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数年前に書いたファンタジー小説うpするから見ろww
1 名前:1:2008/05/10(土) 01:48:05.23 ID:nVSeVzc40
数年前の趣味が小説を書く事だったんだが、
中2病にかかっていて今見たら凄く笑えたんでうpするから見てくれ。
普段VIPには全く来ない俺だが、VIPの速さならいけると思うんだ。
あの時の俺は浪人してて頭がおかしくなってたんだと思うw






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ブログパーツ 数年前に書いたファンタジー小説うpするから見ろww
4 名前:1:2008/05/10(土) 01:53:17.30 ID:nVSeVzc40
なお、今見たら明らかに文章がおかしい所があるが、
直すのが面倒なのと、笑えるのであえて直さないのでその辺よろしく。


世界中は魔物で溢れていた。
人々は魔物の影に怯え
王国ソルではその状況を打破すべく騎士団をたちあげた。
ある日の事、王国ソルへ五人の魔人がやってくる。
五人の魔人は5つの剣を国王に渡した。
5つの剣は強い力を持ち魔物はその剣を恐れた。
国王は騎士団の中での実力者の5人にその剣を渡し
5人を中心に騎士団は力をつけて
世界は平和になっていく。
数十年後
事件は起こった。
3人の実力者が3つの魔人の剣と共に行方をくらまし
2人の実力者が死体となって発見され
王国ソルは5人の実力者と3つの武器を失ってしまい
世界には再び魔物が増殖していく
国王は2つの武器を新しい2人の実力者に渡し何とか世界を魔物の手から守っていく。
この物語はそれから100年後の話







5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 01:53:38.78 ID:w/1XIDPtO
眠いから神速でな






6 名前:1:2008/05/10(土) 01:55:57.82 ID:nVSeVzc40
>>5
まかせろ

トントン
誰かがノックをしてきた。その音で目がさめる。
「ん・・・・。どうぞ。」
ガチャ
「失礼します。クレイン様、国王からお呼びがかかってます。至急国王の私室に来る様に。との事です」
「・・・・わかった。すぐ行く。今起きたばっかりなのにまた任務かな。しょうがない行ってみよう。」
国王の私室
クレイン「Aクラスクレイン。ただ今参りました。」
国王「おう、クレインか。実はお前に頼みたい任務があってな。」
クレイン「俺に頼みたい任務?」







7 名前:1:2008/05/10(土) 01:56:28.37 ID:nVSeVzc40
国王「うむ。今回は北の森に住む人からの依頼だ。
北の森は知ってるだろうがトロルの出現地である。
最初はおとなしかったトロルも最近では、活動が活発になりついに昨日、近くの村の娘が一人さらわれたらしい。
トロルは凶暴な魔物だ。村人では戦えん。だから、
この騎士団『ソルシエール』に依頼が来たわけだ。空いているのはお前だけじゃないんだが・・・クレイン行ってくれるな?」
クレイン「はい。大丈夫です。」
国王「おお!よかった。では、もう用意は玄関にしてある。今すぐ頼む」
クレイン「用意?」
国王「そうだ。トロル相手ならお前でも、そう簡単にいかんだろう?数週間はかかると思うぞ。その用意を・・」
クレイン「必要ありません。夜には帰って来るので。では、失礼します。」
国王「おい。クレイン!北の森はここから片道2時間はかかるんだぞ。トロルもそんなに簡単じゃ・・行きおったか。レグナよ。クレインはああ言ってるが大丈夫だろうか?」
レグナ「クレインなら心配ありません。それに、トロル如きで、てこずるAクラスにSクラスには永久になれません。」
国王「そうか。騎士団『ソルシール』隊長のSクラスのお前がいうなら間違いないだろうな。」






8 名前:1:2008/05/10(土) 01:57:28.47 ID:nVSeVzc40
~北の森の近く~

クレイン「ふう・・・。思ったりよりかかったな。まず村の人にトロルの住んでる所でも聞くか。」
「おいあんた。ひょっとして騎士団の人か?」
近くの村に行くと男が不思議そうに声をかけてきた。
クレイン「ああ。騎士団だ。ちょうどよかった。トロルの住んでる所。またはよく出る所でもいい。教えてくれ。」
『騎士団』の言葉に人が集まってきた。
「騎士団って・・一人じゃないか」
「やっぱり依頼金も少なかったしこんな村にはあまり大勢で来てくれないのかねぇ。」
「ふざけやがって・・・。だから俺は騎士団なんか反対だったんだ」
クレイン「聞こえてるのか!誰かトロルの出現場所を教えてくれ!」
群集をかき分けて老人がやってきた。
老人「失礼しました。
私はこの村の村長をやっています。トロルの事は長年この村に住む私が一番知っています。」
クレイン「そうか。じゃあ場所を教えてくれ」






10 名前:1:2008/05/10(土) 01:58:06.75 ID:nVSeVzc40
老人「え?あ、あのー。失礼とは思いますがトロルは強い魔物です。あなた一人では無理では・・・」
クレイン「俺はAランクだ。一人で十分だ。それに集団での戦いはあまり好きじゃないしな。」
老人「Aランク・・・?あのそれは?」
クレイン「・・・。・・・騎士団には強さ別にランクがある。
Sに一番強い兵士を1人。Aに次に強い兵士を3人。Cに次に強い兵士が5人。こんな感じでな。だから俺一人で十分だ」
老人「すると、騎士団で2番目のランクの方がわざわざこんな村に・・・」
クレイン「そうだ。暗くなると魔物は凶暴化する。時間が惜しい。早く場所を。」
老人「失礼しました!!トロルは北の森のさらに奥の洞窟にすんでいます。だから村の娘もそこにいるはずです。」
クレイン「そうか・・それじゃあ、1時間後娘を連れてまた来る」
老人「一時間!わ、わかりました。」
「一時間だってよ」「無理に決まってるだろ?」
「でもAランクだそうだぞ。」「Aランクってそんなもの本当にあるのか?実際それ自体うそ臭いぞ。」
老人「こ・・これ!お前達はさっさと仕事にもどらんか!」







12 名前:1:2008/05/10(土) 01:59:25.30 ID:nVSeVzc40
~トロルの洞窟~
クレイン「ここがトロルの住処の洞窟か。さっさと終わらせるか。」
洞窟からトロルが出てきた。
「おまえあにをやっでる!」
クレイン「村娘を返せ」
「だれが、がえずがあれは生贄だぁ~」
クレイン「・・・生贄?」(どういう事だ?トロルは生贄なんかとらない。別の存在が・・・いる?)
「うがぁぁあぁあああーーーー」
トロルが襲ってきた。
トロルの力任せの攻撃を軽くかわすクレイン。
バキッ ギギギギギギ
トロルの攻撃でクレインの後ろの木が倒れた。
クレイン「攻撃力は中々だ。だが、スピードは最悪だな。それじゃあ当たらない。」
「うるぜぇー。しねぇえええ」
クレイン「ニヤ・・・」
~村~
「なあ、騎士団の奴のこと気にならないか?俺達でちょっと見に行かないか?」
「あいつはトロルの住処に行くんだよ?途中でトロルに見つかったらどうするんだよ。」
「なんだよお前。もしかして、見に行くだけでビビってるのか?」
「な!わかったよ。そんなに言うんなら行って見ようぜ」







13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 01:59:30.20 ID:BtmoAAPfO
ちょwww 
人間失格www






14 名前:1:2008/05/10(土) 02:00:28.88 ID:nVSeVzc40
「おーい。ライナー早く来いよー。お前の様に警戒してるとトロルの住処に着く頃には夜になってるぞ~!ビビってるの・・・うわ!」
ドテッ 男の子は何かに躓き転んだ。
「おいおいラキ。大丈夫か?お前こそビビって気が動転してるんじゃないのか?」
ラキ「ち・・違う何かに躓い・・・うわぁー!!」
ライナー「どうかしたのか?う・・・うわ・・・」
そこにはトロルの死体があった。
体には深い切り傷があった。
ラキ「お・・おい。これってもしかしてあの騎士団の奴が・・・?」
ライナー「そうだろう。村にはこんな事できる人いないしね。もしかしてあの人やってくれるんじゃないか?」
ラキ「うん。ともかくもう少し先まで行って見ようぜ。」
森の奥へと入っていくラキとライナー。トロルの住処の洞窟に近付くにつれてトロルの死体は多くあった。
ライナー「あの騎士団の人、どれくらい強いか分かんないけどヤバイんじゃない?」
ラキ「え?なんで?」
ライナー「さっきからトロルの住処に近付く程トロルの死体が増えていってる。」
ラキ「それがどうかしたのか?」
ライナー「まだ洞窟まで結構、距離があるのにこんなに死体があるなら洞窟の前あたりでは、相当な数のトロルが出るってことだよ。」
ラキ「あ・・・確かに」







16 名前:1:2008/05/10(土) 02:02:35.13 ID:nVSeVzc40
あ、ちなみに、キャラクター名は、考えるのが面倒だったらしく、
漫画、ゲームからとってたみたい。その辺把握よろしく。


森の奥へと進んでいくラキとライナー。
ライナー「すごい死体だ。
これ全部トロルか・・・」
ラキ「ライナーいたぞ!見ろよあれ!」
ライナ-「ん?・・・あ!」
クレインの姿を見つけたラキとライナー。クレインの先には二匹のトロルがいた。近くの草に隠れて様子を見るラキとライナー。
ラキ「一匹のトロルは他のトロルより少し大きいな。」
ライナー「たぶん。ボスじゃないのか?魔物の世界って強い奴がボスだし。」
ラキ「なんか話してるみたいだぞ。何話してるんだろ。もうちょっと近付いてみよう」
ライナー「おい。ラキ!」
~トロルの洞窟前~
クレイン「残りはお前達だけだ。」
トロル「くぞっ。ボズ!このままだど全滅じでしまいまず。」
ボストロル「はぁはぁ・・・。もう我々二人か・・。ぜ・・全滅するわけにはいかん。人間よ。見逃してはくれないだろうか?」
剣を鞘に収めるクレイン。
クレイン「村娘を返す。今後一切、村を襲わない。そして生贄の意味を教えろ。その3つで見逃してやる」
ボストロル「それは、どれもできん。生贄については我々下の者が他言できるものではない。それに、我々も良く知らない。そして生贄には村のあの娘が必要なんだ!」
クレインは鞘から剣を抜きトロル達の方へ構えた。
クレイン「・・・ではお前達は死ぬしかないな。」







17 名前:1:2008/05/10(土) 02:03:51.70 ID:nVSeVzc40
トロル「ぞう簡単に死ぬかぁ!!」
ボストロル「待て!お前は洞窟へ入り娘を連れて逃げろ!我々一族の血を絶やすな!」
トロル「でも!ボズ!」
ボストロル「早く!」
トロル「・・・あい。」
トロルは洞窟の方へ走っていった。
クレイン「はは。逃げ足は速いじゃないか。」
ボストロル「ここは通さん!いくぞ!」 
ブンッ ブンッ
もの凄い勢いで両腕を振り回すボストロル。クレインは寸前の所でかわす。
クレイン「お前達トロルは、力に頼りすぎる。それじゃあ、ただ疲れるだけだ。」
ライナー「いけない!」
草陰に隠れていたライナーが立ち上がる。
ラキ「おい!ライナー座れ!見つかるだろ!」
ライナー「騎士団の人早くそいつを倒してください!トロルの洞窟は複雑です!早くさっき逃げたトロルを捕まえないと見失ってしまいます!」
ボストロル「あれは人間の子供・・・ちっ!」
クレイン「そういう事か。ならばさっさと終らせてもらおう。」
クレインの持っていた剣が青く光りだす
クレイン「魔人剣 10%開放!」
スバッ!
目にも止まらぬ速さでボストロルをすり抜けそのまま洞窟へ入っていくクレイン。
ボストロル「・・・・」
ズル・・・ドサッ
ラキ「うわぁ!!!」
ボストロルの上半身と下半身がずり落ちた。
ライナー「凄い。あんなに強いトロルを一瞬で・・・。」







18 名前:1:2008/05/10(土) 02:05:04.56 ID:nVSeVzc40
~数分後~
洞窟の中からクレイン村娘と戻ってきた。
クレイン「・・・なんだお前らまだいたのか?」
ラキ「あ。戻ってきた。あの・・・先に入ったトロルは?」
クレイン「殺した。ボスが死んだとわかったら襲い掛かってきたからな。」
ライナー「レナお姉ちゃん大丈夫だった?」
クレイン「外傷は無いみたいだがなにか痛い所とかあるか?」
レナ「ありがとうライナー。痛い所はありません。何もされてませんから。」
クレイン「そうか。」
レナ「あの・・本当にありがとうございました。私、ヒーラー(治癒能力者)なんですが怪我はありますか?」
クレイン「いや・・俺は大丈夫だ。それよりお前は、ヒーラー(治癒能力者)なのか?珍しいな。」
レナ「はい。私の村では代々村長の娘が治癒能力が有ります」
クレイン「そうか・・・(治癒能力。魔物の狙いはそれか?)」
ラキ「じゃあ、村に帰ろう!みんな待ってるよ!」
レナ「そうだね。心配かけてごめんね。」







19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 02:05:31.65 ID:R1nLIG9J0
何かリアルに痛いな。笑い事じゃなく。






20 名前:1:2008/05/10(土) 02:05:54.80 ID:nVSeVzc40
~村~
村長「おお!レナ!無事だったか!」
レナ「はい、お父様。心配かけてごめんなさい。」
村長「なにを言ってる!戻ってきてくれて本当に良かった・・・」
ラキ「よかったよかった。」
ゴツン!
ラキ「イテッ!」
「何が良かっただい!いなくなったと思って心配したんだよ!」
ラキ「ごめんなさい・・・。」
村長「騎士のお方。本当にありがとうございました。今日は、ぜひ村に泊まっていってください。お礼がしたいので。」
レナ「それはいいですね。私からもお願いします。」
クレイン「いや、また新しい任務があるかもしれない。今回は、もう帰らせてもらう。」
村長「そうですか・・・では、いつでもいいのでまた来てください。」
レナ「残念です・・・本当に。」
クレイン「それに・・・気になる事もあるからな。」







21 名前:1:2008/05/10(土) 02:08:41.88 ID:nVSeVzc40
~王国ソル~
クレイン「Aクラスクレインただ今戻りました」
国王「クレイン!もう戻ってきたか!やはりレグナが言う通りだ。」
クレイン「この任務はレグナさんが・・・?」
国王「そうだ私とレグナで考えた。実はお前には・・・いや、今はまだ言うまい。」
クレイン「・・・?」
国王「2時間後、会議室に来なさい。明日の任務の話がある。そこで今回の任務の事も話そう。」
クレイン「わかりました。」
私室に戻るクレイン。
コンコン
クレイン「どうぞ。」
レグナ「俺だ。やはり俺の思った通りだ。優秀だよお前は。」
クレイン「?・・・そういえば気になることが。」
レグナ「ん?なんだ?」







22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 02:09:07.29 ID:JUENx2Z30
これ完全にクレイモアです






23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 02:10:07.51 ID:xI66H6UA0
ものすごくいらいらするんだけど面白いような気がしなくもない






24 名前:1:2008/05/10(土) 02:10:36.28 ID:nVSeVzc40
クレイン「今回の任務。魔物がさらったのはヒーラーでした。俺には偶然には思いません。」
レグナ「俺がこの前受けた任務もそうだったよ。」
クレイン「やっぱり。もしかしてこれは・・・。」
レグナ「10年前のクローン事件か?」
クレイン「そうかもしれません。」
レグナ「クローンを作る事に成功した人類が、次に考えたクローン人間を1日で成人に変える実験。」
クレイン「はい。10年前、優秀な戦士が少なかった『ソルシエール』が当時のNO,1のSクラスの戦士のクローンを量産させた。しかし、クローンは人間同様、
成人するのに時間がかかる。だからヒーラーを使う。」
レグナ「よく調べたみたいだな。俺も専門じゃないから詳しくは知らないが、クローンの細胞を特殊な装置に入れて同じ様な装置にヒーラーも入れ、
そこで治癒能力を使わせて細胞の成長を速めさせる。
すると、細胞が急激に成長をして行き1日で成人すると聞いたなよくわからんが。しかし、これには問題があるらしい・・・。」
クレイン「・・・。」
レグナ「まず、ヒーラーは途中から逆に力を吸われ絶命する。さらに、成人したクローン人間は、精神が崩壊しており暴走する。精神汚染だ。」
クレイン「はい。俺の両親もそれでクローン人間に・・・。」
レグナ「・・・。・・・たぶんそれを知った魔物が強い魔物を増殖、成長させ人間を襲わせる気なんだろう。魔物に教育は必要ないからな。本能さえあればいい。」
クレイン「・・・。」
レグナ「思い出しちまったか。悪かったな。会議までまだ時間がある。少し寝てろ。後で起こしに来るから」
クレイン「・・・はい。」






25 名前:1:2008/05/10(土) 02:12:29.62 ID:nVSeVzc40
~クレインの部屋~
コンコン
クレイン「どうぞ。」
レグナ「俺だ。なんだ寝てなかったのか?」
クレイン「はい。なんだか眠れなくて。」
レグナ「そうか。じゃあ、会議室に行こう。お前にとっても重要な事を言われるぞ。」
会議室
シンク「・・・」
パージゼル「遅いぞ!クレイン!」
レグナ「ああ、もうみんな来てたか。すまんな。俺が呼びに行くのが遅かった。」
パージゼル「いや、総長はいいっすよ。だが、同じランクのクレインは許さん。」
クレイン「別に許さなくていい。」
パージゼル「なんだお前!謝る事もできないのか?」
クレイン「時間には遅れてない。お前が早く来ただけだ。」
パージゼル「なんだとーーー!」
国王「何を騒いでいる。」
クレイン「何もありません。会議を始めましょう」







26 名前:1:2008/05/10(土) 02:13:10.63 ID:nVSeVzc40
国王「・・・お前達には明日、西の国レガルザインに行って重要な任務を行ってもらう。」
シンク「・・・お前達?このグループでですか?」
パージゼル「な!SクラスのNO.1の総長とAクラスの俺達三人でですか?」
国王「そうだ。あと、Cクラスのゴウとバッツもだ。彼等にはもう話してる」
パージゼル「Cクラスの奴も・・・トップがみんな抜けたらソルシエールはこの任務の間は成り立ちませんよ!」
国王「それ程この任務は重要なのだ。失敗は許されない。この任務はな。成功させるとほとんどの魔物がいなくなるだろう。」
シンク「!」
クレイン「!」
パージゼル「な!そんな事が可能なのですか?」
国王「最低でも強い魔物は出てこなくなるだろう。」
クレイン「どういう任務なんですか?」
国王「西の国レガルザインの王女を連れて行って欲しいところがある。
重要な任務なんでな。レガルザインで詳しく聞いてくれ。」
シンク「・・・王女護送か。簡単そうだ。」
国王「ああ、だが絶対に失敗はならん。会議はこれで終わりだ。」







27 名前:1:2008/05/10(土) 02:14:41.79 ID:nVSeVzc40
レグナ「俺が話してもいいでしょうか?」
国王「そうだな。お前が決めた事だ。お前が言った方がいいかもな。」
クレイン「・・・。」
レグナ「クレインにはこの任務が終わったらSクラスに入ってもらう。」
クレイン「!」
シンク「!」
パージゼル「な・・なんですとぉ~。」
レグナ「俺は騎士団を辞める。まあ、辞めると言っても騎士団にこないわけじゃなく。
騎士団の底上げをする為、下のクラスの奴らに戦闘のいろはを教える先生をやったり、
用兵(兵の動かし方)を学んだりしたい。」
パージゼル「そ・・そんな!騎士団ソルシエールで一番強い人がNO,1のSクラスと決まってるじゃないですか!
レグナさんが一番なのになんでクレインが・・・」
レグナ「そうかな?クレインは急激に成長している。任務の度に強くなっている。
今日だって北の森のトロル討伐を半日で終わらせてる。」
パージゼル「北の森のトロルを半日・・・。」
シンク「へぇ・・。行くだけでも数時間はかかるのにね。」
クレイン「じゃあ、俺を確かめる為にトロル討伐の任務を?」
国王「そうだ。レグナは信用してたが私が心配でな。だが、お前はレグナの言う通り確かにSクラスの強さはある。」
シンク「・・・だからって総長より強いって事はわからないでしょう?大体、今回の任務で最低でも強い魔物がいなくなるなら騎士団の底上げなど不要です。」
パージゼル「そ・・そうだ!その通りだ。」
レグナ「今は大丈夫でも何十年何百年後には、新たな魔物が出てくるかもしれない。底上げしといて間違いはないよ。国のために絶対必要だと思う。俺の最後のSクラスでのわがままだ。頼む。」
クレイン「俺がSクラス・・・。」
シンク「・・・。」
国王「話はここまでだ。明日は重要任務だ。みんな部屋に入って戻るように。」
パージゼル「み・・認めねえ。俺は絶対認めねぇ!」







28 名前:1:2008/05/10(土) 02:17:07.50 ID:nVSeVzc40
~クレインの私室~
レグナ「クレイン。ちょっといいか?」
クレイン「レグナさんですか?どうぞ。」
ガチャ
レグナ「ビックリしただろ?突然Sランクだなんて。」
クレイン「最初はビックリしたんですが・・・」
レグナ「なんだ?嬉しくないのか?」
クレイン「俺の目標はレグナさんを強さで超える事です。Sクラスになる事じゃない。なんかそれが曖昧に終わったみたいで・・・」
レグナ「お前はなんでそんなに強くなりたいんだ?」
クレイン「・・・。」
レグナ「言えないのか元々たいした理由じゃないかわからないが、おそらくそれだけのじゃ俺を超えられない。」
クレイン「どういう事ですか?」
レグナ「強い人にはいろいろ強さの信念があるんだろうが、俺の信念は自分の命より守りたいものができた時、人は強くなれるんだと思う。」
クレイン「自分の命より・・・?」
レグナ「そうだ。守るべきものがあれば人は命をかけられる。命をかけた物ほど強い者はいない。」
クレイン「・・・俺はそんな事思いません。生きてるからこそ守りたいと思うんじゃないんですか?死ねばそこでその思いも終わりですよ。」
レグナ「そうかもな。でも、お前もきっと分かるはずだ。自分の命をかけても守りたいものができればな。」
クレイン「そういえば、レグナさんの守りたいものってなんですか?」
レグナ「国だ。俺はこの生まれ育った国を守りたい。もっと大きな国にしたいし、どのモンスターにも負けない騎士団を作りたい。」
クレイン「国ですか。俺はてっきり誰か人かと・・。」
レグナ「ははは。俺も可愛い子が現れてくれたら国じゃなくてその人になるかもな。」
クレイン「・・・。」
レグナ「クレインよ強くなれ。俺よりも誰よりも負けない戦士になれ。そしてできれば、お前の守りたいものが国だったら良いんだがな。」
クレイン「国ですか。」
レグナ「そうだ。俺の理想は俺とお前で今の倍以上国を大きくする事だ。俺とお前なら必ずできるはずだ。」
クレイン「・・・はい。」
レグナ「ふう。もう寝たほうがいいな。明日は早い。」
クレイン「・・・おやすみなさい。」







29 名前:1:2008/05/10(土) 02:19:25.35 ID:nVSeVzc40
今更だが、あまりの痛さにくじけそうだ・・・。


~次の日~
レグナ「みんなそろったな。では、行こうか。」
ゴウ「レグナさんやAクラスの皆さんと同じ任務を受けられるなんて光栄です。」
バッツ「だよね。僕もそう思う。」
シンク「・・・足引っ張るなよ。」
ゴウ&バッツ「は・・・はい!」
ゴウ「おい。俺、今返事もらったぜ。」
バッツ「今のは僕にでしょう?」
パージゼル「そういえば、王女ってどんな人なんだ?知ってるか?」
ゴウ「いや・・全然。」
バッツ「全く。」
ゴウ「おい。俺に話をふってもらえたぜ」
バッツ「だから、僕にでしょう?」
パージゼル「・・・。・・・レグナさんは何か知ってますか?」
レグナ「うん。良くは俺も知らないな。どんな人なんだろうな。」
パージゼル「可愛い人だったら護衛のしがいがあるんだけどな。何歳ぐらいか知ってます?」
レグナ「王にもらった資料には40歳でまだ結婚してないそうだ。」
パージゼル「40かよ。さすがにそんな上はなぁー。結婚してないとか相当ブスなのかな?」
クレイン「そんなくだらない理由で王女が結婚しないわけないだろ。」
パージゼル「う・・うるさい!わかんねーだろ。見ただけで気分悪くなる奴かも知れねーだろうが。見た人みんな吐き気がしたり。」
シンク「・・・そんな奴はいない。」
レグナ「まあ、なんにしても謎が多い姫君って感じだな。」
パージゼル「なんかさー。40の人に姫ってなんか言いにくいし、イメージわかねーよな。」







30 名前:1:2008/05/10(土) 02:21:59.32 ID:nVSeVzc40
~王国レガルザイン~
ゴウ「ここがレガルザインか。綺麗な所ですね。観光客とか多そうだ。俺好きだなーこの国の雰囲気。」
レグナ「そうだな。噴水とか綺麗だな。王国ソルもこんな特別に美しい所があればもっと栄えるかもしれないけどなぁ。」
バッツ「兵士の国ソルに観光は似合いませんがね。」
レグナ「そうだな。ははは。」
ドンッ!
女の子とぶつかるクレイン
クレイン「うわっ・・・大丈夫か?余所見をしてたゴメン。」
女の子「痛いたた・・あやまんなさいよ!」
クレイン「・・・ゴメン。(謝ったよな?)」
女の子「ふんっ!次からは気をつけなさいよ。」
女の子は去っていった。
レグナ「災難だったなクレイン。」
パージゼル「いやー、ゴウの言う通りいい雰囲気の町だなー。」
クレイン「・・・。」
シンク「・・・さっさと国王に会わないか?」
レグナ「そうだな。もうさっきみたいな事に合いたくないしなクレイン。」
クレイン「・・・。」
~王国レガルザイン会議室~
国王「よく来てくれたな待ってたぞ。来ていきなりすまないが明日にでも任務を行って欲しい。」
レグナ「王様、私達は詳しく任務の事を聞かされていません。詳しく説明をお願いします。」
国王「そうだな。我が娘フローラ姫をここからずっと南にある・・・そういえばフローラはどうした?」
兵士「その・・・また外へ出かけたみたいで。」
国王「まったくあいつも王女としてのもう少し落ちついて欲しいものだ。」
パージゼル「・・・40になって落ちつき無いとかどんな王女だよ。」







31 名前:1:2008/05/10(土) 02:24:09.79 ID:nVSeVzc40
ガチャ
兵士「王様大変です!」
王国「なんだ?今大事な話の途中だぞ。」
兵士「それが・・・ガーゴイルの軍団が我が国へ攻めて来ました!!」
王国「なんだと!今すぐ兵を向かわせろ!」
レグナ「王様。ガーゴイルは中級クラスのモンスターで一般の兵士では少しきついと思います。俺達が任せてください。」
王様「おお。そうか!そうだなじゃあ、宜しく頼む。それとすまんがフローラも探してくれないか?町に行ってると思うから少し不安だ。」
レグナ「はい。お任せください。いくぞ!みんな!」
レグナ「まず、実戦経験の少ないゴウとバッツは2人一組でペアを組んでこの城の周りを守れ!」
ゴウ&バッツ「は・・はい!」

レグナ「俺達4人はこの国の入り口の門に向かうぞ!俺は俺達が入ってきた東の門に行くからパージゼルは西の門へクレインは北シンクは南の門へ向かえ!」
クレイン「わかりました。」
シンク「・・・了解。」
パージゼル「よっしゃあ!あばれるぜ!」
レグナ「途中に魔物がいたらちゃんと倒すんだぞ。なるべくゴウとバッツの所へ魔物が行かない様にするぞ!」







32 名前:1:2008/05/10(土) 02:25:58.21 ID:nVSeVzc40
~北の門~
クレイン「こっちの門は少ないな。お前だけか。」
ガーゴイル「グギャ!グギャ!」
クレイン「せや!」
ブンッ!
剣をふるクレインしかしガーゴイルはそれをそれに飛んで回避する。
クレイン「ちっ・・・。ガーゴイルはトロルと同じ中級モンスターだが、空を飛ぶだけこっちの方が厄介だな。」
ガーゴイル「ギャア!」
ガキンッ!
ガーゴイルの鋭い足の爪での攻撃をクレインは剣で受け止めた。
クレイン「くっ・・・面倒だな。さっさとかたずけるか。魔人剣 10%開放!」
クレインの持っていた剣が青く光りだす
ガーゴイル「グッ?ギャギャ!!」
再び飛び立とうとするガーゴイル。
クレイン「逃がすか!」
ドシャ! 
ガーゴイル「グギャアアアアアアーーーー」
両腕が吹っ飛ぶガーゴイル。
クレイン「・・・今楽にしてやる」
ブスッ
クレインはガーゴイルの胸に剣をさす
ガーゴイル「グッ。・・・。」
クレイン「ふう。大体かたずけたかな?・・・ん?」
クレインの少し先で女の子がガーゴイルに襲われていた。
ガーゴイル「ギャ!ギャ!」
女の子「ちょっと!近付かないでよ!この!」
ブンッブンッ
女の子は持っていた木の棒を振り回す







33 名前:1:2008/05/10(土) 02:26:26.76 ID:nVSeVzc40
ガーゴイル「ギャア!ギャア!」
バキッ!!
木の棒を鋭い爪で壊したガーゴイル
女の子「あ。やば・・・。」
ガーゴイル「グギャギャ」
女の子「!」
グサッ!
ガーゴイル「グギャアアアーー」
バサッ!バサッ!
ガーゴイルは背中を切られたが致命傷にはならず再び空を飛んだ。
クレイン「今ので決めれなかったか。」
ガーゴイル「グキャ。グギャ。」
クレイン「どうせ急降下して足の爪で攻撃してくるんだろ?おまえ達はワンパターンなんだよ。」
ガーゴイル「ギャオオオオオオ!」
クレイン「今だ!」
ズバッ!
クレインはガーゴイルの攻撃を避けてそのまま攻撃した。
ガーゴイル「ググググググ・・・。」
腹部を貫かれたガーゴイルはそのまま絶命した。







34 名前:1:2008/05/10(土) 02:27:37.43 ID:nVSeVzc40
クレイン「大丈夫か?」
女の子「うん。大丈夫・・・あ!あんた!」
クレイン「お前はたしかさっき噴水の所で会った?」
女の子「何でもっと早く助けなかったのよ!」
クレイン「いや。気付いたのさっきだったし。」
女の子「まさか・・・さっきの事を根に持って・・・自分が悪いくせに!」
クレイン「別に根に持ってないよ。ていうかさっき噴水でぶつかった時そっちだって余所見してたんだろ?」
女の子「なに?私のせいにするの?最低!」
クレイン「・・・。(こりゃあ、何も言わない方がいいな。)」
女の子「何よ!その目は。」
クレイン「いや・・怪我は無いか?」
女の子「え?・・・ひ・・人の体をジロジロみないでよ!いやらしい。」
クレイン「・・・フローラ姫じゃないよな?」
女の子「え!?わ・・私はフローラ姫じゃないわ。リイタって名前よ。」
クレイン「そりゃあ、そうだよな。40歳って聞いし。どう見ても10代だもんな。」
リイタ「・・・ところで私はこの国の外に出たいんだけど外まで連れてってくれない?」
クレイン「悪いが無理だな。任務中だしまだ、ガーゴイルがこの辺にいるかもしれないしフローラ姫も探さなければならない。」
リイタ「そ・・そう。それならいいわ。じゃあ、さようなら。」
クレイン「今はとりあえず家に帰るか。城に非難させてもらった方がいいぞ。送るからきなよ。」
リイタ「いや。一人でいくからいいわ。」
クレイン「さっきみたいにまた魔物に襲われたらどうすんだよ。」
リイタ「・・・心配なの?」
クレイン「そりゃあ、死ぬかもしれないならな。」
リイタ「ふ・・・。ふーん。」
そこへ城の兵士が走ってきた。
兵士「はぁはぁ。フローラ様!探しましたよ。」
リイタ「・・・。」
クレイン「え?」







35 名前:1:2008/05/10(土) 02:28:51.40 ID:nVSeVzc40
すまん。この続きは別のHDDに入れてるみたいだ。
探してくるので、保守しといてくれ。
たぶん、3~5分くらい。






36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 02:31:25.95 ID:5Xfea3r1O
くそ……意外と面白いな









37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 02:34:30.78 ID:QMtdEs/Q0
最初からここまで1分で読んだ俺が来ましたよ






38 名前:1:2008/05/10(土) 02:38:34.35 ID:nVSeVzc40
あるにはあったが、何故かこれも途中までしかない。
押入れにあるHDDにまとめてデータ移した記憶があるからとりあえず
あったぶんだけ全部うpして探してみる。



兵士「まったく。こんな時に城から外に出るなんて探す方の身にもなってください。心配したんですよ。」
リイタ「ごめんなさい。」
クレイン「え?フローラ姫?」
兵士「あ。これは騎士団のお方ガーゴイルはおかげ様でもうみんな逃げたようです。そうです。この女性がフローラ様です。」
クレイン「あ・・そうなんだ。」
兵士「さあ、戻りますよ。」
リイタ「はい。」
クレイン「ところでリイタって?」
リイタ「それは、フローラって知られたくなかったから・・・。」
クレイン「じゃあ、リイタじゃなくてフローラ姫だったんだな。」
リイタ「うん。そうなんだ。ごめん・・・ね。」
クレイン「ま。とにかく城に戻ろう。」







39 名前:1:2008/05/10(土) 02:39:21.95 ID:nVSeVzc40
~王国レガルザイン城~
レグナ「おうクレイン戻ったか。」
ゴウ「皆さんのおかげでこっちの城には一匹もモンスターが来ませんでしたよ。」
バッツ「うん。かなり暇だったね。」
パージゼル「相変わらず遅いぞクレイン!」
シンク「・・・。」
レグナ「ところで、王女が見つかったとか?」
パージゼル「クソッ。クレインがみつけたか・・・。ところでどこにいるの王女?」
フローラ姫(リイタ)「・・・。」
クレイン「彼女がそうだ。」
パージゼル「へ?そんな馬鹿な?たしか40歳って。」
国王「おお。さすがに騎士団は仕事が早いな。」
フローラ姫「お父様。今、戻りました。」
国王「うむ。騎士団の方々。夕食をご馳走いたしましょう。その席で任務の事を話したい。」
レグナ「そうですか。ありがとうござます。それでは、お腹も減ってきた事ですしぜひお願いします。」
パージゼル「話がわかる国王だぜ。」
国王「では、応接室へ行きましょう。フローラお前も来なさい。」
フローラ姫「はい・・・。」







40 名前:1:2008/05/10(土) 02:40:35.13 ID:nVSeVzc40
~応接間~
パージゼル「うわぁすげぇ!これ全部俺達のために用意したんだ!」
レグナ「おい、パージゼル。」
国王「ははは。良いではないですか。明日の任務のために今日はゆっくり休んで力をためてください。」
レグナ「はい。ありがとうございます。」
国王「それに・・・我々にとっても今日は重要な日です。」
クレイン「・・・我々にとっても?」
国王「あ。いや、こっちの事です。そういえばまだ、妻の王妃を紹介してませんでしたな。こちらが我が国の王妃であり我妻です。」
王妃「皆様。今日はわざわざ遠いところからありがとうございます。」
レグナ「いやいや、それもまた任務です。」
王妃「あの!・・・この任務は成功させてください!お願いします!」
国王「おい!お前・・」
レグナ「お任せください。今回のチームは騎士団「ソルシール」でも特に優秀な人物を集めています。失敗はありえません。」
王妃「そうですか・・・。それを聞いて安心しました。」
国王「ふう。そういえば、まだ任務について話してませんでしたな。フローラを連れてきなさい。」
兵士「はい!」
ゴウ「それにしても凄い料理だな。」
バッツ「うん。明日は本当にがんばれそうだ。」
レグナ「・・・。(国王がさっき言った。『我々にとっても重要な日』それにフローラ姫のあの外見。どう見ても16~19歳。この国なにか秘密があるな。」
兵士「フローラ様!それでは困ります!」
フローラ「いいじゃない!私がいなくても話はできるでしょ!」
シンク「?」
ガチャ!
国王「どうしたのだフローラ。お前もこちらに来て食べなさい。」







41 名前:1:2008/05/10(土) 02:43:10.72 ID:nVSeVzc40
フローラ「お父様。私、食事はいいですのでちょっと外へ散歩に行かせてください。」
国王「駄目だ。騎士団の方に任務の説明をしなければならない。こっちに来て座りなさい。」
王妃「良いじゃないですか。今日ぐらいは。」
国王「しかしだな。もうそろそろ暗くなるし・・」
フローラ「では、騎士団の方を一緒にお供につけてもらいます。」
国王「騎士団の方々には今から任務の説明をしなければならない。それに勝手にそんな事・・」
レグナ「構いませんよ。他の者が後で任務の内容を伝えるので。」
フローラ「では、そこの貴方、ついて来て。」
クレイン「・・・。ん?俺か?」
レグナ「クレインよろしく頼むよ。」
フローラ「では失礼します。」
ガチャン
パージゼル「クレインは今日は災難続きだな。しかし、とても40歳には見えないなー。」
バッツ「パージゼルさん。国王の前でそういう事は。」
国王「すいません。王女への教育がなってなくて。」
レグナ「いえ。あの、それより任務の方を。」
国王「あ、そうですな。それでは今回の任務を説明します。」







42 名前:1:2008/05/10(土) 02:44:33.34 ID:nVSeVzc40
~北の門~
歩きながら話をするクレインとフローラ姫
クレイン「ちょっと、フローラ姫どこまで行くんすか?」
フローラ姫「ちょっと行きたい所があってね。」
クレイン「さっきそこに行こうとしたんですか?」
フローラ姫「さっき?ガーゴイルに襲われた時のこと?そうだよ。お昼は襲われたから行けなくなったかね。」
クレイン「今回の任務が終わってからじゃ駄目なんですか?」
フローラ姫「うん。しばらくは国に戻れそうにないしね・・・。」
クレイン「今回の任務そんなに時間かかるんですか?」
フローラ姫「うん。あ、でも騎士団の人は護衛するだけだから目的地までついたら任務終了だよ。」
クレイン「目的地?」
フローラ姫「うん。私も行くの初めてだからどういうところか知らないけど。ここからずっと南にあるエルドランドっていう神殿?が目的地だよ。」
クレイン「そうなんですか。そこで何をするんですか?一体、何をしたらモンスターが出なくなるんですか?」






43 名前:1:2008/05/10(土) 02:45:50.32 ID:nVSeVzc40
フローラ姫「何も聞かされてないの?目的地の場所も知らなかったみたいだけど。」
クレイン「さっきその説明を国王がしようとしたらフローラ姫が俺を外に連れ出したんじゃないですか。」
フローラ姫「あはは。ゴメンね。どうしても任務前に行きたい所があったから。」
クレイン「まあ、いいですけど。で・・そのエルドランドって所でどういう事をするんですか?」
フローラ姫「え・・とね。そ・・それはついてからのお楽しみだよ!」
クレイン「今秘密にしても明日、国王の話を聞いた他の騎士団の人に説明されると思いますよ。」
フローラ姫「うー。じゃあ、聞かないで!お願い!」
クレイン「え?聞くなって・・・。」
フローラ姫「その・・・あんまり人に知られたくないんだ。」
クレイン「まあ、聞かなくても任務に支障がないならかまいませんよ。」
フローラ姫「ありがと。あ!もうそろそろだよ。」

北の門を抜けた少し先にある森の奥に小さな小屋があった。そこにつくとニコニコした顔でフローラ姫が言った。
フローラ姫「ここだよ。ここ。」
クレイン「なんですか?この小屋は。」
フローラ姫「小屋って。失礼な。ここは秘密基地なんだよ。いや、秘密の家?秘密の部屋?かな?」
クレイン「・・・。(この人40歳だよな?)」
フローラ姫「何よ。その目は?」
クレイン「いや、別に何も・・・。」
フローラ姫「言いたい事があるなら言いなさいよ!」
クレイン「うーん。ここにどうして来たかったのかなーみたいな。」
フローラ姫「・・・今考えたでしょ?・・・まあ、いいわ。ここは私が小さい頃城を抜け出して森を探検してた時に見つけた秘密の場所なんだ。」
クレイン「・・・。(城はともかく、国を抜け出すなよ。)」
フローラ姫「そして、コッソリ来て掃除したり、本とか置いたりしてたら愛着が出てね。つらい事があってもここに来ると元気になるんだよ。」
クレイン「最近、つらい事があったんですか?」
フローラ姫「ううん。その・・・今回の任務が嫌でね。」
クレイン「そんなに嫌な事をするんですか?」
フローラ姫「もう。その話はナシナシ!それより敬語使うの止めてくれる?」
クレイン「え?だって王女様だし。敬語使わないのは変ですよ。」







44 名前:1:2008/05/10(土) 02:47:26.82 ID:nVSeVzc40
クレイン「そっか。王様達も心配してるだろうしね。帰ろう。」
フローラ姫「心配してるかな?」
クレイン「え・・・?」
フローラ姫「心配してるかわからないよ。」
クレイン「どうして?」
フローラ姫「だって今回の任務だってもう帰れないのにすぐ決めて騎士団に依頼したんだよ?」
クレイン「もう帰れない?さっきはしばらくと言っていたじゃないか。」
フローラ姫「それは、そう言ったら変に気を使うかなって思って言いにくくくて、でも本当はたぶんもう戻れない。」
クレイン「そう・・・なのか。」
フローラ姫「気を使わないでよ。せっかく勇気出して任務の事言ったのに。」
クレイン「ごめん・・・。でも親なんだし子供の事は心配なはずだよ。」
フローラ姫「そう・・・かな?」
クレイン「さっきご飯食べる時だって「我々にとっても特別な日」って王様言ってたよ。今日が最後の食事の日だから言ったんじゃない?」
フローラ姫「そうなんだ。」
クレイン「そういえばいいのか?そんな大事な日に城を抜け出して。」
フローラ姫「いいよ。明日の朝また会えるしね。それよりクレインって意外と優しいんだね。」
クレイン「いや・・・別に・・・。」
フローラ姫「クレインのご両親は今どうしてるの?お父さんはまだ騎士団の人かな?」
クレイン「いや、もう・・・二人とも死んだ。」







45 名前:1:2008/05/10(土) 02:48:34.28 ID:nVSeVzc40
フローラ姫「え・・。そうなんだ。ごめんなさい。」
クレイン「もうずいぶん前の事だよ。」
フローラ姫「病気かなにか?」
クレイン「いや、殺された10年前のクローン事件で当時騎士団NO,1のクローンにな。」
フローラ姫「精神汚染されてたの?」
クレイン「ああ。無理な成長実験をして成長させても精神は成長しなかったんだろうな。」
フローラ姫「そうだね。クローンの人もかわいそう。」
クレイン「クローンに罪はない。それはわかってる。だが俺はクローンを許せない。頭では分かってるがクローンが親を殺したと思うとクローンを許せない!」
フローラ姫「クレイン・・・。でも!え・・っと、クローンは悪くないよ。それに城でもクローンのメイドがいるけど普通の人間と変わらないよ。」
クレイン「わかってる。それはわかってる。だけど!・・・いや、そんなこと言っても仕方ないか。」
フローラ姫「・・・。」
クレイン「ん?そういえばクローンが城にいるのか?珍しいな。」
フローラ姫「う・・うん。ちょっと、私の国は変わっててね。ははは。あ、そういえばもう暗くなってきたね。」
クレイン「そうだな。いつのまにか暗くなってきたしな。じゃあ、もう帰ろうか。」
フローラ姫「うん。お父様たちも心配してるかもしれないし。それに・・・こんな暗い時に、森の中で男と二人でいたら何されるかわかったもんじゃないしね。」
クレイン「連れ出したのはそっちじゃなか・・・。」







47 名前:1:2008/05/10(土) 02:49:46.55 ID:nVSeVzc40
~朝~
クレインはリイタが国の人達にあいさつして来るのを待っていた。
リイタ「おまたせ。もういいよ。さあ、行こう。」
クレイン「もう、いいのか?随分早かったけど。」
リイタ「うん。もういいよ。これ以上国のみんなと話してたら泣きそうだもん。」
クレイン「・・・。」
リイタ「ほら、なにぼーとしてるの?みんな門の前で待ってるよ。」
クレイン「ああ、そうだな。行こう。」
~王国レガルザイン南の門~
レグナ「じゃあ、これから数日間の事の説明をするよ。」
パージゼル「ん?今日中に南にあるエルドランドに行って終わりじゃないんですか?」
レグナ「俺達だけじゃなくフローラ姫もいるんだ。フローラ姫の体力を考えるとそれは無理だろう。」
パージゼル「あ、そうか。」
レグナ「まず、今日は南に行ったところにあるネモの村で一泊する。
そして明日朝一番に出発してさらに南に行きエルドランドの神殿に行く。」
ゴウ「今日行くネモはどれくらいで着きますか?あと、明日のエルドランドも。」
レグナ「今日は昼にはネモにつくと思う。明日エルドランドに着くのは夕方頃かな?
フローラ姫はなにか質問ありますか?」

リイタ「あの、姫とかフローラって呼ぶのは止めてリイタって呼んでよ。」






48 名前:1:2008/05/10(土) 02:50:34.79 ID:nVSeVzc40
レグナ「?どうしてですか?」
リイタ「護衛してくれるのは嬉しいけど姫とか呼んでたら魔物に誰だかすぐわかっちゃうじゃない。」
レグナ「このメンバーならどんな魔物が出ても大丈夫だと思いますが、そうですね。念には念を入れてそうしましょう。」
リイタ「あと、敬語もね。それもおかしいからね。」
レグナ「リイタだね。わかった。それじゃあ、そうするよ。」
リイタ「ありがとう。」
~ネモから離れた東にある岩場~
2人の魔物と1人の男が話していた。
「アレン様。どうやらフローラ姫がネモの方へ向かっています。」
「その先のエルドランドに行くつもりでしょう。どうしますか?」
「そうだなお前たちもネモに行き、明日にでもさらって連れて来い。」
「はい。わかりましたアレン様。」
「やはり今日か。ガーゴイルの奴らにレガルザインの国に騎士団がいるかどうか確かめさせて良かったぜ。」







49 名前:1:2008/05/10(土) 02:52:17.81 ID:nVSeVzc40
~ネモ~
レグナ「結構早めについたな。俺はバッツとゴウと荷物を持って、予約してる宿屋に行ってくるからリイタ達はどうする?」
リイタ「そうだねー。部屋に行って休みたいってのもあるけど少しこの町を見て周りたいから跡で宿屋に行くよ。」
パージゼル「俺は部屋に行きたいな。この町は安全らしいが明日からはどうなるかわからないから明日に備えた用意もしたい。」
クレイン「俺は・・・」
シンク「・・・クレイン。リイタを任せた。」
クレイン「おい。お前ら!」
レグナ「ははは。じゃあ、リイタは任せるぞクレイン。」
クレイン「まあ、いいですけど。」
リイタ「じゃあ、ほら行くよクレイン。」

シンク「・・・何か仲がいいですね。あの二人。」
パージゼル「なんだお前?リイタをお姫様だと思って狙ってたのか?」
シンク「・・・違う。クレインが任務であんな顔をするのは初めて見たから不思議に思ってね。」
パージゼル「そうだな。いつもはお前と同じで仏頂面だもんな。」
シンク「・・・もういい。部屋に戻るんだろ?行くぞ。」
レグナ「・・・。」







50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 02:52:27.29 ID:fCzfYdAFO
最初は痛いなーとか
思っていたがだんだん普通におもしろくなってきたから困る






52 名前:1:2008/05/10(土) 02:53:10.94 ID:nVSeVzc40
クレイン「お、おい。ちょっと待てよ。」
リイタ「ほら見てクレイン。あのお店の料理おいしそうじゃない?」
クレイン「そうか?俺にはあんまりそう思えないな。」
リイタ「クレインは見る目がないなー。ねえ、じゃあ食べに行かない?」
クレイン「宿屋でもご飯が出るのに今、食べたら夕飯入らなくなるぞ。」
リイタ「いいじゃない。ね?行こ?」
クレイン「どうせ駄目って言っても一人ででも行く気だろ?軽めのにしろよ。」
リイタ「やったー。クレインってやさしー。」
クレイン「調子いい奴だな。」
~お店~
リイタ「そういえば、騎士団ソルシエールに魔人の剣って言う魔剣があるんだよね?」
クレイン「ああ、俺とレグナさんが持ってるぞ。」
リイタ「え?魔剣って騎士団の中での実力者しか持ってないんじゃないの?」
クレイン「そうだよ。昔は5本あったが今は2本しかない。」
リイタ「え?っということはクレインって強かったの?」
クレイン「弱かったらこの任務受けれないだろ。」
リイタ「で、なんで2本になったの?」
クレイン「・・・。100年、前5人の実力者が一夜にして2人が死んで3人が剣と共に行方不明になったっていう噂だ。」
リイタ「へー、怖いね。もしかして、魔剣に食べられたとかじゃない?」
クレイン「そうかもな。実は魔人の剣には秘密があるんだ。」







54 名前:1:2008/05/10(土) 02:54:47.57 ID:nVSeVzc40
リイタ「秘密?どんなの?」
クレイン「魔人の剣は凄い力を持っている。リイタをガーゴイルから助けた時みたいに魔人の剣の力を借りれば、身体能力が格段に上がる。」
リイタ「そんな能力があるんだ。そんな便利なら私も欲しいなー。」
クレイン「言っておくけど訓練されてないと使っても疲れるだけだぞ。」
リイタ「冗談よ。で、話の続きは?」
クレイン「10%~100%まで10%ずつ魔人の剣の力を解放できるけど、50%以上は禁止されてるんだ。何故だかわかるか?」
リイタ「50%以上使ったら魔人の呪いがかかるとか?」
クレイン「そんな感じだ。50%開放したら体がついていけず体が壊れてしまう。60%以上開放したら体の細胞が変化して魔物になるそうだ。」
リイタ「え?魔物になるの?怖いなー。」
クレイン「魔人から剣をもらった時に魔人から警告を受けている。絶大な力を持つ魔人の剣だがもし50%以上の力をだしたら身体の保障はしないってな。」
リイタ「へー。そうなんだ。」
クレイン「だから、いなくなった3人はもしかしたら、魔物化してるかもって説もあるんだぜ。」
リイタ「実力者の人が魔物化したかもしれないって怖い事じゃない。」
クレイン「うん。だからもしその魔物と出会ったら俺達でも勝てないかもね。」
リイタ「うん。それは逃げたほうがいいよ。絶対。」
クレイン「ちょっと戦いたいけどな。どのくらいの強さだったのか知りたいし。有名なんだぜ?その5人がいた頃が、一番騎士団に強い人達が集まってたって。特にそのいなくなったカイムとテレサとアレンの3人は5人の中でも別格だったそうだよ。」
リイタ「駄目だよ!そんな人達と戦ったらいくらクレインが強くても死んじゃうよ!」
クレイン「ははは。まだ魔物になったかどうかわからないんだよ?仮定の話だよ。」
リイタ「それは分かってるけど。」
クレイン「食べ終わったみたいだな。じゃあ、もうみんなの所へ戻ろっか。」
リイタ「うん。」







55 名前:1:2008/05/10(土) 02:56:15.83 ID:nVSeVzc40
~宿屋~
コンコン
クレイン「どうぞ。」
リイタ「まだ起きてる?」
クレイン「ああ、どうかしたか?」
リイタ「なんか明日の事考えると寝つけなくてね。」
クレイン「そうだよな。明日、エルドランドの神殿についたらもうずっと王国には戻れないんだもんな。」
リイタ「うん。仕方ないよそれが使命だもん。」
使命という言葉にクレインはあまりピンと来なかった。ただ、使命というものは一人の人生をかえてしまう事でも決意させてしまうんだな。と思った。
クレイン「使命か。強いなリイタは。」
リイタ「ううん。強くなんかないよ。本当は何度も逃げ出そうと思っていたし本当はやりたくないよ。」
リイタはちょっと涙を浮かべていた。
クレイン「リイタ・・・。」
リイタ「でも私やるよ。私しか世界を救えないんだから。」
クレイン「なにやるか分からないけど、本当に救えるんだろうか?」
リイタ「え?」
クレイン「ごめん。任務の内容に文句は言いたくないんだが、俺にはリイタが世界を救う力を持ってるとは思えない。」
リイタ「そうだね。実際私も分からないよ。」
クレイン「分からないって・・・。」
クレインが困った様な顔を見せるとリイタは笑っていった。
リイタ「心配してくれてるの?クレインって優しいね。」
クレイン「茶化すなよ。もういい寝る。」
リイタ「怒らないでよー。ははは。私ももう寝るろうかな?お休み。」
リイタはクレインの部屋から外に出ようした。
クレイン「リイタ!」
リイタ「なにクレインいきなり大きな声出して?びっくりするじゃない。」
クレイン「もし、俺が!・・いや、なんでもない。ごめん。」
リイタ「? 変なクレイン。」
リイタは不思議そうな顔をして部屋から出て行った。
リイタが部屋を出て行ってしばらくしてクレインは考えた。自分にリイタのために出来る事はないか?リイタの負担を少しでも和らげる事ができないかとそしてなぜ、自分は任された任務以上の事を考えているのか不思議になった。






56 名前:1:2008/05/10(土) 02:57:23.78 ID:nVSeVzc40
~次の日~
眠そうな顔をしていたクレインにレグナが言った。
レグナ「おはようクレイン。どうした昨日眠れなかったのか?」
クレイン「おはようございますレグナさん。昨日の夜ちょっと考え事してたんで。」
レグナ「おいおいクレイン。お前はこの任務が終わってからはSランクとして騎士団を背負っていかなければならないんだぞ。しっかりしろよ。」
クレイン「あ、はい。(そういえばそうだったな。)」
そこへパージゼルが走ってやって来た。
パージゼル「クレイン!レグナさん大変です。リイタがどこにもいません!」
レグナ「なんだと!」
~リイタの部屋~
リイタの部屋に部屋に行ってみるがやはりいなかった。
シンク「・・・さっき呼びにいったら誰もいなくてパージゼルと探したんですがどこにもいませんでした。」
パージゼル「ゴウとバッツは見慣れない女の子がいなかったか町の人に聞いています。早く俺達もみんなでもう一度探しましょう!」
レグナ「まあ、待てパージゼル。リイタだってだまってどこかへは行かないだろう。手紙があったり魔物にさらわれたなら形跡があるはずだ。」
クレイン「その場で殺すのではなく、さらうのならばまだリイタは生きているはず。」
パージゼル「分かってるけど、いつかは殺されるかもしれないでしょう!」
クレイン「ん?レグナさん、これを見てください。」
クレインの手の中には鳥の羽の様な物があった。
レグナ「これは・・・。」
シンク「・・・この形と色。まさか鳥魔(ちょうま)?」
レグナ「確かに鳥魔の物に似ている。上級の魔物か。鳥魔がさらって行ったとすると、どこへリイタをさらって行ったんだろう。」
そこへバッツとゴウが帰ってきた。







57 名前:1:2008/05/10(土) 02:59:05.82 ID:nVSeVzc40
ゴウ「みなさんココにいましたか。町の人で大きな鳥が少女をさらって東の岩山の方へいくのを見たそうです。」
バッツ「助けに行きましょう!」
レグナ「わかった。だが、ゴウとバッツはここで待て。」
ゴウ「え?どうしてですか?」
バッツ「俺達だってソルシエールの戦士ですよ!」
レグナ「さらって行ったのはおそらく鳥魔だ。上級の魔物でランクで言うとBクラス。お前達では確実には勝てない。だから確実に勝てるメンバーで行く。それに、もし、それが間違いや人違いで、ただリイタが出て行っただけなら誰かがここに残る必要があるだろ?」
ゴウ「・・・わかりました。では、残ります。」
バッツ「確かにリイタが戻って来て誰もいなかったらそれはそれで危険ですもんね。」
レグナ「分かってくれたか。では岩山に行くぞ!クレイン!パージゼル!シンク!」






58 名前:1:2008/05/10(土) 02:59:26.99 ID:nVSeVzc40
~岩山~
岩山ではリイタをさらって連れて行く鳥魔の姿があった。
リイタ「ちょっと放しなさいよ!痛いからそんなに強く握らないでよ!」
鳥魔A「うるさい女だな。・・・食べていいのか?」
鳥魔B「駄目に決まってるだろ。おい女。」
リイタ「ま・・・魔物が喋った!」
鳥魔B「魔物の中には喋るものは何種類もいる。それよりお前はフローラ姫だよな?」
リイタ「私はリイ・・・」
鳥魔A「違ってたらその場で食い殺す!お前うるさい。」
リイタ「そ・・・そうよ。私を連れ去ってどうする気?」
鳥魔B「それはこれから会う人に聞け。我々が言う事ではない。」
リイタを連れて空を飛ぶ鳥魔は岩山にある洞穴の前で降りた。鳥魔A「ココだ。失礼のないようにな。」
鳥魔B「アレン様フローラ姫を連れてきました!」
洞穴の中にある扉の前で鳥魔がそう叫ぶと扉が開いた。
鳥魔A「さあ、いくぞ。」
リイタ「自分で歩くから引っ張らないでよ!」
鳥魔達に連れられてリイタは先へ進んでいくと一人の男がいた。
男「お前がフローラ姫か。俺の名前はアレンよろしくな。」
リイタ「アレン?聞いた事あるような。」
男「そうか、有名だな俺も。これを見れば思い出すんじゃないか?」
そういうと男はリイタに腰に下げていた剣を見せたそれは紛れもなく魔人の剣だった。
リイタ「それは、魔人剣!あんたまさか!」







59 名前:1:2008/05/10(土) 03:00:19.71 ID:nVSeVzc40
アレン「そうだ。俺は騎士団ソルシエールSクラスのアレンだ。いや、元か。」
リイタ「それって100年前の話じゃないの?」
そういうと男は笑い出して言った。
アレン「フフフ。100年前の話だよ。俺はもう人間じゃないからな。」
リイタ「人間じゃない?まさか!魔人剣の解放で?」
アレン「詳しいじゃないか。魔人剣の60%以上の解放で人間じゃなくなった。まあ、同じSクラスでも2人は死んだがな。」
リイタ「2人は死んだって死体で見つかった2人のこと?じゃあ、いなくなったもう2人は・・・。」
アレン「元気に生きてるよ。まあ、そんなどうでもいい話をしにお前を連れ去ったわけじゃない。鳥魔!」
鳥魔A&B「はい。」
アレン「お前達二人は扉の前を見張れ。もう少ししたら現役の騎士団の連中が来るはずだ。相手をしてやれ。」
リイタ「クレイン達はあんた達なんか負けないよ!」
アレン「どうかな?俺の造った鳥魔は普通の鳥魔とは違う。強化してあるからな。」
リイタ「俺の造った?」
アレン「おおっと、そんな話はどうでもいい。お前にはやって貰いたい仕事がある。それさえしてくれればなんでも話そう。」
リイタ「仕事・・・?」







60 名前:1:2008/05/10(土) 03:01:23.85 ID:nVSeVzc40
~岩山~
クレイン達はリイタを探して岩山まで来ていた。
シンク「・・・この辺みたいだが。」
クレイン「もっと奥かも知れない。俺ちょっと奥まで見てくる。」
パージゼル「おい。クレイン!勝手な行動をとるな!」
クレイン「あ!」
クレインは少し離れた岩に鳥魔の羽が落ちてる事に気付いて拾い上げた。
パージゼル「やっぱりこの辺にいたんだ。」
シンク「・・・おい。あれを見ろ。」
シンクは岩山に不自然な洞穴を発見した。
レグナ「行ってみるぞ。」
パージゼル「この洞穴に絶対いますよ。ココで着地したみたいでここにたくさん羽がある。」
シンク「・・・待て。誰か来る!」
クレイン達が洞穴に入ろうとすると中から鳥魔が2体出てきた。
鳥魔B「お前達か騎士団ってのは。」
レグナ「そうだとしたらどうする?」
鳥魔A「殺す。食い殺す。違っても殺す。」
パージゼル「俺達を殺す?やってみろよ。鳥魔如きに負けるかよ。」
鳥魔B「どうやら間違いないみたいだな。」
パージゼル「レグナさん、クレインと隙を見て先に洞穴に行ってください。ここは俺達が。」
レグナ「そうだな。その方が効率がいい。」
鳥魔B「よし。さっさとやっつけて戻るぞ。」
鳥魔A「食ってやる。覚悟はいいかぁー。」
シンク「・・・こっちから仕掛けるぞ。」
パージゼル「おう。わかった。いくぜーーーーーーーー!!」
シンクとパージゼルが鳥魔の二人に攻撃を仕掛けた。
レグナ「さぁクレイン。今のうちに行くぞ!」







61 名前:1:2008/05/10(土) 03:02:43.07 ID:nVSeVzc40
~洞穴~

洞窟の先でリイタはアレンからいろんな事を知らされていた。
リイタ「仕事?」
アレン「そうだ。お前にしか出来ない仕事だ。ついて来い。」
そう言うとアレンはリイタを隣の部屋に連れて行った。そこには大きな機械があった。
リイタ「これは!」
アレン「知っていたか?クローンの製造機だ。」
リイタ「あんたまさか!」
アレン「お前には俺のクローンを作る仕事を手伝ってもらおう。
お前がハイレベルのヒーラー(治癒能力者)なのは知っているぞ。」
リイタ「私の能力で成長させてもクローンの精神汚染は免れないよ!」
アレン「かまわん。クローンはただ戦いに使用するだけだ。精神などいらん。」
リイタ「最っ低!」
アレン「俺の計算だとフローラ姫一人で最低でも20体はクローンの成長が出来るはずだ。」
リイタ「だれがそんな事!」
アレン「なぜ拒否する?知っているぞ。お前はこれからエルドランドの神殿に行くんだろ?そこで封印の儀式をする。それを行えばどうなるか知らんわけでもあるまい。」
リイタ「・・・。」
アレン「封印の儀式を行えば確実にお前は死ぬ!」
リイタ「それくらい知ってるよ!私一人で世界を平和にするんだもん。それぐらいの代償があって当然だよ。」
アレン「俺のところへ来い。そうすると封印の儀式もする必要ない。お前は俺のクローンを完成させるまでは生かしといてやる。」
リイタ「どっちを選んでも死んじゃうんじゃない!どうせ死ぬならあんた達魔物を封印して死ぬ方を選ぶよ!」
アレン「魔物ね・・・。お前ちょっと勘違いしてるな。封印するのは魔物ではなく魔人だぞ。」
リイタ「え?」
アレン「俺はな。魔物になったじゃない。魔人になったんだ。」
リイタ「どういう事?」







62 名前:1:2008/05/10(土) 03:04:36.45 ID:nVSeVzc40
アレン「魔人の剣を60%以上開放すると魔物になると言われているが、魔物じゃなく魔人になるんだ。」
リイタ「どっちでもいいよ!大体どうしてそんな事わかるのよ。」
アレン「魔人になった瞬間にな。俺の剣に力を注いだ。魔人の記憶がすべて手に入ったんだよ。」
リイタ「記憶?」
アレン「そうだ。記憶でいろいろと分かったよ。まず、魔人は魔物を作った。そして、魔人の剣をつくりお前の国に行き封印の力を与えた。」
リイタ「何をわけの分からない事を。」
アレン「魔人はそれぞれで賭けをしたのさ。人間がいつまで生きれるか。まず、人間の天敵である魔物を作り、それに対抗させるために魔人の剣を作った。
そして、魔人の剣を持った奴らが魔人になった時のために、お前の国に行き、魔人の力を封印する力を与えたのだよ。」
リイタ「魔人の力を封印する力。」
アレン「そうだ。魔人の力を封印しちまえば、魔人の剣、魔人になった実力者、魔人がつくった魔物全部、封印される。」
リイタ「それが封印の内容だったんだ。」
アレン「知らなかったのか?まあ、無理もないか。俺も魔人になってはじめて知ったよ。お前の血統では子供が出来るとその力は子供に移される様になるらしいな。
封印する力はそうやってなくならない様に代々受け継がれてきた。」
リイタ「それじゃあ!最初から最後まですべて魔人が作ってるって事?」
アレン「そうだ。魔物を作ったのも魔人。封印するのも魔人の力を持った奴。全て魔人が裏で糸を引いてたわけだ。」
リイタ「今、最初の5人の魔人はどこにいるの?」
アレン「魔人の剣や封印の力を与えた後、力がなくなって死んだ。奴らは人間とは考え方が違うのでな。賭けの結果がたいして気にならないのか?ただ死にたくなって命をかけて賭けの前提をつくったのか?
死んだ跡死後の世界で賭けの結果を見るのか?奴ら魔人の考えは分からんよ。ただ、わかるのは人間の味方じゃなかったって事さ。」
リイタ「酷い・・・。それじゃあ、賭けのために私達は魔物と戦ってたの?」







64 名前:1:2008/05/10(土) 03:06:41.90 ID:nVSeVzc40
アレン「そうだ。そんなくだらん賭けのための封印なんぞやめろ!・・・話はここまでだ。フローラ姫よ。力を貸せ。お前さえ力を貸せば俺のクローンで、魔人の剣で魔人になった他の2人の実力者を殺す事ができる。」
リイタ「あんたは、その他の魔人になった実力者を殺すために私に手伝えって言ってるんじゃない。」
アレン「俺一人ではあの二人には勝てないからな。奴らは魔人の力を完全にコントロールできるからな。そんな事はどうでもいい。手伝うのか?どうなんだ?封印する事を選んでも封印した瞬間お前は死ぬぞ。」
リイタ「どっちを選んでも死ぬならあんた達全員を封印して死ぬ。」
アレン「そうか。だがな。させると思ってるのか?封印が終わった瞬間。魔人になった俺も封印されるんだぞ。そんな事はさせない。」
リイタ「クレイン達が絶対助けに来てくれるもん。」
アレン「騎士団の連中のことか?まあ、いい。お前にはこの装置に入ってもらうぞ。入れ!」
無理やりクローンの装置に入れられるリイタ
リイタ「クローンの装置はヒーラーが能力を発動しないと動かないんでしょ?私絶対発動なんかしない!」
アレン「そんな事はわかってるさ。こっちから発動させてやるのさ。この装置を甘く見るな。」
リイタ「そんな事ができるの?」
アレン「さあな。不確定だからどうなるかわからん。お前が素直に発動してくれればよかったんだが仕方ないな。クローンはまだつくってないのでお前の力だけもらっておくぞ。」
リイタ「さあなって・・・。ちょっと出しなさいよ!」
ドンドン
リイタは機械のガラス張りの所を叩いて見るがびくともしかったない。
アレン「まず、お前が何体のクローンの細胞の成長を速めさせられるか調べるか。」
カタカタカタ   ウィーン
アレンが目の前のコンピューターに入力をするとリイタの入った機械が動き出した。
COM「フローラ姫のヒーラーの力で、何体のクローンの細胞を速めさせる事のでるか検討中です。」
アレン「これでよし。普通のヒーラーなら2体程成長させたら死ぬが。俺の計算ではフローラ姫は最低でも20体は硬いはずだ。50ぐらい行くかもな。」
COM「計算結果が出ました。
フローラ姫の能力では6体が限界です。」
アレン「なに!?馬鹿な!」







65 名前:1:2008/05/10(土) 03:08:02.45 ID:nVSeVzc40
アレン「そんな!馬鹿な!世界を封印させる程の力を持つんだぞコイツは。6体!?そんな馬鹿な!」
リイタ「・・・。」
バタンッ!
レグナ「あ!いたぞ!」
クレイン「リイタ!大丈夫か!」
ちょうどその時、その部屋にクレインとレグナが入ってきた。
リイタ「クレイン!」
クレイン「お前が今回の誘拐の黒幕か!」
レグナ「見たことない魔物だな。さっさとやっつけて任務に戻るぞ!」
アレン「6体・・・。・・・まさか!貴様は!」
リイタ「・・・。」
レグナ「何をグチャグチャ言っているだ?」
アレン「はーっははははは。これは面白い!はーっはははは。なるほどね。10体程度のはずだ。なるどね。これが笑えずにいられるか!あのフローラ姫がな!はーっはははは。」
リイタ「・・・。」
クレイン「なんだ?コイツ?」
レグナ「おい。クレイン。リイタが入ってる機械。」
クレイン「はい。クローンの機械です。使用される前にリイタを助けて壊しましょう。」
アレン「はっはははは・・・。いや、笑った。お前達は助けにきたんだったな。相手をしてやるよ。」
クレイン「相手になるならいいけどな。」
リイタ「気を付けて!そいつは!」
アレン「説明は不要だよ。フローラ姫。いや、フローラ姫であってそうでない者よ。」
リイタ「・・・。」
クレイン「何を言ってるんだ?リイタが偽者だって言うのか?」
アレン「俺を倒したら教えてやるよ。倒せたらな。」
そう言うと腰に下げていた魔人の剣を見せた。
レグナ「それは!魔人の剣!・・・まさか。」
アレン「元騎士団ソルシエールSクラスアレンだ。ここまで言うともうわかるだろ?」






66 名前:1:2008/05/10(土) 03:09:37.34 ID:nVSeVzc40
レグナ「魔物化か・・・。」
アレン「ちなみに、いなくなった残り2人も生きてるよ。後は俺に勝ってフローラ姫に聞けよ。」
クレイン「光栄だ。まさかこんな所で伝説の3人。カイム、テレサ、アレンの三人の一人と戦えるんだから。」
アレン「来いよ。稽古をつけてやる。言っとくが最初からマジでやんねーと死ぬぞ!」
レグナ「いくぞ!クレイン!」
クレイン「はい!てやぁぁぁぁぁーーーーーーー!」
ガキンッ!
クレインの切り込みを簡単に受け止めるアレン
アレン「なんだ?そりゃあ?目をつぶっても受けられそうだぜ。」
クレイン「そうかよ!・・・魔人剣 10%解放!」
クレインの持っていた剣が青く光り出した。
クレイン「はぁーーーーー!」
ドンッ!
クレインは受け止められた剣に圧力を加え押しつぶそうとする
アレン「なかなかやるな。だが、その程度はどうという事はない。」
クレイン「今だ!レグナさん!」
レグナ「おう!わかった。魔人剣 10%解放!」
レグナがアレンの後ろから攻撃を仕掛けた。
レグナ「うおおおおーーーーーー!」







67 名前:1:2008/05/10(土) 03:10:33.05 ID:nVSeVzc40
アレン「やれやれ・・・。魔人剣・・・10%解放。」
レグナ「くらえ!」
レグナが攻撃をしようとするとアレンの姿が消えた。
レグナ「うわ!」
ドンッ
勢いあまったレグナはそのままクレインとぶつかった。
クレイン「いててて・・・。」
レグナ「くそ・・・。どこに行った。」
アレン「こっちだよ。」
アレンの声が隣の部屋から聞こえてきた。
アレン「そっちで戦って機械を壊されると困る。こっちの広い部屋でやろう。」
クレイン「速い!」
レグナ「これが、伝説の3人の力か。いや、魔物化した者の力か。」
隣の部屋に移動するクレインとレグナ
アレン「フローラ姫の事は心配するなよ。機械は勝手に作動したりしないから。」
クレイン「レグナさん。魔人剣を20%まで上げましょう。」
レグナ「そうだな。20%も上げる事なんて最近まったくなかったのにな。」
クレイン&レグナ「魔人剣 20% 解放!」
クレインとレグナの魔人の剣が青く光りだした。
アレン「20%?なめてるのか?俺を。本気で来いよ。」
クレイン「はぁーーー!!」
クレインがさっきとはまったくレベルの違う踏み込みの速さでアレンに切りかかった。
アレン「魔人剣40% 解放!」
クレインの攻撃は空を切った。
クレイン「な!どこへ行った!」
アレン「後ろだよ。」
言葉と同時にアレンはクレインを背中を足で蹴飛ばした。そのままクレインは壁にぶつかった。
クレイン「イテテテ・・・。」
レグナ「クレイン大丈夫か?」
アレン「俺は最大で魔人剣を60%まで解放できる。お前達は50%で体に影響が出てくるから40%が最大だろ?早く40%を使って来い。」







69 名前:1:2008/05/10(土) 03:11:32.27 ID:nVSeVzc40
レグナ「だ・・・だまれ!」
レグナが目にも止まらぬ速さで剣を振り回すがアレンは剣を使って全部受け止めていた。
アレン「お前の攻撃など剣を使うまでもないぜ。」
そう言うとアレンはレグナの攻撃を避けながら剣を鞘に納め、今度は攻撃の当たる寸前のところで体を僅かに動かして攻撃を避け続けた。
アレン「わかっているぞ。本気になっても、まったく力の差が縮まなかった時の事を恐れているのだろう?」
レグナ「くっ・・・。魔人剣 30% ・・・」
アレン「馬鹿が!」
アレンはレグナが魔人剣を発動する前にレグナを蹴り飛ばした。
レグナ「ゴホッゴホッ・・・」
アレン「30%?俺は40%解放してるんだぞ?使う前から意味のない解放は止めろ。時間と体力の無駄だ。」
クレイン「レグナさん。40%解放してやってみましょう。」
レグナ「ああ、それしか方法はないみたいだな。」
クレイン&レグナ「魔人剣 40%解放!」
クレイン「作戦はどうします?」
レグナ「奴は60%まで魔人剣を解放できると言っていた。今、奴は40%解放している。だからこれ以上解放させないように剣を奪うか・・・」
クレイン「これ以上解放させられる前に殺すかですね。」
アレン「何をコソコソと話をしている?早くかかってこいよ。」
クレイン「言われなくてもやってやるよ。」






70 名前:1:2008/05/10(土) 03:12:51.01 ID:nVSeVzc40
再びクレインが最初に攻撃を仕掛けた。アレンは納めていた剣を抜くとクレインの攻撃を避けると同時に攻撃した。
クレイン「くっ!」
間一髪のところでアレンの攻撃を避けるとレグナがそれに合わせる様にアレンに攻撃をして胸を切り裂いた。
アレン「なんだと・・・。」
レグナの攻撃で胸を切られて一瞬動きが止まったアレンをクレインは見逃さなかった。
クレイン「くらえ!」
ドンッ! クレインの剣がアレンの胸を切りつけてさらにアレンの胸は血が噴出した。
アレン「ぐっ・・・。舐めていたがなかなかやるじゃないか。そろそろ俺も本気になるか。 魔人剣 」
レグナ「させるか!」
レグナが距離を詰め寄ったがアレンはレグナの攻撃を受けると同時に攻撃してレグナを吹き飛ばした。
レグナ「クレイン!奴に解放をさせるな。」
クレイン「わかってます!」
アレン「もう、遅い!60%解放!」
アレンの剣が赤く光だし、全身にオーラをまとった様にアレンの体の周りに赤い光が移動した。その赤い光に包まれるとアレンがさっき受けた胸の傷も治っていった。
アレン「さすがは魔人の剣の所有者だ。だが、こうなってしまったら勝ち目はないぞ。」
クレイン「くそー!」
アレン「遅い!」
クレインの攻撃が当たる前にアレンの攻撃をクレインは食らってしまった。
クレイン「ぐ・・・強い。」
アレン「ほう。なかなかの反射神経だな。」
レグナ「クレイン大丈夫か?」
クレイン「大丈夫です。なんとか当たる瞬間、剣を戻してガードできました。」
レグナ「仕方ない。アレを使うか・・・。」







71 名前:1:2008/05/10(土) 03:13:44.72 ID:nVSeVzc40
クレイン「レグナさん『アレ』ってなんですか?」
レグナ「俺の必殺技だ。名を 『瞬神剣』と呼ぶ。」
クレイン「必殺技なんて持ってたんですか?」
レグナ「ああ、だがあまり多様できない。一日1回程度ってとこだ。」
クレイン「そんなに体力のいる技なんですか?」
レグナ「ああ。これをお前にこの場で覚えてもらう。」
クレイン「どういう事ですか?」
レグナ「奴は60%も解放している。おそらく俺が瞬神剣を打っても倒せないだろう。だからお前も瞬神剣を打ってもらう。」
クレイン「な!・・・見たこともない技を打てって。」
レグナ「お前なら出来る。やり方だけ教えてやる。魔人剣を50%まで解放する。そして・・・。」
クレイン「ちょっと待ってください。50%も解放したら数秒で力が抜けて動けなくなりますよ!それどころか体が耐え切れなくて壊れてしまう可能性もあります。」
レグナ「そうじゃないと瞬神剣を最速で使えない。それに使うのは瞬神剣を打つ瞬間のみだ。それならお前だって耐えきれるはずだ。」
クレイン「・・・わかりました。やってみます。」
レグナ「本当はもっとちゃんとした形で教えたかったんだがな。簡単に言うと瞬神剣とは魔人剣を50%まで解放した状態での居合い切りだ。」
クレイン「居合いですか・・・。」
レグナ「そうだ。50%分の力を全身ではなく足と腰と手に集める様にイメージしろ。そして必殺技を打つ瞬間爆発させる。簡単だろ?」
クレイン「全身ではなく足と腰と手にですか。」
アレンが退屈そうにレグナに話しかけた。
アレン「おいおい。話はまだ続くのか?こないならこっちから行っちゃうよ?」
レグナ「後は見て覚えろ」
そういうとレグナはアレン方へ向かっていった。







72 名前:1:2008/05/10(土) 03:15:23.77 ID:nVSeVzc40
クレイン「逃がすか!」
クレインはアレンの前にまわりこんだ。
アレン「く・・・。腕が片方ないのと血を出しすぎてうまく走れなかったか。だがお前一人殺す力は残ってるぞ!死ねぇ!」
アレンはクレインに剣を振り下ろした。
クレイン「瞬 神 剣 !」
その瞬間。洞窟に突風が入り込み、力をほとんど使ってしまったレグナは風に吹き飛ばされて倒れてしまった。
レグナ「はぁはぁ・・・。どうなったんだ。」
レグナが顔を上げるとアレンとクレインが向き合ったままだった。
レグナ「駄目だったのか・・・?」
アレン「はぁ・・・はぁ。クレインと言ったな。」
クレイン「はぁはぁ・・・。」
アレン「・・・やるじゃないか。」
アレンの上半身から崩れる様に倒れた。
レグナ「や・・・やった!」







73 名前:1:2008/05/10(土) 03:16:08.05 ID:nVSeVzc40
すまん。>>72の前に下のが抜けてた。

クレイン「あ!レグナさん!」
レグナ「てやーーー!」
レグナはアレンに攻撃をするがアレンは片腕で剣を止めた。
アレン「のろい。のろい。やっぱり40%しか解放できない奴に60%解放はあまりにも差がありすぎるかな?」
アレン笑いながら掴んでいたレグナの剣を放した。
レグナ「くっ・・・。」」
アレン「そうだ。ハンデをやろう。2秒だけ止まっててやるからその間に攻撃してみろよ。もしかしたら大ダメージを与えられるかもだぜ?」
レグナ「・・・後悔するなよ。」
そう言うとレグナは剣を鞘に納めた。
クレイン「やる気だ。」
アレン「剣を納めちゃってどうするの?数えるぞ。いーち、にー」
レグナ「瞬 神 剣 !!」
バシュ!
クレインの横を何かが通り過ぎた。
クレイン「なんだ?」
クレインが後ろを振り向くとアレンの腕が吹っ飛んでいた。
アレン「うあ・・・な・・なんだと。なんだ今の技は。」
レグナ「はぁはぁ・・・何をしているクレイン!今だ!」
クレイン「はっ!そうだ!行くぞ!」
クレインはアレンの方へ走り出した。
アレン「ちっくしょう・・・。まさかこいつこんな技を持ってたとは。魔人剣を60%解放してなかったら避けれずに胴体を真っ二つにされていた。」
レグナ「はぁ・・・はぁ。クレイン!奴を逃がすな!」
アレン「血を出しすぎた。とりあえず退散するか。」
そういうとアレンは腕を押さえながら出口へと走っていった。







74 名前:1:2008/05/10(土) 03:17:21.29 ID:nVSeVzc40
クレイン「た・・倒した。」
アレン「ぐ・・・。まさか、一瞬だけ魔人剣を50%だけ解放するとはな。一瞬だったから解放したと分かったのは切られたあとだったぜ・・・。」
クレイン「はぁ・・はぁ・・・できた。瞬神剣は俺でも出来た。」
レグナ「予想はしてたが、まさかこうも完全に真似されるとは。」
アレン「この出血だと俺はもう死ぬな。」
アレンの腕と腹から大量の血が出ていた。
アレン「そういえば俺が負けたらフローラ姫の秘密を教えるんだったな。いいだろう死ぬ前に教えてやる。その前にまず、そのボタンを押せ。」
アレンが指差したボタンをクレインが押してみると隣りの部屋で音がした。クレイン「今の音は?」
クレインが音の方を見ると隣りの部屋からリイタが出てきた。
リイタ「クレイン!そいつ、倒したの?」
クレイン「リイタ!そうか機械を解除したのか。」
アレン「本人の前で話してやる。その女はな。さっきも言った様にフローラ姫であってそうではない。」
クレイン「何を言っているんだ?偽者と言うのか?」
アレン「そうではないが本物でもない。」
リイタ「・・・。」
レグナ「ま・・まさか!」
レグナが青い顔をした。クレインは嫌な予感がした。
アレン「くっくっく・・・ご想像の通り。その女はクローン人間だ。」







75 名前:1:2008/05/10(土) 03:18:36.72 ID:nVSeVzc40
クレイン「な!クローン!何を根拠に!」
アレン「しかもただのクローンではない。初期型のクローンだ。」
クレイン「クローン?初期型?何を言っている?」
レグナ「落ち着けクレイン。その初期型でクローンという根拠は?」
アレン「そいつをクローンの機械に入れたら分かったよ。ヒーラーとしては高い能力だったがフローラ姫にしたら明らかに予想より能力が低い。それでわかった。」
クレイン「クローンは能力が落ちたりしない!ただのお前の予想の間違いだ!」
レグナ「クレイン。そうじゃないんだ。初期型のクローンは能力が落ちるんだ。」
クレイン「え?」
リイタ「そうだよ。その人の言うとおり私は初期のクローンだよ。」
クレイン「・・・リイタ。」
リイタ「本物の王女は生まれてすぐ病気で死んじゃったから、封印の力がこの世からなくなったの。だからクローンを作る事になって19年前に私が作られたの。」
クレイン「嘘だ!クローンの技術は王国ソルで10年前に作ったものだ!」
レグナ「最初は王国レガルザインだったらしい。それにクローンの能力を落ちない様に改良を加えたのが王国ソルのクローン技術だ。」
リイタ「そう。私はフローラ姫であってそうではない・・・」
アレン「あっははは!そいつは望まれて生まれてきたんじゃない。ただのフローラ姫の代わりとして望まれたんだ。お前達が守っていたのは人間じゃない物。俺が実験に使おうとしたのも本物じゃないただの代用品の劣化版とはな。傑作だぜ。」
クレイン「でも!リイタに精神汚染はおきてない!」
アレン「馬鹿かお前?それはヒーラーによる成長をさせてないで普通に育てたからだろ。19年前に作られたって本人もいってるだろ。」
クレイン「そんな・・・ばかな。」







76 名前:1:2008/05/10(土) 03:19:21.28 ID:nVSeVzc40
アレン「話は終わりだ。さっきのボタンで洞窟はもうそろそろ爆発するぞ。さっさとここからその物を連れて消えろ。」
レグナ「なんだと!クレイン!リイタをつれて洞窟から出るぞ!」
クレイン「・・・。」
レグナ「クレイン!!」
クレイン「あ。はい。」
リイタ「・・・。」
アレン「まさか、こんな死に方をするとは。まあ、どうせ本物のフローラ姫じゃなかった時点で、俺はあの2人から殺されてたんだ。早いか遅いかだけの違いだ。」
アレンの周りが爆発で燃え出した。
アレン「しかし60%解放して負けるとは。だが、あの2人もそろそろ動くはずだ。どちらにしてもあいつらの死も早いか遅いだけだ。俺が早くてあいつらが遅く・・・て・・・」
アレンは炎に燃えながら死んでいった。アレンの体は灰も残らずこの世から完全に消えた。まるで魔人剣に吸い取られるかのように。







77 名前:1:2008/05/10(土) 03:20:17.64 ID:nVSeVzc40
クレイン達が洞窟から離れた瞬間洞窟が崩れだし近くの岩場も一斉に崩れだした。
パージゼル「うわー。一体洞窟でなにがあったんですか?」
レグナ「とりあえずネモに戻ろう。そこで話す。」
~ネモのレストラン~
ゴウ「凄い。そんな事があったとは。」
バッツ「なんだか俺達のレベルというか次元がまったく違う話だな。」
シンク「・・・伝説の3人の一人アレンを倒した。」
パージゼル「鳥魔もアレンが魔人の力で作ったのか。だからアレンが死んで鳥魔も死んだんだ。」
レグナ「そう言う事だ。さすがに俺も今日はビックリさせられっぱなしだ。」
クレイン「・・・。」
ゴウ「そういえばこれから今日はどうするんですか?」
レグナ「今日はみんな疲れただろうからもう一泊する。明日エルドランドに行く事にする。それでいいかリイタ。」
リイタ「うん。ありがと。」
レグナ「じゃあ、解散。今日はみんな疲れただろうからしっかり休めよ。」
そういうとレグナはさっさと自分の泊まる部屋に戻っていった。
~レグナの部屋~
レグナ「ぐ・・・。血か。肺が狂ったか?」
レグナは自分の体を確かめる様にベットに座ると精神を集中した。
レグナ「骨は・・どこも折れていない。肺がちょっと弱って内臓にも影響がきてる。やはり一瞬とはいえ50%解放は無理があったか。しかし、クレインの奴はまるで平気な顔してたな。あいつはやはり俺以上の強さを持つ才能がある。」







78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 03:21:01.60 ID:83cN5/Hs0
連投規制されないのがすごいな






79 名前:1:2008/05/10(土) 03:21:49.92 ID:nVSeVzc40
~ネモのレストラン~
パージゼル「なるほどなー。俺やっと謎が解けた。」
シンク「・・・何がだ。」
パージゼル「リイタだよ。あいつ40歳には見えなかったもんな。」
シンク「・・・だからなんだ。」
パージゼル「へ?なんでお前驚かないの?」
シンク「・・・リイタが何歳だろうと任務に関係ないだろ。興味がない。」
パージゼル「相変わらずだなお前。」
シンク「・・・寝る。」
~クレインの部屋~
クレイン「俺はアレンを倒した。50%解放も出来た。瞬神剣も覚えた。なのになんだこの虚無感は・・・。」
コンコン クレインの部屋を誰かがノックした。
クレイン「・・・どうぞ。」
リイタがなにか申し訳なさそうな顔をして入ってきた。
リイタ「クレイン。まだ起きてる?」
クレイン「ああ。もう寝るけど。」
リイタ「怒ってる?私がクローンだって隠してた事。」
クレイン「いや別に。任務には影響ないしな。」
リイタ「じゃあなんでそんなに元気がないの?」
クレイン「・・・用があって来たんだろ?何の用だ?」
リイタ「・・・明日、エルドランドの神殿に行ったらもう会えなくなるね。」
クレイン「・・・。」
リイタ「今まで隠してたけど封印の儀式をしたら私は死んじゃううんだ。」
クレイン「!!」







80 名前:1:2008/05/10(土) 03:23:45.31 ID:nVSeVzc40
リイタ「本物のフローラ姫でも命に危険性が出る儀式なんだ。能力が落ちてる私がしたら確実に死んじゃうだよ・・ね。」
クレイン「そうか・・・。だが俺には何もできない。」
リイタ「何もしなくていいよ。ただ、また怖くなってきたからクレインとお話して元気をもらいたかっただけだよ。」
クレイン「・・・。」
リイタ「でも、クレインも今日はつかれてるみたいだね。もう部屋に戻るね。」
リイタは悲しそうな顔をしながら部屋を出て行った。
クレイン「俺は何をしたいんだ?何をやりたいんだ?自分の気持ちがわからない。」
~次の日~
レグナ「みんな集まったな。じゃあ行くぞ。」
クレイン「・・・。」
リイタ「・・・。」
レグナ「・・・(クレインとリイタに何かあったな。)」
パージゼル「おい。シンク。」
シンク「・・・なんだ。」
パージゼル「なんだかクレインとリイタって空気変わってないか?」
シンク「・・・空気?」
パージゼル「お互いがなんかヨソヨソしくなったって事だ。」
シンク「・・・そうかもな。今日で任務も終わりだし緊張してるんじゃないのか?」
パージゼル「チッチッチ。俺は違うと思うな。クレインが告白して・・・」
シンク「・・・どうでもいい。」
パージゼル「お前っていつもそうだな。」
レグナが旅の道の進路を変えて森の方へ向かっていった。
レグナ「みんなコッチだ。こっちのルートで行くぞ。」
ゴウ「レグナさん。森を通ってからだと今日中につきませんよ。」
レグナ「そうだな。すまん。言ってなかったな。ルートを変更したんだった。」
パージゼル「レグナさんってときどき、おっちょこちょいだよな。」







81 名前:1:2008/05/10(土) 03:24:40.22 ID:nVSeVzc40
シンク「・・・なぜですか?森を通ったら大変ですよ。」
レグナ「昨日の夜思ったんだが、これからはアレンの様に他の魔人が襲ってくる可能性もある。」
クレイン「他の魔人って伝説の3人の他の『カイム』と『テレサ』ですか?」
レグナ「そうだ。そいつらも自分達が封印されるんだから黙って指をくわえてみてるわけには行かないだろう。」
バッツ「それと森を通るのにどんな関係が?」
レグナ「普通の道だと待ち伏せされてる可能性がある。だから森の中だ。森の中だと待ち伏せされてる可能性も低いし。普通の整理された道より逃げやすい。」
ゴウ「・・・なるほど。」
パージゼル「そういう事は町を出る前に行って下さいよ。」
レグナ「すまん。考え事をしてて言うのを忘れてたよ。」
バッツ「でも、森は雑魚モンスターも多いですよね。」
レグナ「そうだな。今日は森で野宿だな。みんないきなりゴメンな。」
パージゼル「野宿かぁ。俺ふかふかのベットじゃないと・・・。」
シンク「どうでもいい。リイタは大丈夫か?」
リイタ「私は大丈夫だよ。一日くらい平気。」

予想通り、森では魔人の待ち伏せは無かったものの、雑魚モンスターがたくさん出現して足止めをくらい森を数時間進んだ所で野宿する事になった。

リイタ「凄い。あっという間にテント作っちゃった。」
レグナ「訓練で習うからね。騎士団の人はみんなできるよ。」
リイタ「そうなんだ。で、私はどこで寝るの?」
レグナ「クレイン!ちょっと来てくれ。」
レグナがそう言うと離れた所でテント作りの作業をしていたクレインが走ってきた。
クレイン「なんですか?レグナさん。」
レグナ「リイタとクレインは同じテントで寝てもらう。いいか?」
二人とも当然赤面して拒否した。







82 名前:1:2008/05/10(土) 03:25:39.98 ID:nVSeVzc40
クレイン「なっ!無理ですよ!そんなの。男と女ですよ!」
リイタ「私一人で大丈夫です。それに、いつまでもウジウジしている根暗男とは嫌です!」
クレイン「根暗っ!お前昨日の夜と凄い対応の違いだな!」
レグナ「昨日の夜?なんだ?お前らもうそんな関係なのか?」
リイタ「そんなわけありません!」
クレイン「レグナさん怒りますよ!」
レグナ「まあまあ、二人とも落ち着け。一つのテントに二人が限界なんだ。仕方ないだろ?俺なんかバッツとゴウとつめて寝るんだぞ。」
リイタ「私だけ一人にしてください!」
レグナ「テントの数の都合で無理だよ。それに一人にしたらまた誘拐されるかも知れないしな。」
リイタ「う・・・確かに。」
クレイン「パージゼルやシンクにさせたらいいでしょう?とにかく俺は」
レグナ「いや、みんな自分達のテントに武器を置いてるから動きたくないそうだ。」
クレイン達の声はシンクとパージゼルのテントにも聞こえていた。
パージゼル「なんか凄い言い合いしてるな。」
シンク「・・・クレインがこんなに感情的になるのは珍しいな。」
パージゼル「それが男と女の関係ってもんだよ。」
シンク「・・・興味ない。」







83 名前:1:2008/05/10(土) 03:26:33.86 ID:nVSeVzc40
リイタ「じゃあ。もしクレインが私を襲ってきたらどうするんです!」
クレイン「なっ!」
レグナ「ははは。クレインにそんな度胸はないよ。」
クレイン「レグナさん!」
レグナ「とにかくこれは決定したから。二人とも仲良くしろよ。」
そういうとレグナは自分のテントに潜っていった。
リイタ「5メートル以上近づいて寝ないでよね。」
クレイン「そんなにテント広くないって。」
レグナが自分のテントに入るとゴウとバッツが話しかけてきた。
ゴウ「レグナさん。どうしてあの二人をペアにしたんですか?」
レグナ「なんだ?リイタと寝たかったか?」
ゴウ「いや、そういう意味じゃなくて。」
バッツ「レグナさんは、なにか考えがあるんですよね?」
レグナ「そう見える?」
ゴウ「見えます。」






84 名前:1:2008/05/10(土) 03:27:30.73 ID:nVSeVzc40
レグナ「実はな。クレインの事なんだが、おそらくリイタの事を好きになってる。」
バッツ「それがどうかしたんですか?」
ゴウ「おいバッツ。任務に私情は挟まない!これは騎士団の鉄則だろ?」
レグナ「そうだ。もし、クレインがリイタの事でこの任務に支障が出る様なら。」
バッツ「出る様なら?」
レグナ「あいつのSクラス昇進は無かった事にする。」
ゴウ「え?というかクレインさんはSクラスに昇進するんですか?」
レグナ「この任務が終わったらそういう予定だ。」
バッツ「じゃあ、レグナさんは?」
レグナ「俺の事はこの任務がぶじ終わったら教えてやるよ。」
ゴウ「でも、クレインさんは大丈夫ですよ。好きな人が出来たからって任務に支障を出す人じゃありませんよ。」
レグナ「俺もそう思う。だが念には念を入れないとな。」
バッツ「何か心配する事があったんですか?」
レグナ「封印の儀式をしたらたぶんリイタは死ぬ。というより、初期型クローンだから能力が落ちていて、俺は封印の儀式が成功するのすら怪しいと思っている。」
ゴウ「え?そうなんですか?」
バッツ「そんな・・・。でも、それとクレインさんとどんな関係が?」
レグナ「好きな人が死ぬんだ。大人しくしていられると思うか?」
ゴウ「まさか、クレインさんが儀式を壊すとでも?」
レグナ「さあな。そこまでは俺もわからん。ただ嫌な予感はする。」
バッツ「待ってくださいよ。クレインさんがリイタを好きなのも、封印の儀式をしたらリイタが死ぬのもレグナさんのカンですよね?」
レグナ「そうだ。ただのカンだ。だが、俺の嫌なカンはよくあたるからな。用心しといて損はないさ。」
ゴウ&バッツ「・・・。」







85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 03:27:43.39 ID:O01lilMm0
もちろんあとがきでは作者とキャラクタが対談してるよな?






86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 03:28:09.63 ID:CLXUYfbFO
何だろ・・・読んでると頭がグラグラする






87 名前:1:2008/05/10(土) 03:28:20.90 ID:nVSeVzc40
一方、クレインとリイタは・・・。
リイタ「で・・・もうウジウジするのは止めたの?」
クレイン「俺は最初からウジウジなんかしてない。」
リイタ「今日、一日黙って何も話さなかったくせに。」
クレイン「そ・・それはリイタもだろ?」
リイタ「う・・・。それは確かに・・・ごめん。」
クレイン「いきなり謝るなよ。調子狂うだろ。」
リイタ「私に謝らせといて自分は謝んないのかなー?」
クレイン「あっ、いやその・・・ごめん。」
リイタ「ふふふ。じゃあ、喧嘩するのはやめる?」
クレイン「ははは。そうだな。」
リイタ「・・・ねぇ。ちょっとテントを出て森の中を探検しない?」
クレイン「いや、あぶないだろ?それにそんな事したら怒られるぞ。」
リイタ「クレインがいれば危なくはないでしょ?」
そう言ってテントを出るリイタ。
クレイン「おい。リイタ!」







88 名前:1:2008/05/10(土) 03:29:48.17 ID:nVSeVzc40
クレインもリイタの後を追ってテントを出た。
~テントから少し離れた場所~
クレインが言いにくそうな感じでリイタに聞いた。
クレイン「・・・なあ。封印の儀式をしたら死ぬって本当か?」
リイタは他人事のように答えた。
リイタ「うん。アレンも言ってたよ。確実に死ぬってね。私も死ぬと思う。昨日も言ったみたいに本物のフローラ姫でも・・・」
それを聞くとクレインはしばらく下を向いて黙ったが、いきなりリイタの方を向き言った。
クレイン「お前はフローラ姫じゃないだろ。」
リイタ「・・・え?」
クレイン「お前はリイタだろ?フローラ姫じゃない。」
リイタはちょっと目に涙を浮かべていた。
クレイン「どうかしたか?」
リイタ「えへへ。本当はね。リイタって名前はフローラ姫と同じに扱われるのが嫌でつけた名前だったんだ。」
クレイン「そうだったのか。」
リイタ「うん。でも、よかった。クレインはちゃんと私とフローラ姫を分けてくれてたんだね。同じじゃないって。」
クレイン「本物は40歳お前は19歳。大人と子供ぐらい年齢離れてるのに同じにするかよ。」
リイタ「はは。そうだね。そういえばそうだね。」
クレイン「それに俺はフローラ姫には会ったことが無い。今話てるのはリイタだ。」
リイタはしばらく黙って涙を拭いたあとクレインを見た。
リイタ「あんまりそういう事言わないでよ。せっかく決めたのに躊躇しちゃうじゃない。」
クレイン「・・・。」
リイタ「フローラ姫として生きてフローラ姫として死んでいく。こんな悲しいことは無いよ。誰も私を覚えてくれないんだもん。」
クレイン「俺は・・・。」
リイタ「・・え?」
クレイン「俺は・・・俺はリイタが死ぬなら儀式なんてしない方がいい。」







89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 03:30:27.89 ID:839sGBr80
くそ…意外と面白いじゃないか
でも、ここまでで伝説の3人のうち1人倒しただけってことは
半分も終わってないってことか






90 名前:1:2008/05/10(土) 03:30:58.67 ID:nVSeVzc40
リイタはクレインの言葉を聞くと一瞬笑った。
リイタ「・・・ありがとう。気持ちだけでもうれしい。でも、そういうわけにはいかないよ。ここ数年、魔物が増えたでしょう?
それに襲われる事のなかった大きな国も襲われるようになった。魔人になった奴らが動き出してる証拠だよ。私が止めないといけないもん。」
クレイン「いや・・・。リイタが封印の儀式をしないでいい方法はあるはずだ。たとえば、たとえば!俺が他の魔人も倒す!とか。」
リイタ「無理だよ。アレンも言ってたよ。他の魔人はもっと強いって。それに、ここまで来て、封印の儀式しません!なんかいったらみんな怒っちゃうよ。」
クレイン「そうか・・・。そうだよな。まず、俺が弱いもんな。」
リイタ「でも、ありがとう。そこまで言ってくれるのはクレインだけだよ。」
クレイン「リイタ・・。」
リイタがクレインに抱きついてきた。
リイタ「本当は!本当は私も死にたくない封印の儀式なんてどうでもいい。本当は今からでも逃げたい。なんで私なの・・・。」
クレイン「リイタ・・・。」
リイタはしばらく泣き続いていた。
リイタ「ごめんね。なんか取り乱しちゃって。でも、大丈夫。泣いたらスッキリした。」
クレイン「リイタ。」
リイタ「ん?なに?」
一呼吸間をおくとクレインは言った。
クレイン「俺決めたよ。リイタと一緒に今から逃げる。」



91 名前:1:2008/05/10(土) 03:32:48.89 ID:nVSeVzc40
>>85
すまんそんなのはないw
>>86
まあ、痛いからなぁ。
>>89
安心しろ。これ途中までしか書いてなかった記憶がある。


久しぶりに読み返していて、実は結構楽しんでたりする。






92 名前:1:2008/05/10(土) 03:34:00.65 ID:nVSeVzc40
リイタ「え?どういう事?」
クレイン「そして、隠れながら二人で過ごそう。俺は剣の修行をしていつかかならず魔人を倒す。そしたらリイタも国に戻れるよ。」
リイタ「なにを言っているの?」
クレイン「今からテントに戻って。いや、戻らないほうがいいな。」
リイタ「ちょっと待って!私は!!」
リイタはクレインを止めようとしたがクレインにはまったく聞こえてないみたいだった。
クレイン「そうか。もうレグナさんには頼れないか。いや、今度会う時は敵かもな。」
リイタ「クレイン!」
クレイン「騎士団にも戻れない。いいや、とにかく逃げよう。」
リイタ「・・・駄目だよ。」
リイタがまた泣きそうになるとクレインがやったリイタに答えた。
クレイン「駄目でも連れて行くぞ。もう決めたんだ。」
そう言うとクレインはリイタの手を握り、森の外へ引っ張っていった。
リイタ「クレイン!もういいって。みんなの心配してるよ。」
クレイン「みんなの事はいい。お前も逃げたいって言ったじゃないか。」
リイタ「それは言ったけど・・・。」
クレイン「ほら。ならいいだろ?レグナさん達が起きる前に遠くに離れるぞ。」

クレインは二人で生きていく事を決めた。しかし、クレインは自分のやっている事の重大さがわかってなかった。
リイタの封印は世界の人々にとって望まれた事であり希望だった。それを無視してリイタを連れ去るという事は騎士団だけじゃなく全世界の人を敵にすることだった。







93 名前:1:2008/05/10(土) 03:35:33.25 ID:nVSeVzc40
リイタ「クレイン。」
クレイン「なんだ?戻りはしないぞ。」
リイタ「ううん。ありがとう。」
クレイン「それは安全に逃げ切れてから行ってくれ。まだ、安全じゃない。さあ、もう少しで森を抜ける。そして遠くへ逃げよう。」
リイタ「・・・。」
クレイン「ほら、リイタ森を抜けるぞ。」

クレインがリイタを引っ張るようにして森をぬけた。
クレインは自分が持つ初めての感情にただ純粋に従い行動した。
それは、今までクレインが通ってきた道とは明らかに違い、新しい道への出発だった・・・

「  待  て  ! 」

後ろから聞こえてきた、大きな声に思わず振り返るクレインとリイタ。後ろにはレグナが一人たっていた。
レグナ「クレイン。お前、自分が何をやってるかわかってるか?」
レグナは怒っていた。レグナの嫌な予感が的中したからだ。クレインの事は人一倍目をかけていた。
自分の後釜にもクレインしかいないと思っていた。それが、こんな形で終わるという事に腹立たしかったのだ。
クレイン「レグナさん。お願いします!黙って行かせてください!」
レグナ「クレイン・・・。もういい。喋るな。もういい。」
レグナは静かに剣を抜いた。







94 名前:1:2008/05/10(土) 03:36:44.47 ID:nVSeVzc40
レグナ「もう一度聞く、お前は何をしてるか分かっているのか?」
クレイン「わ・・分かってます!」
レグナ「いや、分かってないな。お前がやろうとしてる事は裏切りだ。そして、裏切りの意味も分かってない。」
クレイン「裏切り・・・意味?」
レグナ「騎士団、世界中の人間を敵に回す。どういう事か分かるか?」
クレイン「レグナさんとたとえ戦っても俺は・・・。」
レグナ「戦うか。随分とでかい口をきくようになったなクレイン!」
レグナから発せられる気迫に押されるクレイン。
クレイン「う・・・。」
レグナ「クレイン。お前は一度も試合で俺に勝った事が無かったな。まさか、実践では負けないとでもおもっているのか?」
リイタが心配そうにクレインを見て言った。
リイタ「私の事ならもういいよクレイン。」
クレイン「駄目だ!ここでリイタを行かせたらもう一生会えない!」
そう言うとクレインはレグナの方へ剣を構えた。
レグナと会えばこうなる事は分かっていた筈だが、クレインの腕は少し震えていた。

絶対に負けられない。
レグナを切らなければならない。
そして殺されるかもしれない。
あらゆる想像が彼を縛り付けた。







95 名前:1:2008/05/10(土) 03:39:01.45 ID:nVSeVzc40
レグナ「剣をかまえたな。それじゃあ、俺と戦うんだな。」
クレイン「はい。そうさせてもらいます。」
レグナ「はぁー。」
レグナは大きく息を吸い込んだ。
クレイン「・・・。(攻撃がくる!)」
レグナ「クレイン。手が震えてるぞ?」
クレイン「え?」
クレインは目をレグナからそらしてしまった。その一瞬をレグナは見逃さなかった。
レグナ「瞬 神 剣 !」
クレイン「くっ!」
避けようとしたが反応が間に合わずクレインの構えていた剣が吹き飛ばされ、後ろの木に刺さった。
レグナ「ふんっ。」
クレイン「くっ!しまった!」
クレインは急いで剣が突き刺さった。木の方へ走っていった。
レグナ「 待て!」
クレインはレグナの声に動きを止めた。
レグナ「お前がその剣に手をかけた瞬間。後ろから魔人剣を50%解放させて、瞬神剣を打ってお前を殺す!」
クレイン「う・・・。」
レグナ「何度も使う技じゃないが、お前相手だ。多少の犠牲は覚悟の上だ。だが、お前が今、諦めるなら殺さないでやるぞ。」

しばらくの時が流れた。クレインはそのまま動けなかったのだ。剣を取れば殺される。剣を捨てればリイタが連れて行かれる。クレインはどちらも選ぶ事ができなかった。







96 名前:1:2008/05/10(土) 03:40:38.79 ID:nVSeVzc40
リイタ「待って!これは・・これは、私がクレインに無理やり頼んだ事なの!」
クレイン「リイタ何を言って・・・」
リイタ「明日になるのが怖くなって一緒に逃げてと頼んでしまったの。だから、クレインはなにも悪くない
よ。」
レグナ「そうなのか。だが、それを簡単に応じるクレインを許す事は出来ないな。」
リイタ「お願い。クレインを許してあげて。明日、私は封印の儀式をちゃんとやるから・・・。」
クレイン「リイタ・・・」
リイタがそう言うと少し考えてレグナは言った。
レグナ「わかった。しかし、クレインには罰は受けてもらう。」
クレイン「・・・。」
レグナ「クレインお前はAクラスからEクラスに降格だ。そして今から、俺とシンクと一緒に騎士団に戻ってもらう。この任務から身を引いてもらう。」
シンク「・・・我々も身を引くのですか?」
レグナ「ああ、俺達はクレインを騎士団まで送るんだ。そしてこの任務が完了するまでクレインを監視する。」
パージゼル「すると、俺とバッツとゴウでこの任務は行うわけか。」
レグナ「そうだ。宜しく頼む。クレインわかったか?」
クレイン「・・・。」
リイタ「クレイン!お願いよ・・。」
クレイン「・・・・分かりました。」
レグナ「よし、それではシンク行くぞ。他の者はテントに戻って明日出発しろ。」
ゴウ&バッツ「はい!」
パージゼル「もう逃げるなんて考えたら駄目だよ。」
リイタ「うん。迷惑かけてごめんなさい。」

テントに戻る パージゼル、リイタ、ゴウ、バッツ。
先に森を抜け騎士団に戻る クレイン、レグナ、シンク。


3人が任務から抜けたがこのまま任務は続行されることになった。そして次の日の朝を向かえた。







97 名前:1:2008/05/10(土) 03:42:08.70 ID:nVSeVzc40
~次の朝~
クレイン達は寝ずに騎士団に戻り朝日が完全に昇り少し暑くなってきた頃、ようやく騎士団がある王国ソルへ戻ってきた。
レグナ「クレイン。お前は自室へ行け。そして任務が終わりパージゼル達が戻ってくるまで、
部屋から一歩も出ない事を命じる。食事はメイドにお前の部屋まで運ばせる。分かったか?」
クレイン「・・・はい。」
シンク「・・・今からどうします?」
レグナ「そうだな。とりあえず王様に報告に行くか。」
部屋を出て行くシンクとレグナそれから何時間かおきにメイドが食事を持ってきた。
クレイン「リイタ・・・もう封印の儀式はやったのだろうか?これでよかったんだよな?魔物はこれでいなくなるし・・・。あの時レグナさんにバレたんだ。
何をやってもリイタを逃がすことは出来なかった。仕方ない。仕方ないことだ。」
クレインは魂が抜けたようになっていた。そして、何も抵抗せずに諦めてしまったことへの後悔と正当化を何度も自分の中で繰り返していた。
そして1日がたちパージゼルとバッツとゴウが帰ってきた。
バッツ「はぁはぁ・・・。」
パージゼル「レグナさんはどこだ?」
ゴウ「お・・・おそらくは自室です。急ぎましょう。」
自室で休んでレグナの部屋に凄い勢いでパージゼル達が入ってきた。
レグナ「どうしたパージゼル?」
パージゼル「レグナさん!リイタが!さらわれました!」







98 名前:1:2008/05/10(土) 03:43:43.62 ID:nVSeVzc40
パージゼル「レグナさん!リイタが!さらわれました!」
ちょwwワンパターンwww


レグナ「なに!どういう事だ?」
バッツ「それが森を抜けて封印の神殿に向かっていたらドラゴンに囲まれて。」
レグナ「ドラゴンだと?」
ゴウ「そうです。ドラゴン3体に囲まれてリイタが連れ去れました。」
パージゼル「なんとか俺達も頑張ったんですが、ドラゴンはSクラスの魔物。
レグナさんやクレインみたいに魔人の剣を持ってるような戦士じゃないとドラゴンは強すぎてたちうちできません。それが3体も出てきて・・・。」
レグナ「連れ去ったという事か。」
ゴウ「はい。そうです。我々だけだとドラゴン3体を倒すのは不可能なんでレグナさんの助けを借りに騎士団に戻りました。」
レグナ「わかった。それじゃあ、今から向かおう。シンクにも知らせろ。俺は王様に知らせてくる。
だが、クレインの耳には入れるな。また変な事を考え出さんようにな。」
バッツ「はい!」
レグナ「ゴウとバッツお前達は残れ。」
バッツ「なぜですか?相手はドラゴン3体です。戦力は多いほうが・・・」
レグナ「いや、お前達はクレインが持っていた魔人の剣を守ってもらう。」
ゴウ「守る?」
レグナ「そうだ。この事を聞きつけたらクレインは魔人の剣を取ってリイタを助けにいくかもしれない。だからお前達が魔人の剣を守っていろ。」
バッツ「はい!でも、もし魔人の剣を取りにクレインさんが我々の前に現れたら?」
レグナ「その時は・・・殺せ。」
ゴウ「!・・・・はい。わかりました。」
レグナ「それとリイタと呼ぶのは止めよう。彼女はフローラ姫だ。リイタという愛称で呼んでいたらお前達までクレインみたいに任務に私情挟みだすかもしれない。」
パージゼル「は・・・はい。」
レグナとパージゼルとシンクは国王にこの事を伝えるとすぐにリイタを救いに行った。しかし、レグナ達はドラゴンの行った先がわからなくまず、リイタを探すのに苦労をしていた。







99 名前:1:2008/05/10(土) 03:44:55.11 ID:nVSeVzc40
コンッコンッ
「クレイン様、お昼の食事をお持ちしました。」
メイドが食事を持ってきた。
もう丸1日は部屋から外に出ていなかった。
クレイン「ああ、そこに置いといてくれ。」
「クレイン様。食事あまりとられてませんね。」
心配そうにメイドが言った。
クレイン「食欲がないんだ。それに俺はEクラスに降格された。様といちいちつけなくていい。」
「いえ。そういうわけには・・・。それに今まで様を付けてたのにいきなり付けないのもおかしいですよ。」
「!!~~~!!!~~~~。」
部屋の外が朝から騒がしい。どうやた何かあったらしい。
クレイン「・・・そういえば今日はさわがしいな?何かあったのか?」
クレインがそう言うとメイドは言い難そうに言った。
「その・・・パージゼル様が帰ってきました。そしてすぐ、レグナ様と出て行きました。」
クレイン「え?どういうことだ?」
「王様とレグナ様が話してるのをきいたんですが・・・」
メイドはクレインに今の状況をはなした。クレインはそれを聞くと驚いた顔をしていた。
そして、メイドが部屋を出て数分後クレインは部屋を出て魔神剣が置いてある。倉庫へ向かった。倉庫に行くと当然、バッツとゴウが見張りをしていた。
バッツ「とうとう、ここに来てしまいましたね。クレインさん。」
ゴウ「レグナさんから命じられています。ここにクレインさんが来たら殺せと。」

いくらクレインが強くても、素手で剣をかまえたバッツとゴウを二人で相手にするのは勝てる可能性が少ない。
それはバッツもゴウもクレイン本人も分かっていた。しかし、クレインはここでもう引く事は出来ないのだった。






100 名前:1:2008/05/10(土) 03:45:52.47 ID:nVSeVzc40
一方ドラゴンに連れ去れたリイタはドラゴンの巣に運ばれていた。ドラゴンの巣では飛竜と言われるドラゴンの子供が何匹も暮らしていた。
3匹のドラゴンはリイタを降ろすとまた大空へ飛び去っていった。
リイタ「痛ったたー。」
リイタの前に飛竜が集まってきた。飛竜は体は小さいが集団で襲ってくるのでリイタ一人では当然対処できなかった。
リイタ「ちょっ!ちょっと向こうへ行ってよ!」
襲いかかれる前に巣を抜け出し、追ってくる飛竜から逃げ出した。
リイタ「あっ!」
運悪く木の根元に足を引っ掛けて転んでしまった。飛竜の群れがリイタに一斉に襲い掛かった。
抵抗はするものの数が多かった飛竜にリイタは押さえ込まれた。

「おい!行くぞ!」
「おう!」

二人の男の子のが木の棒を振り回し飛竜を追っ払ってくれた。
リイタ「あ・・・ありがとう。君たちは?」
ラキ「危なかったね。俺はラキっていうんだ!こっちはライナー!」
ライナー「こんにちは。この辺では見かけない顔ですね?なんていう名前なんですか?」
リイタ「私はフロ・・・いや、リイタっていいます。あ、さっき逃げる時足を挫いちゃったみたい。近くで休める所ない?」
ラキ「それなら俺達の村に行こうよ!」
ライナー「うん。それがいいね。」
ラキとライナーに連れられ村へ行くリイタ。彼女にとって久しぶりに安息であった。







101 名前:1:2008/05/10(土) 03:48:15.07 ID:nVSeVzc40
全部まとめてあるHDD見つけた。これで一様書いたところまではうpできる。

数時間前、『騎士団ソル』の倉庫でゴウとバッツが倒れていた。
ゴウ「バッツ・・・生きてるか?」
バッツ「ああ、手加減されたみたいだ。」
ゴウ「まさか、『あんな事』が起きるとはな・・・。」
バッツ「う・・。」
バッツが体を重たそうに持ち上げた。そして体を引きずりながら壁に取り付けてあったベルを押した。

ジリリリリリリリリ

『Bクラスバッツだ。元Aクラスのクレインが魔神剣を持ち出し逃走中。至急任務中の者には帰還命令を出せ!繰り返す・・・』
騎士団内に緊急の放送が鳴り響く。放送を終えるとバッツはその場に倒れこんだ。
バッツ「これで、一時しのぎにはなるだろ。」
ゴウ「ああ、クレインさんが逃げ切る前に、レグナさん達に早く知らせないと。」

騎士団内は一段と騒がしくなった。
ゴウとバッツはすぐに手当てをして貰いその場で
・クレインを倒し魔神の剣を持って帰るチーム。
・レグナ達、任務中の者を帰還させるチーム。
の二つのチームがすぐに作られた。


『騎士団ソル』から少し離れた場所にクレインはいた。


102 名前:1:2008/05/10(土) 03:48:59.14 ID:nVSeVzc40
クレイン「放送が入ったか。捕まえられる前に逃げるとするか。しかし、どこへ逃げようか。途中でリイタも見つけれたらベストなんだけどな。」
「だれかいるのか?」
クレインの方向へ兵士が近づいてきた。
「クレインさんだ!見つけた!」
ジリリリリリリリ
兵士が持っていた小型のベルを鳴らす辺り一面に音が鳴り響いた。
クレイン「しまった!」
クレインは急いで兵士を気絶させ小型のベルを壊したが、周りに兵士達が集まってきて仕方なく人気のない方へ逃げていった。
それは、運良くリイタがいる北の村の方向だった。クレインはわざと森の方へ入っていった。森の方が視界が狭く見つけられにくいからだ。
兵士達は案の定クレインを見つける事ができなくなり、クレインを完全に見失った兵士達は、作戦を立て直すため騎士団へ帰還した。







103 名前:1:2008/05/10(土) 03:49:36.42 ID:nVSeVzc40
クレイン「ここまでくれば大丈夫だろ。・・・ん?誰だ!」
クレインは気配を感じ構えた。
クレインの目線の先から女が現れた。
「あ、貴方は騎士団の・・・。」
クレイン「お前はトロル討伐の任務でトロルにつかまっていた・・・」
レナ「レナです。どうしてこんな所に?」
クレイン「任務・・・みたいなもんだ。俺の事よりお前森へ一人で入るなよ。またモンスターに襲われるぞ。」
レナ「すいません。では、村まで送ってもらえますか?」
クレイン「仕方ない。とりあえず俺も休みたいし、今日は村で一泊させてもらうか。」
レナ「はい。この前のお礼もしてませんし。そうしてください。」

北の村へ行くクレインとレナ。
偶然のように北の村ではラキとライナーに連れられて休んでいるリイタがいた事をクレインは当然知らなかった。







104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 03:49:51.82 ID:lrJ5/vpfO
今度俺が考えた設定で小説書いてくれないか?

105 名前:1:2008/05/10(土) 03:50:09.80 ID:nVSeVzc40
~北の村~

レナ「とりあえず、宿屋に行きましょう。私が宿屋の主人に話して一晩泊めさせて貰います。」
クレイン「ああ、よろしく頼む。ところでここ最近で女の子が来なかったか?探してるんだ。」
レナ「女の子ですか。いえ、私は知りません。その女の子を捜す任務ですか?」
クレイン「うーん。まあ、そんな感じかな?」
ラキ「あ!騎士団の人だ!」
ライナー「あっ。本当だ。」
ラキとライナーが宿屋から出てきた。
レナ「貴方達、宿屋で何をしてたの?」
ラキ「あ!レナ姉ちゃん!聞いてくれよ!実は俺たち森で女の人を助けたんだ。」
ライナー「それでね。怪我してるみたいだから宿屋の主人に頼んで一晩泊めてもらう事にしたんだよ!」
クレイン「女の子!?その人は今宿屋で休んでるのか?」
ラキ「うん。会いに行ってみる?」
レナ「クレインさん。行ってみましょう。」







106 名前:1:2008/05/10(土) 03:52:57.57 ID:nVSeVzc40
>>104
俺は会話文を続けるしか文章が作れないぞw



~宿屋~
ラキとライナーに案内された部屋にクレインとレナは行ってみた。
ラキ「お姉さんに会いたいって人がいたから連れてきたよ。」
リイタ「会いたいって人?(騎士団の人?もう見つかったの?)」
クレイン「リイタ!やっぱりお前だったか!」
リイタ「クレイン!なんでここに?」
クレイン「良かった。レグナさん達より先にリイタを見つけれた。」
レナ「あの、知り合いなんですか・・・?」
リイタ「クレイン・・私を捕まえにきたの?」
ラキ「おいおいライナーこういうの三角関係っていうんじゃね?」
ライナー「ああ、クレインさんの腕の見せ所だな。」
クレイン「・・・。とりあえず今までの事を話すよ。」
クレインはみんなに
リイタの事、二人で逃げようとした事、
そして一度は騎士団に戻ったが、
騎士団を抜け出しリイタを探しに来た事を話した。







108 名前:1:2008/05/10(土) 03:54:09.31 ID:nVSeVzc40
レナ「そんな事があったんですか。」
リイタ「じゃあ、クレインは騎士団を抜け出してきたの?」
クレイン「ああ、もうコレで俺も戻れない。」
リイタ「どうしてそんな事するの?せっかく戻れたのに・・。」
クレイン「俺気付いたんだ。うまく言えないけど誰かを犠牲にして掴む平和っておかしいんじゃないのか?って。それに俺はお前を失いたくない。」
リイタ「・・・クレイン。」
レナ「クレインさん・・・。」
ラキ「聞いたかライナーすげぇカッコイイな。」
ライナー「ああ聞いた聞いた。痺れたぜ。」
その時、ドアを開けて宿屋の主人が入ってきた。
「今の話。本当ならここであんた達2人を一泊させるわけにはいかないな。」
レナ「!! どうしてです?この人は私の恩人でもあるのですよ?」
ラキ「そうだ!それにさっきは良いって言ったじゃないか!」
ライナー「そうだそうだ!」
「レナさん。たとえ村長の娘の貴方の頼みでも無理です。さっきの話が本当ならこの二人は騎士団に追われているんでしょう?
だったら騎士団がこの村にやってくるかもしれません。」
レナ「その時は私が応対して隠し通します!」
「隠し通せなかったら?私はね。騎士団が怖いんですよ。とにかくそんな二人をこの宿屋に泊めるのはごめんです。」
レナ「そ・・そんな。」
ラキ&ライナー「ケチーケチー。」
クレイン「いや、かまわないよ。それが普通の反応だ。俺達は逃亡者なんだ。リイタを少しの間でも滞在させてくれただけでもありがたいよ。」






109 名前:1:2008/05/10(土) 03:55:55.05 ID:nVSeVzc40
さっき最後を見てみたがもうすぐ終わりだ。凄く中途半端な所で終わってる。
途中で飽きたなwみんなあと少しだ。ここまで来たら最後まで付いてきてくれ。





「とにかく出て行ってもらいますぜ。」
リイタ「クレインそれじゃあ、迷惑がかからない内にここを出よう。」
レナ「ちょっと、待ってください!私に何かできる事が・・・」
クレイン「ありがとう。でも、いいよ。リイタが言った通りこれ以上迷惑をかけるわけにはいかないからさ。」
レナ「・・・クレインさん。」
クレインとリイタはこうして村を出て旅立った。







110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 03:56:27.00 ID:lrJ5/vpfO
>>106
それでもOK。この話し面白いもん。
何よりこの量を書けるのが凄い!






111 名前:1:2008/05/10(土) 03:56:46.33 ID:nVSeVzc40
クレインが騎士団を抜け出したと知りレグナ達は
フローラ姫(リイタ)探索を中断して、騎士団へ急いで戻ってきた。
レグナ「明確な説明をしてもらう。バッツ!ゴウ!」
パージゼル「お前らまさか丸腰のクレインに手も足も出ずに負けましたってわけじゃないよな?」
バッツ「その通り・・・です。」
ゴウ「こちらは剣をもって準備万態の状態で、魔人剣を守ろうとしましたが倒されて奪われました。」
シンク「・・・騎士団のレベルも落ちたもんだ。」
バッツ「でも!その時、おかしい事が起きたんです!」
レグナ「おかしい事?」
バッツ「はい。レグナさんは魔人剣を解放する時、自分で解放してますよね?」
レグナ「当たり前だろ。俺が解放しないと誰が魔人剣を解放するんだ?」
ゴウ「クレインさんの時は違ったんです。クレインさんと戦おうとしたら俺たちが守っていた魔人剣が突然光り出して解放状態になったんです。」
レグナ「なに!?するとクレインは魔人剣を持たずに解放したのか?」
ゴウ「そうです。魔人剣が勝手に解放して、クレインさんに力を貸したみたいな感じでした。」
レグナ「俺でもそんな事はなった事がない。何か嫌な予感がする。
騎士団の戦士を今すぐ100人ほど集めろ!クレイン討伐部隊とフローラ姫探索部隊を改めて俺が作る!」
ゴウ「はい!わかりました!」







112 名前:1:2008/05/10(土) 03:58:26.58 ID:nVSeVzc40
100人の騎士団員が集合させられ、その場でクレインの事、フローラ姫(リイタ)の事が話されて、部隊が作られた。
騎士団には300人程の戦士がいて、その内3分の一がリイタとクレインを探すために動く事になる。
一つの任務にこれほどの人数が動くのは騎士団が創設して初めての事だった。
それ程、魔人の剣とフローラ姫(リイタ)という存在は大事なのだった。
北の村の宿屋の主人の懸念通りその後、騎士団が北の村へやってきて、クレインとフローラ姫(リイタ)の事を聞いてきた。
レナ達は何も言わなかったが、僅かな金に目がくらんだある村人が、クレインとフローラ姫(リイタ)がここで合流した事。
そしてどちらの方角へ向かったかを教えた。その事は、100人の騎士団全員に報告され、クレイン達の方へ確実に向かって行った。






113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 03:59:50.93 ID:JdAxKoBrO
>>1
全部うpし終えたら、どういうラストにする予定だったのかだけ教えてくれないか?






114 名前:1:2008/05/10(土) 04:00:06.08 ID:nVSeVzc40
クレインは北の村からさらに先の北の方へ向かった。
なるべく森の中へ逃げたのは平原より森のほうが見つかりにくいからだった。
クレインとリイタが森を歩いていると、さっきの飛竜がまたリイタを襲ってきた。
リイタ「またこの魔物だ。ちょっと、向こう行って!」
リイタは、飛び掛ってくる飛竜を何度も払い落とすがしつこく飛竜もリイタに飛びついてきた。
クレイン「リイタ。飛竜は一度狙った獲物は何度も襲ってくる。対処法は殺すしかない。」
そう言うと剣を抜きクレインは飛竜を切っていった。
クレイン「コレを親のドラゴンが見つけたら大変だ。さあ、ここを早く離れよう。」
「おい!こっちで音がしたぞ!」
クレイン「まずい!急ぐぞリイタ!」
リイタ「きゃあ!」
逃げている途中リイタが転んでしまった。
その時、騎士団の討伐隊の一つのグループがリイタとクレインを発見した。
「討伐隊A班だ!クレイン、フローラ姫を発見した!B班すぐきてくれ!」
討伐隊の一員が大声で叫んだ。クレインは急いでリイタを連れてその場を逃げたが前方から別の討伐隊が現れた。
「討伐隊B班!2人を発見した!A班合流するぞ!」
クレイン「くっ!」
リイタ「クレイン!ちょっとそっちは・・・。」
クレインは別の道へ逃げたが、クレインが逃げた方向は森の中ではなく森を出て平原に逃げてしまった。
クレイン「しまった!」







116 名前:1:2008/05/10(土) 04:02:48.75 ID:nVSeVzc40
>>110
ま、まあ、俺程度のレベルで良いならかまいませんよw
>>113
あ、いいねそれ。かなり中途半端なところで終わってるしねw


瞬く間に討伐隊に囲まれるクレインとリイタ。討伐隊は二人を囲むと風船を空へ打ち上げた。

「クレインさん。今すぐ降参してください。今はまだ討伐隊は、A班とB班の合計20人しかいませんが、
今空に打ち上げた風船を見て、残りのC班~J班までの合計100人の騎士団がここへ向かってます。」
リイタ「ひゃ・・100人。」
「その100人の中にはもちろん、レグナさん、パージゼルさん、シンクさん、バッツさんやゴウさんもいます。
諦めたほうが賢明でしょう。さあ、剣とフローラ姫ををこちらへ渡してください。」
それを聞くとクレインは魔人の剣を鞘から抜いた。
クレイン「悪いがそういうわけにはいかないんだよ。」
「では、戦うんですね。いくら貴方が時期Sクラス候補と言われてても20人をいっぺんに相手にできるかな?
全員!一斉にかかれ!フローラ姫には手をかけるな!レグナさんがきたら引き渡すぞ。」
リイタ「クレイン!」
クレイン「はぁあああああーー!」







117 名前:1:2008/05/10(土) 04:05:10.52 ID:nVSeVzc40
あと、残り3レス以内に終わると思います。

クレイン「まず、一人!」
クレインは飛び出すと目の前の相手を切り伏せた。
「うわー!このやろーー!」
クレイン「2、3、4,5!」
クレインは攻撃を避けながら攻撃し次々に切り伏せた。騎士団にいた頃、クレインはレグナを超えるため常に戦いに身を委ね様々なモンスターを相手にしてきた。
そのモンスター達の攻撃に比べると目の前にいる、討伐隊の戦士達の攻撃はクレインにとって目をつぶっても避けられるくらい遅く感じた。
「お前達!たった一人に何をやっている!それでも騎士団の戦士か!」
クレイン「どうしたかかってこないのか?もう10人・・・半分切ったぜ。」
残った10人の討伐隊の実力ではクレインに勝つ事ができないのは、誰が見ても明らかだった。
クレイン「切り伏せた10人はまだ死んではいない。お前達は全員修行のやり直しだな。じゃあな。」
そういうとクレインはリイタを連れて立ち去ろうとした。
「ま、待て!貴様を逃がしたまま、レグナさん達に会えるか!お前はこの騎士団ランクCクラスのロバートが切る!」
そういうと、リーダー格の男(ロバート)が震えながら前に出た。
クレイン「止めとけ。お前じゃ俺には勝てない。命の保障はできないぞ!」
「うおーーーーー!!」
リーダー格の男(ロバート)はクレインめがけて突進してきた。
クレイン「・・・。」
「待て!ロバート!!」
ロバートは突進を止め後ろを振り向き、安心から地面に座り込んだ。
ロバート「よかった。間に合ってくれた・・・。」







118 名前:1:2008/05/10(土) 04:08:46.60 ID:nVSeVzc40
ロバートの肩を軽くポンッと叩くとロバートの後ろからパージゼル(討伐隊F班)とシンク(討伐隊G班)が現れた。

パージゼル「クレイン~。」
シンク「・・・」

クレイン「シンク!パージゼル!」
リイタ「貴方達は騎士団の・・・」

クレインの予想外の出来事だった。
森の中を通りなるべく人目につかないで行動をして、見つかってもそれをすぐに処理をして逃げるはずだったが、逃げる前にこうも早く援軍がくるとは思わなかったのだ。

シンク「・・・」
パージゼル「クレインもう逃げられないぜ」
クレイン「レグナさんは一緒じゃないのか?」
パージゼル「一緒の部隊じゃないからな。だが、あの風船を見て今ここに向かっているはずだ」
パージゼルはさっきクレインが倒した部隊が打ち上げた風船を指差して言った。
クレイン「そうか。悪いがお前達と長話してる暇はなさそうだな。さっさと、やろう!」

クレインにはもう余裕がなかった。シンクとパージゼルとレグナがそろうといくらクレインでもリイタをつれて逃げる事が不可能になるからだ。







119 名前:1:2008/05/10(土) 04:13:16.87 ID:nVSeVzc40
シンク「・・・わかった。俺達も話し合いに来たわけじゃないからな」
パージゼル「お、おいシンク」

シンク「なんだ?お前今更クレインと戦う事が怖いのか?」
パージゼル「ば、馬鹿言うな!」

シンクは剣を鞘から抜いた。パージゼルはこの任務の確実性を得るため、レグナがくるまで少しでも時間かせぎをしたかったが、シンクは違っていた。
一見、シンクは常に冷静で、任務中熱くなるパージゼルを冷静に抑える役みたいだが、たまに、パージゼルより熱くなる所があった。こういう時のシンクは何を言っても、収まらない事をパージゼルは知っていた。

クレイン「悪いなシンク。気を使わせてしまって。」

シンク「・・・別にお前のためじゃない。それに負けてやりまではしないぞ。」

パージゼル「仕方ないな。それに俺も以前からクレインとは1勝負真剣でやってみたかったんだ。」

パージゼルも剣を抜き構えた。クレインは一呼吸置くと2人に向かって行った。リイタはその後ろで心配そうにクレインを見守っていた。






120 名前:1:2008/05/10(土) 04:16:41.35 ID:nVSeVzc40
すまん。ここで終わりw今から今後のストーリー書くからちょっとまってくれ。
あと、おまえらこんな時間まで付き合ってくれてありがとう。







121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 04:18:39.67 ID:JdAxKoBrO
>>120

しかし今後の展開を聞くまでは寝れないぜ


なるべく早くたのむ






123 名前:1:2008/05/10(土) 04:24:13.89 ID:nVSeVzc40
パージゼル、シンクの二人と戦うクレイン。やや押し気味に戦闘をすすめるクレインだが、ここで、さっき殺した飛竜を見つけた親のドラゴン(3体)がやってきて暴れだす。
こうなっては、クレインやリイタを捕まえる事が出来ずに、収集がつかない状態となり、暴れるドラゴンを抑えようと、パージゼルもシンクも他の到着した部隊の連中も必死になる。

大勢で来たのが逆にあだとなり、クレインとリイタを見失う。二人はこの混乱に乗じて逃げ出そうとする。そこへレグナさん登場。魔人剣の力を最大限に使って、ドラゴンをぶち殺す。

結局、レグナさんとの戦いは避けられなくなり、戦闘へ。

なんたらかんたらあって、レグナさんを倒すクレイン。

ドラゴンからの攻撃での負傷もあり、残った連中では到底クレインを止められないため、クレインとリイタに逃げられる。しかし、クレインも相当なダメージを受けてたので、逃げる途中に倒れてしまう。そこへ伝説の3人の一人テレサがやって来る。


意外と先なげーw







125 名前:1:2008/05/10(土) 04:32:04.05 ID:nVSeVzc40
テレサは何を思ってかクレインの手当てをする。んで、クレインへ衝撃の事実を伝える。封印では、テレサは封印できても、もう一人の伝説の1人、カイムは封印できないと。

理由はカイムは魔人の剣の限界突破により魔人以上の存在になったから。テレサは、クレインにカイムを倒すように促す。そのために、色々と魔人の剣を使うための技術等を教える。テレサと2人でなら、カイムを倒せると。

しかし、ある日、テレサはカイムによって殺される。ついでにリイタをさらう(3度目w)カイムの後を追うクレインだが、ボコボコにされる。しかし、リイタを守りたい気持ちで、覚醒し、
クレインも魔人の剣を人間の身でありながら、限界突破させれるようになり、カイムを倒す。


世界に平和が訪れた瞬間だったのだ。
しかし、世の中そう甘くは無かった。魔物は確かにいなくなったのだが、しかし、世の中はクレインが魔人を倒した事を知らないので、クレインとリイタは、国際指名手配となり、どこへ行ってもお尋ね者扱い。


結局、未開の土地と呼ばれる場所へ行き。二人で静かに暮らす。


これで、ED。







126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 04:32:05.41 ID:aK6D67dPO
ダイジェストw






127 名前:1:2008/05/10(土) 04:34:08.25 ID:nVSeVzc40
お前らお疲れ。俺もだんだん眠くなってきたよ。
そして、こんな時間まで付き合ってくれてありがとう。
いまからは存分に寝ろw


しかし、これハッピーエンドがどうか微妙だなぁww
まあ、そこが当時、この終わり方がよいと思ってたんだよなぁ。







130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 04:36:35.28 ID:yGHYYaw00
深夜に傑作小説のうp乙







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この記事へのコメント
普通に面白いと思う
2008/08/08(金) 02:20:33 | No.825 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
面白さはともかく、ツッコミどころが多かった。
>>1がDOD2を遊んだ事はよくわかった。
2008/08/08(金) 15:07:32 | No.836 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
RPGツクールとかで作ってみたいw
2008/08/08(金) 15:25:49 | No.838 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
そうそう、突っ込みどころが多かった
アレンの魔人剣はどうなった、とかね
2008/08/08(金) 16:37:01 | No.841 | 保存される名無しさん | #-[ 編集]
おもしろかったw
2008/08/08(金) 18:11:48 | No.847 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
深夜で甘い評価になってるな
てか寝ろよ
2008/08/08(金) 19:06:04 | No.849 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
仕事中に読み切ったわ。
面白かった

あとライナーはアルトネリコからか?
2008/08/08(金) 22:27:57 | No.852 | 戯言ヴぃp | #-[ 編集]
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