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幽霊「あ~退屈だな。そうだ、あの人おどかそう!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:48:16.69 ID:Qn9TbvFq0
ペタッ・・ペタッ・・
その奇妙な物音で俺は目覚めた。
ベッドの横の机には、寝る前に飲んだビールの缶が3本、そのまま残っていた。
今日は仕事が終わってから無性に飲みたくなり、ひさびさにフラフラになるまで飲んだのだった。
まだ麻痺したままの神経がまたも奇妙な音に集中させられた。





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ブログパーツ 幽霊「あ~退屈だな。そうだ、あの人おどかそう!」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:49:02.13 ID:Qn9TbvFq0
ペタッ・・・ペタッ
音はどうやら足音らしい。





3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:50:14.48 ID:Qn9TbvFq0
普段なら怖くて布団にもぐりこみ震えているところだろう。
今日は酔っていたことと疲れていたこととで神経が鈍っていたこともあり、俺は体を起こし、7畳ワンルームの入り口に目をやった。




4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:51:00.28 ID:Qn9TbvFq0
そこには白いワンピースをまとった髪の長い女が前髪を垂らした格好で立っていた。
「マジかよ・・・」





5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:51:39.18 ID:Qn9TbvFq0
幽霊はこっちに気付いた瞬間、恐ろしい速さのすり足でベッドの横まで来た。
ただ、今日の俺は感覚が麻痺していて、あろうことか幽霊をベッドに引きずりこんでやった。
おそらく昼間に2ちゃんで見た幽霊を犯すコピペも影響していたのだろう。





6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:52:11.99 ID:Qn9TbvFq0
「ひゃっ・・・ちょっ・・・??」
幽霊も突然のことでびっくりしたようで、意外とかわいい声を出しやがる。
(そういや、前にセックスしたのなんて半年くらい前だな・・・)
「もうどうにでもなれ」
そうつぶやいて俺は幽霊のあそこをまさぐった。





9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:53:00.67 ID:Qn9TbvFq0
すこし体温が低いがあまり変わらないその感触に俺はさらに興奮を高めた。
幽霊は声にならない声を出していたが、面倒だったので顔に枕を押さえつけてそのまま犯し続けた。





10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:53:34.70 ID:Qn9TbvFq0
果てた後、賢者タイムになった俺は急に恐ろしくなった。
枕で押さえつけたままの幽霊、枕をどかせば恐ろしい顔をしているのではないか・・
勇気を出して枕をどけると幽霊の顔は長い髪で隠れていた。





11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:54:06.00 ID:Qn9TbvFq0
「っヒク・・・ヒッ・・ク・・・」
「お前泣いてるのか?」
「・・・だって、・・・・おどかしに行ったのにいきなりこんなことされるなんて・・・」
俺はわけがわからなくなった。





12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:54:46.86 ID:Qn9TbvFq0
その後、泣き止んだ幽霊から聞いた話によると、人間は死んだ後、一度だけ下界に戻れるらしい。
そしてやりたいことをやったら成仏してまた天に帰るそうだ。
この幽霊は特にやりたいことがなかったので下界に飽き、今日は暇つぶしに俺をおどかそうとしたようだ。





13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:55:23.02 ID:Qn9TbvFq0
「あのう、さっきのもう一回しませんか?」
「え?」
「私、えっちってやったことなくて・・最初はわけがわからなかったけど最後はなんか気持ちよかったんです。次はちゃんと心の準備ができてるから、もう一度したいです。」





14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:55:54.63 ID:Qn9TbvFq0
「このビッチが」
まあ断る理由もなかったので、もう一回事に及んだ。セフレみたいなもんだろと割り切っていた。





16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:56:28.41 ID:Qn9TbvFq0
二回目がすんでそのまま寝てしまったらしい。
幽霊も隣ですやすや寝ていた。明るい所で見ると、幽霊は大人でもなく子どもでもない非常にアンバランスな顔立ちをしていることに気付いた。
その不安定さが幽霊をかわいらしく見せていることにも気付いた。





17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:56:59.72 ID:Qn9TbvFq0
「やりたい時にできるなんてラッキーだな・・けどこいつ、いつ出ていくんだろ?」
幽霊を起こし俺は尋ねた。





18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:57:30.54 ID:Qn9TbvFq0
「成仏したらでていきますよ、私の今のおねがいは俺さんとえっちすることです。」
「セックスなら昨日したろ?」
「まだ満足してないんですー」
「このビッチが」
奇妙な同棲が始まったらしい。





19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:58:01.75 ID:Qn9TbvFq0
ふう・・休憩^^




20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(樺太):2008/09/12(金) 22:58:14.33 ID:TTUJeD+aO
ガンガレ




21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東京都):2008/09/12(金) 22:58:38.64 ID:OiNg/sb30
応援してる




22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:59:08.44 ID:Qn9TbvFq0
見てくれてる人ありがと
再開





24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 22:59:41.57 ID:Qn9TbvFq0
5時に仕事は終わった。
大学を中退した俺には、工場働きくらいしかできることがない。
仕事から帰り部屋を開けるとなにか異様な匂いがする。
扉を開けると幽霊がご飯を作って待っててくれた。





25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:00:13.88 ID:Qn9TbvFq0
「これ、お前がつくったのか?」
「そうだよ、頑張ったでしょー?でも最初失敗して、お肉無駄にしちゃいました」
ゴミ箱には給料日に買った黒毛和牛が無造作に捨ててあった。
「てっめえ!」





26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:00:49.54 ID:Qn9TbvFq0
ぱっ!
俺が詰め寄ろうとすると幽霊は消えてしまった。
「私幽霊だから消えることもできるんです。俺さん、ごめんなさい。だけどそんなに怒らないでくださいよ~俺さんが怒るのやめるまで消えてますからね」
やれやれ・・でもその日の晩飯はうまかったからよしとするか。





28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:01:36.45 ID:Qn9TbvFq0
その夜、俺は明日も早いから寝ようとしていた。
「ねえ、俺さん。今日はえっちしないんですか?」





29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:02:07.31 ID:Qn9TbvFq0
「あ~今日はダルいからいいわ。俺がやりたいときにやるからさ」
「ちぇ~」
ぶーたれる幽霊を横に俺は眠りについた。こいつは都合のいいセフレなんだよ、だってそうだろ?こいつ幽霊なんだぜ?そう自分に言い聞かせた。




30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:02:45.14 ID:Qn9TbvFq0
それからは幽霊が毎日ご飯を作ってくれた。
最初は下手だったけどだんだんうまくなっていく様子を見るのが少し楽しみでもあった。




31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:03:34.45 ID:Qn9TbvFq0
休日には幽霊はいろんなとこに行きたがった。
動物園、遊園地、水族館。子どもが行きたがるようなとこばっかだ。





33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(コネチカット州):2008/09/12(金) 23:05:54.54 ID:EsZtm2ScO
ビッチな幽霊とかウケるるる




34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(樺太):2008/09/12(金) 23:06:19.83 ID:i9xk34W4O
うらやま




35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(dion軍):2008/09/12(金) 23:07:32.19 ID:UJZilFx+0
周りには寂しいおっさんに見えてたんだろうなw




37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:09:03.91 ID:Qn9TbvFq0
一度コンパについてきた時があった。
かなり盛り上がって、俺はある女の子に狙いを定めていた。
幽霊は察したのか、透明なことをいいことにその子に悪さをしまくった。
やきもちなのか知らないが、本当にイタズラが好きなやつだ。





38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:09:41.95 ID:Qn9TbvFq0
セックスが終わった後、俺はどうしてそんなにいろんなとこに行きたがるのか聞いてみた。そしたら幽霊は今まで見せたことのない表情で
「私、親に遊んでもらった覚えがないんです」
と言った。その時の表情を見ていると俺は何も言えなかった。





41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:11:01.78 ID:Qn9TbvFq0
気付いたら俺はなぜか幽霊を強く抱いていた。
「痛いよぉ、俺さん・・」
幽霊の声がとても心地良く響いた。




43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:11:47.59 ID:Qn9TbvFq0
幽霊の手首には傷があった。それは最初から気付いていた。
幽霊は15歳くらいの容姿だった。たぶんそのぐらいで死んだのだろう。
もしかしたらあいつは親にも愛されず、誰にも相談できないで孤独に死んでいったんじゃないか。そう考えるとひどく胸が痛んだ。





44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(樺太):2008/09/12(金) 23:12:19.24 ID:7xRYEmpUO
消滅フラグっと




45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:15:39.25 ID:Qn9TbvFq0
ある日、帰ると幽霊がいない。
また、消えて俺をおどかそうとしているんだろうと思い、でかい声を出してやった。
しかしリアクションは無く、声が虚しく響いただけだった。
「幽霊、出て行ったのかな。あいつ、世間知らずなとこあるから悪いやつにつかまってないだろうな」
俺は心配でいてもたってもいられなくなって家を飛び出した。





49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:18:02.44 ID:Qn9TbvFq0
最初の角を曲がったとこだ。幽霊がほてほてとこっちに歩いてきてる。
「あ~俺さん、ちょっと帰ってくるのはやいよ。驚かそうと思ったのにぃ」
幽霊の手にはサボテンの鉢があった。以前俺が何気に言った部屋に緑が欲しいなぁという一言を覚えていたのだ。





50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:19:06.90 ID:Qn9TbvFq0
「かわいいでしょう?このサボテン君」
「ばかやろっ、急にいなくなるから心配したじゃないかよ」
「え?俺さん、私を心配してくれたの?えへへー嬉しいな」

(あ・・・こいつのこと都合のいいセフレだと思ってたのに・・俺・・こいつのこと・・・)





52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:23:35.98 ID:Qn9TbvFq0
その夜、俺は眠れなかった。隣ですやすやねむっている幽霊はたしかにかわいい。
でもこいつは幽霊なんだ。幽霊に恋するなんてありえねぇ。





54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:24:35.04 ID:Qn9TbvFq0
次の日から、俺は幽霊に冷たく当たった。そうすることで自分の感情を殺そうと思った。
「こんなまずい飯食わすんじゃねーよ」
「はやくしゃぶれ、このへたくそ」




55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:25:07.69 ID:Qn9TbvFq0
心ない言葉を浴びせられても幽霊は
「俺さん、ごめんね・・」
と言うだけだった。その健気さが余計に俺をイラ立たせた。





57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/12(金) 23:25:27.84 ID:1UJaRVk00
>>54
いやああああああ




58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:25:46.40 ID:Qn9TbvFq0
そうやって数日が過ぎた。
夜、3時頃目が覚めると隣に寝ているはずの幽霊がいない。
しかし、トイレから電気と鼻をすする音が漏れてきていた。





59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:26:31.01 ID:Qn9TbvFq0
「俺さん・・どうして・・・」
幽霊は俺の前で気丈に振舞っていたが本当は毎晩こうやって泣いていたのだ。
そして朝にはなにもなかったようにまた笑顔で朝ごはんを用意して・・・





60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:29:57.12 ID:Qn9TbvFq0
俺は取り返しのつかないことをしてしまったのではという恐怖に襲われた。
と同時にトイレの扉を開け、幽霊を抱きしめた。




61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(コネチカット州):2008/09/12(金) 23:30:11.23 ID:l18YgXrCO
・゜・(ノД`)・゜・。




62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:30:28.35 ID:Qn9TbvFq0
「ごめん、ごめんな・・俺、自分の気持ちを認めたくなくて・・」
「・・・・俺さん?」





63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:30:59.77 ID:Qn9TbvFq0
「でももう正直になるよ、俺はお前が好きだよ。ずっと俺の側にいてくれ」
「・・・・・・・・・・ううっ・・・・うえ~~~~ん」
その夜幽霊は泣きつかれて寝てしまった。俺は幸せを感じながらいろんなことを考えてた。
俺たちは強く抱き合ったまま朝を迎えた。





64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(ネブラスカ州):2008/09/12(金) 23:32:48.49 ID:4U825Zg/O
(´Д`)




66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:34:43.20 ID:Qn9TbvFq0
5時になると幽霊は目をさました。
「なぁ、仕事までまだ時間あるし、今からやろっか」
「え~」幽霊はほんの一瞬寂しげな表情をしたがすぐに承諾してくれた。





67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(コネチカット州):2008/09/12(金) 23:37:20.82 ID:l18YgXrCO
さよならフラグ




68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:38:10.57 ID:Qn9TbvFq0
俺は幽霊を強く強く愛した。幽霊はやさしく俺をさわりつづけた。
「今日は愛をこめてセックスするよ」
「もう、何言ってんのよ、俺さん」





69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:38:43.72 ID:Qn9TbvFq0
俺たちは心も体も一つになって一緒にイッた。本当に素晴らしい時間だった。
そしてこれからこんな時間がずっと続くと思っていた。俺だけは。





70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(ネブラスカ州):2008/09/12(金) 23:39:10.13 ID:4U825Zg/O
うわあああああああああ




71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(dion軍):2008/09/12(金) 23:40:16.92 ID:UJZilFx+0
(´;ω;`)




72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:43:13.33 ID:Qn9TbvFq0
30分ほど寝てしまっていた。まどろむ瞳に朝の光がつきささる。
・・・俺はあることに気付いた。幽霊の手がとても冷たい。





73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:43:52.81 ID:Qn9TbvFq0
隣を見ると幽霊の色彩が薄くなっている。
「ごめんね、俺さん。私のお願いは俺さんとのえっちに満足することだったの」
幽霊は、淡々と、しかし深い悲しみを漂わせながらしゃべり続けた。





74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:46:36.59 ID:Qn9TbvFq0
「だからね、俺さん。俺さんが愛してくれたさっきのえっちは本当に気持ちよくて、私すごく幸せだったの。お願いが叶えられたら幽霊は成仏しないといけないんだよ?」




77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:50:08.08 ID:Qn9TbvFq0
そう言うと幽霊はにっこり笑った。
あぁ、この表情だ。俺はこの笑顔を見ることで毎日がんばってきたんだ。
俺が大好きなこの笑顔が、今はもう朝日に溶けかけている。





78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:50:40.47 ID:Qn9TbvFq0
「そんなっ!消えるなよ!!消えるな!!正直になった瞬間こんなの・・・冗談じゃねぇよ!!!」
「泣かないで・・・俺さん。私、俺さんのおかげでたくさんあったかい思い出ができた。生きてたときの私より、笑顔がいっぱいの私だった。ねぇ・・俺さんのおかげなんだよ?」





79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:54:01.51 ID:Qn9TbvFq0
「でも・・・!!これからお前と幸せになりたくて、お前を大切にしようと思って、名前考えたのに・・・これからその名前をいっぱいいっぱい呼んでやろうと思ったのに!!」
「ほんとぉに?うれしい!!ねえ、俺さん。名前で呼んで、俺さんが考えてくれた名前で」





80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:56:31.41 ID:Qn9TbvFq0
幽霊はもうほとんど消えていた。消える。受け入れがたい現実に、俺は叫ぶしかなかった。
俺が考えた名前、「夢子」と。





81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:57:05.39 ID:Qn9TbvFq0
夢子は消えた。
でも俺が叫んだ瞬間のあいつの表情は忘れない、全てを受け入れた穏やかな笑顔。
夢子は本当に俺に夢をくれた。





82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東京都):2008/09/12(金) 23:57:16.46 ID:OiNg/sb30
>>80
もうちょっとかわいい名前付けてあげればいいのにwwwwwwwwww




85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(京都府):2008/09/12(金) 23:58:18.71 ID:ilRFXWHa0
アニメの鬼太郎に出てきそうな名前だ




83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:57:47.31 ID:Qn9TbvFq0
「生まれ変わったらまた会おうね、絶対会おうね」
あいつの最後の言葉で俺は決意した、二度と行かないと誓った大学に行こう、と。





84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(コネチカット州):2008/09/12(金) 23:58:15.53 ID:TEGXcLn2O
えんだああああああい




86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/12(金) 23:58:52.24 ID:Qn9TbvFq0
20年後、4月。
俺は高校の教師になっていた。新しいクラスとの初顔合わせは何年この仕事をやってても緊張する。
俺は、一人ひとりと会話するように、新しいメンバーの出席をとった。





88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/12(金) 23:59:25.12 ID:1UJaRVk00
>>86
ゆめこおおおおおおキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!




90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/13(土) 00:00:16.08 ID:2nxH0jom0
「・・・・!」「はい」
「・・・・!」「ハーイ」
次の名前、何度も何度も心の中で繰り返してきたその名前を、俺は20年ぶりに声に出した。





92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/13(土) 00:01:21.00 ID:tDHPiQt80
「葛城夢子!」「はぁい」

(おかえり、夢子)
ここからまた新しい俺たちの生活が始まる。夢子がくれたサボテンはその夏、花をつけた。





93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/13(土) 00:01:53.97 ID:tDHPiQt80
おしまい




94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(岡山県):2008/09/13(土) 00:02:08.14 ID:W6GTyMNn0





95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(静岡県):2008/09/13(土) 00:02:15.38 ID:YCRpre9y0

正直に言おう。つまらなかったと








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この記事へのコメント
雰囲気に騙されてたけど、スレ95で目が覚めた
2008/09/13(土) 15:12:15 | No.1044 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
ありがとう>>95
僕は洗脳されかけていたようだ
2008/09/13(土) 18:56:08 | No.1046 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
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