝室で横になっているあずにゃんにも、聞こえてしまいそうな鼓動。

そんなドギマギしている僕に、りっちゃんは妖艶な笑みを投げかけてくる。
酒のせいか、火照っている顔はとても色っぽく、誤って押し倒してしまいそうだ。

律「ぷっ… くすくす… あはははは、冗談だよ冗談!
  それじゃ、また今度飲もうぜ♪」

バタン

りっちゃん、本気だったのかな…




78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 19:08:37.10 ID:kfQL7w7p0
あ…澪ちゃんにメールするの忘れていた。
メールボックスを確認すると、澪ちゃんの愛情で溢れていた。
受信件数は200件程度、
内容は「いつ帰ってくる?」「早く帰ってきて欲しいかな?」「唯の温もりが欲しい」といういつも通りのメール。

このまま手ブラで帰るのも申し訳ないから、何かお菓子とお酒を買って帰ろう。
ガトーショコラとV.S.O.P、寝る前の酒としては申し分無いな。


家に明かりが灯っていない、澪ちゃんはもう寝たのだろうか?
そっと玄関を開け、月光が中に入り込み人影をフローリングに落とす。
誰か座りこんでいる…

ようやく目が慣れてきた、正体は澪ちゃんだった。
携帯電話を片手に、ぺたりと座り込んでいる。

澪「遅かったじゃない… なにしていたの?」

玄関の電気を点けると、澪ちゃんは真っ赤な瞳で僕を睨んだ。

唯「帰りがてら、りっちゃんの家に寄ったんだよ…
  後輩が酔いつぶれちゃってね、運ぶのに一苦労だったよ。」

肩を回す仕草をしていると、彼女はボソボソと何かをつぶやき始めた。

澪「…嘘だ」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 19:37:18.53 ID:kfQL7w7p0
唯「え…」

澪「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ  嘘だっ!
  律の髪の毛はこんなに長くない!それに、背広から律の匂いじゃない別の匂いがする!
  ホントは解散した後、隣の女の子とどこか行ってたんでしょ!?」

僕は真実を伝えたのに、澪ちゃんは信じてくれない…。
しかも、こうテンパっていては話し合いもままならない、柄にもないけど"あの手"でこの場を抑えるしかない。
暴れる澪ちゃんの両手を掴み、逃げられないよう体を壁へ押しつけた。

澪「やめてっ!離してっ… むぐっ」

澪ちゃんのぷるっとした唇に吸い付き、舌を挿入し口の中を弄った。
歯の1本1本をなぞり、ねっぷりと舌の感触を楽しむ。

むちゅ… ぷちゅ…

いやらしい粘液の音が玄関に響く、そして音と同期するかのように体をピクつかせる。
…やがて澪ちゃんも落ち着き、僕の舌を弄び始めた。

澪「ん… ふぅ…  ふぁっ…」

生暖かい吐息が顔にかかる。
食後に果物でも食べたのだろうか、甘く爽やかな香りが鼻の奥をくすぐる。

澪「ぷっ… はぁ」

澪ちゃんが完全に落ち着いたことを確認した僕は、唇を離した。
互いの唇はつややかな糸で繋がっており、呼吸が落ち着くと同時にそれは切れた。



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 19:42:14.80 ID:KbgSu44/0
うひょう



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 20:17:00.30 ID:kfQL7w7p0
唯「落ち着いた…?」

澪「グスッ・・・・  うん。」

唯「ほら、澪ちゃんの為にお菓子とお酒を買ってきたんだ、一緒に飲もう」

澪「…うん」

唯「お風呂…今日も一緒に入る?」

澪「…うん」

唯「ホントに?」

澪「わっ!なななな…今日はダメだ!唯の帰宅が遅かったから、今日は無し!」

唯「くすっ」
いつもは冷静なのに、真っ赤になって慌てふためく澪ちゃんのこういうところ…好きだなぁ。

こうして夜は更け、僕は日課を済ませ床についた。




90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 20:36:57.94 ID:kfQL7w7p0

澪「3人で飲む?」

唯「うん、りっちゃんから誘われてね、久しぶりに澪ちゃんの顔も見たいんだって」

澪「3人で飲むなんて久しぶりだな、楽しみにしておくよ」

唯「それじゃ、りっちゃんに連絡しておくね、いってきま~す!」

そういえば…僕と澪ちゃんが付き合い始めた頃は、よく3人で飲んでいたな。
飲んで、遊んで、あの頃は3人でいるのが当たり前だった。
いつから飲む機会が無くなったんだろ?

まぁ、飲み会で解るかもしれないから、今は考えないでいよう。

律「おーっす…  あれ?」


律「…死んでる」




91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 20:42:36.57 ID:h2Lk0W/RO
…えっ?



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 20:54:18.93 ID:kfQL7w7p0
ガバッ

唯「うう…死んでないよぅ…ちょっとうとうとしていただけだよ」

律「まったく、うとうとどころか熟睡モードだったじゃないか…よだれ溜まり、拭いとけよ。
  ところで、飲み会のこと、澪には伝えてくれた??」

唯「もちろんだよ、あの頃みたいに3人で楽しく飲もう!」

そういえば、この前あずにゃんを運んだ時のりっちゃん…本気だったのかな?
少し気まずいけど、あれはきっと酔っていたからだよね、うん!

律「場所は、いつもの焼き鳥屋でいいよな?」

唯「そうだね、学生時代もよくお世話になったところだし、色々懐かしい話がでてくるかもしれないね」

律「そうだなー、あははは」

唯「あはははは」

律「ところで、今日の会議資料はもちろんできているんだろうな?
  私がここにいるのは、打ち合わせに参加するからなんだぞ?」

唯「ごめんなさい」




100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 21:21:08.89 ID:kfQL7w7p0
そして、なんだかんだで飲み会の日がやってきた。
多忙な時期だと、平日でも時間があっという間に過ぎていくのがわかる。
楽しい時間なんて本当にあっという間だ、1時間が5分足らずに思えてくる。

澪「…おーい、生きてるかー?」

律「うー…ギボチワルイ…」

澪「まったく、飲みすぎだって…
  唯、律を家まで送ってもらっていい?私はとりあえず会計済ませて、先に帰ってお風呂沸かしておくから。」

唯「えー…重いし、めんどくさいよぉ…よっこいしょ っと」

澪「なんだかんだ言っても、結局運んでくれるんだなw
  それじゃ、よろしく頼むぞ」

律「う"ー、澪…またなー」

澪「あはは、途中で吐いたりするなよ」

うーん、この顔色でこの状況…途中で吐く確率は100%といったところだね。
途中のコンビニで水でも買って行こう。




103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 21:33:09.36 ID:kfQL7w7p0

紬「ううっ…」

店主「おい、姉ちゃん…何があったんだ?」

紬「ビアンのどこが悪いって言うのよぉ!同性の結婚も認めなさいよぉっ!
  ただし女性限定で!女性にも権利をっ!
  …ちょっと、聞いてるのっ??」

店主「えー、へいへい…」
   (また変な客か…)





105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 21:34:39.86 ID:kfQL7w7p0
嫌な予感は的中した…僕は今、りっちゃんの背中をさすっている。
当の本人はというと電柱を目標に、口から異物を放出している。
僕はコンビニの袋からペットボトルの水を取り出し、りっちゃんに渡した。

唯「ほら、りっちゃん…お水」

律「げぽっ… 唯… あでぃがと…」

ガラガラガラッ! ペッ!

りっちゃんは口に水を含み、豪快にうがいをした。
口の中がサッパリしたのか、スッと立ち上がり…ペットボトルに残った水を…


僕にかけ始めた。

律「ぎゃはは、唯びっしょりだ~!」

唯「む… このっ!」

シャカシャカシャカ… ブッシャーーーっ!

僕は手持ちのコーラで応戦した。
学生の頃は、ずっとこうやってバカやっていたなぁ…。



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 22:03:00.98 ID:kfQL7w7p0
唯「ほら、家についたよ」

律「うん、ありがと…ていうか・・・なんでビショ濡れ?
  私も唯もコーラまみれだし…」

りっちゃんのせいだよ…と言いたかったけど、ここは抑えるべきところ。
学生時代の楽かった頃を思い出させてくれたお礼もあるし。

律「まぁ、とりあえずこのまま帰らせると澪に怒られそうだ…とりあえず、今晩は泊まってってよ。
  澪には私から連絡しておくから。」

唯「もー、怒られるのは僕なんだから、簡便してよぉ…」

律「フォローしているのは私じゃん?」

唯「う…わかったよぉ…りっちゃん、おねがい。
  あと、着替えも持ってくるよう連絡しておいてくれると嬉しいかな?」

律「あいあい、了解了解…
  とりあえず、お風呂先入っててよ…といってもウチはシャワーしか使わないけどw
  それと、ちょっとコンビニ行ってくるわ、どうせこの後少し飲むんだろ?」




110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 22:24:50.95 ID:kfQL7w7p0
僕はりっちゃんに従い、シャワーを借りることにした。
湯の線がぷつぷつと肌を刺し、線は玉となり肌を伝い足下へ落ちる。

律「おーい、下着とシャツ買ってきたぞー。
  風呂場の外に出しておくからー。」

唯「りっちゃん、ありがとー!

律「代金はキッチリいただきます♪
  さて…あとはこのゴキブリが沸きそうな部屋を片付けるとするか。」

パリピリ…

シャワーを浴び終え、下着とシャツのパッケージを開けると新品の香り…この匂い、結構好きなんだよね。
着衣を終え部屋に戻り、りっちゃんにシャワーを終えたことを伝えた。

唯「りっちゃん…何しているの?」

律「いや、片付け途中に古い雑誌見つけちゃってさ…ついつい…
  あはは、全く片付いてないやw」

唯「ところで、澪ちゃんには連絡してくれた?」

そう、それだけが気がかり…
澪ちゃんは心配症だから、あずにゃんの時みたいにずっと待っててくれているかもしれない。

律「ああ、さすがに連絡入れたよ…だ・ん・な様の為を思って ね。」

唯「そっか、ありがとー」




111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 22:36:03.21 ID:kfQL7w7p0
風呂場から雨に似た音が聞こえる、りっちゃんもシャワーを浴びはじめたのだろう。
ここは風呂場を覗くのがセオリーなのだろうが、生憎ながら僕には澪ちゃんがいる。
しかもその親友の風呂を覗くなんてことできるはずがない。

ないんだけどー…

僕の足は言うことを聞いてくれないようだ、そう…仕方が無い…仕方が無いんだ。
くっ…足が疼く、頼む…言うことを聞いてくれぇぇぇぇ…と言ってみる。
そんなわけで、おじゃましま~す というような流れになるよう風呂場に
向かおうとしたそのとき……

バタン

律「おーい、唯!バスタオル忘れたから持ってきてくれー!
  あと、覗いたら…澪に言いつけてやる!」

どうやら、行動は見抜かれていたようだ…
僕は肩を落としバスタオルを片手に、とぼとぼと風呂場へ向かった。



115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 23:14:42.43 ID:kfQL7w7p0
唯「りっちゃん!?」

バサッ

僕は衝撃的な光景を前にア然とし、バスタオルを落とした。

律「…」

僕から目をそらし、頬を赤らめ全裸で立っている女性の姿が在った。
生まれたての子供のようにぷっくりと綺麗な丘に茂みはない、いわばパイパンというやつだ。
普通は剃り跡が残るものだが、全く残っていない…つるつるで玉のよう。
胸は澪ちゃんのように乳房とよべるほど大きくはなく、
控えめにぷっくりとした胸の膨らみ…そう、まさに「おっぱい」という単語が似合う。
膨らみの先端には桃色のトッピング、ぺろりと舐めると甘味を楽しめそうだ。

僕は澪ちゃんとまた違う美を、りっちゃんから感じ取った。

ゴクン…

固唾を飲み、頭の中で葛藤が始まる。
本能が勝つか、理性が勝つかというところだ。
据え膳食わぬは男の恥とよく言ったものだが、ここで本能を勝たせてしまってはいけない。
とにかく目の前の状況に耐えることにした。

律「以前、一緒に寝てみないか? って誘ったこと…あれ、本気だったんだぞ。
  今こうしているのも、覚悟があってのことだ。
  澪には黙っているから、今日だけは私を見て欲しい…そして、私の全てを知って…」

りっちゃんは両手を広げ、じりじりと僕に寄ってくる。
その手は卑怯だよ…




116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 23:22:50.94 ID:DJRFleiZO
なんてこったぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!!
なんてこった…



117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 23:23:26.77 ID:kfQL7w7p0
僕は負けじとバスタオルを拾い、りっちゃんの肩にふわっと被せた。

律「…いくじなし…」

唯「ごめんね…」

柄にも無く、りっちゃんは泣き顔を浮かべた。
僕はそっと彼女の前髪を上げ、チャームポイントであるおでこに軽くキスをした。
彼女の覚悟を踏みにじったお詫びのつもりだ。

律「うぇっ… ぐすっ… 唯のバカヤロー…
  そんなに優しくされたら、澪から奪い取りたくなるだろ…」

唯「でも、僕の取り得ってコレしかないから…
  バカで、奥手で、鈍くて…自分で優しさが取り得っていうのもなんだけどね。」

律「グスッ…
  着替えるから、先寝てろよ…私をこれ以上惨めにさせないでくれ」

唯「ごめんね… そして、おやすみ」

僕は寝室に行くと、風呂場の方から泣き叫ぶ声が聞こえた。
それはとても重く、苦しい叫び。

そのとき、僕は皮肉にもあのことを思い出してしまった。
3人で飲まなくなったのは、僕と澪ちゃんが初めて交わったあの日からだ…
りっちゃんの気持ちに気づけなくてゴメンね。 本当に…ゴメン。




118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 23:24:37.18 ID:v05eOTrjO
いくじなし!!



119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 23:28:14.14 ID:h2Lk0W/RO
りっちゃん泣かせんじゃねぇよ!いくじなし!



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 23:28:48.65 ID:kfQL7w7p0
チュンチュン…

げしっ!

唯「痛っ!!」

律「お~い、いつまで寝ているんだ?」

そうだった、昨晩はりっちゃんの家に泊まったんだった。

澪「ったく、それはこっちのセリフだぞ…10時に来たっていうのに、まだ寝ているなんて。
  学生時代いつもこんな感じだったな、3人で雑魚寝して私が早起きして…」

律「ははは、そんなこともあったっけな~!
  ささ、唯はとっとと着替えて澪と出かけてきな、今日こそは掃除しないとなーっ!」

りっちゃんはいつもより明るかった、いや…空元気だ。
申し訳ないことをしたけど、りっちゃんも昨晩の一件でケリがついたのかもしれない。

澪「唯が世話になったな、今度埋め合わせするよ」

律「いいっていいって!ビール1ケースでいいなんて言えないよ」

ゴスンッ!

澪「調子に乗るなっ!」

律「いったぁ…」

そういえば、こんな光景を見るのも久しぶりだな…。




129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:08:40.01 ID:kfQL7w7p0
律「それじゃ、またなー」

澪「あぁ、また3人で飲もうなー」

バタン

律「あーあ、やっぱり振られちゃったか…まぁ、コレでスッキリしたかな?
  でも、唯はああじゃなくちゃ…な。
  さーって、超!快晴だし!部屋片付けるぞーっ、今度はうちで飲み会だー!」



唯「澪ちゃん、着替えどうもありが…」

僕がお礼を言いきる瞬間、澪ちゃんの言葉により塞き止められた。

澪「律とは何もなかったよね?」

ストレートに僕のココロを突いてきた…
心臓にヒヤリと冷たいメスを突き立てられる気持ちってこうなのだろうか。
あまりの鋭さに言葉は詰まり呼吸もままならず、手が汗ばんできた。
澪ちゃんのツリ目がいつもよりも鋭く見える、いや…確実に僕を睨んでいる。

澪「なにもなかったよね?」

チャンスをくれたのだろうか?それとも何かのサインなのだろうか?にこやかに問いかけてきた。



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:14:21.32 ID:m8j+RehH0
唯「も… もちろん何も無かったよ」

澪「ふ~ん、ならいいんだ♪」

僕は脳をフル回転させ、嘘まみれの返事をした。
澪ちゃんも信じてくれたのだろう、上機嫌に振舞ってくれた。
…杞憂だったようだ、澪ちゃんの心配性が僕に感染ったのかな?

なーんてね…

澪「お昼ご飯、どこで食べようか?」

唯「今流行りのペッパーランチなんてどう?あそこ好きなんだよねー」

澪「えー、ニンニク臭くなっちゃうじゃないか…」

唯「じゃぁ、一時期話題になった船場吉兆とか行ってみたいかな?」

澪「…」




134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:28:29.30 ID:m8j+RehH0
パリッ!もぐもぐ…

結局、僕と澪ちゃんはコンビニでオニギリを買って、近くの公園で昼食をとった。
海苔を噛み締める音が、なんとも爽快だ。
初めてデートした時も、こうやって過ごしたんだっけな。

澪「こうやって公園でご飯食べると、初めてデートした時を思い出すな」

唯「そうだね、澪ちゃんも同じこと考えていたんだ?」

澪「うん、あの時の唯ったら…
  ランチ行こう!って張り切って誘ってくれたはいいものの、唯のお金が無くて結局こうやって
  食事したんだよなw」

唯「あはは、そんなこともあったっけw」

澪「でも、唯のそういう間が抜けているところに惹かれて… 好きになったんだ」

澪ちゃんは頬を赤らめ俯いた。



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:29:45.40 ID:m8j+RehH0
唯「僕は…澪ちゃんがこうやって恥ずかしがっているところが好きかな?
  ううん、怒っているところも、泣いているところも、笑っているところも全部好き!」

澪「もうっ…  恥ずかしいっ!」

バンッ

唯「ぐふっ!
  いたたた… 澪ちゃんビックリさせないでよー」

澪「あはは、ごめんごめん唯が嬉しいこと言ってくれるから… つい…。」

杞憂…だよね?




136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:34:48.85 ID:a8nQ2X4Y0
唯…逃げ…ろ…



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:43:40.55 ID:m8j+RehH0

杞憂ではなかった。
りっちゃんの家に泊まったあの日からだろうか、澪ちゃんの雰囲気・行動が少しずつ変わってきた。
それに連れ、僕の周りの環境も少しずつ変化していった。

澪「唯!起きろー、遅刻するぞー!!」

唯「ほへ?えっ!?」

前日の仕事が体に効いたのだろうか、澪ちゃんに起こされてようやく朝だと気づいた。

澪「お弁当持った!?忘れ物は無い!?
  ほら、ネクタイ曲がってるぞ…」

キュキュッと手際よく直してくれる。

唯「それじゃ、行ってきまーす!!」




141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:47:55.88 ID:TYvh4tjP0
なんかゾワゾワする



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:51:53.88 ID:m8j+RehH0
梓「わぁ、平沢先輩のお弁当…いつになく豪華ですねー」

唯「あはは、最近なんか頑張ってるみたいでね…結構量あるんだ。
  でも、ちゃんと食べきらないとスネちゃうから、僕も頑張って食べないとね」

梓「あはは、まさに夫婦の鏡って感じですね」

唯「あ… 写メ送らなきゃ
   『今日も愛情たっぷりのお弁当、どうもありがとう!
    頑張って食べるから、明日もまたお願い♪
    今度はハンバーグも入れて欲しいなっ(笑』 っと。」

梓「そういえば、平沢先輩が1日にメールする回数…減りましたよね?」

唯「そういえばそうだね、なんでだろ?」

以前は1日100件以上はザラだったのに、ここ最近1日で10件程度に落ち着いている。
極端に減ったメール件数…もしかして、澪ちゃんに嫌われちゃったのかな?

梓「平沢先輩…そんな深刻な顔してどうしたんですか?」

唯「あ…、アジフライの骨がちょっとひっかかっちゃったのかな」

とりあえず、しばらく様子を見ていよう。




144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 00:58:12.85 ID:eMt/sitWO
これあずにゃんヤバいだろ…



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:09:24.15 ID:m8j+RehH0
唯「ただいま~」

静寂の中に僕の声だけが響く、いつもなら澪ちゃんがパタパタと急ぎ足でやってくるのだが…人の気配が無い。
嫌な予感がする…。

リビングへ向かうと澪ちゃんの姿、どうやら裁縫に夢中のようだ。
ホッとしたところで、澪ちゃんに少しずつ近寄りひっそりと影を落としてみた…

澪「わっ!?びっくりしたぁ…」

唯「おぎゃっ!!」

びっくりしたのは僕の方だ、いきなり声を上げるんだもの。
ちょっと怖がらせちゃったかな?ビクビクして体を丸めて怯えて… いなかった。
上機嫌で僕のスーツのほころびを直してくれている。

どうしたんだろう?
いつもはビックリしたらしばらく硬直したり、泣きそうになったりするのに。

少しの変化だろうけど、僕にとっては大きな変化に思えた。




150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:12:46.69 ID:m8j+RehH0
澪「あ…」

唯「ん?」

澪「晩御飯の準備、すっかり忘れてた・・・ついつい裁縫に夢中になっちゃって」

唯「あはは、それじゃ今日は外で食べようか?」

澪「そうだな、あと少しで終わるから唯は支度して待ってて」

唯「なににしようかな~…うんたん♪うんたん♪」

澪「ふふっ、唯ったら…」

パチン




152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:18:18.28 ID:m8j+RehH0

今日は寝覚めが良く、いつも通りの時間に起きることができた。
でも、口の周りがカペカペしている…舐めてみると、ほんのりとしょっぱい。
これはどこかで味わったことあるような気がするんだけど、思い出せないなぁ…。

澪「おはよう、唯」

唯「ふわぁ… おはよう、澪ちゃん」

澪「昨日のほころび、ばっちり直したから早速着てみてくれよ」

澪ちゃんはクローゼットから僕の背広を取り出し、出来栄えを褒めてくれんと言わんばかりに見せ付けた。
ほころびは見事に修復されている、あれだけ集中して縫ってくれたんだから当然と言える出来栄えだ。
僕は満足げに頷き、澪ちゃんの頭を撫でた。

唯「澪ちゃんありがとう、ここまで丁寧で完璧に仕上げてくれるなんて思わなかったよ」

澪「ふふっ、唯の為なんだから当然だろ」

澪ちゃんは鼻の下を人差し指でこすり喜んでいる。
こういう日常でいいんだ、これが普通なんだ。

唯「それじゃ、いってきまーす!」

僕は澪ちゃんが仕立ててくれた背広を着て家を出た。
いつもより体が軽く感じられ、鼻歌交じりで会社に向かった。



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:22:13.22 ID:m8j+RehH0
梓「あっ、田井中さん…こんにちは!先日はお世話になりましたっ!」

律「いいっていいって、また飲みに行こうな」

梓「はい、よろしくお願いします!」

律「ところで、唯はー…っと… こらっ!」

ゴスンッ!

唯「あいたたた…」

律「まったく、職務怠慢でクビになっちゃうぞ?」

唯「えと、今日は…何もない日だよね?」

律「ああ、仕事絡みでは何もないけど、会社絡みでちょっとな」




157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:26:09.19 ID:m8j+RehH0
唯「ん??」

律「実は、転勤になったんだ…
  唯のおかげというかなんというか、業績出せたのは実際ここの会社のおかげだったからな。
  しばらくは本社でのんびり過ごすつもりだ」

唯「そっか…寂しくなるね…」

突然の事態に、僕はただ俯くことしかできなかった。
すると、ピンッと軽い衝撃がおでこに走る。

律「ば~か、いつでも会えるだろ!?死ぬわけじゃあるまいしw
  それじゃ、他の会社も回らないといけないから、またなー」

唯「りっちゃん、送別会はー?」

僕はりっちゃんの足を止めようとしたが、彼女はそのまま手を振り会社を後にした。
そっか…りっちゃん、転勤なんだ。
現実を受け止められず放心状態でいると、パタパタとあずにゃんが走ってきた。

梓「田井中さんが転勤ってほんとですか?」



159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:33:33.12 ID:m8j+RehH0
唯「うん、そうみたいだね… ちょっと寂しくなるね」

梓「せっかく楽しく会話できるようになったのに、残念です…
  …ん?平沢先輩の背広の肩部分、最近修繕したんですか?」

唯「えへへ、さすがあずにゃん察しがいいね。妻が昨日頑張って直してくれたんだ。」

梓「へぇ~、随分綺麗に仕上がっていますね、さすが奥さん!」
  (でも、少しツヤがある…素材が違う?)

唯「えっへん、褒めたって何も出ないけどね…あはは」

梓「あはは、コーヒーでもご馳走になろうと思ってましたw」
  (考えすぎかな、でも…どう考えても…)

梓「それじゃ、仕事に戻りますっ!」

唯「あずにゃん隊員、がんばっておくんなましっ!」




163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:37:34.13 ID:NVSr4sm70
自分の髪の毛を縫い込んだのか



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:38:36.23 ID:m8j+RehH0
カサッ…
今まで気づかなかったけど、デスクに置手紙があることに気がついた。

平沢 唯 様

封筒の筆跡を見ると、りっちゃんが置いて行ったものだと解った。
ペリペリと丁寧に開封し、中身を確認した。

 唯へ

 この前の件はごめん…でも全力で唯にアタックできたから悔いはないぞ。
 転勤になるって伝えたけど、あれは間違い…自分から転勤することを希望したんだ。
 言っとくけど、唯が原因じゃないからな!スキルアップだ、スキルアップ。

 澪とは子供の頃からずっと一緒だったから、私はなんでも解るんだ。転勤先のメアド貰ったから
 空メールを送ってくれ、なんでもバンバン相談に乗っちゃうぞ♪だ・け・ど!!
 離婚なんかして、澪を泣かせたらグーパンチで唯を殴る!それくらい澪は大切な存在なんだ。
 レズビアンじゃないぞ…一応言っておくけど。
 ろれつが回らなくなるほど飲んだら、また世話してくれよなー。さすがにこの前は飲みすぎで
 危なかった、むしろ吐いちゃったからアウトか(笑)

 それじゃ、また中野さんも交えて3人で飲もう! またなっ!

 mail: xxxxxx@oooo.co.jp




166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 01:40:24.70 ID:vi+CEPJnO
メールしたけど返ってこないんだが…



171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 02:00:48.91 ID:m8j+RehH0
りっちゃんの想いが全て書いてあるような気がした。
そっか、りっちゃんは自分の道を歩み始めたんだ…

ヴヴヴヴ… ヴヴヴ…

澪『スーツの着心地はどう?
  結構縫うの大変だったんだぞ~、私の愛情たっぷりのスーツで今日も頑張ってね♪』

澪ちゃんは出来栄えに相当満足したようだ。
修繕された箇所を撮影し、褒めの言葉を送ろうとした…。

しかし、僕は撮影した箇所を見て何か違和感に気づいた。

見たことのあるツヤ、そして独特のさわり心地…これ…知っている。
ほころびを直した素材って、澪ちゃんの髪の毛!?

室温は適温に設定されているはずなのだが、得体の知れない悪寒が体に宿る。

返信するも、返信しないも恐怖だったが…この状況をなんとかすべく、僕は返信することを選んだ。
とにかく褒める、これに徹した。



律「ふー…  とりあえず、この社屋で最後の一服終わりっ!
  てか、唯…あの手紙気づいてくれたかな?やっぱ中野さんに渡しておけばよかったかな…
  うーむ…まぁ、いいかっ!あの二人ならずっとやっていけるだろ、仲いいみたいだし。
  深く考えるのは、もう止めたっ!」




179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 02:20:34.93 ID:m8j+RehH0
午前中に色々な事がありすぎて、さすがに疲れた。
昼休みのお弁当で、元気を取り戻すとしよう…。

唯「おー、この玉子焼き…美味しそう♪」

鮮やかでツヤのある玉子焼き、ふっくらとしてとても美味しそうだ。
もふもふ食べていると、突如カリッとした硬い歯ごたえ。
卵の殻でも入ったのだろう。
とにかく僕は、午前中のことを忘れるよう昼休みを楽しむことにした。

唯「…ふー…りっちゃん、転勤かぁ…」

どうも現実を受け入れられない、いつも3人でいたあの頃…また来ないかなぁ。
…って、何を考えているんだ僕は。澪ちゃんが居るっていうのに。

全く…

…なんでこう揺れちゃうんだろ。




182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 02:42:21.07 ID:m8j+RehH0
午後はずっと仕事が手につかなかったので、定時で上がることにした。
とりあえずココロの整理をしたい…。

晩御飯を終え、急に来る眠気…やっぱり今日は疲れているんだな。
僕は澪ちゃんに日課の免除を申請し、先にベッドへ体を沈めた。


変な時間に寝たからだろうか、息苦しく…鼻がむずむずする…。
重いまぶたを少し開けると、澪ちゃんが僕の顔に乗っていた。
彼女は花弁を僕の唇に当て、腰を一生懸命動かしているようだった。

澪「唯っ… んっ… もっと……」

ぷちゅっぷっちゅ…
唇と花弁が擦れるたび、粘ついた音と悩ましげな声が聞こえる。

起床したとき口周りにあった異物の正体をつかむことができた。
乾いた愛液だ…。

澪ちゃんの秘部は蜜を生み出し、とくとくと僕の口へ注ぎ込んでいく。

澪「ふぁっ…だめっ、唯っ! んむぐぅぅぅぅ!」

澪ちゃんは叫ぼうとしたのだろう、口を必死に押さえ絶頂を迎えた。
彼女は体を弓なりにし、蜜壷から生み出されたジュースを僕の口へ流し込む。




189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 02:53:18.09 ID:m8j+RehH0
唯「げほっ、ごほっ!!」

澪「ん?…起きちゃった…?」

口に流れ込んだ液体を捌ききることはできず、僕は咳き込み完全に目覚めてしまった。
それと同時に澪ちゃんと目が合った…いや、合ってしまった。
ヘビに睨まれたカエル…僕は今そのような状況で固まっている。

澪「おきちゃったんだぁ… それじゃ… おやすみのキスしてあげる…
  いつもはね、唯の唾液と私の愛液でカクテルを作って飲み干していたんだよ…」

濃厚で毒々しいキス、まるで白雪姫の毒りんごのよう…。
甘さを感じたと思ったら最後、強烈な眠気が僕を襲う…コレって…



澪「唯? 唯…!?」

唯「ん…?澪ちゃん…どうしたの??」

澪「唯!?
  何回起こしても目が覚めないからビックリしたじゃないか…。
  会社には休みの連絡入れておいたから、今日は1日安静にしていること。いいな?
  ほら、おかゆ… あーんして。」

唯「あはは、大丈夫だよ…自分でできるよ」

澪「まったく、恥ずかしがる必要はないんだぞ…ほーらっ」




195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 03:14:52.52 ID:m8j+RehH0
澪ちゃんの言葉に甘え、おかゆを口に含む。
滑らかな舌ざわりに、何か粉末のようなものが混じっている。
それは初めて味わう風味…

唯「澪ちゃん、このおかゆ…何か入ってる?」

その質問をした直後、僕は失敗したと思った。
知りたいが、知ってはいけない事実というものもある…

澪「ふふっ、知りたい?

  …唯が元気になるように、いっぱい愛情を込めて作った"私の爪のおかゆ"。
  すり鉢で粉にするのって、案外大変なんだぞ?
  ちなみに、昨日の玉子焼きにも入れてみたんだけど、どうだった…?
  おいしかった?おいしかったよな???」

僕に詰め寄る澪ちゃんの瞳は濁っている…正気の沙汰じゃない。

唯「うぐっ… うげっ… 」

混合物の正体を知り、嘔吐しそうになるけどとにかく吐くことを堪えた。
澪ちゃんは僕のためにこうしてくれるんだ、身を粉にしてまで愛してくれているんだと自分に言い聞かせた。
必死に、必死に…。



196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 03:16:19.41 ID:5IN2cvBqO
なにこれこわい



198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 03:25:02.50 ID:IoXMJtFlO
( ゜д゜)



206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 03:43:07.39 ID:m8j+RehH0
ピンポーン

インターホンの音がこれほどまで、安心させてくれる音とは思ってもいなかった。

澪「それじゃ、安静にしているんだぞ?
  ああ、料理はまだまだあるから、沢山食べて早く元気になるんだぞ」

澪ちゃんはパタパタと玄関へ向かった。
ほっと胸を撫で下ろし、このタイミングで逃げようとしたが…そう甘くは無い。
両足はしっかりとベッドに固定されているようだ…足が動かない。

僕は観念し横になった…これが夢であって欲しいと願いながら。
足音が聞こえる、どうやらお客さんらしい。

ガチャッ

澪「唯、憂ちゃんが来てくれたぞ?」

憂「おにいちゃん…」




213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 03:58:11.88 ID:m8j+RehH0
唯「う…憂…?」

憂の表情がおかしい。
いつもなら飛びついて、締め落とされんばかりのチカラで抱きしめられるのに、青ざめている。
どうやら一瞬で僕がどんな状況に置かれているかを把握したようだ。

憂「澪さん…これってどういうことですか?
  おにいちゃん… おにいちゃん… グスッ」

泣き崩れ、ぺたりと座り込む憂…僕に何があったというのだろうか?
どうやら、憂の方向から見るとそれは解るらしい。

憂「なんで…なんで…おにいちゃんの足が無いんですか??」

唯「え…」

憂の信じられない言葉に、僕は絶句した。
え?足の感覚はあるのに…憂は何を言っているのだろうか…。

掛け布団をめくってみると、自分の目を疑った。
太股から先が鉄の義足になっていた…




214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:00:47.17 ID:0UWuJrNVO
ピギャアァァアァア



215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:01:09.84 ID:kB1Zk8+5O
ふにゃあああああっ!



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:01:15.17 ID:xHfOKuE10
はがれん!



217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:01:23.60 ID:nVwfMdLm0
何だと……



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:01:52.24 ID:hciIgXCTO
>>1にドン引きした



219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:03:12.98 ID:RV13nPPv0
e?え?あ・?



220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:07:02.10 ID:m8j+RehH0
澪「ふふっ、大丈夫…これは義足なんかじゃないぞ?
  拘束具みたいなものなんだ。
  中身は無数の針で構成されているが、それが色々なツボをくすぐる仕組みのようで…
  動けなくするには安全で、手っ取り早い道具なんだ。」

憂「あはは、びっくりしたぁ…驚かせないでくださいよ」

澪「第一、切断なんて怖くてできないし…
  愛しい愛しい唯が失血死してしまうこともあるからな」

憂「そうですよね… 私も怖くてできません」

一瞬恐怖で体が凍りついたが、僕の足は保障されているようだ。
しかし、まだ安心はできない…。




222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:11:07.56 ID:5IN2cvBqO
だれが死ぬの?



223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:16:52.06 ID:O7NC81xPO
この2人怖い



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:32:54.76 ID:m8j+RehH0
バタン

憂は僕の命と四肢が満足していることを確認すると、そのまま帰宅してしまった。
そういえば、結婚前の憂と現在の澪ちゃんって似ている…。
なんだろう?二人は僕にどうして欲しいんだろう?

そう考えていると、澪ちゃんが次に出す料理の説明を始める。

澪「ところで唯…
  この前"ハンバーグが食べたい"ってリクエストがあったから、レシピを考えてみたぞ?
  これも私の愛情をたっぷり詰め込む自信作なんだ。
  台所に来てくれ、材料の紹介をするから…材料は新鮮な方が美味しいだろ?」

澪ちゃんは僕の足から拘束具を外してくれた…ツボを突き違えたところは内出血している。
それよりも、自分の生の足を目視できたことが何よりも嬉しかった。
自分の両足で立とうにも、未だ麻痺していることから上手く立つことができない。

澪「だいじょうぶか?肩…貸そうか?」

唯「うん…でも、澪ちゃん大丈夫?」

澪「よいしょ… うん… だいじょう ぶっ!」

ゴスンッ!

唯「ぐえっ!!」

すってんころりんという言葉が似合う見事な転びっぷり、当然僕も巻き添えだ。




228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:34:46.59 ID:FnoGl5o30
まさか…



229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:35:11.56 ID:5IN2cvBqO
まさかの



230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:37:29.87 ID:s6hh8OKy0
おい ま さ か



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:38:35.36 ID:O7NC81xPO
まさか だけ書くのやめろ

気になるだろ




232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:39:47.08 ID:m8j+RehH0
同じく!気になる!



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:43:29.71 ID:hOw88HHt0
>>232
ってマテやコラww



236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:45:25.87 ID:xHfOKuE10
>>232
>>232
>>232



237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:52:02.64 ID:O7NC81xPO
www



233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 04:41:51.40 ID:m8j+RehH0
唯「…」

澪「…」

僕たちは転び大の字になって横になっている。
少しの沈黙の後、天井へ向けていた視線を澪ちゃんへ向け、澪ちゃんと視線を交わした。

澪「くすっ… ふふふっ」

唯「あはは…」

こうやって二人で笑っていられることが普通なんだ、これ以上もこれ以下も僕は望んでいない。
でも、このままでは現状を打破することができない…。

僕はこのまま一方的な愛を受け続けるしかないのだろうか??
りっちゃんに相談したいけど、ここは自分でなんとかしなくちゃいけないと思った…。
曲がりなりにも、りっちゃんに認められた夫婦なのだから。




240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 05:06:53.07 ID:m8j+RehH0
なんとか台所にたどり着いた…まな板の上にはハンバーグの種がボールに入っている。
澪ちゃんは包丁を取り出し、切っ先を僕に向けた。

材料は僕自身なのだろうか?

そんな懸念を他所に、澪ちゃんは包丁を自分の左手首に当て…
ツッ…とヴァイオリンを演奏するかのように軽く撫でた。

透き通るような白い肌にできる血液の源泉はゆっくりと赤い糸を作る。
それはキリストの血とも呼ばれているブドウ酒のようで、彼女の肌の色と見事に調和している。
そして赤い糸は、そのままボールへと落ちていく。

赤い糸の源泉より数センチ先を見ると…赤紫色をした生々しい切り傷が数箇所できている。
とても痛々しく僕の目に映る。

唯「こんなの…おかしい…」

澪「なんで…?」

唯「澪ちゃんは、痛くないの…!?」




243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 05:28:12.33 ID:m8j+RehH0
澪「痛いよ…?
  でも、唯の為だったら我慢できる程度の痛さ…こんなの平気だよ…」

唯「でも、僕は…澪ちゃんが傷ついてまでの愛情なんて欲しくない!」

僕はもう素直な気持ちをそのまま伝えることにした。
これで通じないようだったら、刺されても文句は言えない…澪ちゃんに刺されるなら本望だ。
僕が居なくなることで、傷つかず心配することが無くなるなら、それでいいと思った。

澪「私は…私はもっと唯の愛情が欲しいの!!
  なんで解ってくれないの?私の髪の毛、好きなんでしょう?私の体、好きなんでしょう?
  それなのに…なんで… なんで… 唯は私に愛情をくれないの??」

唯「僕だって… … …」

言葉が続かない、澪ちゃんのことは好きだけれども…
僕は今まで澪ちゃんの望む愛情というものを贈ったことがあるだろうか?
ただ愛情を贈った"つもり"でいたのかもしれない。

何度も交わした視線、重ねた唇、確かめ合った体温、日常の言葉…
澪ちゃんが本当に望んでいたものを、僕はずっと知らなかった。

だとすると、彼女の望む愛情っていうのは…もしかしてコレのことなのだろうか?



244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 05:33:52.01 ID:dZG34XztO
澪ちゃん…



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 05:50:29.77 ID:m8j+RehH0
僕は食器棚から2つ又のフォークを取り出した…サイズは申し分ない。
澪ちゃんは何をしようとしたのか、とっさに理解し身をかがめ目を瞑った。

唯「澪ちゃん…僕が今からすること…最初から最後まで見ていて」

右手でフォークを握り、先端を親指の肉と爪の間へ滑り込ませた。
そして、フォークの先端を爪にひっかけ…てこの原理で持ち上げ、肉から爪を剥がし始めた。
耳から音は聞こえないが、メリメリといった擬音が脳内で再生される。

痛さもハンパじゃない…正直、誰かにあっさりとやって貰いたいくらいだ。
でも、澪ちゃんは心と体を痛めて僕に愛情を注いでくれたのだから、それに応えないといけない。

そんな義務感を背負い、少しずつ少しずつ爪を剥がしていく。

全身は脂汗まみれで、インナーが体に貼り付いて気持ちが悪い。

いい加減、僕は腹をくくり…握りこぶしでフォークの柄を叩いた。
負荷のがかかっていた親指は楽になり、コツリと落ちる2つの音、どうやら…成功したみたいだ。

さすがに精神の限界、意識が遠のいていく…




246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 05:52:17.37 ID:xHfOKuE10
いぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 05:54:29.97 ID:dZG34XztO
ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃ



248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 05:55:29.70 ID:Q8bWC9D2O
黄泉ちゃんですね、わかります



249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 05:56:01.46 ID:s6hh8OKy0
以下グロスレ状態



250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 06:00:17.81 ID:O7NC81xPO
なんだ純愛か



254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 06:19:59.01 ID:m8j+RehH0

澪「…っ! 唯っ!!」

澪ちゃんが泣いている、このままだと…りっちゃんに怒られちゃうな。
とにかく、何か言わないと…

唯「みおちゃん… やっほぉ…ちゃんと見てた?」

澪「バカっ!私のために、あそこまでする必要なんてないだろ!?
  私のことを愛しているんだったら、そんな傷つくような真似するな…苦痛の表情をするな!」

澪ちゃんの涙がぱたぱたと僕の顔を濡らす。

唯「澪ちゃん… その気持ちが僕の気持ちなんだよ?
  一方的な愛をあげるのが大変な気持ちは解ったけど、貰うほうは…どんな気持ちだった?」

澪「こんなの… こんなのおかしいよ… グスッ…唯のバカッ!!
  こんなことやらなくても、言ってくれれば…私も理解できたのかもしれないのに グスッ…」

唯「あはは、ごめんね…バカだから…上手く言葉にできないや。」

澪ちゃんに愛情が伝わってよかった…今はそれだけしか考えられない。
これであの異常な日々が来ることはないだろうな…。



260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 06:34:13.05 ID:m8j+RehH0

梓「平沢先輩、おはようございますっ!
  1週間も休むなんて、何事かと思いましたよ…」

唯「あれ… 1日だけしか休んでないと思ったんだけど…」

梓「何ねぼけているんですか?
  平沢先輩の机、書類で山ができていますよ?」

唯「うわぁ…ホントだ…あずにゃん、手伝って」

梓「嫌です。」

澪ちゃんと愛情の確認をしあった翌日、僕は1週間も休んでいたことが解った。
あの毒リンゴを味わったようなキス、その日から昨日まで眠らされていたようだ。
正直その期間何があったのか全く知らない、澪ちゃんを問い詰めても教えてくれなかった。
やたらと楽しみにしていたみたいだけど…なんだろう?

そういえば、りっちゃんから"手紙"についてのメールが来ていた。
空メール送ってって書いてあったに、送らなかったことに怒っているみたい。

律「"澪から離れろ 危険"って書いたんだけど、澪のメール見る限り無事解決できたみたいだな…
  唯がうちに泊まった翌日、澪から"殺す"って文字で埋め尽くされたメールを1000件貰ったから、
  さすがに驚いたよ。
  さて…と、私もいい加減、いい人見つけるとすっかなー!?」




265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 06:55:24.67 ID:m8j+RehH0
澪ちゃんはというと…僕の爪をお守りにするそうで、自分の髪の毛を縫いこんだお守り袋をつくっている。
僕としてはなんとも微妙な気持ちだけど、澪ちゃんが満足するならそれでいいかな。

ちなみに、あの1件以降日課1つ追加された。

澪「なぁ… わたしの、舐めてくれるか?」

唯「そんなの当たり前だよ、だって澪ちゃんが望んでいるんだもん。
  もちろん、僕のも舐めてくれるよね?」

澪「あ・・・ うん、唯が望んでいるなら…」

ぷっ…つ…

ちゅぷ… ぷっちゅ…

自分の指に針を刺し、互いの指を、血液を舐めあう…
それが互いの愛情を確認しあう方法となった。
周りから見れば異常だろうけど、僕達にとってはこれが普通なんだ。

ぷちゅっ…
ふと澪ちゃんが僕の指から口を外す…すると、指と唇を結ぶ淡い光を帯びた繊維が生じた。
そして澪ちゃんは唾液でぺっとりとした唇で、嬉しそうに話しだした。

澪「そうそう、来月…小さいけど大きな発表があるかもしれないんだ」

唯「来月??」

僕には全く心当たりがない、なんだろう??




270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:10:04.66 ID:m8j+RehH0

翌月のある日のことだった、僕は澪ちゃんに初めてのデート場所である公園に呼び出された。
家であえて話さず、公園で話すなんて…なんだろう?
噴水を眺めていると、遠くから見える白いワンピースを来た黒髪ロングの女性。
いつもは走って来るのに、今日はどこかよそよそしい。

澪「唯…待ったか?」

唯「ううん」

澪「あのな…聞いてくれ、真面目な話なんだ…」

ツリ目で上目遣いをするが、以前のような恐怖感は感じられない。
むしろ、安心感を覚える。

澪「赤ちゃん、できたんだ…」

唯「!?」

僕は耳を疑った、なぜなら…僕と澪ちゃんは、結婚してからずっと避妊して性行為を営んできたからだ。
誰の子供だろう…重く暗い不安に襲われる。
澪ちゃんはキョトンとした顔で僕を見つめている、それもそのはずだ…
自分の子かどうかもわからないというのに…素直に喜べるはずがない。




278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:44:09.85 ID:m8j+RehH0
澪「ふふっ…自分の子かどうか解らないって顔してるな」

澪ちゃんは白いワンピースの上からお腹をやさしくさすりながら、
僕に空白の1週間について説明してくれた。

澪「唯にとって空白の1週間があっただろ?
  実はその1週間、私にとっては危険日だったんだ…一番赤ちゃんが出来やすい期間。
  唯は解らなかっただろうけど、1日4・5回射精していたんだぞ?
  私の膣で、何回も…何回も…。今思うと、あれも一方的な愛情だったんだな…。」

唯「だったら、もっと普通のやり方でよかったんじゃ…」

澪「だって…」

彼女は頬を赤らめ俯き、何かモゴモゴ言い始めた。

澪「唯の精液いっぱい出して!?膣に出して欲しいのっ!唯と私の赤ちゃん産みたいのぉっ!
  …って私は言わなくちゃいけないんだろ? それを考えただけで…
  恥ずかしい…」

僕は一瞬呆然としたけれど、いつも通りの澪ちゃんの反応、そして…
これから生まれてくる子供が自分の子であることを知った嬉しさで、澪ちゃんを強く抱きしめた。

そう、僕と澪ちゃんの関係はここから始まった。
そして今、また新しい関係がここから始まる、それも3人で…。


【おわり】
★駄文で途中で切れるつもりが、ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
 相変わらず後味が悪いオチですいません、ではまたROMに戻ります…いや、寝ます。




279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:44:30.53 ID:Cu97oU5WO
終わり?



280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:45:26.89 ID:3ZV063910
終わりかよw



281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:45:40.20 ID:xHfOKuE10
後味は悪くないんだけど・・・終わり?
とりあえず乙



282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:45:53.62 ID:r6VEbdrN0
おつ。グロかった。



283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:49:12.98 ID:m8j+RehH0
いつもオチが弱いと定評があるくらいに微妙です。
軽く1杯飲んでから寝るとします…
保守&支援していただいた方々、本当にありがとうございました。




284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:49:21.29 ID:TYvh4tjP0
乙!!



澪と唯のらぶらぶえっちはまだですか



286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:52:07.91 ID:nqr1G5MAP
表現とか描写がすごいんですが
なにかを参考になさっているのですか?



288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:56:40.39 ID:m8j+RehH0
>>286
性描写は実体験&官能小説辞典というものを使ってます。
痛々しい部分については、コレがココに刺さったらどう裂傷するか?
とか妄想しながら書いてます。

オススメのエロゲあったら教えて欲しいです。



289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 07:58:27.64 ID:zGW0+G670
実体験・・・だと?



293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 08:22:30.13 ID:Cu97oU5WO
乙でした



294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 08:36:36.52 ID:IoXMJtFlO
澪は子供にも嫉妬しそうだな



295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 08:43:29.94 ID:tkogOJGwO
今更気付いたけど>>164の手紙って縦読みだったんだな

>>1



296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/13(日) 08:56:39.62 ID:EMpRBHknO
久しぶりに見たほのぼの純愛でした
乙!



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この記事へのコメント
いいねぇ
2009/09/13(日) 13:44:25 | No.3048 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
今朝のヤツなのに、もう上がってるとは…
まとめ乙です。
2009/09/13(日) 14:30:41 | No.3050 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
仕事速いな管理人
2009/09/13(日) 15:00:59 | No.3051 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
ほのぼの純愛…?
2009/09/13(日) 18:32:46 | No.3054 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
けいおんssを読みあさる俺
2009/09/16(水) 03:48:06 | No.3081 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
パー速に続きあってビビタ
ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1252848065/
2009/09/25(金) 22:29:33 | No.3230 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
縦読み頑張ったな。
最後にやっと分かったw
つか澪病みすぎw憂は・・・、まぁそうだろうな。

232で声出してツッコミましたなんて言えない。
2010/01/10(日) 00:09:41 | No.4300 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
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