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キョン「ハルヒに暇を出された」
462 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:04:08.20 ID:xoDLGMDy0
……。


黒。

ただ黒に包まれているのを感じる。


足元から消えていった体。
痛みを伴うことなく。

あたりが黒に包まれて…。

…その後は?


…ここは…一体…。

僕は……。







Case1 古泉一樹




第一章 第二章 最終章
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ブログパーツ キョン「ハルヒに暇を出された」
464 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:06:58.75 ID:xoDLGMDy0
坂道をはしる風。
急に訪れた冷え込みで、秋色に狂い始めた木々。
寒い方が好きな僕としてはありがたい季節が、確かに近づいてきている。

にわかに羽織るものを増やし始めた人々。
昨日から今日にかけて気温は、
秋の中ごろとは思えないほどの落ち込みを見せている。

一昨日は星がよく見えた。
季節というわけではないのだが、
これも涼宮さんの力なのか。




465 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:07:56.41 ID:xoDLGMDy0
季節が変わっても、変わらない教室での日々。
退屈…というわけではない。
友人もいるし、勉強のほうも、まあ自分で言うのもなんだが
出来るほうだ。

それでも、「とても楽しいというものではない」という感はぬぐえない。

しかし、ところ変われば自分も変わる。
放課後になれば、僕を待つのは部室棟の一室。

季節が変わろうが変わるまいが、常に色とりどりの変化を見せてくれる場所。
機関の見解によれば「神」とされている彼女の、いわば根城。
神のお膝元であり、そして、機関にはとてもいえることではないが、
…自分の居場所だと、僕は思っている。




466 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:10:12.99 ID:xoDLGMDy0
部室の前。
扉を開く前に、僕はノックをする。
未来人、いや、朝比奈さんへの配慮だ。

「は~い」

柔らかな声。
僕はその声を確認し、扉のノブに手をかける。
開いた扉の先には、すでに全員が揃っていた。

「遅かったわね、古泉くん」

団長席に座る少女から、少々とがった声がかかる。
パソコンの画面から顔をはずすことなく、彼女は続ける。

「何かあったの?」
「申し訳ありません。今日は掃除当番でして」

部室に入る前から、きちんと用意しておいた答え。
…もっとも決して嘘ではないが。




467 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:13:33.72 ID:xoDLGMDy0
朝比奈さんが入れてくれるお茶は、今日も思わず舌鼓を打ちたくなるおいしさだ。
最初はメイドの服もその役も、決して気に入ってはいなかったはずなのだが、
最近ではすっかり様になっているように見える。
自分で新しい茶葉を買ってきたりと、彼女なりに研究もしているようだ。

パイプ椅子に座り、分厚い本を読み続けている長門さんも、きっとこのお茶には
いい印象を持っているに違いない。
決して表情にはそのことを出さない彼女だが、飲食は好きなようだから。

そして目の前に座る彼は言わずもがな、顔と言葉にその感謝の気持ちがしっかり現れている。
隠そうともせず喜びを表現するその表情を見ると、長門さんほどではないにせよ、
僕もまだ感情表現が足りていないなと感じる。




468 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:17:19.05 ID:xoDLGMDy0
常に笑顔を絶やさないようにするのには、もう慣れた。
相手の心境を読み取り、適切な返答をする練習もした。
それが、必要なことだったから。

いつか、そんなことを気にせずに、彼らと語り合える日は来るだろうか。
この例えようもなく心地よい瞬間、関係がずっと続いていけば、あるいは…。



「古泉くん、明日から来なくていいわ」

そう、SOS団からの追放を宣告されたのは、その日の夕方だった。




470 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:21:10.21 ID:xoDLGMDy0
理解には程遠い場所でいったりきたりを繰り返すその言葉。
最初に疑ったのは、涼宮さんではなく、自分の耳だった。

沈黙でしか、答えることが出来ない。
なんとか笑顔だけは崩さずに、一瞬の間を置いて僕は言葉を返す。

「…来なくていい…と申されますと?」
「言葉のとおりよ。明日からSOS団の活動には参加しなくていいから」

理解を拒否し続けていた僕の思考に、涼宮さんの言葉が止めを刺す。




471 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:25:15.27 ID:xoDLGMDy0
動揺してはならない。
動揺していても、そう見えてはならない。

表情を崩してはならない。
崩れそうでも、耐えねばならない。

理由を聞いてはいけない。
……何も、言い返してはならない。

「…分かりました。それではみなさん、ありがとうございました。さようなら」

張り付けた笑顔がはがれぬうちに、僕は鞄を持って部室を去った。




473 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 00:30:01.66 ID:xoDLGMDy0

扉を閉めて、昇降口へ。
靴を履き替え、落ちかけた夕日に照らされる外へ飛び出す。
自分でも、驚くほどに、そして悲しいほど冷静に。

あわててはならない。
緊急時のマニュアルを思い出せ。

「涼宮ハルヒに特に異常な行動が見られた場合は、
 可及的速やかに機関に連絡し、指示を仰ぐこと」

校門を出る。
震える手で、電話を取り出す。

知らせなければ。
知らせなければ。

鳴り始めるコール音。
電話口に出たのは森さんだった。




507 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 09:56:42.74 ID:Q1F6fI/l0

「どうした古泉?」
「………」

言葉が、なかなか出ない。
しばし森さんを待たせ、僕はゆっくり言葉を紡いだ。

「今現在、閉鎖空間の発生は確認できますか?」

僕は結局、正確な報告を避けた。
それはおそらく、僕自身が涼宮さんのあの言葉を、信じることが出来ないでいたから。

「何?いや、発生していないが…何かあったのか?」

閉鎖空間が発生していない。
すなわち、彼女はなんらストレスも、そして緊張も感じていない。
つまりさっきのことはドッキリとかそういう類のものではないということであり、
そして僕を追い出すことになんの葛藤も、ためらいもなかったということだ。

「…いえ、なんでもありません」
「何だと?どういう…」

そこで電話を切る。

こぼれる一筋の涙には、気づいていた。




508 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:01:21.95 ID:Q1F6fI/l0
坂道を下りるのに、こんなに時間がかかったのは初めてのような気がする。
下りきって、道が平坦になるころには、あたりはすっかり暗くなっていた。

さっきまで、おそらく森さんからの着信を受けていたのであろう携帯は、
今はもう、その体を震わせてはいない。

なぜか?
どうしてなのか?
僕が何かしたか?

こんなにも、何かの間違いであって欲しいと思ったのは、生まれて初めてだった。




511 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:06:17.75 ID:Q1F6fI/l0
行き着いた先は、公園の入り口。
一番近くのベンチに、僕は腰掛ける。

これからどうしようか。
機関になんといえばいいのか。

そして何より…彼らと行動をともにすることはもう出来ないのか。

しかし、先のことを考える必要がないことに、僕はすぐ気づくことになる。




512 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:11:27.99 ID:Q1F6fI/l0

足の先から、体が消えていく。
さっきよりも、理解は早かった。

ああ、僕は消えるんだ。

自分という存在が消えることよりも、
もう二度とあのメンバーに会えないということが、僕は悲しく、怖かった。

抵抗の意志は、もはやなく、
近づく終わりに目を瞑るつもりもない。


ただ、最後に見た星は、きれいだった。



515 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:16:35.18 ID:Q1F6fI/l0
……。


黒。

黒に包まれているのを感じる。


足元から消えていった体。
痛みは伴われず、そしてそれゆえの恐怖に心が固まる。

あたりが黒に包まれて…。

…その後は?

ここは…一体…。

僕は……。



「古泉くん!」


闇の奥の、そのまた奥。
神の声が、聞こえた気がした。




516 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:21:10.43 ID:Q1F6fI/l0
私は、どうなったんだろう。

消えてしまったというのなら、ここはどこ?

暗い。

暗い。

誰もいない。

でも…私はいる?

何のために?


私は…。







Case2 朝比奈みくる




517 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:26:26.81 ID:Q1F6fI/l0
長い季節にはさまれると、その間の季節の存在感は薄れてしまうような気がする。
前半は夏に、後半は冬に侵食されることの多い秋は、
そういうことでなんだかさみしい季節だと、私は思っている。

暖かい季節を好む私にとって、秋はそれほど好きな季節ではない。
どちらかといえば、春先の方が心が躍る。

とはいえ、涼しいほうがお茶はおいしいかもしれない。
涼宮さんや長門さんは、気に入ってくれるだろうか。
キョンくんや古泉くんは、今日もおいしいと言ってくれるだろうか。




518 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:31:36.93 ID:Q1F6fI/l0
全員が揃った部室。
お茶を振るまい、その反応に満足して、椅子に腰掛ける私。
手には編み物。今日中には…編み終わるかな。


綺麗な夕焼け。
沈んでいく太陽の光が、窓からさしてすべてを染める。
いつも通り、長門さんが本を閉じて今日の活動の終わりを告げた。

手元のそれを少し編み残して、私は席を立つ。
その時だった。涼宮さんが窓のほうを向きながら、その言葉を言い放ったのは。




520 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:36:50.14 ID:Q1F6fI/l0
固まる部室の空気。
私はただ、涼宮さんの背中と古泉くんの顔を交互に見つめることしか出来なかった。

古泉くんが出て行って。
涼宮さんも出て行って。
キョンくんが声をかけてくれて。

そして私は、涙を流すばかりで。

でも涼宮さんがいつもと違う、それだけは、不思議と分かったような気がした。

帰りの坂道。
強い風。

キョンくんが、私を励まそうとしてくれている。
私もそうであって欲しいと願っている。
でも…

「でも…今日の涼宮さん、何か変でした。何か…」




522 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:43:01.57 ID:Q1F6fI/l0
分かれた道の先。
一人かもしれないんだ。古泉くんは、今。

どこにいるのか見当もつかないけれど、
でもずっと一人だなんて思わないで欲しいと、
そう、私は思った。


翌日の部室。
何もかもが、昨日と違っている。

古泉くんはいない。
そして涼宮さんに持ちかけられたオセロの勝負。
結果は私の惨敗だったけれど、涼宮さんと普通に話せたことは
少し嬉しかったりもした。

でも、そんな私にも、その時は来た。


「ああそうそう、みくるちゃん、明日から来なくていいわよ」


突然に。なんのためらいも、そこに伴うことなく。




524 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 10:47:50.54 ID:Q1F6fI/l0
言葉を失う。
その表現が比喩にならないほどに、
とにかく声が出なかった。

それきり、何も言わずに出て行く涼宮さん。
キョンくんがその後を追う。
大きな声。
私は座る。
涙は出ない。

またキョンくんが、私に気を使って近くに来てくれる。

「はい…。私は…私はいいんです。私のことはいいんです。
 でも…涼宮さんは…。もしかしたら…」

そこから先は、言えなかった。


昨日と違い、無言で下る坂道。
さしかかる分岐点。
私はそこで、昨日と同じようにキョンくん、そして長門さんと分かれる。
言葉少なに、しかし涙は流さず。




527 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:00:31.43 ID:Q1F6fI/l0
分かれた道の先。
一人なんだ。私は、今。

涼宮さん、私のこと嫌いになっちゃったのかな…。
何か私…いけないことしちゃったかのかな…。

ついに流れてきた涙は、後悔のためか、惜別のそれか。

いつだったか、キョンくんに自身が未来人であることを
告白した公園。
なぜここに行き着いたのかは分からないけど、
でも…。

記憶を頼りに、あのベンチを探す。
なぜそこに座りたかったのかはわからないけど、
でも…。




529 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:06:09.71 ID:Q1F6fI/l0
座り込む。
冷えた座面。
つい最近、みんなで見た時ほどではないけど、
今日も星がきれい。

気づかぬ間に消え始めていた体。
夜空に集中していたことは、幸か不幸か。


分からない。
分からない。

涼宮さんが、なぜ私を?

とうにしておくべきだった、
未来との連絡を試みる。

通じない。
感じられる、意志の力。

もう逃れられないのかな。

遠い虫の声。
光っている星。


最後に涙を流さないでいられたのが、なぜなのかは分からない。




533 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:11:14.78 ID:Q1F6fI/l0
私は、どうなったんだろう。

消えてしまったというのなら、ここはどこ?

暗い。

暗い。

誰もいない。

でも…私はいる?

何のために?


私は…。


「みくるちゃん!」


背面からの声に、落ち始める涙。
まだ振り向いてもいないのに、なぜ流れるのかは分からない。




536 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:15:30.28 ID:Q1F6fI/l0
…現状を確認。

座標は不明。

黒。

私は…なぜここに?

……。

……。







Case3 長門有希



539 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:20:32.79 ID:Q1F6fI/l0
季節に、私にはあまり興味がない。
だから、衣替えといわれても、彼がいうような「情緒」を感じることはない。
ただ体温の調節にあまり気を使わないでいいという点で、いわゆる春や秋といった、
中間的な気候をその特徴とする季節はありがたいかもしれない。

…今日は少し、寒いけれど。

部室に入る。
誰もいない。

定位置につき、私は本を開く。
涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、そして彼。

入ってくる団員に、私は顔を向けない。
それが、自然な私。

…自然な…?




541 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:27:09.59 ID:Q1F6fI/l0
自然なことが、決まってよいとは限らない。
否、私はヒューマノイドインターフェース。
だからそもそも…。

私は余計なエラーを消去する。

今が…楽…しい。
それだけは、事実だから。

少しばかり間を置いて、最後に古泉一樹が入って来る。
全員が揃う。

いつも通りの光景。




543 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:31:27.65 ID:Q1F6fI/l0
その日の夕方、涼宮ハルヒが古泉一樹を事実上解雇した。
原因は不明。

精神状態は正常。
…なぜ?

朝比奈みくると彼が、帰り道で今後のことについて協議している。
私は沈黙を守る。

そのまま二人と別れた私は、念のため古泉一樹の状況を探る。
…異常なし。

………?




546 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:37:31.78 ID:Q1F6fI/l0
翌日、再び部室から一人が消える。
今度は朝比奈みくる。
涼宮ハルヒはまたも仲間を追放した。

精神状態の調査。
…変動なし…。

帰り道。
今日は無言だった朝比奈みくる。
代わりに私には、彼に言うべきことがあった。

彼が私に、涼宮ハルヒの精神状態に関して訪ねる。
私は答える。昨日と同じで正常だと。

そして、こう付け加えた。

「でも私は信じたくない」

うまくいえたかわからないけれど、彼には伝わったような気がする。




549 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:42:58.30 ID:Q1F6fI/l0
さらに翌日。
昼休みに、彼が私を訪ねてくる。

彼との会話の中で、絡まった糸がほどけていく。
それは、とてもいやなほどけ方で、
そして同時に、私は自分の愚かさを知る。

古泉一樹と朝比奈みくるは、知らぬ間に消えていて、
そしてすでに自分達は、閉鎖空間の中に取り込まれていた。
私の…私のせい…?

「違う!」

彼が、力強くそれを否定する。

「…お前は悪くない。悪いのは…」

…悪いのは?



551 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:47:04.27 ID:Q1F6fI/l0
私も彼も、多分同じ事を考えている。
信じたくないその答え。


扉が開いて、涼宮ハルヒが顔を出す。

交わされる、彼とのやりとり。
私は、そこに割って入ることはない。
それが、自然な私。

…自然な…?

やがて耳に入る、いつもと少し違った彼の声。

「いいか、俺と長門は今この瞬間、SOS団をやめる」

涼宮ハルヒの精神状態が、ここ二日で初めて大きく揺れ動いた。

響く声の応酬にまじり、涼宮ハルヒの精神がさらに大きく
変動していくのが感じられる。




554 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:51:50.26 ID:Q1F6fI/l0
「…待ちなさいっっ!!」

轟く大声。
それはあるいは、自分の動揺を隠すためのものか。

自らの口で最後を告げる涼宮ハルヒ。
扉がしまって。
顔が見えなくなって。

それでも私は、絆は途切れていないと信じたくて。
きっとそれは、彼も同じで。

…絆?
それは…?

分からない。
…でも。




558 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 11:56:04.21 ID:Q1F6fI/l0
学校を後にして坂道を歩く。
私が彼に、自身のことを知らせるために呼び出した公園。
別にここに来たかったわけではない。

いくつも見えるベンチのうちの一つ。
別にそこに座りたかったわけではない。

「長門…図書館でも行くか?」

私はすぐ、首を横に振る。
私は…。




561 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 12:01:49.57 ID:Q1F6fI/l0
思い出す。
それは、私にとって、記憶という名の情報を整理すること。

よみがえるのは、涼宮ハルヒが作り出したこのSOS団という小さな組織。
そこで感じた、大きな想い出。

体が消える。
それは、私にとって、情報の連結を解除されること。

それが始まった時、彼が私の方を見て悔しそうに声を上げる。
彼も私も知っている。もう、どうにもならないということを。

言葉に出す。
それは私にとって、他の個体に自分の情報を分け与えること。

「私はあなたたちに会えてよかった。あなたに会えてよかった。
 …さようなら」

最後に見る星。


これも、想い出。




563 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 12:04:42.58 ID:Q1F6fI/l0
…現状を確認。

座標は不明。

黒。

私は…なぜここに?

……。

……。



「有希!」



どこからともなく、流れてくるそれ。


声を聞く。
それは、私にとって…。








565 名前: ◆Mene.OWFJw :2008/10/12(日) 12:08:09.38 ID:Q1F6fI/l0
第三章はこれでおしまい
このスレはおそらく夕方が寿命なので
多分第四章は間に合わない

なので、後で新しくスレたてます

ここは時間まで保守していただいても落としてもらってもいいです
新しくスレ立てた後にもしまだここが残ってたら、告知しに来ます。

では 読んでくれてありがとうです 




566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 12:14:02.66 ID:FQ5Cpl9S0
乙!楽しみにしてる!



568 名前:はるにゃん ◆HARUgKznjQ :2008/10/12(日) 12:16:03.36 ID:TeNUFiq2O
上に同じ



第一章 第二章 最終章
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