戯言ニュース

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唯「じだらく!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 10:40:11.33 ID:nywhSTT00


高校を卒業した唯は働かず毎日ゴロゴロしていた

唯「うーいー、パチンコ行くからお金貸して~」

憂「また!?早く働いてよ」

唯「うー、じゃあいいよ!」ゴロン



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ブログパーツ 唯「じだらく!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 10:59:06.12 ID:nywhSTT00


憂(はぁ…高校時代はあんなにお姉ちゃん生き生きしてたのに)

唯「あー、イライラするー」

憂(なんかいい仕事ないかな)パラパラ

憂(おっ、老人ホーム…お姉ちゃんお年寄り好きだったしいいかもね)

憂「お姉ちゃん、老人ホームで働いてみない?」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:02:19.24 ID:nywhSTT00


唯「えー、じじばばの相手するの?」

憂「お姉ちゃん、今週中に仕事を決めなかったら家から追い出すよ」

唯「今日金曜日じゃん…わかったよ~」

憂「じゃあ、連絡しとくね」




9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:14:00.25 ID:nywhSTT00


―老人ホーム―

職員「今日から入る平沢唯さんですね?」

唯「はーい」

職員「平沢さんには簡単な手伝い全般などをしてもらいます」

唯「具体的には…」

職員「入居者の食事の手伝いや一緒に話をしてくださる程度のことです」

唯「はぁ…わかりました」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:18:45.32 ID:nywhSTT00


職員「あっ、あそこのおじいさんの食事の手伝いからお願いね」

唯「はーい」



じいさん「むにゃむにゃもぐもぐ」

唯「手伝うってなにすればいいんだろ」

じいさん「姉ちゃん、新入りかい?」

唯「そ、そーです」

じいさん「目障りだからボケっと突っ立ってんじゃないよ!」

唯「えっ」




11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:20:29.59 ID:D8+Xwel4O
おいやめろ



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:21:00.73 ID:DbcJ5A+3O
ろうじん!



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:25:12.04 ID:nywhSTT00


唯(何このじいさん…)

じいさん「くちゃくちゃもぐもぐ」

じいさん「姉ちゃん、肩揉んで」

唯「でも今食事中…」

じいさん「いいから早く!」

唯「はっ、はい」




16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:28:32.60 ID:nywhSTT00


モミモミモミモミ

唯「ど、どーですかー?」

じいさん「ふんっ、まぁまぁだな」

唯(くたばっちゃえ)

じいさん「姉ちゃん名前は?」

唯「平沢唯です」

じいさん「唯ね…覚えとこう」

唯(覚えなくていいよ…)




17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:33:55.52 ID:nywhSTT00


モミモミモミモミ

じいさん「あー、気持ちよかった」

唯(やっと終わった…)

じいさん「今度は散歩行きたいから車いす押してくれ」

唯「……はい」




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:37:01.06 ID:+w8yEg3S0
ツンデレじいさんの予感!



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:41:22.26 ID:IpQOlw3AO
ストレスたまる仕事だなあ



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:46:19.28 ID:nywhSTT00


―園内の外を散歩する二人―

じいさん「唯は今いくつだ?」

唯(呼び捨て…)「20です」

じいさん「20か、わしの孫と同じくらいだな」

唯「へー」

じいさん「いや、18だったかな? 最近会ってないから忘れてしまった」

じいさん「こんなヨボヨボのじいさんより彼氏や友達のほうが大事な年頃だからな」

唯「……」

じいさん「おい、手が止まってるぞ!」

唯「す、すいませーん」




21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:49:50.93 ID:nywhSTT00


―初日終了―

唯「やっと終わった…これが毎日か」

職員「お疲れ様!明日もよろしくね」

唯「はい」

唯(早く家に帰って憂に愚痴りたい)



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:53:34.47 ID:nywhSTT00


―家―

唯「ただいまー」

憂「お姉ちゃんお帰りー、どうだった?」

唯「最悪だよ、一人変なじいさんがいてさ」

憂「お年寄りは国の宝なんだからそんなこと言っちゃダメだよ」

唯「はいはい」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 11:57:22.66 ID:nywhSTT00


唯「でさー、30分も肩揉みやらされたんだよー」

憂「へー」

唯「こっちが肩揉んでほしいくらいだよ…」

憂「そのおじいさんは一人じゃなにもできないの?」

唯「いやー、一人でご飯も食べれてたよ」

憂「ふーん」




25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 12:01:23.80 ID:nywhSTT00


唯「なにかにつけてイチャモンつけてくるんだよ」

憂「お姉ちゃん気に入られたんじゃない?」

唯「げー、やめてよ~」

憂(間違ってないと思うけど)




26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 12:08:04.00 ID:nywhSTT00


―2日目―

じいさん「唯!遅いぞ」

唯「はいはい…」

じいさん「返事は一回!」

唯「はい…」




29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 12:53:12.28 ID:nywhSTT00


じいさん「じゃあ、さっそく肩揉んでくれ」

唯「はい…」

モミモミモミモミ

じいさん「相変わらず下手だな」

唯(まだ2回目じゃん……)




30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 12:56:54.11 ID:DbcJ5A+3O
モミモミ



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:03:37.55 ID:nywhSTT00


モミモミモミモミ

じいさん「よし、もういい」

唯(手が痛い…)

じいさん「トイレに行きたい」

唯(えー!絶対やだ…)




32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:06:48.34 ID:nywhSTT00

じいさん「漏れそうだ」

唯「今連れてきますから我慢してください!」


―トイレ―

唯「よいしょっと、じゃあ外で待ってますね」

じいさん「おう…」



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:13:32.19 ID:nywhSTT00

5分経過

唯「もういいかな」

唯「もういいですかー」

じいさん「あ…」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:18:49.48 ID:nywhSTT00

唯「間に合わなかったんですね…」

じいさん「……」

唯「今人呼んできます…」

じいさん「……」




59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 18:46:26.37 ID:nywhSTT00

―職員を呼んできた唯―


職員「今きれいにしますからねー」

じいさん「すまんのう……」

職員「平沢さんは別の場所の手伝いに行っていいよ」

唯「はい…」




唯「すごいにおいだったなぁ…」

唯「年はとってもああはなりたくないや」




62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 19:19:09.36 ID:nywhSTT00

―家―

唯「憂ー、今日も大変だったよ…」

憂「おつかれさま、お姉ちゃん」

唯「あそこで働いてると歳とりたくないって思うよ」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 19:23:37.94 ID:nywhSTT00

憂「ふーん」

憂「お腹すいたでしょ? ご飯にしようか」

唯「なんか食欲ないからいいや もう寝るね」

憂「そう…アイスは?」

唯「いらなーい」

憂(アイスも食べないなんてよっぽどのことがあったのかな…)




64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 19:29:31.28 ID:nywhSTT00

―次の日―

じいさん「おお、唯」

唯「あ、どうも…」

じいさん「肩揉み頼む」

唯「はい…」

モミモミ

じいさん「少しうまくなったんじゃないか?」

唯(この人といると昨日のこと思い出して気持ち悪くなる…)

じいさん「おい!聞いてるか?」

唯「はっ、はい?」

じいさん「少しうまくなったと言ったんだ」

唯「そうですかね?」(別にうれしくないや…)




86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 22:44:04.90 ID:nywhSTT00

じいさん「そうだ、いいもの見せてやろう、唯」

唯「なんですか?」

じいさん「まぁついてこい」


―中庭に移動した二人―

じいさん「これじゃ」

唯「盆栽?」

じいさん「これくらいしか楽しみがなくてな、立派じゃろ?」

唯「すごいですねー」(よく分かんないけど)




88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 23:01:30.84 ID:+XUnjaINO
じいさん寂しいんだよな

死んだじいちゃんを思いだすよ うざかったよ
武勇伝なんか語られても興味ないよ、囲碁強かったとかそんなの知らねえよ
そんなに目輝かせるな、反応しないと悪い気がするだろうが
糖尿病なのにカリントウばっかくってんじゅねえよ
囲碁教えてもらう前に逝きやがって



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 23:23:48.72 ID:nywhSTT00

じいさん「唯もやらんか?」

唯「えっ、私はいいですよー」 (手汚れそうだし)

じいさん「そうか…」

唯「あ、雨が降りそうだから中に戻りましょうか?」




92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 23:28:35.29 ID:nywhSTT00

―家―

ネットで盆栽について調べる唯

唯「盆栽か…」カチカチ

唯「なになに、へー、ミニ盆栽なんてのもあるんだ」

憂「盆栽なんて調べてるの?」

唯「わっ!びっくりしたなー」

憂「盆栽始めるの?」

唯「ち、ちがうよ 老人ホームで盆栽好きのおじいさんがいて」

唯「話を合わせようと思って…」

憂「ふーん、もう少しでご飯だから 下に来てね」

唯「わかったー」




96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 23:47:32.12 ID:nywhSTT00

―翌日―

じいさん「おぉ、唯」

唯「こんにちは」

じいさん「待ってたぞ」

じいさん「肩、頼む」

唯「はいはい」

じいさん「はいは一回!」

唯「はーい」


モミモミ

じいさん「ふぅ…」

唯(文句言わなくなった…)

唯「あの…昨日パソコンで盆栽調べたんです」

唯「そしたらちょっとやってみたいなぁと思って…」

じいさん「本当か!?」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 23:50:51.76 ID:nywhSTT00

じいさん「そうか、唯も盆栽に興味をもつようになったか♪」

唯「ち、ちょっとですよ」

じいさん「これが終わったら中庭に行こうな」

唯「はい」

唯(よっぽど盆栽好きなんだなぁ)


モミモミ




99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 00:05:12.69 ID:JXFtMNCl0

―中庭―

二人で盆栽を作っている

じいさん「そうそう、ここをこうして」

唯「結構時間かかりますねー」

じいさん「盆栽は作ってからも大変だからな、ちゃんと手入れするんだぞ」

唯「う、わかってますよー」

―30分後―

唯「できたー!」

じいさん「初めてにしてはまあまあだな」

唯「ボン太~」

じいさん「ボン太?」

唯「名前をつけたほうが愛着わくと思って」

じいさん「そうか…でもボン太はないだろー」

唯「えへへ」




102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 00:12:32.35 ID:JXFtMNCl0

唯「おじいさんは名前付けないんですか?」

じいさん「ばか、付けるわけないだろ」

唯「つけたほうがいいのにー」

じいさん「わしの柄に合わんからな」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 00:18:25.01 ID:JXFtMNCl0

―家―

唯「憂ー、おかわり」

憂「お姉ちゃん今日はご機嫌だね」

唯「そうかなー」

憂「うん」

唯「あっ、これ見てー」

ボン太の写真を見せる唯

憂「これお姉ちゃんが作ったの? へー、よくできてるね」

唯「大変だったけど、なかなか楽しくてねー」

憂「よかったね、お姉ちゃん」




106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 00:29:51.26 ID:oDil2lyTO
このままハッピーエンドなら万々歳なんだが・・・・



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 00:33:19.06 ID:JXFtMNCl0

憂(お姉ちゃん、今までは家でゴロゴロしてたけど、最近楽しそう)

唯「早くボン太を立派な盆栽にしたいよー」

唯「憂もやってみる?盆栽」

憂「私はいいかな」

唯「楽しいのにー」




108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 00:41:51.40 ID:JXFtMNCl0

―そのころ、老人ホーム―

職員「最近元気いいですけど、なにかいいことあったんですか?」

じいさん「ああ、唯が盆栽に興味を持ってな」

職員「唯?ああ、平沢さんですか」

じいさん「パソコンとやらで調べたらしいんだよ」

じいさん「わしと話を合わせようと思ってくれたんじゃろうなぁ…」

職員「そうですか、いい子ですね」

じいさん「そうだな、あの子はいい子じゃよ」




109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 00:48:46.75 ID:rO8G62HAO
え、なにこれラブストーリー?



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 00:55:23.38 ID:JXFtMNCl0

―翌日―

唯「おじいさん、おはようございまーす」

じいさん「おはよう、唯」

唯「早く盆栽見に行きましょうよ」

じいさん「早速か、その前に肩を頼む」

唯「しょうがないな~」

モミモミ

唯「よし、おわり、早く行きましょう!」

じいさん「しょうがないやつだな」




113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 01:07:11.48 ID:JXFtMNCl0

―中庭―

唯「ボン太~ 元気だったかー?」

じいさん「唯、手入れするぞ」

唯「はーい」

チョキチョキ

唯「ボン太ー、気持ちイイ?」



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 01:33:51.37 ID:JXFtMNCl0

じいさん「よし、切り込みはそんなもんでいいだろう、水をやろう」

唯「はい」

チョロチョロ

唯「早く立派になれ~♪」



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 01:37:51.41 ID:JXFtMNCl0

唯「おじいさんの盆栽にも水あげますね」

じいさん「それにはやらんでいい!」

唯「えっ…」

じいさん「あ、大きな声を出してすまんな」

じいさん「それは10年前くらいに孫と作ったやつでな、コンクールにも入賞した特別な盆栽なんじゃ」



123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 01:43:56.27 ID:JXFtMNCl0

じいさん「たしか40万くらいの値打ちがついたなぁ」

唯「すごいですねー」

じいさん「息子たちは売ったほうがいいと言ってたが、わしにとっては大事な盆栽だからずっとここに置いてるんじゃ」

唯「そうなんですか」




124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 01:49:24.57 ID:JXFtMNCl0

唯「ボン太もこの盆栽くらい立派になりますかね?」

じいさん「なるとも、唯が世話を頑張ればな」

唯「よーし、じゃあ、がんばっちゃおうかなー」

じいさん「あまりはりきりすぎるなよー」




職員1「楽しそうですね」

職員2「そうですね、ここに来たばかりのころは誰とも打ち解けなかったのに」




125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 01:56:15.50 ID:JXFtMNCl0

―その日の夜―

唯「ふぅー、今日も楽しかった♪」

21:00

唯「憂遅いなー」

プルルルルル  電話が鳴り響く


唯「はい」



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 02:00:03.76 ID:JXFtMNCl0

唯「えぇ!憂が!?」

憂が事故にあったという知らせだった
幸い命に別状はないらしい

唯「○×病院ですね? すぐ行きます!」




130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 02:05:45.50 ID:JXFtMNCl0

―病院―

唯「ういー、心配したよ~」

憂「ごめんねお姉ちゃん」

医者「骨折ですので、最低でも4~5ヶ月の入院が必要ですね」

唯「あの…お金とかいくらくらいかかるんでしょうか?」

医者「このくらいですね」ピラッ




131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 02:08:50.25 ID:JXFtMNCl0

唯「えっ…こんなに」

医者「では失礼します」

唯「どうしよう…」

憂「ごめんね、お姉ちゃん」

唯「憂が謝ることないよー」



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 02:14:11.38 ID:JXFtMNCl0

―翌日、老人ホーム―

唯「どうしよう…はぁ」

じいさん「どうした唯、悩み事か?」

唯「い、いえなんでもないんです」

じいさん「そうか、ならいいんじゃが」

唯「あっ、ちょっと中庭に行きましょうか?」

じいさん「行こう、行こう」




136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 02:19:37.90 ID:eP53+hWg0
CVキートン山田



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 02:20:51.22 ID:JXFtMNCl0

―中庭―

チョキチョキ

唯(いいなーボン太は、悩み事とかなさそうで)

じいさん「唯、ちょっと切りすぎじゃないか?」

唯「へ? あぁ、切りすぎちゃった…」

じいさん「今日おかしいぞ、何かあったんじゃないのか?」

唯「いえ、本当に何でもないんです」

じいさん「そうか、じゃあ、わしは自分の盆栽に水をやってくるぞ」

唯「はい」

唯(そういえば…おじいさんの盆栽ってすごい高価なんだっけ)




138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 02:21:31.10 ID:6yGHdPTF0
雲行きが怪しくなってきたぞ



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 02:24:47.77 ID:JXFtMNCl0

唯「い、いやいや さすがにそんなことできないよ!」

唯(あれはおじいさんがお孫さんと作った大事な盆栽なんだから…そうだよ、絶対だめ)

じいさん「おーい唯、ハサミ持ってきてくれー」

唯「は、はーい」




161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 09:37:45.01 ID:JXFtMNCl0

唯「どうぞ」

じいさん「ありがとう」


チョキチョキ



163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 09:43:15.89 ID:JXFtMNCl0

チョキチョキ


じいさん「盆栽っていうのは、ある意味子育てと似ているな」

唯「子育て?」

じいさん「うむ、愛情と根気をかけて育てれば立派になってくれるからな」

じいさん「逆にほったらかしにしとけばロクでもない盆栽に育ってしまう」

唯「そうかもしれませんね…」



167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 10:28:43.84 ID:JXFtMNCl0

17:00

唯「あっ、時間なので帰りますね」

じいさん「おお、またな」

唯「さようなら」

唯「ばいばいボン太」


―病院―

憂「お姉ちゃん、ごめんね」

唯「いや、いいんだよ」

憂「お金…大丈夫?」

唯「大丈夫だって、任せてよ」

憂「そう?」

唯「うん!」




168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 10:36:42.71 ID:JXFtMNCl0

唯(本当はどうにもならないんだけど…)

憂「お姉ちゃん、ボン太は順調に育ってる?」

唯(どうしよう…)

憂「お姉ちゃん?」

唯「えっ?あぁごめん ぼーっとしてた」

憂「ボン太はどう?」

唯「元気に育ってるよー」



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 10:49:37.37 ID:JXFtMNCl0

唯(おじいさんの盆栽を売ったら…かなりのお金になるよね)

憂「お姉ちゃん、疲れてるでしょ?もう家に帰ってもいいよ」

唯「うん、また来るね」



―家―

唯「生活費、憂の入院費…どうしよう」

唯「やっぱ、やるしかない……」



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 10:51:04.23 ID:hWbZg7A1O
早まるなー



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 10:58:52.52 ID:JXFtMNCl0

―老人ホーム―

唯「夜だし、みんな寝てるよね」


じいさんの盆栽を手に取る唯


唯「ごめんなさい…」



177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:06:32.82 ID:JXFtMNCl0

盆栽を売ってしまった唯

唯「50万円……」

唯「これで、全部払える…」



179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:07:46.10 ID:y9isvR16O
あーあ



180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:11:26.37 ID:HnACnJn00
あーあ



181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:11:30.51 ID:JXFtMNCl0

―翌日、老人ホーム―

じいさん「唯、おはよう」

唯「あっ、おはようございます…」

じいさん「盆栽、見に行くか?」

唯「そ、その前に肩揉みますよ」

じいさん「珍しいな、唯から言うなんて」




182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:14:38.88 ID:JXFtMNCl0

モミモミ


じいさん「毎日ありがとうなー、唯の肩揉みが一番心地いいぞ」

唯「いえ…そんな」

じいさん「本当にそう思ってるぞ」

唯「…ありがとうございます」


胸が痛む唯




184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:19:17.43 ID:JXFtMNCl0

じいさん「よし、中庭に行くか」

唯「は、はい」


―中庭―

ガヤガヤ 5,6人の人だかりができている


職員「あっ、おじいさん」

じいさん「どうしたんじゃ?」

職員「あの盆栽がなくなってるみたいなんですけど…」

じいさん「なんだと!?」

職員「今日の朝からなかったみたいなんです」




187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:23:18.59 ID:JXFtMNCl0

唯「……」ガクガク

じいさん「……」

職員「平沢さん、昨日遅くまで残ってたみたいだけど、何か知らないかな?」

唯「え、あ、あの……」

じいさん「あっ!思い出した」




188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:28:02.94 ID:JXFtMNCl0

じいさん「昨日自分で鉢を割ってしまったんだった」

じいさん「いやー、この歳になると物忘れが激しくてな」

唯「えっ」

職員「でも…」

じいさん「自分で鉢を割ったんだ!」

職員「すいません、片付けるときケガしませんでしたか?」

じいさん「ああ、大丈夫じゃ」




189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:29:09.06 ID:O6fhIM0Z0
何故だ……



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:29:20.82 ID:HnACnJn00
じいさん・・・(´;ω;`)



193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:32:15.83 ID:kcn71yLwO
死にたい



198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:41:26.99 ID:JXFtMNCl0

職員「残念でしたね…」

じいさん「いいんじゃ、もう何年も前に作ったやつだしな」

じいさん「逆に片付いてよかったわい」

唯「……」




203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 11:52:48.83 ID:JXFtMNCl0

じいさん「ほら唯、ボン太に水をやりに行ってこい」

唯「はい…」


唯(なんてことをしてしまったんだろう…)



209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 12:15:54.31 ID:JXFtMNCl0

チョロチョロ

唯(ボン太、私取り返しのつかないことしちゃった…)

じいさん「唯、ボン太はどうだ?」

唯「あっ…あの、いい感じです」

じいさん「残っている盆栽を一生懸命育てないとな」

唯「はい…」




211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 12:21:03.81 ID:JXFtMNCl0

職員1「おじいさん泣いてましたよね…?」

職員2「お孫さんと一緒に作ったやつだって前に聞きました」

職員1「お孫さんと…それは辛いですね…」



214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 12:43:33.61 ID:JXFtMNCl0

チョロチョロ

じいさん「……」

唯(言わなきゃ…)「あの…」

じいさん「唯、羊羹食べれるか?」

唯「は、はい、好きです」

じいさん「そうか、うまい羊羹があるから後で食べような」

唯「はい…」




219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 12:55:23.24 ID:JXFtMNCl0

―羊羹を食べる二人―

モグモグ

じいさん「うまいだろ?」

唯「はい…おいしいです」(言えない……)

じいさん「羊羹にはこだわりがあってな」




222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 13:02:34.48 ID:JXFtMNCl0

17:00

唯(憂のとこ行かなきゃ)「時間なので帰りますね」

じいさん「ああ、羊羹の残りもってけ」

唯「ありがとうございます、じゃあ失礼します」


―病院―

憂「お姉ちゃん、毎日ありがとう」

唯「うん」

唯「あっ、羊羹もらってきたんだけど食べない?」

憂「食べたい」




240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:26:49.42 ID:JXFtMNCl0

憂「この羊羹おいしいね」

唯「うん」

憂「盆栽のおじいさんからもらったの?」

唯「そうだよ…」 ポロポロ

憂「お姉ちゃん、なんで泣いてるの!?」

唯「グスッ、いや、なんでもないんだよ」

憂「お姉ちゃん…」



241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:28:39.78 ID:JXFtMNCl0

唯「そうだ、退院したらボン太見に来る?」

憂「見たい」

唯「早く良くなってね、憂」



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:34:43.40 ID:JXFtMNCl0

―翌日、老人ホーム―

見慣れない男がいる


男「あの盆栽ダメになったのか!? だからさっさと売れって言ったのに」

じいさん「だからあれは売るつもりが…」

男「父さん、俺をここに呼びたくてわざと鉢を割ったのか?」

じいさん「いや、ちがう…」

男「いい加減にしろよ、まったく あれは綾子が作ったもんでもあるんだろ?」

じいさん「すまん…」



どうやら男はおじいさんの息子で綾子とは孫らしい




245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:40:37.93 ID:JXFtMNCl0

唯「あ……」

男「じゃあな! ちっ、早くくたばっちまえ!」

じいさん「……」

唯「あの……」

じいさん「おお、唯か、みっともないとこ見せてすまんな」

唯「いえ…あの人は息子さんですか?」

じいさん「そうじゃ、久々に会いに来たと思ったら…」



247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:43:27.38 ID:JXFtMNCl0

おじいさんの目には涙がたまっているのがわかる

唯(私のせいだ……)

おじいさんにかける言葉が見つからない唯




248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:47:41.33 ID:JXFtMNCl0

唯「ごめんなさい、ちょっとボン太見てきます」

自分のせいとはいえ、その場にいるのがつらかった


―中庭―

唯「ボン太……私」

自分がしてしまった行為は憂のためとはいっても、許されることではない

あの盆栽がない中庭はあまりに寂しい風景だと今気づいた




249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:50:18.56 ID:hWbZg7A1O
じいさんの息子ぶん殴ってくる



250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:51:20.28 ID:X/n7QPgMO
>>249
唯も悪いだろwww



254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 15:58:01.10 ID:JXFtMNCl0

―数日後―

じいさん「なぁ、唯」

唯「なんですか?」

じいさん「もう一度孫と盆栽を作り直したいんだが」

唯「いいと思います」

じいさん「そう思うか、今週の週末に買い物に付き合ってもらってもいいか?」

唯「はい、もちろん」




256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:02:01.83 ID:JXFtMNCl0

―病院―

唯「憂、もうすぐで退院だね」

憂「うん、早くボン太が見たいよー」

憂「お姉ちゃん、私の入院費のために仕事増やしてくれてありがとう」

唯「い、いやー 姉として当然の努めだよ」


憂にも大きな嘘をついてしまった




258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:07:42.21 ID:JXFtMNCl0

唯「じゃあ、帰るね」

憂「うん、ありがとー」


―家―

唯(おじいさんに本当のことを言ったら、どうなるかな…)


そのとき電話が鳴った




259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:10:16.94 ID:JXFtMNCl0

プルルルルル

ガチャッ

唯「はい、平沢です」

聞き覚えのある声、老人ホームの職員だった


職員「あの…おじいさ…吉田さんが亡くなりました…」


唯「え?」




261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:11:39.56 ID:exBroA2bO
え?



263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:13:38.21 ID:JXFtMNCl0

職員の声は涙ぐんでいた

唯「吉田さん…って」

職員「平沢さんが仲良くされていたおじいさんです…」


唯「あ……あ…」



264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:16:32.38 ID:JXFtMNCl0

薄情極まりないが、おじいさん以外の人だったら…と思ってしまった

職員「今日、部屋に行ったら…倒れてて…」

声が出ない

唯「……」

職員「心臓発作で……」




268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:22:24.38 ID:JXFtMNCl0

唯「……」

葬式の日程などが決まったら教えてくれる、と言って電話は終わった


今日会ったときは、買い物に付き合ってくれって言ったのに…




270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:26:16.74 ID:JXFtMNCl0

数日後、私は葬式に参列した

おじいさんの息子を見かけたが、泣いていた

やはり親子なのだろう

自分は不思議と涙が出なかった




271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:29:53.99 ID:JXFtMNCl0

葬式が終わってから、老人ホームに行った

おじいさんとの思い出が蘇る

まだ実感はわかないけど……


唯「もう肩を揉まされることもないのか……」



273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:33:30.02 ID:JXFtMNCl0

中庭に移動する

唯「ボン太、おじいさん死んじゃったよ…」


ボン太についている露が涙に見えた


唯「ボン太、泣いてるの……?」




275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 16:39:11.94 ID:JXFtMNCl0

唯「ボン太……私おじいさんに嘘ついたままだよ」

唯「なのに…なんで…」


悲しみと罪悪感で胸が詰まった




310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 21:02:32.67 ID:JXFtMNCl0

ボン太を抱いて泣いていると声がした


綾子「平沢唯さんですか?」

唯「は、はいそうですけど」

唯「どなたですか?」

綾子「おじいちゃんの孫です」


一回だけ名前を聞いたことがある




311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 21:09:43.58 ID:JXFtMNCl0

綾子「あの、中でお話しませんか?」

唯「はい」


―園内に移動した二人―


綾子「おじいちゃんと電話で話したりするとあなたの話題が必ず出てきたんですよ」

唯「そうなんですか…」

綾子「とっても楽しそうでした」



317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 21:19:27.75 ID:JXFtMNCl0

綾子「盆栽に興味を持ってくれた子がいるって嬉しそうに話してました」

綾子「父とおじいちゃんは仲が悪かったんですけどね…」

俯きながら喋る綾子

綾子「あなたのことすごい褒めてました」

唯「いえ、そんな…」




320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 21:25:29.98 ID:JXFtMNCl0

唯(この人には全部話そう…話さなきゃ)


唯は自分がしてしまったことをすべて話した


綾子「……」

責めらることは重々承知していても、もう嘘をつきたくなかった




323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 21:32:06.32 ID:JXFtMNCl0

綾子「……」

唯「許されないことをしたのは分かっています」

綾子「その話は…もうおじいちゃんから聞いています」

唯「えっ?…」




324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 21:37:42.90 ID:JXFtMNCl0

唯(おじいさん、知ってたの…?)

綾子「おじいちゃんはあなたが悩んでた原因を何となくわかっていたんですよ」

綾子「それで、おじいちゃんは…」

唯「……」



329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 21:42:30.16 ID:JXFtMNCl0

綾子「あなたがこの話をしなかったら、私はあなたのこと許せなかったと思います」

唯「……」

綾子「でも、もういいんです」

綾子「おじいちゃんはあなたの役に立ちたいと言ってました」

唯「ごめんなさい…ごめんなさい」

綾子「謝らないでください、おじいちゃんも役に立てて喜んでいると思います」




333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 21:48:25.85 ID:JXFtMNCl0

―数日後、老人ホーム―

唯「憂、これがボン太だよ」

憂「うわー、かわいいね♪」

憂は無事退院できた



340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 22:04:02.22 ID:JXFtMNCl0

唯(私を自堕落な生活から救ってくれてありがとうございます…)


唯「憂、私ずっとここで働きたい…」

憂「うん、がんばって、応援するよ」


おじいさんに対する罪悪感は消えてはいない
でも、私がまた自堕落な生活に戻ったら一番悲しむのはおじいさんだろう

おじいさんのためにこれからは真面目に生きよう
そして、ボン太を立派に育てていきたい

                         


「しっかりしろよ、唯」




―完―




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この記事へのコメント
うちのじいちゃんも盆栽好きだったなぁ
2009/08/09(日) 02:29:54 | No.2754 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
深くにもないた
2009/08/09(日) 02:40:27 | No.2755 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
イイハナシダナー
2009/08/09(日) 03:10:58 | No.2756 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
おじいちゃんの台詞が若干律っぽい…しかし泣いた…
2009/08/09(日) 11:55:47 | No.2757 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
最低でも4~5ヵ月の入院って
どこを何カ所骨折したんだよ……
2009/08/09(日) 23:50:14 | No.2758 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
最初エロだと思った自分が恥ずかしい
2009/08/09(日) 23:52:28 | No.2759 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
ものすっごい大怪我したな憂

いいお話だた
2009/08/10(月) 05:14:27 | No.2761 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
爺さんと孫いいやつだ
2009/08/10(月) 21:58:59 | No.2764 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
大切さって、失ってからしかわからないよな
2009/08/11(火) 05:29:09 | No.2765 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
こういう凄くよくできたSSほど
けいおん!でなくてもいいんじゃないかと思ってしまう
面白いからこそ尚更そう感じる
2009/08/12(水) 04:18:14 | No.2771 | . | #-[ 編集]
泣いた
いい話だ……
2009/08/13(木) 15:52:21 | No.2779 | VIPPERな名無しさん | #-[ 編集]
泣いた・・・・
ここまで泣いたSSは久しぶりだ・・・
2009/12/13(日) 23:22:10 | No.4074 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
泣けました
2010/05/20(木) 15:33:02 | No.5326 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
泣いた・・・・
2010/06/10(木) 07:59:34 | No.5856 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
何だよ、いい話じゃねぇかよ。

じだらくじゃねぇよ、唯は頑張ってるよ…。
2010/06/19(土) 05:53:16 | No.6095 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
勝手に売ったのは良くないことだが
それが唯の働くモチベに繋がったし
良い終わり方だったかと!
2010/09/06(月) 10:40:09 | No.7493 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
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